銘柄の市場

株は、どこの株を買ったらいいのでしょう? これは、株を売買する投資家の永遠の悩みであり、醍醐味
であるといえるものです。

日本の上場している株は、おおよそ3500社といわれています。
そのうち、1500ぐらいが、日本の一流企業がひしめく『東証一部銘柄』
そして、600ぐらいが格下になる『東証二部銘柄』
そして、ベンチャーの意味合いの強い新興銘柄が、おおよそ800社ほどあります。
おなじように、他の証券取引所にも一部・二部とあります。(福岡・札幌は無し)
複数の証券取引所に上場している銘柄もあれば、福岡だけとか東京だけなどもあります。
これだけあれば、どれを買おうか迷ってしまいますが、それぞれだいたいの特徴があります。東証一部
の銘柄は、あまり大きくは動かないものが多いです。やはり一流企業が多いので、そうそう業績などが
大きくばらついたりはしないからです。逆に、新興市場などはそれこそ『ジェットコースター』の如く、一日
で、大きく上下することがあります。こうすると新興市場のほうが、面白いかもしれませんが、実際に取引
してみると、おちおちしていられません。とても気が気じゃないです。山の天気のようにめまぐるしく変わ
るので、初めての方はいきなりここに投資するのは、やめた方がいいと思います。
それから、どの市場にも共通して言えるものが、『発行株数』による性質です。大型株・中型株・小型株
と大きく3つに分けられることが多いですが、大型になればなるほど値動きは重く(ゆったり)、小型にな
ればなるほど、激しく動きます。ソフトバンクのような大型株に分類されるのに激しく動くという例外もあ
りますが、だいたいこんな性質です。ちなみに、何株から小型だとか大型だという明確切り分けはあり
ません。(だいたい支持されている区分は64万株以下を小型・6000万株以上を大型というのが、多い
ようです。

ゆんぐふらうのお勧めは、東証一部の『電力株』からはじめるのが良いかと思います。そんなに値動き
が多きくなく、株取引に慣れるという意味合いで、良いかと思います。また、定年後などの方で大金を投
資したいという方は、住友金属や新日鉄などの『大型有名株』やトヨタやキャノンなどの『国際優良株』
に投資した方が良いですね。あとは、一つの銘柄や同じ業種に一度に投資しないということです。株は
ギャンブルでは本来はないので、儲かる為には、複数の銘柄に投資をするということです。そうすると、
自動車が不調でも鉄鋼は調子が良いとか、繊維株は不調でも銀行株はしっかりしているなど『リスクの
分散』ができるからです。
2007年03月03日(土) 00:29:19 Modified by yungflu2000




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