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智絵里 |
あの、プロデューサーさん、ちょっとお外へ出ませんか? まだパーティーの途中ですけど、 こっそり聞いてほしいことが…。 |
わぁ、見てください。今日は星がたくさんですね。 小さくて目立たない、うさぎ座も、 これならよく見えるかもしれません。 |
プロデューサーさん、私、パーティーの席で いろいろ話してて…思ったんです。 みんなほど強い気持ちで、なにかを目指したことないなって。 |
アイドルになったのも、ただ、弱い自分が 普通になれたらいいなっていうだけで。 夢を叶えたいなんて大げさなものじゃなくて。でも…。 |
今日初めて、それじゃよくないかもって感じました。 普通になるんじゃなくて、普通の先の自分を目指せたらって。 |
もちろん、だからといって、急に強くなれるわけじゃ ありません。プロデューサーさん後ろで守ってもらいながら、 すこしずつ…。 |
未来の自分を応援して行こうと思います。こんな私でも、いてよかったって思えるように。 そんな私の…小さな小さなアニバーサリー…♪ |
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