ウルトラの母

宇宙警備隊銀十字軍隊長
ウルトラの母

【INDEX】

◆Data

呼称：	ウルトラの母【MOTHER of ULTRA：ULTRAWOMAN MARY】
登場作品：	ウルトラマンタロウ(1973) ウルトラマンレオ(1974) 第39話『レオ兄弟ウルトラ兄弟勝利の時』ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団(1979) ウルトラマン怪獣大決戦(1979) ウルトラマン物語(1984) ウルトラマンメビウス(2006)第10・11・27・29話ウルトラマンメビウス外伝ヒカリサーガ(2006) SAGA3『光の帰還』大怪獣バトルウルトラ銀河伝説 THE MOVIE(2009) ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦！ベリアル銀河帝国(2010) ウルトラマンギンガ(2013) 第6話『夢を懸けた戦い』、第11話『きみの未来』ウルトラマンジード(2017) 第24話『キボウノカケラ』劇場版ウルトラマンジードつなぐぜ！願い！！(2018) ウルトラギャラクシーファイト大いなる陰謀(2020) ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突プロローグ編(2021) ウルトラギャラクシーファイト運命の衝突(2022) ウルトラマンレグロスファーストミッション(2023)
本名：	ウルトラウーマンマリー
身長：	40m
体重：	3万2千t
出身地：	M78星雲・光の国
年齢：	14万歳
速度：	マッハ10（飛行時）、600km/h(走行時)、120ノット(水中時)
ジャンプ力：	350ｍ
変身前：	緑のおばさん
変身アイテム：
分類：	ウルトラ戦士、宇宙人
共演怪獣：	ウルトラマンタロウ、ウルトラの父

◇演：安富誠、大槻由美子、太田智美、山下純、安達仁美
◇声：ペギー葉山、上板タエ子、池田昌子、長谷川理恵、大谷美紀、三森すずこ
◇デザイン：井口昭彦

◆Profile

貴方の死を望まぬ者がいます。生きるのです、『ウルトラマン』として…！
――ウルトラマンメビウス(2006)11話「母の奇跡」本編ウルトラの母の言葉より

宇宙警備隊の戦士の治療を担当する救護班「銀十字軍」の隊長。
ウルトラの父の妻であり、ウルトラマンタロウの実母。
未来を予知したり、無くなった生命を蘇らせたりする奇跡の力を持つ。

◆Story

エンペラ星人率いる怪獣軍団との大戦争「ウルトラ大戦争（ウルティメイトウォーズ）」に、銀十字軍の一般隊員として従軍した際、ウルトラの父と出会う。
負傷したウルトラの父を看護したことがきっかけとなり、その後二人は結婚し、ウルトラマンタロウが生まれる。ZATの東光太郎隊員が怪獣アストロモンスとの戦いで命を落としたときにウルトラマンタロウの魂を与えた。地球上では東光太郎の亡くなった母の姿（緑のおばさん）で現れる。

バードンに敗れ命を落としたタロウを復活させ、さらに奇跡の超アイテム「キングブレスレット」を授けたり、円盤生物シルバーブルーメの襲撃で全滅したMACの宇宙ステーションからモロボシ・ダン隊長ことウルトラセブンを救出したり、ボガールに滅ぼされた惑星アーブの怨念の鎧に囚われ命を落としたハンターナイトツルギを鎧から開放し、新たな生命を与えウルトラマンヒカリとして復活させるなど、慈愛の力で多くのウルトラ戦士を救ってきた。

◆Trivia

ウルトラの父に続き、デザインは一般公募である。

ウルトラマンタロウ(1973)第1話で出てくるウルトラの母はスーツの完成が間に合わず、初代ウルトラマンのスーツを改造したものを使用した。

テーマソングである「ウルトラの母のバラード」は本来「ウルトラ母のバラード」であった（現在はJASRAC登録上前者）。同曲は藤田淑子歌唱によるものがオリジナルであるが、ペギー葉山が歌唱したバージョンも存在する。

ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団(1979)では光の国シーンのみの出演であり、ハヌマーンとの共演は無かったが、地球のセットにてハヌマーンと並び立っているスチールが存在する。その際は赤い手袋を着用していた。

ウルトラマンタロウ(1973)におけるスーツアクターは、男性が演じているため「子供の夢を壊す」としてクレジットされなかった（辰巳出版『タロウタロウタロウウルトラマンタロウ』より）。後年の映像作品では、女性が務めている事が多い。

MAC全滅の際にウルトラセブン（モロボシ・ダン）がウルトラの母に助けられたという設定は、ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(2006)にてセブンが登場する理由を説明するために考案されたものであり、それ以前はゾフィーが救出した事になっていた。

ウルトラマンメビウス(2006）では最終回、ヒビノ.ミライのモデルになったバン.ヒロトを母がウルトラゾーンから救出し、メビウスと一体化させる案もあった.

ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟(2006)の続編企画に登場が予定されていた。

1985年公開の映画『みんなあげちゃう』では、イメージ像として登場。

1987年秋放送の「風雲！たけし城」での1コーナー「すもうでポン」に参加し、埴輪と相撲を取るが、負けてしまった。続いてレッドキングとも相撲を取ったが、これも負けてしまった。

「てれびくん」のCMでは、怪獣が暴れているにも関わらず「てれびくん」を読んでいたウルトラマン、ウルトラセブン、ウルトラマンタロウを叱った。

エー・オー・シー・キャリアのCMでは、パートをしていた。

クリナップ「流レールシンク」のCMでは、汚れたシンクを見てカラータイマーが鳴っていた。

「ハイサンプレイス」（香港）のCMでは、人間の姿で買い物をしていたが、バルタン星人に襲撃されたため、人間の姿でバルタン星人と対決。敵わないと見ると元の姿に戻ってバルタン星人を倒し、降参したバルタン星人と一緒に買い物の続きをした後、M78星雲に帰って行った。

「ウルトラヒーローズ THE LIVEアクロバトルクロニクル」（香港公演）のCMでは、人間の姿になってピグモンと一緒にウルトラの母カラーの自動車（日産車）に乗っていたが、擬人化エレキング（プレックス版）に車を止められたため、エレキングと対決。擬人化エレキングが怪獣の姿になると苦戦したため元の姿に変身し倒したが、その後、アクロバトルライブのチケットを渡して和解した。