前編
セリフ |
智絵里 | あの、プロデューサーさん、クラブのDJ役のお仕事なんて……本当に私にですか?どうしよう。そんなこと、私にできるはず……。 |
あっ、もちろん、お仕事は嬉しいです。でもクラブ……クラブ?なんて、行ったことも、入ったこともないですし……。 |
それに、DJって、レコードを回す人ですよね……なにをしてる人なのかもよく分からないですけど……。 |
あと、そういう場所では、とても荒々しくて……大きな音の歌を流すんですよね?私、そういう音楽は知らなくて……。 |
こんなことじゃ、ほかのDJさんやお客さんにも、失礼だってことはわかるんですけど……どうしたらいいんでしょう。……うーん。 |
……たぶん、怖がってばかりじゃ、前には進めない、ですよね。まずは、知らないものを知ってみます。 |
CDショップにいって、曲のお勉強ですっ。でも、どんな曲がいいか全然分からないから……プロデューサーさん、アドバイスお願いしますっ。 |
後編
セリフ |
智絵里 | CDショップ……こうしてみると、たくさんのジャンルやコーナーがあるんですね。私、普段は静かな曲しか聴かないから……。 |
そう、普段はヒーリングミュージックとかピアノのやさしい曲とか……あと、お仕事のためにアイドルソングを聴くくらいです。 |
最初の試聴は……プロデューサーさんのおすすめでお願いします。……あ、あまり激しすぎない曲をお願いしますね。 |
……ふぅ〜。いまの曲、とってもびっくりしました……。激しいリズムと、音が響いて、頭くらくらします〜。 |
あの、次の曲も聴いていいですか?驚いちゃったけど、けど、胸がドキドキして止まらないんです。だから、もっと聴いてみたくて。 |
世の中にはこんなに刺激的な曲があったんですね。たくさん聴いて、その中から私の最高を選びたいなっ。 |
うーん……つまりDJさんは、すてきな曲を、教えてくれる人なのかな……? |
それなら私も、できるかもしれませんっ。 |
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ハピネスチューン
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