証券取引所

株は、どこで買えるのでしょう? 取引をする場所というのは、魚であれば、魚市場。 野菜であれば
青果市場。というようにきちんと決まっています。
株は、証券取引所というところで取引します。全国で、東京(東証)・大阪(大証)・名古屋(名証)・福岡
(福証)・札幌(札証)・ジャスダック(JQ・東京)の6箇所です。
 かつては、広島(2000年3月廃止)・神戸(1967年10月廃止)・新潟(2000年3月廃止)などもありました
この5箇所のうち、東証・大証・名証を『3市場』。福証・札証を『地方市場』として区別していますが、7割
近くの取引が東証で行われています。なお、東証は、ニューヨーク・ロンドンと並んで『3大世界市場』と
もいわれています。
しかし、投資家が市場に行って取引するのではなく、中間に取引を手助けしてくれる、証券会社という
会社が入ります。この会社に、手数料を支払って買ったり・売ったりするのです。
 また、証券取引所の中にも、いくつかの市場があります。東証には(一部・二部・マザーズ)・ジャスダ
ック(かつては『店頭市場』といわれていました。)・大阪(一部・二部・ヘラクレス(かつてのナスダック)
セントレックス)・名古屋(一部・二部)・福岡(福証・キューボード)・札幌(札証・アンビシャス)というもの
がります。
 それぞれ、上場・廃止基準が違い。東証一部(大企業・一流企業?)からマザーズ・キューボード・
アンビシャスなどの『新興市場』(漢字のとおり、出来立ての会社や始めて上場した会社など)が、あり
ます。ジャスダックは東京にありますが、東証とは無関係です。また、他の証券取引所と違って、取引
方法が微妙に違います。
 一つは、オークション方式といい、売りたい値段・買いたい値段をそれぞれ提示して合致した所で
取引する方式で、売り手は安い方から・買い手は高い方から順に取引が成立し、同一値段のの場合は
提示時間が、早い人から順に成立します。
それに対して、マーケットメイク方式というものがあり、ジャスダックが日本で唯一採用している取引です
詳しく説明すると、マーケットメイク方式は、複数のマーケットメーカーと呼ばれる証券会社が、常時売り
気配と買い気配を提示し、これに基づいて売買が行われます。このため、売り買いのどちらか一方しか
注文が集まらず、売買不成立という状況は発生しません。小型のベンチャー企業などの流動性が低い
銘柄であっても、流動性が確保できるメカニズムとなっています。
ただし、投資家は証券会社との取引となり、常にその価格でしか取引でき、さらに値幅制限がないため
1日で株価が数倍に跳ね上がるなど時に思わぬ価格変動が生じることもある。また、取引量が増加
すると、提示価格が変動するため、同一銘柄が同一時刻に売買される場合でも、証券会社によって売
買価格が異なる場合が発生する。(一部ウィキペギアより引用)
2007年03月03日(土) 00:28:26 Modified by yungflu2000




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