乃々を探せ!レベル41 〜ののと不思議な絵本〜 にて「三月ウサギ」として登場した。
全文
狂ったお茶会 |
帽子屋(喜多日菜子) |
ああ、帽子…帽子…♪ 王子様の優しい手で、私の頭に。 それはどんなティアラよりもきっと…むふ、むふふ♪ |
眠りネズミ(速水奏) |
ちゅー、ちゅー。 |
三月ウサギ(緒方智絵里) |
あの、お茶のおかわりはいかがですか? チェシャ猫さんも、そのお友達さんも。 |
眠りネズミ |
んん…ああダメね。眠たいわ。 こんな茶番…まさしく茶番だもの。 |
帽子屋 |
ああ、ダメですよ。 帽子をそんな、そんなことに…。 |
チェシャ猫(一ノ瀬志希) |
にゃはは。ありがと♪ 相変わらずだねー、みんな。 |
三月ウサギ |
それで、「もりくぼのの」さんでしたっけ?そちらの方がお探しなのは。 |
P |
うなずく |
三月ウサギ |
うーん、、ごめんなさい。 私もちょっと、わかりません。 ネズミさんと帽子屋さんは、どうですか? |
眠りネズミ |
ちゅー…ちゅー…。 |
帽子屋 |
そのまま帽子で、私の… …ウサギさん、いま、なにか呼びましたか? |
三月ウサギ |
「もりくぼ」さんです。 帽子屋さん、ご存知ありませんか? |
帽子屋 |
その子は、いつも帽子を被ってますか? それか、王子様ですか? |
どちらでもないなら、私はちょっと…。 あまり、現実には興味がないので…。 |
三月ウサギ |
ですよね…。 ネズミさん、起きて。起きてください。 |
眠りネズミ |
…?なにかしら。 「もりくのの」? |
んー…聞いたことあるわ。 たしか、トランプの兵隊たちが話してた。 追いかけてたけど、途中でどこかへ消えちゃった、って。 |
よく意味はわからないけれど、消える直前、 「たすけてくださいぃー。プロデューサーさーん」って。 叫んでいたそうよ。 |
チェシャ猫 |
あらら、消えちゃった。 そりゃ大変。 じゃあ、もうここにはいないのかもね。 |
P |
乃々は、どうやらここにはもういないようだ… |
なんだか、眠たくなってきた… |
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