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時々、ボクは美希とのユニットを組んでいたことを思い出して何故だか辛い気持ちになる。
ユニットを組み始めていた頃は、
『……真クン………、大大大スキなのっ!』
『あー、もう!少しは離れろって!美希!』
『や!だって……真クンはミキの大好きな女の子だもん!』



………やっぱり美希の、あの行為は”女の子として”………で、ボクにやってきていたんだ。
それが分かって、何故だかボクは少しだけ悲しくなっていたんだっけ。

……………というか、いきなりだったんだよなぁ。
……美希が突然ボクにそういう事をしなくなったのって……。
確か………あっ、プロデューサーが事故にあった日からだ。
うん、確かあの日ぐらいからだ。
髪形を変えて、”アイドル”としてもイメージチェンジして、プロデューサーの事をハニーって呼ぶようになって。
その時のボクは確か、「あれ?」って呟いてしまうぐらい、複雑な気持ちになったんだ。



自分では、「プロデューサーの事が好きだったんだ」で、終わらせてたけど実際は違った。

ボクが好きなのはプロデューサーじゃなくて、美希だったんだ。
すごく後で気づいた気持ちだったから伝えきれないまま、終わってしまった。



ラストライブが終わった後、言えるチャンスはあったのかもしれない。
けど、ボクは「二人を邪魔しちゃ悪いし」みたいな気持ちがあったから、それは伝えきれないまま、”恋”と”アイドル”は終わった。








17歳になった今、美希とプロデューサーの全国ツアーの映像を時々、TVで見かける。

「美希に会える時間ができたら、見に行ってやろう」なんて。

心の奥で少しだけ思ってるんだ。

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