当wikiは年齢制限のあるページです。未成年の方は閲覧をご遠慮下さい。

前作

「兄ちゃん、さっきから亜美ばかり抱いてズルイ」
担当プロデューサーの腕に先程からすがり付いている双海真美。
亜美Pは「よしよし」と言って彼女の体を抱き、軽いキスを交わす。
「真美だけじゃなくて、亜美にもキスしてよぉ……」
と、これは双海亜美の意見だ。
「順番な、順番」
亜美Pは体の両側にあどけなさの残る美少女二人を侍らせ
交互にその愛らしい口唇へ舌を差し入れている。
両手に輝く小さな花を携えた彼は、事務所一の艶福家として通っていた。
「何でお前だけいつも二人なんだろうな……」
「へへっ、役得だろ?」
半ば妬みを抱いた雪歩Pの発言に対して、亜美Pはうれしそうな顔をして答えた。
「兄ちゃん、そろそろ舐めていい?」
「ん? ああ、頼むよ」
そう言うが早いか、双子は合い争うようにして交互に彼の逸物を口に含み、音を立ててしゃぶる。
亜美が亀頭を口いっぱいに頬張ると、真美は巧みに淫舌を肉幹に沿って這わす。
二人して焦らすように亀頭に小さくキスをし、間に少しチュッと吸う様子は愛らしい。
このような艶事を味わえるのだから、他のプロデューサーから羨ましがられるのも当然だろう。
しかしパワフルな年頃の女の子二人を一人で相手しなくてはならないのだから
体力や精力も並以上でなくては務まらない。
「くっ……そろそろ、出すぞ」
「亜美にちょうだい!」
「真美にも!」
それぞれの手で幹の部分を握って、彼女は主張した。
「よし、二人とも口を開けろ!」
亜美Pは彼女らの顔に肉砲を向けて生臭い性汁を射出した。
肉槍を左右に振わせ、均等になるように双子の顔へ交互にぶっかける。
彼女らは嬉しそうに顔に付着した精液を指に絡めてしゃぶった。
「残り汁、も→らったっ!」
亜美は顔の精液だけに飽き足らず、肉棒を掴んで
鈴口から漏れている汁を吸い、更に尿道内に残っている本気汁も掃除する。
そんな彼女たちだったが、二人が宴に参加するのを当初社長は渋っていた。
13歳未満の女子児童との性的交渉は、例え双方同意の上でも強姦罪が適用されるのだ。
当時二人は12歳だったのだから、当然の如くレッドゾーンである。
勿論自分たちが仲間はずれになる事に、彼女らは反対した。
亜美Pも彼女らと一緒に、宴会に参加させて欲しい旨を社長へ嘆願した。
「君たちの言い分は良く分かる。だが、私も流石に危ない橋は極力渡りたくないのだ。
 だから、……『私の目の届く所』では13歳未満のアイドルたちとの無礼講は遠慮してもらいたい」
社長の言う最大限の譲歩がこれだったが、これは有名無実なものとなる。
というのも、社長はアイドルたちが性交を始める時に限って必ず席を外すのだ。

   #  #  #

「ほら、兄ちゃんキモチイイ?」
亜美は彼女の恥部を亜美Pの肉幹に擦り付けた。
数をこなしているため、年に似合わないほどの成熟を遂げている彼女の陰部は
擦れる度に淫唇を妖しく歪ませ、愛汁を肉棒にまとわりつかせている。
「亜美よりも真美の方がキモチイイよ→」
見ていた真美も負けじと、反対側から恥部を擦りつける。
彼女らは肉竿を真ん中にして挟み上げ、上へ下へと動いて自らの淫肉を擦り続けた。
双子の美少女による貝合わせ――、一体このような贅沢な性技を味わえる人間が巷にどれほどいるだろうか。
「くうぅっ……!」
「ねえねえ兄ちゃん、亜美のオマンコの方がキモチイイよね?」
「違うでしょう。真美のオマンコだよね?」
亜美Pはわざと答えを先送りにし、この至上の快楽を貪欲なまでに味わおうとしている。
少女の蜜液によって照り映える肉槍は、淫唇にしごかれる度に身を硬く太くして天を目指した。
穂先の切れ目からは透明な我慢汁がトロトロと溢れ出ている。
「ああっ……、で、出るっっ!!」
次の瞬間、彼の肉兜は鈴口から精汁を一瞬零し、次には大量のそれを勢い良く宙へと飛ばした。
精汁はビュウビュウと音を立てて発射され、一部は天井にも届いた。
その部分だけ雨漏りのように精液が垂れ下がっている。
「うわぁっ、兄ちゃん2年連続で天井までせーえき飛ばしたよっ!」
「すっごい飛ぶんだね、兄ちゃんのせーしって!」
双子は天井に張り付いた子種の残骸を見て、ワイワイキャッキャと喜んでいた。
対象物さえ普通なら、それは年相応の子供の反応である。
「お前たちの特製サンドイッチが気持ち良過ぎるからだぞ。あれくらい出て当然さ」
「へえ→、そんなにキモチイイんだ。……ああっ、真美! オチンチン抜け駆けしてる!」
見ると真美は先程からペロペロと陰茎にこびり付いた残り汁をせっせと舌で掃除していた。
「早い者勝ちだよ→!」
「ずるい!」
亜美もまたその掃除に参加し、二人して白濁汁を舌で拭い取る。
二人の美少女にこのようにされては、陰茎も衰える暇がないというものだ。

   #  #  #

「今日は12枚でいいかな」
亜美Pはコンドームを数えてすぐ傍にある卓子の上に置く。
例え社長の目が届いていなくとも、結婚年齢に達していない娘とするために避妊具を着用する。
それがここのルールだ。
「ちょっと少なすぎない?」
「1人6回なんてすぐ終わっちゃうよ→?」
彼女らは割り当てられる性行為の回数に不満をあらわにした。
「まあとりあえずこれだけ使ってしまおう。どうせやよいの所は余るし、分けてもらえるだろう」
「いおりんの所は余らなさそうだけどね!」
彼が見ると、伊織は憑かれたようにプロデューサーの上に跨って犯し抜いている。
彼女の周囲には兵どもが夢の跡と言うべきか、7発ものコンドームの残骸が空しく転がっていた。
「ははっ、アレはな……」
「ねえ早くヤろ→よ!」
「そうそう!」
双子は本日の『メインディッシュ』をせがんだ。
「……よし、じゃあ二人ともこっちに来い!」
亜美Pはその場で胡坐をかき、筋骨隆々とした両腕にそれぞれすり寄ってきた亜美と真美を抱えた。
ボーリングのボールの要領で彼女らの肛穴に曲げた中指を根元まで挿入し
残りの指は尻肉の沿うようにして小尻を支えている。
「最初は亜美からな。真美が風邪で出来なかった分の仕事をしてくれたから、ご褒美だ」
「やった!」
満面の笑みで勝ち誇っている亜美を、真美は羨ましそうな顔で見つめた。
とはいっても途中で彼は二人とも交互に楽しませるはずなので
一番風呂に入るか入らないかの違いでしかないのだが。
「いくぞ、亜美……」
彼はそう言って、真美を支える右腕をそのまま胡坐の中央へとスライドさせる。
真美は自分の下に来た陰茎を手で掴み、そっと花穴に宛がった。
「準備はいいな、挿入れるぞ」
「うん。来て、兄ちゃん……」
彼は彼女の体をそのまま下ろして、太々とした逸物を根元まで彼女の蜜筒に挿入した。
「あはぁあっっ……!」
彼女の体が快感によって大きく反り返る。
それから彼は腕を使って彼女の体を激しく上下に動かし、連結した彼女の女穴を悦ばした。
それを交互に彼女らに味わわせるのだ。
これは彼が一度に二人を満足させるために編み出した性技なのだが
大柄で筋骨逞しい彼と小柄な彼女二人だからこそ可能な、実に豪快なセックステクニックと言える。
「ああんっ……! 兄ちゃん、気持ち良いよぅ……! 真美トンじゃうぅ……!」
「早くぅ……もっと、もっとしてっ!」
可愛らしい一対の喘ぎ声の中、亜美Pは巧みに美少女二人を回して、交互に犯していく。
彼女らの恥穴から溢れ出す蜜汁は、彼の股座を絶えず濡らしていた。

「ああっ、ああっ……イクぅっ! イッちゃうよぉ――っ!」
「最初は亜美か……我慢しないで、沢山気持ち良くなれよ。……そらぁっ!」
彼は高速ピストンを力強く繰り出し、歯を食い縛って耐え忍んできた亜美を軽く絶頂へと誘った。
「あはぁぁっっ……!」
キュウキュウと締め付ける極上の幼穴の中で、彼は目を閉じて心地良い射精を味わった。
亜美はくたぁっとのけぞり、荒い息を吐く。
自分だけ満足せずに相手をきっちりイカせる事が彼の美学だ。
765プロに入社する前にAV男優の仕事をしていたという噂は真実のようだ。
「……さて、と。まずは一個目だな」
「兄ちゃん、次は真美の番!」
「じゃあ真美、ゴムを付けてくれ」
亜美をイカせたので、今度は真美を胸板に寄せる。両手がふさがってしまう点が、この性技の弱点だ。
そのため彼は両手に抱えている少女に避妊具の装着を頼まざるを得ない。
しかし彼の体を求めるあまり、真美はゴムを換えずに逸物を挿入して勝手に送迎を始めようとする。
「おいおい真美、ゴムくらいは換えさせてくれ。中で破れたら赤ちゃんが出来てしまうじゃないか」
「いいもん……」
真美が頬を桃色に染めてしおらしい声で囁く。
「真美、兄ちゃん大好きだから……赤ちゃん出来たら、産んであげる」
普段の小悪魔な彼女に似つかわしくないその真摯な発言に、亜美Pは胸の高鳴りを覚えた。
それを聞いて、黙っていられないのが亜美である。
「ちょっと、真美! 亜美だって、兄ちゃんと結婚して赤ちゃん産みたいんだからね!」
「いくら亜美でもダメ! 赤ちゃんは真美が産むの!」
「……二人共、ケンカはするな。せめて16歳になるまで、出産や結婚は待とうな」
彼女らはそれぞれ彼の首や胸板に自分の腕を絡ませ、盛んに彼に対する愛を主張した。
「16歳になったら、絶対真美と結婚してっ!」
「ダメダメっ、亜美とっ! 亜美と結婚したら、兄ちゃん毎晩中出ししていいよ」
「じゃあ真美は毎朝セックスで兄ちゃんを起こしてあげるっ!」
さらに彼女らは自らと一緒になる時の特典をどんどん上乗せして、アピールし始めた。
この双子は共通の欲しい物が絡むと、互いに一歩も譲らない。
「よおし、分かったっ!」
亜美Pは愛しいこの双子を広い胸板にグッと抱き寄せた。
「16歳になったら3人で一緒に住もう! 二人いっぺんに結婚は出来ないが
 俺は平等にお前らを愛して、幸せにする自信があるっ!
 毎日疲れるまで中出しセックスして、赤ちゃんいっぱい作らせてあげるぞ!」
ここで1人に絞らない所が彼の優柔不断な点なのだが、どちらかというと
大海のような懐の深さと包容力、そして堅い甲斐性と感じられる所が、彼の人徳なのである。

   #  #  #

担当プロデューサー二人によって三浦あずさと四条貴音はそれぞれ向かい合わせにさせられていた。
あずさPと貴音Pの二人は、脇から彼女らの乳房を交互に手や口を使って味わっている。
「いやあ、何度舐めてもあずささんのオッパイは美味しいな。旦那のお前が羨ましいぜ」
「はは、貴音だってしゃぶり甲斐のある上等なオッパイ持っているじゃないか」
グラマラスな体つきの女性が好みなプロデューサー二人は、互いに相手のパートナーを褒め合った。
影でスワッピングでもしているのではないかと疑うほど、彼らは普段から意気投合している仲だ。
両美人の乳房を更に堪能するため、二人は横一列に並んで椅子に腰掛け、彼女らを床にひざまずかせる。
「あずささん。貴音。いつもの、頼むよ」
「ええ、いつもの、ね」
彼女らは快く返事し、その豊満な乳肉をもって逸物を挟み込み、ゆっくりとしごいていく。
765プロの誇る二大巨乳美女が並んでパイズリを施している構図は圧巻の一言だ。
「ほら、これ」
「おっ、サンキュ」
あずさPから渡された液状ローションを受け取り、貴音Pは乳の狭間にトローッと流し込んだ。
ヌチャヌチャと乳肉が上下する度、ローションが白泡の花となって彼女らの乳房に添えられる。
両側から圧迫する柔乳の心地良さは味わった者にしか分からないだろう。
彼らは選ばれた者のみが味わう事の出来る快楽に、日々の疲れを落としていった。
「おいお前ら」
美女のパイズリに心蕩かせている二人に対して、隣にいる亜美Pはセックスの片手間に話しかける。
「この旅行はアイドルたちの慰安が目的だろ?
 さっきからあずささんと貴音にご奉仕させてばかりじゃないか。俺を見習え」
宴の主旨に素直に従い、一人で二人ものアイドルに奉仕している亜美Pとしては
彼らの行いはおかしいと思うのだろう。
「ムードを盛り上げているんだよ、ムードを。心配しなくても、この後たっぷりと喜ばせるつもりだ」
「私の方としても、何回か抜いておいた方が長く楽しめるので、お気になさらないで下さい」
あずさPの言葉をパートナーであるあずさがフォローする。すると貴音もそれに同調して、
「私は別に構いません。このいやらしく張った私の胸乳で
 貴方様が悦んで下さるなら、その笑顔が何よりの癒しとなります」
と貴音Pの顔を見ながら言った。その男を立てる心根が、彼らの相手への愛おしさに拍車をかける。
「あずささんっ! そろそろ……出そうです……!」
「分かりました。プロデューサーさん、遠慮せずに私のオッパイの中に出して下さいね」
「た、貴音……俺も……!」
「ええ承りました。存分に私の卑しい乳孔で子種を吐き出して、果てて下さいませ」
男二人はほぼ同時に達した。精汁はビュルビュルと音を立てて相方の頭の上まで打ち上がった。
「あんっ……! 私のオッパイの中でプロデューサーさんのオチンチン、いっぱい暴れていますよ」
「肉鉾の元気がよろしくて何よりですね。
 貴方様の子種、所々に寒天のような固形物が混じっていて舐め取り甲斐があります」
美女二人は顔や乳肉に付着した淫汁を指で掬い、口に運んでいった。

#  #  #

彼女らの乳を堪能した彼らは、早速本来の奉仕の役目に戻った。
気分を盛り上げるためという言葉は嘘ではないらしく、先程射精したばかりの逸物は
どちらも天を向いて全く衰えていない。それどころか硬さが増しているくらいだ。
「さあ、二人共お疲れ様。お礼にこれからは
 俺たちので、好きなだけほぐしてあげるからね」
「ふふ、楽しみですね……」
あずさは仰向けになり膝を立てて左右に開き
貴音はうつ伏せになりその見事に実った大きな尻を高く掲げた。
「さあ……来て下さい」
二人はその豊かな恥丘の肉門を指で開いて見せた。
どちらの淫部も濃い春毛を備えていて、その桃色の峻谷から温かな蜜汁が早くも漏れ出している。
「いくよ」
二人のプロデューサーは彼女らの恥門に血潮の滾った豪槍を突き入れ、猛獣が肉を食らうように犯し始めた。

「ああんっ……あっ……! 貴方……いくぅ……!」
あずさPが蜜筒を肉槍で攻め入る度に、彼女の柔らかい乳房は大きく暴れている。
その官能的な様が彼の男を刺激し、引きずり回し、更なる興奮へと駆り立てる。
「いいですよ、あずささん! 日頃の疲れを忘れて、思いきり感じまくってくださいっ!」
彼は彼女の乳房に顔を近づけ、乳首を甘く咥えて吸い始めた。
彼の口の中で、彼女の桜桃のような乳首が身を震わせて反応する。
「だめェッ……エッチしている時にオッパイ吸ったら
 私……おかしくなってしまいます……っ!」
「あずささん。今夜は俺、チンポが馬鹿になるまで突きまくってあげますから!」
彼は腰を深く入れて、彼女の子宮口に何度も亀頭をぶつけた。
「あずささんはここが一番感じるでしょう!?」
「はいっ! 私……エッチだから貴方のオチンチンでそこを突かれる度に
 子宮がキュンと来るんです……!」
子宮口に柔らかな肉帽が当たる度に、彼女は蜜汁を花穴の外まで溢れさせた。
性感帯である乳尖と肉壺を同時に責めまくられて、彼女はもう
宙に浮かされているような頼りなくも心地良い感覚の虜になっていた。
「ああっ……貴方!」
あずさは長く美しい両脚を相手の腰に絡みつけた。絶頂が近いのだ。
「今日は少し、早いですね……」
彼は彼女の胸から顔を上げて、尋ねた。
あずさは胸を切なそうな吐息で上下させながら、愛する男の目を見ている。
「あんっ……! 貴方、早く赤ちゃん植え付けてェ……っ! お願い、私のココに……」
「……駄目ですよ!」
彼は先端近くまで逸物を抜き、破壊槌のように一気に根元まで深く突き入れた。
「あはあぁっっ……!」
「おねだりの時にはちゃんと言わないと!」
「は、はいぃ……!」
あずさは花筒を歪ませながら、彼にねだった。
「私の、……あずさのオチンチン大好きなエッチマンコに、貴方の温かい赤ちゃんゼリーを沢山注いで……
 んああっ……! げ、元気満々な赤ちゃんを……私に産ませて下さいっ!」
「分かりましたァッッ!」
彼女の長口上をしっかりと聞き、彼は猛烈な勢いで抽送した。
豊乳の大きな揺れが男の肉欲を更に挑発る。
「いきますよ、あずささん! 一杯出しますからね!
 俺のアツアツ精子で子宮満タンにしてあげます! ……くぅぅッッ!」
蜜筒の奥深くで重厚な精液が、鈴口から痛みを覚える程一気に噴き出した。
大きく脈を打ちながら、肉砲は遺伝子の汁弾を近距離で子宮口へとぶつける。
「ああっ……凄いっ! プロデューサーさんのオチンチンで孕ませられて……!
 お腹のナカで貴方の濃い精子、いっぱい受精してるのォ……っ!」
あずさはだらしなく開いた口から淫猥な嬌声を出しながら
心地良い律動を繰り返して精液を受け止めていた。
「気持ち良かったですか?」
「はい! 凄く幸せです……。きっと今の精子で、赤ちゃん出来たのかも」
「まだかもしれませんから、精子を塗りつけておきましょう」
彼はグチュグチュと淫棒で白汁に満ちた蜜壺をかき混ぜるように腰を動かした。
彼女はうっとりとした眼をしてその快美を味わっている。
「ああっ……幸せ……」

   #  #  #

「ああっ……!」
貴音はプロデューサーに背後からその厚みのある尻を淫らに突かれて喘いでいる。
彼女は彼にこのような体位で犯されるのが好きだった。
浅ましく突き出した尻を目一杯可愛がられる事を至高の喜びとしていた。
普段彼女は気品を漂わせるお姫様のようなアイドルとして知られている。
だがそれは一つの人格に過ぎない。今こうして情交に身を委ねている
牝犬のような姿の女性も、彼女の一つの側面なのだ。
「ああっ……もっと! もっと私のお尻を、貴方様の肉槍で苛めて下さいませ!」
彼も精力的に彼女の蜜穴を犯し抜く。
暴力的なまでのボリュームを持つ彼女の尻は、男を加虐的な衝動に誘う何かがあった。
「ほらっ、腰の動きが鈍っているぞ!」
彼は馬を駆り立てるように、彼女の尻を平手で叩いた。
ピシャリと小気味良い音がなり、彼女の尻肌に紅葉のような赤い跡が浮かんで来た。
「は、はい! 申し訳ございません」
彼女は肉竿の刺さったまま腰を回して送迎する。
「もっとだ! もっと早く!」
ピシッとまた手鞭が柔尻に振り落とされる。
「はいっ……! んっ……! んはぁ……ああっ!」
彼女は尻に汗を滲ませて腰の動きを早める。彼はそんな彼女の尻を叩いて、急かす。
このように痛めつけ、奉仕させていては本来の趣旨から
外れているのではないかと懸念する人も現れるだろう。
しかしこの激しい情交は二人にとっては最も恍惚に浸れる房中術なのだ。
「あんっ……! んはぁ……!」
薄桃色の肉弁が男の肉幹に絡む様を、結合部は抜挿の度に男に見せつける。
彼女の恥部は涎を垂らすようにして肉棒を咥え込んでいる。
「いかせて下さい……!」
「よし、奥に貴音の大好きな赤ちゃん汁を今から注いでやるぞ! 受け取れ!」
「ええっ、お願いいたします! 愛しい貴方の子種を……私の子宮へ植え付けて下さい!」
彼はずんと深く突き入れ、彼女の深奥で大量の精汁を恍惚感に包まれたままに忙射する。
彼女は目に歓涙を浮かべ、口端から涎を垂らしてそれを受け入れる。
肉襞の一枚一枚が逸物を強くしごき抜く。
「んっ……」
彼女は彼の逸物を口に含み、尿道の残り汁まで啜り上げた。
「プロデューサー殿、アレを所望したいのですが」
「アレか。うーん……少し早くないかな?」
「先程から疼いて堪りません。ですから……」

   #  #  #

「……」
あずさと貴音の隣にいる如月千早は、彼女らの激しい淫行の迫力にしばらく目を奪われていた。
「千早、どうしたんだ?」
千早の担当プロデューサーは、自身の胡坐の上に座っている彼女を抱いたまま、尋ねた。
「いえ、プロデューサー……。何でも、ありません……」
「また、胸を気にしていたんだろう?」
彼女は顔を俯かせた。
「そ、そういう訳では……」
「長い付き合いなんだ。千早の考えている事くらい分かるさ」
千早Pは静かに話しかけながら、彼女の長く美しい髪を手櫛で梳いている。
「……もっと胸があれば、プロデューサーも今以上に喜んでくれるかな、って……」
千早は自身の胸に手を当てながら残念そうに呟いた。
確かに彼女の胸には寄せて上げる余分な脂肪もなく、平坦なままだった。
スレンダーで美しい体型の彼女にとって、それは深いコンプレックスなのだ。
「千早」
彼は彼女を先程より、強く抱き締める。
「俺は今でも充分満足している。千早が俺を愛してくれて
 俺も千早を愛せて……これ以上ないって言うくらい幸せだ。
 それに、千早は充分魅力的だよ。お前の癖のない綺麗な髪も、美しい顔も、白い肌も、細い体も……
 そして少し不器用な所も、みんな愛している。千早、お前はどんな宝石より輝いているよ」
彼は胡座の上で彼女のカラダを向かい合うように動かし、その緋門を小さく開いて自身の逸物を宛がった。
「ああっ……!」
彼の淫茎は彼女の淫肉を押し開いて、奥へ奥へと進んでいく。
根元まで入るのを確認した後、彼は彼女の体をゆっくりと上下に動かしていく。
「プロデューサー……!」
送迎が早まるにつれて彼女は髪を乱して、艶めかしく喘ぎ出した。芳しい香水の匂いが風に乗って鼻に届く。
「あはぁ……っ! んはあ……っ! プ、プロデューサー……」
雪歩とはまた違った消え入りそうな声を、千早は熱い吐息の合間に漏らす。
彼女の快楽に震えて悦んでいる時の声はどの楽器の音色よりも心地良い、と千早Pは仲間に語っている。
「今日は千早が満足するまで続けるから……」
彼は彼女の体を抱き締めたまま、その剛直な逸物を何度も貫かせる。
彼女の細い体は、酔った蝶のように乱れ飛ぶ快感に打ち震えた。
「プロデューサー……!」
彼女は彼の背中に腕を回し、全身を密着させる。絶頂への到達を感じつつ、一心不乱に腰を振るう。
「好きですっ……! 好きっ……! 好きっ……!」
「ああっ! 俺も好きだ! 千早……中に射精すぞ……っっ!」
彼の溜め込んでいた性液が、途端にドッと堰を切って彼女の中に暴射された。
痙攣した蜜筒は何度も波を作っては男の放った愛を子宮に運んでいく。
「あっ……、ああ――――っ!」
ほぼ同時に千早は高い嬌声を伸ばして、彼の背中に爪を強く立てながら、体をかけ巡る悦楽を受け止めていた。
真と同様に、彼の背中にある深い爪痕は彼女の愛の証なのだ。

   #  #  #

千早とプロデューサーが二人の世界に入っている頃、律子Pは
美希Pとそれぞれ担当の美少女を組み敷いて会話をしていた。
「この前はいい薬を紹介してくれてありがとう。おかげで持久力も出来て、今は何度も楽しめるよ」
美希Pは星井美希の蜜奥を緩急つけて突きながら、感謝の意を伝えた。
彼はセックステクニックに優れてはいるものの連発が出来ず
セックス回数は悩みであり、課題だったのだ。
「役に立ったのなら良かった。こっちこそ、いい方法を教えてくれて助かったよ。
おかげで今まで知らなかった律子の性感帯をいくつか見つける事が出来た」
彼に対して律子Pは持久力こそあるものの、テクニックにいささか自信がなく
秋月律子にその事を何度か指摘されて凹んでいた。
「律子がこんなに喜んでくれるのも、お前のおかげだよ」
先程から律子は人目もはばからず、だらしなく口を開けて
涎を垂らしながら快楽の大海で喘いでいる。
「ホントだ、律子……さん、すごく気持ち良さそうなの!」
美希はプロデューサーのテクに慣れているのか、彼の猛攻にも余裕を持って接している。
「ははは、美希もそのうちあんな風にしてみせるよ」
「ふふっ、ハニーってば……!」
彼女は天使とも女悪魔ともとれる笑みを浮かべて、プロデューサーを見た。
痴態を晒す事を怖れるどころか、むしろ期待している雰囲気である。
「ハニー! 美希、もっと気持ち良くなりたいな」
「よおし!」
うなづいた美希Pは、彼女の見事に盛り上がった乳房を始めに弄い出した。
彼女は全身を満遍なく愛撫されながらのセックスを好む。全身で愛されている事を感じたいのだ。
それを踏まえて、美希Pは合間に愛撫を挟みつつ、腰を素早く振り乱して彼女の恥門を攻め立てる。
「んぁ……! ハニー、もっとッ! もっと擦って!」
美希は金色の髪を左右に乱れされて喘いだ。
彼女の性感帯は蜜筒の中程に位置するため程々の深さの抜き挿しを何度も行う方がいいのだ。
「今年は響と千早の二人がゴム組から抜け出したな……ああ、早くナマハメセックスしたい……」
「はは、来年まで待とうな」
美希Pは律子Pにこう漏らした。
美希は今年でもまだ16歳に満たないため、コンドームが必須なのだ。
「美希、来年になったら絶対あずさたちのように、ハニーの赤ちゃんを作るの」
「ほらぁ。可愛い美希がこう言ってくれているのに
 孕ませセックスできないもどかしさと言ったら……」
既に子作りを考えている彼にとって、1年は非常に長い期間と言えた。

   #  #  #

一方、律子Pは精力的に重厚なピストンを繰り出し、休む事なく律子の女を攻めている。
美希Pのスピード感に満ちた腰使いとは対照的だ。
「律子分かるか!? 俺のチンポが何度も奥をノックしているのが……!」
彼は野獣のように彼女を犯している。
それもそのはず、彼は去年、ほとんど彼女とセックスをしていないのだ。
これは二人の仲がそれほど進んでいなかった事もあるが、何より去年の宴会では
律子が熱を出してセックスそのものがお流れになった事も原因である。
誰よりも公開セックスを楽しみにしていた律子Pは
和気藹々とする765カップルたちを見る度、血涙を流して悔しがった。
今回の宴会における幹事の一人として、彼は病的なまでに律子の体調管理に気を使った。
律子の安全日を基準に旅行の日にちも決定した。
かなり苦労したようだが、律子からゴム無しセックスする許可も取った。
彼のセックスに対する意気込みはかなりのものだ。
「今日は絶対律子を孕ませる!」と豪語している。
「でも安全日だろ。妊娠しないじゃないか?」
と他のプロデューサーが言うと彼は自信満々にこう答えた
「精子は膣内で3日は生きていられる。
 俺の計算が正しければ、当日の律子の安全日はあと2日で終わる。
 それまでに律子の膣に濃いスペルマを植え付けておけばいいのさ」
「安全日の期間まで把握しているのか……」
彼の執念には他のプロデューサー陣も驚いていた。

   #  #  #

「プロデューサー……っ! 少し、少しだけ休ませて下さい……!」
彼の体の下で、律子が嬌声を抑えて懇願する。
「でないと私……、ああんっ……! な、何も考えられなくなっちゃう……!」
「いいんだよ、律子」
彼は彼女の頬に熱いキスをして、愛おしそうに抱き寄せる。
「お前はただ俺のチンポの事だけ考えていれば。
 今日は律子のオマンコにチンポハメまくってやるからな。
 チンポがいつも欲しくて堪らなくなるくらいに」
「そんな……ああっ! だ……ダメぇ――……っ!」
高く長い嬌声の中で、彼女は天に昇り詰めた。
男の肉槍をくわえ込んだまま、彼女の淫らな下の口は歓喜の蜜汁を噴き散らす。
蜜筒の肉襞は快波に震え、強い律動を繰り返す。
「くぅぅ……相変わらずのイイ締まり……!」
彼は肉竿全体に彼女の熱と興奮を感じている。
通常一緒に昇天し吐精する所を限界までこらえ、彼女の体が悦ぶ様を一歩引いて味わう。
ほとんどセックスをさせてくれない律子と付き合う内に、律子Pはこのような楽しみを覚えていた。
「ああっ……もう限界だっ!」
先程からこのような事を4度繰り返し、律子Pの逸物は臨界に達していた。
彼は溜まりに溜まった淫欲汁を注ぎ込もうと、深いピストンを繰り出す。
「やあぁ……! 今されたら、また、……またイっちゃうっ!」
女のオルガニズムは一度上がるとなかなか降下しない。律子は彼の攻めにすぐさま絶頂を味わった。
快楽の波は更なる波を呼び、飲み込んで、大きくなっていく。
その荒波の中、彼は最後の猛攻に挑んでいる。
「律子ォ! 射精するぞ! お前の奥に、7週間オナ禁して溜めまくったザー汁を、直接注ぎ込んでやる!
 3日程度じゃ全滅出来ない濃厚なヤツだぞ!」
律子Pは愛の最中にシャウトするが律子は暴力的なまでの快感の嵐に翻弄され、それどころではない。
彼は何度も膣奥の子宮口を肉槍で突き、己を高ぶらせる。
「ああっ! 出る、出るぅぅっっ!!」
ドクン。まるで体内で大太鼓が鳴ったかのような衝撃を律子は一瞬感じた。
「いいっ……! やあぁ……! んああっ!」
悶える彼女の深奥では、子宮内に大量の白い肉欲汁が暴射されていた。
それはほとんどこぼれ落ちずに彼女の蜜壺へと勢い良く注がれていく。
「ん……んん……!」
彼は射精の間、低い声を漏らして貪欲に快楽を味わっていた。
厳しい禁欲生活なくして、このように強烈なカタルシスを味わう事は出来ないに違いない。
高い艶声を上げて、悦感を体中に受け止めて果てている律子を見下ろし、彼は微笑していた。

   #  #  #

「ああっ……! ハニー!」
美希Pの激しい抽送に、さっきまで余裕を見せていた美希も息を荒げて悶えていた。
ピンポイントで性感帯を攻められては、このようになっても不思議ではない。
「どうだ、美希? 俺のチンポは気持ち良いだろう?」
「うん。美希、ハニーの巨きくてカッコいいオチンチン、大好き!」
彼女はとろけた笑顔を彼に向けて言った。
実際彼の逸物は事務所で三指に入るし、太さに至っては随一だった。
愛する娘から褒められて気を良くした彼は、抜挿を続けながら質問した。
「好きなのはチンポだけか?」
「ううん。ハニーが好きだから……。ハニーの全部が好きなの。
 鋭い目も、カッコいい声も、何度もキスしてくれる唇も、抱き締めてくれる腕も……」
美希はタイプこそ違うものの、千早と同様にプロデューサーに依存していた。
彼女の場合、それが秘めたポテンシャルを大いに伸ばし、輝かせるのだ。
「ハニー、美希……もう……!」
「イクのか? いいぞ、遠慮するな! まだまだセックスしてあげるからな」
彼は彼女の美尻を撫でて言った。
「ハニーも一緒に気持ち良くなろうよ〜……」
「俺か? ……よし、じゃあ俺も一発抜いておこう!」
ラストスパートに入った。美希も美希Pも額に汗を滲ませて夢中になっている。
美希の愛穴では彼の猛攻により沢山の蜜泡が生まれ、尻肌を滑り落ちて床を濡らしている。
「あはぁん……! ハニーのオチンチン熱いっ! 熱いのォ……っ!」
ゴム越しでも伝わってくる興奮の熱を感じながら、美希は達した。
蜜筒は悦びに律動し、何度も肉幹を締め付けた。
とろんとした目と男の芯を溶かすような喘ぎが、射精後の逸物に力を注ぐ。
「んう……ああっ……」
余韻に浸りながら、彼は膣内の精子入りコンドームを引き抜いた。
精水の溜まっている膨らんだ部分を、花穴が外へちゅるっと出す瞬間だけはオツなものだ。
「ハニー、イッパイ出たの!」
美希はプロデューサーからコンドームを受け取り、溜まり所を指先でツンツンと弄っている。
そしてそれを舌の上に乗せ、挑発的に彼を見つめた。
「次はもっとたくさん出してね」

   #  #  #

「こんにちは――っ! おじゃましま――すっ!」
大きな声量で場の雰囲気をがらりと変えた持ち主は876プロのアイドル・日高愛である。
彼女を含める今回初参加の876組アイドルたちは、遅れたものの
宴の中盤に差し掛かった所でやっと合流する事が出来た。
愛は春香と雪歩に改めて元気良く挨拶をする。
この3人はよくテレビ番組で共演していて、プライベートでも非常に仲が良い。
「相変わらず元気だね、愛ちゃん」
「はいっ! 初参加ですが、先輩たちに負けないように頑張りますっ!」
「じゃあ、愛ちゃん。パーティーの説明をするね?」
雪歩がかいつまんで愛に宴の説明をした。後輩の彼女と接する時の雪歩は
いつもの引っ込み思案でおずおずとした所がなく、普通に頼りになる優しいお姉さんだ。
「……改めて聞いてみると、何だかスゴそうですね」
「病気とかレイプとか気にしなくてもいいよ。15歳以下の娘には避妊を徹底させているし
 嫌だったら『イヤ!』ってはっきり言ってくれれば、無理強いはしないよ。皆優しい人ばかりだから」
少し怯える素振りを見せた愛を、春香が言葉を厚くして慰める。
「あと、実は私……人前で裸になるのって、かなり恥ずかしいんですけど……」
「フーン……それっ!」
「きゃあっ!?」
勢い良く春香は愛の服を半脱ぎにした。
めくり上がった上着の下には、歳の割りに肉付きのいい乳房が鎮座している。
「ふふ。愛ちゃんのおっぱい、すごく形がイイね。乳首とか綺麗な桜色で羨ましいな」
「は、春香さん!? 何をするんですかっ!」
「愛ちゃん。こういうものは慣れよ、慣れ。ねっ、雪歩?」
春香の振りに雪歩も答える。
「そうだね……春香ちゃんの言う通りかな。
 私も最初は怖かったけど、思い切って脱いだらプロデューサーに優しく抱き締められて……
 今ではとても幸せな時間を過ごせるようになったの」
「そ。だから愛ちゃんがすぐに慣れるようにならなきゃ。雪歩も手伝って」
「うん」
そうして、二人の美少女は生娘の愛の体を弄び始めた。
彼女らは互いに愛の可憐な紅唇を何度も吸い、見目良い胸を優しい手つきで揉みほぐしていく。
そして……。
「ああん……ッ! 春香さん! 雪歩先輩!」
愛のパンティーに二人はこぞって手を差し入れた。
春香は毛も生え揃っていない恥門を押し広げ、雪歩は敏感になっている雛豆をそれぞれ愛撫した。
愛はその場所にいる大勢の男たちの熱視線によって羞恥に身を焼かれながら
下着の中で蠢く淫指の心地良さに悶えていた。
「いやあ……可愛い女の子がエッチをし合うのは実に絵になるね」
「麗しい姉妹愛みたいでいつもと違う興奮があるよな。おっと、写メ撮っておこう」
春香Pと雪歩Pは離れた所からパシャパシャと携帯のフラッシュを焚いた。

   #  #  #

「おっ、愛ぴょんなかなか気持ち良さそうだね」
水谷絵理は伊織や亜美たちと談笑していた。
双子とは友人兼ゲーム仲間としてしばしばテレビゲームで対戦したり
最近ではオフの日にするオンラインゲーム上でもパーティーを組んで付き合っている。
また伊織とはオーディションにおける対決と例の件に協力してもらって以来
昵懇の仲となり、良きライバル関係を結んでいた。
「絵理。妙に落ち着いているけれど、アンタ、乱交の経験はあるの?」
「乱交は……今日が初めて。でも、……異性と寝た事はある?」
「おおっ!」と亜美と真美は驚いた。
「じゃあ絵理姉ちゃん彼氏が居るんだ!」
「彼氏、というか……セフレ?」
「隅に置けないわね。アンタも」
「ねぇねぇ、亜美たちの知っている人? 教えて、教えて!」
絵理はこっそりと少し離れた場所に居る男性陣の中の一人を指差す。
やはり女同士。恋バナは一番盛り上がる話題のようだ。

   #  #  #

「……以上が大体のあらましだが、飲み込めたかな。涼くん?」
秋月涼は真Pや律子Pをはじめとする男性プロデューサー陣から説明を受けていた。
涼は既に男性アイドルとしてデビューしているため、男物の服を着ていた。
「はい……でも改めて考えるとすごい企画ですね」
「ウチの社長が考えたんだよ。プロデューサーとアイドルの恋愛関係は本来なら御法度……
 だったんだけれど、気がつくと事務所がカップルだらけでさ」
「そう。だから問題ないと言ってね。全く社長も大胆な事を考えたもんだよ」
「もう一度言うけど、基本的に避妊をきっちりする事。
 そして女の子が嫌がらないようにセックスする事だな。
 まあ、涼くんはアイドル側だからリラックスしていいよ」
「僕、男ですけど参加していいんでしょうか?」
「遠慮する事ないさ。真だって参加しているんだし……」
「ちょっと待ったっ! その発言、聞き逃せんぞっ!」
真Pが早速噛みついて、プロデューサーたちに軽い混乱が起こった。
その間、あずさPが彼の肩をポンと叩いて話しかける。
「どうだ? 美人さんが沢山いて目移りするだろう。
 俺たちばかり見ていないで、もっと周りを見て目を楽しませたらどうだ?」
涼が恥ずかしがって出来るだけ裸の女性たちを見ないようにしている事を、彼らは気づいていた。
「ははっ、涼くんはお前と違って紳士なんだよ。
 女装アイドルの時だって、愛ちゃんや絵理ちゃんに全く手を出さなかったと言うし」
「そうそう。律子から聞いた話だと、温泉で二人に見つかりそうになった時に
 気絶したらしい。筋金入りとはこの事だな」
「そんな状況に出くわしたら、俺は理性も何も蒸発してしまって一巻の終わりだな」
一同に軽い談笑が起こる。それに釣られて涼も笑った。
あの温泉の時はこのような事に参加するとは想像できなかっただろう。
「でもよ……さっきからここは必死に出っ張っているぜ」
プロデューサーの一人が涼の股間にトントンとタッチすると、彼はびくっと身を固めて股間を両手で遮った。
「ぎゃおおおおおおん! あまり触らないで下さいよぉ――っ!」
「はは。いや、ごめんごめん。本当に男の子なんだな、と思ってさ」
「気をつけろよ。涼くんは男に迫られてトラウマになっているからな」
律子Pが涼を庇うようにして諌めた。
「やけに詳しいな。それも律子からか」
「律子にとって弟のような存在なら、俺にとっても義弟みたいなものだからな」
律子Pに頭をクシャクシャと撫でられ、涼は少し別の恥ずかしさを思えた。
「あと……」
「んっ、何だ?」
「お尻の穴……使われたりしますか?」
その質問が出た途端、プロデューサーたちは水桶に焼け石を突っ込んだように笑い転げた。
「おいおいおい、涼くん! ここをホモの集会所と勘違いしてないかい?」
「ハハハ。安心していいぞ! 俺たちは女の子が大好きで仕方ないノーマルだからな」
「でも、ぶっちゃけ涼くんなら掘れるよな?」
「ぎゃおおおおおおん!」
「おいっ、そういう事を言って涼くんを怯えさせるなよ。
 ただでさえ半裸の野郎が囲んでいるっていうのに」
こうして、この3人のアイドルが参加した事により、宴はさらに淫らに熱を帯びていったのだ。

続く

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

どなたでも編集できます

メンバー募集!