2chエロパロ板のけいおん! 作品のまとめサイトです。

唯「りっちゃん、おぃーっす」
律「おお、唯。待ってたぞ〜」

放課後いつものように音楽室のドアを開ける
だが、律しかいなかった。

唯「他のみんなはどうしたの?」
律「あ、ああ。澪と梓はライブを見に行ったよ。ムギは家の用事で来れなくってさわちゃんはムギのお茶がないなら来ないってさ〜」
唯「そうなんだぁ〜。だからりっちゃん1人だったんだ〜。りっちゃんと2人だけかぁ」
律「な、なんだよっ?あたしとじゃ嫌なのか?」
唯「違うよ〜りっちゃん。今日は私たちだけだからたくさん遊べるよってことだよ〜」
律「おっ!そういえばそうだな!澪と梓がいないのは好都合だ!」

唯と律は軽音部の中でよくふざけて遊んでいる。
合宿なのに海で遊びまくったり、澪の歌詞ノートにイタズラ書きをしたり。
2人は似たもの同士だ。
だから気も合うのだろう。

唯「でもムギちゃんがいないとお菓子が食べられないや〜。」
律「なぁ唯?ムギがいないならあたしたちで作っちゃわないか?」
唯「え〜?勝手に使ったらムギちゃんに怒られちゃうよ?」
律「大丈夫だ!ムギは澪と違って優しいから。」
唯「ん〜。それもそうだね!ムギちゃんは一度も怒ったことないもんね!」
律「お〜っし!じゃあ、さっそく作ろうぜ!まずは紅茶からだ」

2人がムギ自前のティーセットに手を触れる。
と、その時。


パリーン。



唯・律「あ。」



ムギのティーセットが地面に落ちて割れてしまったのである。





律「あ、あ・・。」
唯「りっちゃん!どーするのっ!?割っちゃったよぉ〜」
律「い、いや〜。ホラ。大丈夫だよ・・・きっと・・・ムギ、優しいからさ・・・。」
唯「いくら優しくても、案外怒っちゃうかもよ?ムギちゃんの家お金持ちだし、このティーセット結構するんじゃ・・・?」
律「・・・それも、そうか・・。」



唯・律「うわぁぁぁぁん」





唯「どうしよ〜?どうしよ〜?」
律「落ち着け!唯!とりあえず、弁償するためにお金を出してみよう!」



唯と律はお互いに財布からお金を出す。



律「2人合わせて150円か・・・。」
唯「こんなんじゃ、カップすら買えないよぉ〜」
律「っていうか、なんでこんなに少ないんだよ!?」
唯「そ、それはぁ。お昼にメロンパンとカレーパンとクリームパンとメロンソーダを買っちゃったんんだ」
律「そ、そんなにっ!?この食いしん坊唯めっ!」
唯「いいもんっ!私は食べても太らないもん!憂のカレーはいつも5回はおかわりするもんっ!」
律「ご、5回っ!?それはいくらなんでも食い過ぎだぞ!」
唯「おいしいからいいんだもんっ!そういうりっちゃんはなんで70円しかないのさっ!?」
律「そ、それはっ。弟に誕生日プレゼントを買ってあげたからさ。」
唯「うっ。ホントに?」
律「嘘ついてどーすんだよ?」
唯「・・・でも私の方が10円多いもん。」
律「そこかよっ!?まぁ、落ち着こうぜ唯。とりあえずは弁償は諦めようぜ。」
唯「じゃあ、どうするの?」
律「う〜ん。あ、そうだっ!?美術室に接着剤があったよな?」
唯「あったけど・・・おぉ!そういうことか?りっちゃん!」
律「あぁ、そういうことだっ!割れたのなら破片はある。」
唯「それをくっつけちゃえば・・・。」
唯・律「問題ないっ!」



というと、唯と律は美術室へ行き、接着剤を調達してきた。




律「さぁ、唯先生。オペを始めよう。」
唯「はいっりっちゃん先生。」
律「慎重に、慎重にくっつけるのだぞ?」
唯「しんちょ〜に、しんちょ〜に。あ!」
律「どうした!?唯先生?」
唯「りっちゃん先生〜ど〜しよぉ〜手にくっついちゃったぁ〜」
律「馬鹿!接着剤ってくっついたら相当大変なんだぞ!?」
唯「えっ!?どのくらい大変?」
律「最悪の場合、皮膚と皮膚を切断する必要がある・・・。」
唯「えっ?いやだ〜やだよぉ〜!りっちゃん!助けて!」
律「接着剤は確か、お湯に付ければ直るハズだっ」
唯「お湯〜!お湯〜!」
律「待ってろ唯!今とってくる!」




律がお湯をとりに行き、ようやく唯の手から破片が離れる





唯「ありがと〜りっちゃん」
律「ああ。だがしかし、ティーセットがもう接着剤でベトベトだな。こりゃもう絶対バレるな・・・。」
唯「りっちゃん・・・。」
律「諦めて、正直に謝ろうな。」
唯「りっちゃん・・・うぐっ、えっく、ひっく。」
律「ど、どうした?なんで泣くんだよ?」
唯「だって、りっちゃん、頑張ってくれたのに、私が接着剤でベトベトにしちゃったから・・・うぅ。」
律「唯・・・。気にしなくていいよ。元々やろうなんて言い出したあたしが原因なんだし。」
唯「うぅ・・・。りっちゃぁぁぁん!」

唯が律に抱きつく。

律「うおっ・・・唯、お前、泣き虫だな」
唯「いいもん。りっちゃんが優しかったから感動しちゃったんだもん」
律「な、なんだそのあたしが普段優しくないみたいな言い方は?」
唯「えへへっ。でも、りっちゃんありがとう」
律「お、おぅ・・・。」





翌日
放課後。





唯「あのねムギちゃん話しがあるんだ。」
紬「あら?どうしたの?」
律「実は昨日、唯と2人で紅茶を作ろうと思ってさ」
唯「そしたらティーセット落としちゃって割っちゃったんだ。」


唯と律がバラバラになってしまったティーセットをムギに見せる。
唯は半泣き状態で律の顔も申し訳なさそうだった。



紬「・・・・。」
唯・律「本当にごめんなさいっ!」





唯「(あぁ、やっぱりムギちゃん怒っちゃったかな?)」
律「(いくらムギでもこれはさすがに許せないか・・・。)」





紬「・・・2人とも、ケガはなかった?」
唯・律「へ?」
紬「ガラスだから危ないわ。手とか切らなかった?大丈夫?」
律「だ、大丈夫だったけど・・。」
唯「ムギちゃん怒った?」
紬「ううん。怒ってないわよ。正直に謝ってくれたから私はそれで充分だわ。」
唯「ムギちゃん・・・。」
律「ムギ・・・。」
紬「それに学園祭も近いのに大切な手をケガしてたら大変だったわ。ギターにせよ、ドラムにせよ手は楽器を奏でるためにとても大切なのよ。2人にもしも・・・。」
唯・律「うわぁぁぁん!」



唯と律が紬に抱きつく。



紬「きゃっ・・・唯ちゃん・・・りっちゃん・・・。」
唯「ひっく、私、ムギちゃんに怒られちゃうと思って、ずっとドキドキしてた。もし、ムギちゃんが怒っておやつ抜きとか言ったら、私・・・私・・。」
律「ホントにごめんなぁ!あたしが作ろうなんて言い出したからいけなかったんだ!ホントにごめんっ!」
紬「2人とも、とても心配してたのね・・・。よしよし、もう心配しなくていいわよ」
唯「えへへっ。ムギちゃんは優しいね!」
紬「そうかしら?ん?でもこのティーセットたしか、さわ子先生の・・・。」
唯・律「え!?」
紬「とても気に入ってたような気がするわ・・・。」
唯・律「あ、あわわわわ。」




ガチャン!
部室のドアが勢いよく開く。





さわ子「唯ちゃん・・・りっちゃん・・・話しは、今聞かせて貰ったわ!2人とも、ちょっと来なさい・・・。」
唯・律「・・・はぁ〜ぃ・・・。」





唯と律が部室の外へと連行される。





さわ子「2人とも!おケツを出しなさいっ!」
唯・律「え〜?」
さわ子「まずは唯ちゃんからよっ!それ〜っ!」



パシっ!パシっ!



唯「った!痛っ!さわちゃん先生っ!強く叩きすぎだよぉ〜」
さわ子「ティー子の恨みは大きいわよ〜!!!」
律「名前付けてるのかよ・・・。」
さわ子「さぁ〜て!お次はりっちゃんよ〜!!!」
律「ひっ!いやだぁぁぁ!」
さわ子「あ、コラっ!止まりなさいっ!」
唯「さわちゃん先生、酷いよ〜・・・。」






部室の中で一人笑顔で様子を傍聴する紬がいた。




紬「唯ちゃん、りっちゃん、いつもいいものをありがとうね」











その後さわ子先生の罰から解放され、澪と梓が合流し、練習が始まった。






唯「お尻がヒリヒリするよ〜りっちゃん・・・。」
律「あたしもだ、唯。きっと今、あたしたちのお尻はチンパンジーの様に赤くなっているだろう・・・。」



澪「何かあったのか?あの2人。」
紬「えぇ、まぁちょっと。」
梓「さっきからお尻ばっかさすってますけど・・・。」
紬「いいじゃない。ああいう2人も」
澪「まぁな。じゃ、練習始めよう!」
律「お〜っ!じゃ、いくよっ?ワン、ツー、スリー、フォー!」



ジャーン!!
演奏が終わる。





澪「・・・なぁ律、唯。言われたことちゃんと出来てないぞ・・・。」
律「っ!!」
唯「言われたこと〜?私何も聞いてないよ〜?」
澪「・・・律っ!?」
律「は、はい!」
澪「お前、唯に言わなかったのか・・・?2人のリズムがズレてるからAメロの部分練習しておけって、伝え解けって言っといたよな?」
律「はい〜・・・。」
澪「私たちがいない間、練習しなかったんだな?」
律「そうで〜す・・・。」





ゴツンっ!





律「ぁいたっ!!!」
澪「学園祭まで時間が少ししかないんだぞっ!?遊んでる暇があったらちゃんとやっておけっ!」
律「うぅぅ。やっぱし澪はムギと違って怒りんぼだっ・・・。」
澪「お前が怒らすのが悪いんだっ!」
唯「りっちゃん・・・。」
澪「唯も唯で、なんでいっつも律と2人になるとふざけるんだ!?」
唯「うぅぅ。確かに澪ちゃん怖いぃ〜。」
澪「唯もかっ!もう、本当におまえら似たもの同士だなっ!」



紬「ふふふ。唯ちゃん、りっちゃん。」
梓「どうしてあの2人ってあんなに似てるんでしょうか?」
紬「もしかしたらあの2人は前世で姉妹だったとかじゃないかしら?」
梓「・・・なんだか分かる気がします・・・。」
紬「でもあの2人がいるから私たちはいつも笑顔でいれるのよね。」
梓「・・・それもそうですね。」



澪「このっ!トラブルメーカーコンビめっ!」













〜おしまい〜












初めて書いたのでつまらなくてごめんなさい・・・。
それと題名がおかしいのは変換ミスでそのまま投稿してしまったからです。
「唯ちゃんとりっちゃん」でお願いします。
ホントに変にミスしてしまいました(笑)輸言うとか意味不明www

今回僕の一番好きなカップリング唯×律でやりました。
本編を見ていても、唯×律のカットが目立つような気がします。
りっちゃんの突っ込み具合とそれについてくる唯ちゃんのポジションが僕的にはとてもいいと思います。
でも実は本命はムギちゃんだったりw
なので好きなカップリングに一番好きなキャラの紬を絡ませました。

澪と梓が好きな人はごめんなさい。
次は澪か梓がメイオンのお話を書きたいと思います。

こんな見苦しい作品を見ていただきありがとうございました。

このページへのコメント

150円って…
面白かったです(*´∀`)♪

0
Posted by 哀・戦士 2013年02月18日(月) 02:43:19 返信

やっぱりムギちゃんは天使だな

0
Posted by 七氏 2010年06月01日(火) 23:12:05 返信

唯、律がさわちゃんにお尻ぺんぺんされる描写大好きです

このセットでお尻ペンペンネタ書いていただきたいです!

0
Posted by とら 2009年09月18日(金) 10:50:28 返信

全然つまらなくないですよ!とても楽しい作品でした☆次の作品期待してますね頑張って下さいo(^-^)o

0
Posted by りっちゃん 2009年07月10日(金) 23:25:39 返信

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