最終更新:ID:6wa4zFU9Zw 2009年01月13日(火) 10:28:45履歴
千早、もじもじしながらあずさに問うて曰く。
「人が手を二本も持っているのは何のためか、わかりますか?」
「手? えっと〜、その理由は色々あると思うのだけど〜」
千早、首を振り、あずさの手に触れ赤面して曰く。
「大切な人の存在を、この手で抱きしめるためです」
「まあ、千早ちゃん」
あずさ、感激して曰く。
「それなら私も、千早ちゃんのことを腕の中で感じてもいいかしら?」
「は、はい。もちろんです、あずささん」
「ちょっと待ったー!」
「まっ真!?」
真、割り込んであずさに問うて曰く。
「へへっ。あずささん! 腰は何のためにあると思います?」
「腰?」
真、すかさずあずさの腰に手を回して曰く。
「こうやってあずささんのすぐ隣に、ずっといてあげるためですよ」
「あらぁ♪」
「あ…あのっ、待って! 真ちゃん!」
「雪歩!?」
雪歩、おずおずと意を決してあずさに曰く。
「あ、あのっ、あずささん。肘は何のためにあると思いますか?」
「肘?」
雪歩、あずさの腕に手をからめて曰く。
「あずささんと腕を組んで、どこまでも一緒に歩いて行くためなんですよ」
「まぁ♪」
「そうはさせないの!」
「みっ、美希ちゃん!?」
美希、あずさにウィンクして問うて曰く。
「ねえねえ、あずさ。背中って何のためにあると思う?」
「背中?」
美希、うんっと元気よく返事してあずさの背に抱きついて曰く。
「こうしてね、あずさにおんぶしてもらうためなの。あずさの背中はミキのベットだよ」
「あらあら♪」
「うっうー! そんなのダメですっ! 絶対ダメです!」
「むー、やよいまでいたの」
やよい、あずさのそばまで椅子を運んで問うて曰く。
「あずささんに問題ですっ! ほっぺは何のためにあると思いますか?」
「ほっぺ?」
やよい、爪先立ちで背伸びして曰く。
「こうするためですよ。ちゅっ」
「あらあら、まあまあ♪」
「えへへ〜♪ あずささんにチュッてしちゃいました」
「や、やるなぁ、やよい……!」
「あずささんにキス…あずささんにキス…あずささんにキス…あずささんにキス…」
「ひっ!? ちっ千早ちゃん? 大丈夫!? しっかりして千早ちゃん!」
「やよいばっかりズルイの! ミキもあずさにチューするの!」
「あらあら〜」
「シャァラーーーーーーーーーーーーップ!!」
伊織、怒声を張り上げあずさに問うて曰く。
「あずさ。あんた、耳は何のためにあると思う?」
「え、耳? 耳は…えっとぉ、何のためかしら〜?」
伊織、あずさの耳たぶをつかんで曰く。
「お馬鹿な人間に説教をしてやるためよ! あずさ、あんたちょっとこっち来なさい!」
「あっ、あ痛たたたたたた。伊織ちゃん耳が痛いわ。ウサギさんの耳になっちゃう、放して〜」
「フンッ。知ったこっちゃないわよ。今日という今日は許さないんだから!」
「やーんっ」
伊織に連行されるあずさを見送り、残された五人が曰く。
「なんだか、おいしいとこ伊織に持ってかれちゃったね」
「ミキもそう思うの。デコの利なの」
「あれ…? 千早さんがいません。どこ行っちゃったんですか?」
「やよいちゃん。千早ちゃんなら、あそこだよ」
「ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……」
雪歩、床に開いた穴を指差して曰く。
「ショックが大きかったみたいで、私が掘った穴に埋まっちゃいました」
ちゃんちゃん
「人が手を二本も持っているのは何のためか、わかりますか?」
「手? えっと〜、その理由は色々あると思うのだけど〜」
千早、首を振り、あずさの手に触れ赤面して曰く。
「大切な人の存在を、この手で抱きしめるためです」
「まあ、千早ちゃん」
あずさ、感激して曰く。
「それなら私も、千早ちゃんのことを腕の中で感じてもいいかしら?」
「は、はい。もちろんです、あずささん」
「ちょっと待ったー!」
「まっ真!?」
真、割り込んであずさに問うて曰く。
「へへっ。あずささん! 腰は何のためにあると思います?」
「腰?」
真、すかさずあずさの腰に手を回して曰く。
「こうやってあずささんのすぐ隣に、ずっといてあげるためですよ」
「あらぁ♪」
「あ…あのっ、待って! 真ちゃん!」
「雪歩!?」
雪歩、おずおずと意を決してあずさに曰く。
「あ、あのっ、あずささん。肘は何のためにあると思いますか?」
「肘?」
雪歩、あずさの腕に手をからめて曰く。
「あずささんと腕を組んで、どこまでも一緒に歩いて行くためなんですよ」
「まぁ♪」
「そうはさせないの!」
「みっ、美希ちゃん!?」
美希、あずさにウィンクして問うて曰く。
「ねえねえ、あずさ。背中って何のためにあると思う?」
「背中?」
美希、うんっと元気よく返事してあずさの背に抱きついて曰く。
「こうしてね、あずさにおんぶしてもらうためなの。あずさの背中はミキのベットだよ」
「あらあら♪」
「うっうー! そんなのダメですっ! 絶対ダメです!」
「むー、やよいまでいたの」
やよい、あずさのそばまで椅子を運んで問うて曰く。
「あずささんに問題ですっ! ほっぺは何のためにあると思いますか?」
「ほっぺ?」
やよい、爪先立ちで背伸びして曰く。
「こうするためですよ。ちゅっ」
「あらあら、まあまあ♪」
「えへへ〜♪ あずささんにチュッてしちゃいました」
「や、やるなぁ、やよい……!」
「あずささんにキス…あずささんにキス…あずささんにキス…あずささんにキス…」
「ひっ!? ちっ千早ちゃん? 大丈夫!? しっかりして千早ちゃん!」
「やよいばっかりズルイの! ミキもあずさにチューするの!」
「あらあら〜」
「シャァラーーーーーーーーーーーーップ!!」
伊織、怒声を張り上げあずさに問うて曰く。
「あずさ。あんた、耳は何のためにあると思う?」
「え、耳? 耳は…えっとぉ、何のためかしら〜?」
伊織、あずさの耳たぶをつかんで曰く。
「お馬鹿な人間に説教をしてやるためよ! あずさ、あんたちょっとこっち来なさい!」
「あっ、あ痛たたたたたた。伊織ちゃん耳が痛いわ。ウサギさんの耳になっちゃう、放して〜」
「フンッ。知ったこっちゃないわよ。今日という今日は許さないんだから!」
「やーんっ」
伊織に連行されるあずさを見送り、残された五人が曰く。
「なんだか、おいしいとこ伊織に持ってかれちゃったね」
「ミキもそう思うの。デコの利なの」
「あれ…? 千早さんがいません。どこ行っちゃったんですか?」
「やよいちゃん。千早ちゃんなら、あそこだよ」
「ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……ブツブツ……」
雪歩、床に開いた穴を指差して曰く。
「ショックが大きかったみたいで、私が掘った穴に埋まっちゃいました」
ちゃんちゃん
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