いわゆる慰安婦(日本軍性奴隷)について知り、考えるためのFAQです。

否定派の主張

どんなに悲惨なことがあったとしても60年以上前の過去のことだ。今さら蒸し返して何になるというのか。大切なのは過去ではなく、未来だ。

反論

慰安婦問題は「過ぎ去った過去」ではない

こうした主張には二つの問題があります。まず元慰安婦の方々にとっては「終わったこと」ではありません。すでに見たように、彼女たちは慰安婦でなくなった後も肉体的・精神的ダメージに苦しめられ、また、社会的にも不遇な立場を強いられ、その尊厳は傷つけられたままです。

また、慰安婦問題は、単に戦時下の女性に対する人権侵害というだけでなく、侵略戦争の問題、植民地主義の問題、人権侵害の負の連鎖という問題など、様々な側面があります。こうした問題は世界各地で起きてきたし、これからも起きるでしょう。そうした問題に対処し、再発を防ぐ、いわば「より良い未来」を作るためにも、慰安婦問題はきちんと共有され、伝えられなくてはいけません。そうした意味で慰安婦問題とは、単に日本の題ではなく、世界で共有され、伝えられるべき「負の遺産」なのです。直接的な当事国である日本は「日本だけが責められている」などと被害者意識にとらわれるのではなく、率先して実態を明らかにする責任があります。

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