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京神急行電鉄8000系電車(けいしんきゅうこうでんてつ8000けいでんしゃ)は、京神急行電鉄が保有する近郊型電車。現在は特急用10連8本,急行・快速用8連6本、6両編成4本、4両編成8本が在籍している。


車両概要

老朽化が進行していた従来車の置き換えを目的に製造された。京神急行電鉄車としては初のステンレス製車体に、GTO-VVVFインバータ制御装置を装備した。1998年5月までに、8連8本(8001F〜8008F)及び6連4本(8601F〜8604F)の計80両を増備し、6連が各停列車、8連は快速列車用として運行を開始した。
その後、各停列車用に登場した6連については、中間車4両を増結して10両編成化し、編成番号などが変更された。その後、10両編成4本及び4連4本が増備されるなど、輸送状況に応じた編成の組み換えや新造などが行われ、現在は合計184両が在籍している。

編成表

←三島   京神品川→
各停用4連
(Tc)8410(M1)8420(M2)8430(Tc)8400

急行・快速用8連
(Tc)8010(M1)8020(M2)8030(T)8040(T)8050(M1)8060(M2)8070(Tc)8000

特急用10連
(Tc)8110(M1)8120(M2)8130(TW)8180(TW)8190(T)8160(M1)8140(M2)8150(T)8170(Tc)8101

各停用6連(10両編成に組み替えられたため消滅⇒4連+6連の分割編成を組成するために復活)
(Tc)8610(M1)8620(M2)8630(M1)8640(M2)8050(Tc)8600

10連化に伴う改番と連結位置(平屋の中間付随車及びダブルデッカーを2両ずつ増結。)
車番変更前車番変更後連結位置変更前連結位置変更後
(Tc)8610(Tc)81106連1号車10連1号車
(M1)8620(M1)81206連2号車10連2号車
(M2)8630(M2)81306連3号車10連3号車
(M1)8640(M1)81406連4号車10連7号車
(M2)8650(M2)81506連5号車10連8号車
(Tc)8600(Tc)81006連6号車10連10号車

Tc:電動制御車
M1:中間電動車(パンタ付)
M2:中間電動車(パンタなし)
T :付随車
TW:付随車(ダブルデッカー)

2015年の組み換え

10両編成の車両に大きな変化が見られた。まず2編成は『幻の7000系ステンレス車』と言われた先頭車へと組み替えられた。この2編成の中間電動車4両は、嘗て7000系をベースにステンレス車体へ変更して設計された車両の試作車であり、その後8000系に編入された過去を持つ。外された先頭車2両は工場倉庫で保管されていたが、8000系へ編入する改造を施工。再び日の目を見ることとなった。
ここで外された先頭車は、別の2編成の組み換えへと使用された。9000系より編入されていたダブルデッカーを組み込まれていた2編成だが、ダブルデッカーは外されて9000系に再編入。残った8両は付随車を電動車化し、中間に先頭車を組み込んで6両編成と4両編成を組成。これらは連結状態で10両編成とされている。また、新造車の編成に旧9000系の中間付随車を電動車化改造した車両を編入・組み込んで6両編成を組成するなど、数を増やしている。

備考

相互乗り入れ先である東静高速鉄道線には、この車両を元に製造された11000形電車が8連5本在籍している。

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