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伊達メガネ嬢・その後

スレ番号タイトルカップリング作者名備考レス
13伊達メガネ嬢・その後 珍味の人否エロ281

伊達メガネ嬢・その後


さて無事に竜を捕獲した事だし、後は回収してもらうのを待つだけだね。
しばらくは暇だから、またお話でもしようか。
うん、返せってなんで今更。ああ、返り血拭うのか。はい。
にしてもここは寒いや。や、ホットドリンクのおかわりが欲しいとかじゃないよ。ありがと。
自分で持ってるし、ケチってるワケじゃないし。そういう意味じゃないんだけどね。なんでもないさ。ないったら。
あれ、肩の所酷いじゃないか。大丈夫なの。なんだ鎧だけちょっとかじられたのか。
良かった。
そこん所、廃棄交換決定っぽいねえ。
ちゃんと修理しなよ、相棒として口だけ出すけどね、防具は充実させなさいって。
どーせお金借りるとか資金援助とか、嫌がるでしょ、君は。お金ケチって命落としたりしちゃヤだよ。
落ち込まない落ち込まない。一緒に報酬高いお仕事頑張ろうよ。
えーと、なんだっけ。そうそう、暇潰しに昔話でもしようか、だったね。
痛ーい話を聴かせたげよう。
あるギルドに規格外に強いハンターがいたんだって。どれくらいって言うと、ランポスたんを素手で捻り殺せるくらい。
一人で怪鳥の群れを狩り散らし、つがいの火竜をほふり、巨大な龍すら彼には道を変えさせられた。
やー、誇張入ってそうだよね。
その強い男は、ナニすらも常人ならざるその器、とかだったらしい。それはお腰の尊い剣と呼ぶにはあまりに大きすぎた云々。
で、怒張は入らなかったんだって。何にって君、そりゃ……。
うっさいなぁ、訊いておいて遮るなんて酷いじゃないか。
判ってるんなら言わせなきゃいいのにもう。君もスキだね。
で、彼はその化け物じみた強さとご立派過ぎる第三の足のお陰で、男達からは半ば生ける神の如く崇められてたと。
強さを尊ぶのは判るけど、男ってそんなにおちんちんぃやっほー信者なのかい。ココこそ誇張だと思いたいなぁ。
けどそのご立派故に、彼は生涯素人童貞だった。色々鬱屈したものがあったらしい。
規格外の彼はある日ひらめいちゃったんだ。サイズ合う相手とやればスッキリ快適ライフじゃね、とか。
当たり前な思い付きだったはずが、そこはさすがの規格外。
着地点が誰も出来ない事をやってのけちゃう感じだった。彼は竜姦に開眼したんだ。
……何さその目は。どいつもこいつもってどーいう意味。
言っとくけど僕はブチ込みたいとか言うけど、実行した事ないし、しないよ。
変な病気貰っちゃうかもしんないのに、そんな危険なことヤるわきゃないしさ。
実質無いモノは入れられぬっていうか。
いやいや、話戻そうか。
開眼しちゃった彼は、違う意味での百体斬りを達成しつつ、相変わらずとんでもなく強かった。
雄でも死体でも瀕死でも美味しくイタダキマス。ある意味悪食って言うか、雑食だったみたい。
ある日そんな彼の元に、新種の竜の捕獲依頼が舞い込んだ。当時まだ見付かったばかりのガノトトスたんのさ。
何せまだよく解ってなかった竜だから、念を入れて彼を含めて四人程で捕まえに行ったんだ。
慣れない相手に苦戦したけどなんとか捕まえて、今の僕らみたいに回収待ちの時さ。
件の彼は、コイツもやってみるかって、落とし穴にはまったガノトトスたんの尻尾の方に潜りこんで。
同行してた人達はそれをまたかって、気にもかけなかった。
それでね、彼は死んだんだ。や、圧死じゃないよ。
ガノトットって、お腹の中で卵孵して育てるんだ。人と違って産むのは赤ちゃんじゃなく、もう独り立ちできる小型のトトスたん。
つまり彼はね、そろそろおかーさんから産まれるって子トトスたんの、ギザギザ牙のお口で熱烈歓迎されちゃった。
かくして規格外ハンターは、ご立派故にドラゴンファッカーとなり、ご立派故にその命を落とした。
過ぎたるは尚及ばざるが如し、だっけね。そんなお話さ。あと、なんでもかんでもヤっちゃうのも考えものだね。
本当の意味でのやってはいけない事なんて、何もないんだと思うよ。なんにでも結果がつきまとうだけでさ。
これでこのお話終わり。
まーだ来ないね。
あ……。
なるほど。返り血まみれで触れてくるなんて、確かに君のする事じゃない。甲斐甲斐しいじゃないか。
僕はね、君のその鈍感なのかってくらい、気を遣ってくれるところが好きさ。
あったかいよね。
やっぱりまだしばらく回収の人来なくていいや。
2010年08月21日(土) 12:01:28 Modified by gubaguba




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