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美希「さて次のお便りは、PN『サイレント・スモール・バード』さんからいただきました」
春香千早「ありがとうございます」
美希「春香さん千早さん美希さんこんにちは」
春香千早「こんにちは」
美希「以前、千早さんは春香さんの作ったお菓子が大好きっておっしゃいましたが」
千早「言ったかしらそんなこと」
春香「ちょっと千早ちゃんひどい〜。3回前に言ったじゃんかー」
千早「嘘よ。ちゃんと覚えているわ」
美希「他のお菓子と並べた時に、春香さんのお菓子だけ当てることは出来ますか?とのことなの。
どう、千早さん?」
千早「あの…音の聞き分けは出来るけど、食べ物の食べ分けにはあまり自信が・・・」
春香「ふっふっふー。こんなこともあろうかと・・・じゃーん!こんなところにクッキーが!」
美希「わー!おいしそうなの!一個食べて良い?」
春香「ダーメ。後でね」
千早「春香・・・このクッキーは、一体…」
春香「皆さんのご想像のとおり、『利きクッキー』をするために持ってきました!
この7種類のクッキーを千早ちゃんに食べてもらって、私の作ったのはどれか当ててもらおうかなーと」
千早「何でそんなに準備が良いのよ・・・」
美希「それは、大人の事情なの!それじゃ、はりきっていってみよーなの!」
千早「張り切るって言っても・・・。ほとんど同じにしか私には見えないわ…」
美希「さぁ千早さんは迷っている様子なの。どうですか、解説の春香さん」
春香「ねぇ、美希。一個だけアドバイスして良い?」
美希「答え言っちゃ駄目だよ」
春香「分かってるって。ねぇ千早ちゃん」
千早「何?春香」
春香「私のクッキーを選ぼうとしないで」
千早「え?」
美希「おっとー。春香から驚きの言葉が飛び出したの。どういうことですか、春香さん」
春香「えっとね・・・コホン。
本当に…本当に千早ちゃんがおいしいって思ったものを選んで。それが、私のクッキーだから・・・」
千早「春香…」
美希「これはこれは、春香から大胆な発言が来たの。さて千早さん、試食してみてね」
千早「わかったわ」

(Now Eating...)

美希「さぁ、千早さん。答えをどーぞー!」
千早「・・・・・」
春香「ドキドキ」
千早「・・・・・この中に・・・春香の作ったクッキーは無いわ」
美希「なんと!千早さんの答えは、全部違うってことなの!
そんな答えアリなのかな。さぁ春香、答えをどうぞ!」
春香「・・・・」
千早「・・・・・・・・」
春香「・・・・・正解です!」
美希「大正解!!千早さん凄いの!どうして分かったの?」
千早「春香のクッキーは・・・もっともっとおいしいもの」
春香「エヘヘ。ごめんね、いじわるな問題出しちゃって」
千早「アナタの作ったクッキーを食べさせてくれるまでは、許してあげないわ」
春香「あはは、厳しいなー。じゃあこれ、はいアーン」
千早「あーん。モグモグ。うん、これは確かに春香のクッキーだわ」
美希「春香!美希にも!美希にも!」
春香「はいはい、あーん」
美希「あーん!ん〜おいしいの!」
春香「『サイレント・スモール・バード』さん、お便りありがとうございました!
では、ふつおたのコーナーはここまで!一旦CMで〜す!」

END

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