最終更新: mansei1116 2015年03月20日(金) 00:18:06履歴
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『スタンド・バイ・ミー』(Stand by Me)は、1986年公開のアメリカ映画。原作はモダン・ホラーの大家スティーヴン・キング?の非ホラー短編集。原題は『恐怖の四季?』の中に収められた秋の物語THE BODY(「死体」)である。
1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いている(原作ではキャッスルロックはメイン州に存在する)。
アカデミー脚色賞?、ゴールデングローブ賞?作品賞、監督賞にノミネート。また、ベン・E・キング?が歌う同名の主題歌?もリバイバルヒットした。
兄弟間の葛藤において生じるカインコンプレックスについても描かれた。
スタンド・バイ・ミー | |
---|---|
Stand by Me | |
監督 | ロブ・ライナー? |
脚本 | レイノルド・ギデオン? ブルース・A・エヴァンス? |
原案 | |
原作 | |
製作 | アンドリュー・シェインマン? |
製作総指揮 | |
ナレーター | |
出演者 | ウィル・ウィトン? リヴァー・フェニックス? コリー・フェルドマン? ジェリー・オコンネル? キーファー・サザーランド? |
音楽 | ジャック・ニッチェ? |
主題歌 | ベン・E・キング?「スタンド・バイ・ミー?」 |
撮影 | トーマス・デル・ルース? |
編集 | ロバート・レイトン? |
製作会社 | |
配給 | コロンビア映画 |
公開 | 1986年8月8日 1987年4月18日 |
上映時間 | 89分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $8,000,000(見積値)*1 |
興行収入 | $52,287,414*2 |
前作 | |
次作 |
1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックに住む、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いている(原作ではキャッスルロックはメイン州に存在する)。
アカデミー脚色賞?、ゴールデングローブ賞?作品賞、監督賞にノミネート。また、ベン・E・キング?が歌う同名の主題歌?もリバイバルヒットした。
兄弟間の葛藤において生じるカインコンプレックスについても描かれた。
作家のゴードン・ラチャンスが、少年の頃からの親友の死をきっかけに、その当時のある出来事を回想する。仲間との友情、複雑な家庭環境のなかで、あの頃のような友達は、二度とできることはなかったと思い返す。
ゴードン・ラチャンスはある日、『弁護士クリストファー・チェンパーズ刺殺される』という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こす。クリスは、ゴードンの少年の頃からの親友だったのだ。
時代は、彼が12歳だったころにさかのぼる。ゴーディ(ゴードンの愛称)は、オレゴン州キャッスルロックの田舎町で育てられる。ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。木の上に組み立てた秘密小屋の中に集まっては、タバコを喫ったり、トランプをしたり、少年期特有の仲間意識で結ばれている。
ある日バーンは、不良グループである兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。3日前から行方不明になっているブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で、列車に跳ねられ死体のまま野ざらしになっていることを知る。バーンが、ゴーディたちに話すと、『死体を見つければ有名になる。英雄になれる』と言う動機から、死体探しの旅に4人で出かける。途中、喧嘩もするが、助け合いながら、鉄道の線路に沿って、冒険のような旅を続ける。鉄橋で危うく列車に轢かれそうになり、沼ではヒルにかまれながら、その夜は森で野宿をする。クリスが持参したピストルを持って、交代で見張りをする。物語を書く才能があるゴーディは、親に嫌われていることが傷になり、将来ものを書く希望も持てないが、クリスから、物書きの才能を守るから、必ず伸ばすように言われる。一方でクリスは、家庭環境の悪さから、自分の未来は何も希望がないということを打ち明ける。ゴーディは、クリスに進学することを勧め、励ますのだった。
そのころ、バーンやクリスの兄たちがメンバーになっている不良グループのボス、エースが死体の話を聞きつけ、自分たちも探しにいくぞと不良グループを連れて車で向かい始める。翌日、ゴーディら4人は、ついに死体を発見する。そこに、エースたち不良グループが現れ、死体を渡せとせまる。バーンとテディは逃げ出すが、クリスは毅然とした態度ではねつける。エースが怒って、ナイフでクリスを襲おうとした瞬間、ゴーディは強い決意で銃を発砲し、エースに銃口を突きつける。その気迫に押され、エースたち不良グループは去っていく。
後々、バーンとテディの二人とは疎遠になっていくが、ゴーディは作家となり、クリスは猛勉強して弁護士になっていく。時代は現代に戻り、そのクリスとは最近10年以上会っていなかった。クリスはレストランに行き、そこで前にいた二人が喧嘩を始め、ナイフを出したのを止めにはいって、喉を刺され即死した。
ゴードン・ラチャンスはある日、『弁護士クリストファー・チェンパーズ刺殺される』という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こす。クリスは、ゴードンの少年の頃からの親友だったのだ。
時代は、彼が12歳だったころにさかのぼる。ゴーディ(ゴードンの愛称)は、オレゴン州キャッスルロックの田舎町で育てられる。ゴーディ、クリス、テディ、バーンの4人は、性格も個性も異なっていたがウマが合い、いつも一緒に遊んでいた。木の上に組み立てた秘密小屋の中に集まっては、タバコを喫ったり、トランプをしたり、少年期特有の仲間意識で結ばれている。
ある日バーンは、不良グループである兄たちの会話を盗み聞きしてしまう。3日前から行方不明になっているブラワーという少年が、30キロ先の森の奥で、列車に跳ねられ死体のまま野ざらしになっていることを知る。バーンが、ゴーディたちに話すと、『死体を見つければ有名になる。英雄になれる』と言う動機から、死体探しの旅に4人で出かける。途中、喧嘩もするが、助け合いながら、鉄道の線路に沿って、冒険のような旅を続ける。鉄橋で危うく列車に轢かれそうになり、沼ではヒルにかまれながら、その夜は森で野宿をする。クリスが持参したピストルを持って、交代で見張りをする。物語を書く才能があるゴーディは、親に嫌われていることが傷になり、将来ものを書く希望も持てないが、クリスから、物書きの才能を守るから、必ず伸ばすように言われる。一方でクリスは、家庭環境の悪さから、自分の未来は何も希望がないということを打ち明ける。ゴーディは、クリスに進学することを勧め、励ますのだった。
そのころ、バーンやクリスの兄たちがメンバーになっている不良グループのボス、エースが死体の話を聞きつけ、自分たちも探しにいくぞと不良グループを連れて車で向かい始める。翌日、ゴーディら4人は、ついに死体を発見する。そこに、エースたち不良グループが現れ、死体を渡せとせまる。バーンとテディは逃げ出すが、クリスは毅然とした態度ではねつける。エースが怒って、ナイフでクリスを襲おうとした瞬間、ゴーディは強い決意で銃を発砲し、エースに銃口を突きつける。その気迫に押され、エースたち不良グループは去っていく。
後々、バーンとテディの二人とは疎遠になっていくが、ゴーディは作家となり、クリスは猛勉強して弁護士になっていく。時代は現代に戻り、そのクリスとは最近10年以上会っていなかった。クリスはレストランに行き、そこで前にいた二人が喧嘩を始め、ナイフを出したのを止めにはいって、喉を刺され即死した。
- ゴードン・ラチャンス
- 主人公。愛称は「ゴーディ」。性格は内向的で真面目。物語を作る才能がある。年の離れた兄デニーを事故で亡くし、両親からもその影響で冷遇されているため、コンプレックスを抱いている。
- ゴードン(大人)
- 劇中での語り手。この時点の彼は妻子持ちの作家である。
- クリストファー・チェンパーズ
- 愛称は「クリス」。ゴーディの親友。賢いがアル中の父親と不良の兄がいて、家庭に信用がないため自分の将来を悲観している。周りも自分自身でも、将来は悪い人間になると思っているが、友達がいじめられていると助けるなど、正義感があり、友達思いの面がある。後に奮起して大学に進み弁護士となるが、ある日レストランでもめていた客2人を仲裁し、客の持っていたナイフでのどを刺され死亡する。
- セオドア・ドチャンプ
- 愛称は「テディ」。大きな眼鏡をかけている。父親の影響からか軍隊に憧れている。彼の父はノルマンディーで勇敢に戦ったという伝説を持つが精神を病んでいる。テディは父を英雄と思って尊敬してはいるが、反面彼から虐待を受け、ストーブで耳を焼かれそうになった過去も持つ。この後耳と目の問題で軍隊には入れず、一時刑務所に入ったが、現在は臨時雇いで働いている。
- バーン・テシオ
- 太っちょで、ちょっとのろま。性格は臆病でうっかり者。自宅の床下にヘソクリを入れた瓶を埋めたが、どこに埋めたのか分からなくなってしまい、暇があると家の床下を掘っている。兄は不良グループのビリーで、バーンは彼らの会話から死体についての情報を盗み聞きした。その後若くして結婚し、4人の子宝に恵まれ、材木場で働いている。
- エース・メリル
- 不良グループのリーダー。
- アイボール・チェンバーズ
- いつもエースの隣にいて、ゴーディーの帽子を奪う。クリスの兄
- ビリー
- バーンの兄
- デニー
- ゴーディの兄で故人。アメフトのスター選手であり、両親から将来を期待され、またゴーディからも慕われる良き兄であった。自動車事故により死亡。
- ゴーディの父
- ゴーディの母
- デニーを事故で亡くした悲しみで活気を失っており、ゴーディにも関心を示さない。ゴーディは父から「(デニーでなく)お前が代わりに死ねばよかった」と言われる夢を見てしまうほど、愛情を感じられずにいる。
役名 | 俳優 | 日本語吹き替え | ||
---|---|---|---|---|
VHS・DVD | BD | TV | ||
ゴードン・ラチャンス | ウィル・ウィトン? | 土井美加? | 滝原祐太? | 神藤一弘? |
ゴードン(大人) | リチャード・ドレイファス? | 野島昭生? | 原康義? | 樋浦勉? |
クリストファー・チェンバーズ | リヴァー・フェニックス? | 高山みなみ? | 村上想太? | 梶野博司? |
セオドア・ドチャンプ | コリー・フェルドマン? | 水原リン? | 宮里駿? | 岩田光央? |
バーン・テシオ | ジェリー・オコンネル? | 亀井芳子? | 海鋒拓也? | 大友大輔? |
エース・メリル | キーファー・サザーランド? | 森川智之? | 加瀬康之? | 井上和彦? |
ビリー | ケイシー・シーマツコ? | 真殿光昭? | 堀内賢雄? | |
デニー・ラチャンス | ジョン・キューザック? | 坪井智浩? | 竹若拓磨? | 島田敏? |
アイボール・チェンバーズ | ブラッドリー・グレッグ? | 高木渉? | ||
マイロ・プレスマン | ウィリアム・ブロンダー? | 長島雄一? | ||
雑貨屋の主人 | ブルース・カービー? | 稲葉実? | 塚田正昭? | |
ゴーディの父 | マーシャル・ベル? | 佐々木勝彦? | 小林修? | |
ゴーディの母 | フランシス・リー・マッケイン? | 定岡小百合? | ||
DJボブ | マット・ウィリアムズ? | 堀内賢雄? |
- TV吹き替え:初回放送 1989年8月12日 フジテレビ「ゴールデン洋画劇場?」
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