小松製作所

基本情報

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会社名小松製作所 http://www.komatsu.co.jp/
株式情報http://company.nikkei.co.jp/index.cfm?scode=6301&b...
本社所在地107-8414 東京都港区赤坂2-3-6
英語名KOMATSU co,Ltd.
種類株式会社
市場情報東証1部 6301 大証1部 6301
設立1921年5月13日
代表者坂根正弘
資本金678億7,000万円
主要株主三井住友銀行


個別情報

グローバル化にいち早く手を付けた企業としても知られ、自動車メーカーより早い1950年代頃から海外への輸出や海外工場の展開を進めていた。1960年頃、キャタピラー社の日本進出に伴いマルA対策と呼ばれる品質向上活動が行われた。この結果、飛躍的に製品の品質が向上した。これを一つの契機として世界進出が本格的に開始される。現在ではアメリカ、ヨーロッバ、アジア、中国、ブラジルなどに30近い生産拠点がある。
現在ではグループ内の外国人従業員数は70%を超え、日本で最も国際化の進んだ企業である。


沿革

1917年1月、石川県能美郡国府村(現・小松市)で銅山を経営していた竹内鉱業(吉田茂の実兄である竹内明太郎により創業)が自家用機械生産のため、同郡小松町の小松駅近傍に小松鉄工所を開設。1921年5月13日に小松鉄工所が竹内鉱業から分離独立、現在の登記社名である小松製作所に改称し発足した。当初は不況の煽りを受け細々と経営していたが、満州事変を境に業績が好転。各種工作機械をはじめ、トラクターやブルドーザーの国産化にも成功した。

1951年8月には本社機能を小松から東京に移転、屋上に巨大ブルドーザーがあった通称・コマツビル(1991年春に、このブルドーザーを撤去。現在はモニュメントを設置)に移転して営業を始め、油圧ショベルやフォークリフト、ダンプトラックなどの建機製品を次々と手掛けていった。油圧ショベルは「パワーショベル」の商品名で発売されたが、この言葉は今日では油圧ショベルの一般的な呼び名として定着している。また、90年代にはF1のチーム・ロータスおよびウィリアムズにデジタル技術やギアボックス周辺の部品の供与などを行った。
2007年03月10日(土) 21:50:04 Modified by ID:T4uR3bhGyQ




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