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受験前日の夜1

カリカリカリカリ・・・
夜の家。なんの変哲もない寝室に、鉛筆の音が響く。
俺は机にむかい、必死に明日の試験に備えて勉強していた。

俺はモンスターハンターを目指す者。
ここ、ナラキ村はあまり有名ではないが、数多くの強靭なハンターの出身地でもあった。
その理由は、ここらの地域では屈強なハンターを生み出すため、ハンターを目指すものは四年間、
狩猟学校に行くことが義務付けられているのだ。
筆記試験、実戦演習、数多くの試験を乗り越え、ハンターになれる。
俺は明日に、ハンターになるための最終筆記試験がある。
それに合格すれば、ようやく憧れのハンターになれるのだ。
俺はいつも成績トップ、自分で言うのもなんだが、頭はよかった。
「・・・だけど、ちょっと不安だなぁ・・・」
そう思った理由は、同居人にあった。
『クルルルル・・・』
そう鳴きながら、二メートルほどの背丈のあるそいつは俺の背中に生殖器をこすりつけてきやがる。
生暖かい感触が背中を伝わってくる。
「あのさあ、ラッセル・・・俺明日試験なんだけど・・・今日は勘弁してくれないか・・・?」
そんな俺を無視して、そいつ、ラッセルは俺の背中にまだペニスをこすりつけてくる。
背もたれつきの椅子を買わなかったことを後悔している。
それと同時に、爪を切られた手先で、俺に気持ちいい肩もみをしてきた。
尻尾で俺のペニスをズボン越しに刺激してきたりもした。
(ああ・・・気持ちいい・・・・・・はっ!だめだ寝たら!明日は最終試験なんだぞ!!)
俺は身震いして身を起こした。
肩もみするか、俺の息子をいじくるか、オナニーするかどれかにしろってんだ!!
いつからだろうな・・・こんな生活になったのは・・・

俺の同居人のラッセルは、人間ではない。
こいつはドスランポス。真っ赤なトサカを持ったあれだ。
ラッセルという名前をつけたのは俺だ。
なぜラッセルという名前をつけたのかというと、俺の名前もラッセルだからだ。
自分と同じ名前をつけることで、親しみもわくかな・・・と思ってな。
俺とラッセルが出会ったのは、たしか三年生の終業式の日だった・・・

その日、俺は友人と帰り道を歩いていた。
もうすっかり夜で、ほとんどの家で電灯がついていた。
「ラッセル、いよいよあと一年で憧れのハンターになれるんだよな・・・」
と友人が俺に聞いてくる。
「ああ、そうとも。もし俺とお前がハンターになったら、一緒にコンビを組んで最強のハンターになろうぜ!」
「よっしゃっ!ミラルーツでもラヴィエンテでもかかってこいやあ!!俺ら二人だけでぶっ潰してやんよ!!」
「無茶言うな・・・」
俺は呆れてため息をついた。
まったく、このハイテンションは幼少期からずっと変わらんな・・・。
だけど、それは俺にとってうれしいことでもあった。
俺は、何気ないずっと変わることのない日常が大好きだったからだ。
学校でよく学び、よく遊び、よく寝て・・・寝るのはだめだな。うん。
そんなわけで俺はハンターになるのは一種の恐れでもあった。
なんだか、いつもの日常がなくなる感じがして・・・

気がついたら、もう俺の前に来ていた。
友人が俺に語りかけてくる
「じゃあここでお別れだな。来期また会おうぜ!」
「おい!長期休業中俺ら会わねえのかよ!」
「あっ、忘れてたwww」
「おまえなぁ・・・じゃあおやすみ・・・」
俺はそういって自宅の扉を閉めた。
(ふう・・・今日はもう疲れた・・・シャワー浴びて、とっとと寝よう・・・)

ドンッ!

俺は乱暴にカバンを自宅の玄関に置いた。

『キュッ!?』
「!!?」
何だ今の声・・・?
またカバンを持ち上げ、乱暴に地面に落とした。

ドンッ!

『キュウッ!!?』
聞き間違えなんかじゃない。絶対になんかいる。
俺は持っていたハンターナイフを片手に、恐る恐る寝室に近づいていく。
まあ、正体がなんにせよ他人の家に勝手に入り込む、不法侵入野郎は警察に突き出せばいいことだ。
結構剣術には自信があった。
誰にも負ける気がしない。
そして、扉をレ○ンの様に蹴り、中へ押し入った。
電気はついていなかったが、窓から入ってくる月光のおかげで回りは見渡すことができた。
「なんだ、何もいない・・・やっぱり聞き間違いだったのか・・・?」
俺の頭を安堵感が覆った。
だが、そんなの一瞬のうちの出来事だった。
「うぐおあっ!!」
突然、誰かにベッドへ押し倒された。
『グルルルル・・・』
「だっ、誰だてめえ!!!ベッドに押し倒すなんて、逆レイプするとか言ったらぶっ殺すぞ!!
俺は強姦が大っきら・・・い・・・」
俺は言葉を切った。俺を押し倒した犯人の正体がわかったからだ。
家の中に勝手に不法侵入し、俺を押し倒した奴の正体は、
青い体をして赤いトサカを兼ね備えた獰猛な肉食獣のリーダー、ドスランポス。
ドスランポスなら何回か狩猟演習で捕獲したことがある。
正直言ってあまり強いとは思えなかった。
なんでこのドスランポスが俺の家に入ってきたのかなんていうそんな疑問が頭の片隅に湧いていたが、
頭の大部分はそれどころではない。
もっと恐ろしい問題が占めていた。
ハンターナイフは押し倒されたときに、地面に落としてしまった。
つまり俺はこのドスランポスに対抗できる武器を何も持っていなかったのだ。
胸ポケットにあるペンなんて何の役にも立たない。

「なっ、何をしようというんだ・・・俺なんか食ってもうまくないぞ・・・」
俺はおびえながらそいつに訴えた。
あと一年でハンターになれるのに、こんな奴に殺されたくない。
『キュルルル・・・』
「!!!・・・おい・・・まさか・・・」
こいつは俺を食う気らしい。だが、口に食物を運ぶあれではない。
このドスランポスは、俺と交尾をする気らしい。
股間には、見事なガンランスをそびえたたせていた。
「おい!俺は男!お前のそれを見る限りお前も男!!男同士でセックスなんてできるかあ!!!」
ホモセックスなんてしたくない。阿○さんじゃねえんだぞ・・・
俺の願いもむなしく、ドスランポスは俺のズボンと下着を脱がせ始めた。
必死に抵抗するが、ドスランポスの力は強い。
いままで俺がドスランポスに勝ってきた理由はやはり剣のおかげだ。
力では到底人間である俺はかなわない。
「やめろおおおおおおお!!」
ドスランポスは、自分のペニスを俺のひとつしかない穴にあてがった。

アッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!

これが、俺とドスランポスであるラッセルの最初の出会いだった。
そのまま俺はラッセルに掘られ続け、中に出されてしまった。
俺の息子も勃起状態になってしまい、出された後ラッセルに無理やりフェラされちまったんだ・・・。

そんなこんなでこいつは俺の家に居座るようになっちまって、俺が飼うはめになっちまった。
犯されたときは衝撃的だった。しばらく鬱状態になったもんだ。
だが、時間というものはなんでも解決してしまう。
一緒の家にすごしているうちに、こいつがかわいく思えてしまうようになり、
自分と同じラッセルという名前までつけてしまった。
結構しっかりしている奴で、一回しつけたことはあっという間に吸収していった。
経済的にも俺の親の家は大金持ちで、なんの問題もなかった。
定期的に親から金はもらってるし、友人も飼う事には大賛成だった。
「すげえじゃんラッセル!この学校でモンスター飼ってるのお前ぐらいのもんだぜ!!」
友人はそう絶賛していた。

ある日のこと。
俺は友人といつものように学校の帰り道を歩いていた。
「ところでさ、ランポスの方のラッセル君だけど、お前と仲良く暮らしてんの?」
「まあな。ランポスって言うとあいつを飼うまでうざったいイメージしかなかったけど、
結構かわいいところあるんだぜ?」
「へぇ〜。じゃあ俺も飼ってみようかな〜?」
「経済的には大丈夫なのか?」
「だめだwwwww」
「いっぺん死んで来い・・・」
何気ないいつもの会話。今日はこの友人が俺の家に泊まることになっているのだ。
俺も、誰かが自分の家に泊まりに来ることなんてなかったから、胸を弾ませていた。
そして、俺の家の前に来た。
『キュルルルン・・・』
「ん?今のラッセル君の声じゃねえの?」
友人が言った。確かに家の中からラッセルの声が聞こえる。
「・・・この声・・・発情したときの声だ!!」
俺と友人はそっと家の窓から部屋の中を見た。
「・・・ラッセル・・・これやばくねえか・・・?」
俺もそう思った。

ラッセルが、自分の爪をトイレットペーパーでグルグル巻きにし、己のペニスを握って上下に動かしていた。
それだけならまだいいのだ。
異様な光景だが、どんな動物だって溜まったら出すのは当たり前。
だが、問題なのはラッセルが何をしているのかではなく、何を考えているのかということ。
ラッセルが俺の海に行ったときの記念撮影でとった写真をガン見していたのだ。
間違いない。俺をおかずにしてオナニーしてやがるんだ。
顔を真っ赤に染め上げ、息も荒くし、嬌声を上げながらオナニーしてやがるんだ。
『キュルルル・・・』
ラッセルは気持ちよさそうに目を細めた。
「・・・ごめん。今日泊まるの・・・なしにしてくれないか・・・」
俺はこう友人に申し訳ないように言った。
やはり同居人のオナニーを見られたからには、こちらとしても恥ずかしい。
「・・・あ、ああ。じゃあなラッセル」
友人はそう言って、行ってしまった。
俺はため息をついて、窓を見たときにはもうラッセルは吐精し、せっせと床についた精子をティッシュで拭いていた・・・。

<続く>
2010年07月09日(金) 23:35:05 Modified by kichigaida




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