衣笠彰梧『ようこそ実力至上主義の教室へ』(MF文庫J)について考察する為のWikiです。

2年生編から登場した新1年生で、石上京天沢一夏と同じAクラスの女子生徒。

登場場面(2年生編)

Bクラスの堂上美津子、Cクラスの椿桜子、Dクラスの巻田高茂と全クラスから1人ずつ選んだ4人グループを結成。
3日目晩にI4付近でキャンプを行っており、20時半過ぎに2年生の小宮小グループ(小宮叶吾木下美野里篠原さつき)とすれ違った。

4日目の朝4時57分頃アラート音を聞いて捜索に出て、朝5時半過ぎに斜面から滑落した小宮・木下、泣いている篠原の元に駆け付けた綾小路清隆七瀬翼、須藤小グループ(須藤健池寛治本堂遼太郎)と遭遇した。

6日目の21時頃、椿がCクラスの代表としてF9での代表会議に参加していたため、その前後は着順報酬を得られていない。
指定エリア内に辿り着いたグループ順に1位が10点、2位が5点、3位が3点得る
※着順報酬はグループ内全員が指定エリアに辿り着いた時点の記録が参照される

9日目の7時過ぎ、椿が宇都宮陸と同じテントで宝泉和臣?とトランシーバー会議を行っていたため、その間も着順報酬を得られていない。

13日目の朝から昼過ぎまで椿が綾小路包囲作戦を開始していたため、その間も着順報酬を得られておらず、更に椿が10分おき、5分おきにGPSサーチを連打していたため、得点が大幅に下がっている*1

ただ、椿の内心描写では「得点を貯め込んでいた」とされるため、上位10グループにはいないものの、12日目までにかなりの得点を稼いでいたことになる。
これは課題クリアの報酬と椿以外の到着ボーナスによる得点だと考えられる。
真嶋「このスルーに関してだが、エリア内にグループの『誰か』が辿り着いた時点でセーフ。つまりグループ内全員が必ずしも辿り着く必要はないということだ。もちろん得られる到着ボーナスは指定エリアに辿り着いた人数分だけとなる」
(2年生編3巻p27)

その他

疑問点

  • 以下の箇所で、三井に関する描写がないのは何故か?
率先して1人話している堂上は、巻田と共におろおろとした様子を見せている。
対照的に落ち着いているのは椿だ。
先輩に囲まれ、しかも大怪我をした2人を前にうろたえる様子もない。
(2年生編3巻p187)

考察

  • グループが課題で入賞するにはある程度の能力が必要とされるため、三井も何らかの能力に長けていた可能性が高い。

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