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幼祖龍2

スレ番号タイトルカップリング作者名備考レス
15幼祖龍2擬人化ミラルーツ×擬人化ミラルーツL擬人化(祖龍)・百合328〜335

幼祖龍2


「分かりました、一応民間人という流れにしておきましょう。今回の件も、機密扱いと言う形で情報を制限しておきます。」
「いやーすいません、助かります。」
 ドンドルマ―――その街の酒場の奥―――通常のハンターや酒場のウェイトレスなどの立ち入りが禁止されている場所の一つである。その場所のある部屋で2人の女性が会話をしている。
「4人のハンターについては忘却薬を飲ませ、別の罪状で罰しておきます。」
 机に向かい、ペンをカリカリと鳴らしながら書類を書き上げていく女性と
「ついでに性格を矯正するような薬も飲ませたら?」
 表向きはハンターだが、「ギルドナイツ」という裏の顔も持ち合わせる白髪の女性―――この女性は先程ある人物から呼び出しをくらい(勿論モンスターが出現する場所)、そこに向かったら4人のハンターに襲われている女の子を助け、保護したのだが・・・
「・・・なるほど、今度薬剤師に頼んでみましょうか。」
「・・・相変わらず冗談通じないわね〜。」
 その保護した女の子が特殊・・・というか異例な為、こうしてギルドと王国に顔の利く女性に相談している―――というのが今の流れだ。
「私は冗談に反応するほどの余裕が無いので・・・。その女の子の世話は貴女が引き受けてくれるのですよね?」
「ええ、勿論よ。私と同じ事情を抱えているからね。これはある意味で「義務」だわ。」
「・・・そうですね、それではこの件は私が処理しておきます。貴女はその女の子をお願いしますよ。」
 「下がっていいですよ」と言う仕草をする彼女に対し
「はっ、失礼します」
 白髪の女性は敬礼し
「―――エミス書記長殿」
 と言って、部屋から出た。バタンっとドアが閉まるのと同時にエミルと呼ばれた女性はペンを止め
「―――本当に、最近どうなっているのかしらね。」
 そう呟いてペンを置いた。






……

………


「あ、団長。」
「お帰りなさいませ団長。」
 猟団部屋に戻ると団員達が迎えてくれた。今日も皆ハンターとして元気良く―――そして無事に過ごしてくれたみたいだ。
「ただいま〜。あ〜疲れたあああぁぁぁ〜」
 対して私は皆に少し甘えるように言う。団長としての威厳は?等と誰も言わない。皆私を理解してくれているからだ。だから
「ははは、お疲れ様です。今回の狩猟も大変だったんですか?」
「そ〜なのよぉ〜。ていうか場所的な問題かな〜?立ち回りがしにくくてさ〜」
「なんにせよ無事でよかったッス。どうスか酒でも?」
「遠慮しておく〜、まだやることが残ってるから〜。」
「大変ですな、無理しないようにお願いしますよ。」
「うん、ありがとね〜。」
 こんな風に接することが出来る。これは私の一つの理想郷だから―――幾人を率いる立場でも、皆と仲良く、他愛も無く会話や行動が出来る事。
私にとってそれはとても大切なことだ―――。
 団長席―――私が座る椅子の背後にはこの団の旗が飾られている。
「ねえねえ、ナナは?」
「団長の部屋の前で待つと言って行っちゃいましたよ。話したいことがあるからとか・・・。」
 旗にはドラゴンのイメージが鮮やかに描かれ―――だがそのドラゴンを断ち斬るかの如く、白い太刀筋がドラゴンに上書きされている。
私の―――我が猟団の名は―――
「そっか、ありがと。じゃあ部屋に行って来るね。」
 

 減龍士団―――通称「ヴァドフォリック・ドラゴネス」―――文字通り「龍を滅する者達」が集まる飛竜狩り専門の団である。


「どうやら皆にはバレてないようね・・・。」
 特別な団員(と団長)のみが入れる宿舎の通路を歩く。宿舎といっても小さく、部屋はせいぜい5人分くらいしか無い。
通常ハンターは自分の部屋を用意され、そこで生活するが、私と―――私と同じ事情を抱える「4人」はここで暮らしている。
 勿論異例ではあるが、同じく異例の事情持ちのエミスのおかげである。
「ま、ここに居ればバレることもないか。」
 この宿舎は猟団部屋から離れたところに設立されている。猟団部屋とは繋がってはいるが、特殊な鍵でないと行けなくなっている。
言ってしまえば、ここは私たちの「家」だ。
「お帰りなさい、姉さん。」
 私の部屋に差し掛かると、さっき聞いたとおり蒼紫の外套を纏った子―――ナナが居た。
「ただいまナナ。ありがとね、見張っててくれたんだ。」
「・・・。」
 急に俯いたナナは少し声を小さくして
「・・・そうしないといけない気がしたから・・・。」
 と言った。

「なんとなくだけど・・・こうしていた方が姉さんが安心すると思って・・・。」
「うん、ナナの言うとおり安心したわ。ありがと〜♪」
 そう言いながらナナの頭を撫でる。「角」があるので額側になってしまうが・・・。それでも嬉しいのか、ナナは笑っていた。
「さーてと、それじゃあ対面と行きますか。」
「あ、じゃあ私は部屋にもど―――っ!?」
 戻ろうとしたナナを捕まえて抱きしめる。
「ね、姉さんっ!?」
「ごめんね〜ナナ、今日ナナの番だったのに。」
「そ、そんな・・・私は別に・・・・その・・・・」
「明日にずれちゃうけど、これで許してね。」
 言って、頬に軽くキスをしてあげた。
「―――ッ!」
 その瞬間、ナナの顔がもの凄く赤く―――例えて言うならリンゴか、いやもっと、リオレウスやテオ・テスカトルよりも赤くなったか。
まあこれは何度も見ているし、心境も理解しているから今のナナがどんな気持ちか私には分かる。
 つまり―――嬉しいけど恥ずかしい、そんな感情が混ぜあっている状態なのだ。
「それじゃ、おやすみ♪」
「・・・おやすみなさい、姉さん。」
 その証拠にウットリとした表情でナナは部屋に戻っていった。
「さて、と。」
 改めて私の部屋に入る。部屋は結構大きく、・・・まあ、説明するのも面倒なので、とにかく大きいと言っておこう。
何せ入って目の前にベッドがあって、その後ろは壁が無く、一面の景色を見渡せるほどである。バルコニーも設置されており、
そこに出た時の解放感は日々狩りをするハンターの私にとっては絶大な癒しをもたらす。
 さて、そんな景色をバックに、部屋の中央でポツンとでも言うように設置されている大きなベッドには昼間私が助けた―――私と同じく
白髪の女の子が上体を起こして、部屋に入ってきた私を見つめていた。
「・・・やっと来たか。」
 今夜はとても良い。雲一つ無く、暗空に輝く月が部屋を照らしている。それによって女の子の顔は逆光になって見えずらい。だが微かに光る眼はとても神聖で―――
「起きてたのね、逃げ出さなくてよかったわ。」
「・・・この体では動けん。」
 何故か布団は被っていない。感触が気に入らなかったからだろうか?まあ、ちょうど良い気温が続くこの季節なら風邪を引くことはないだろう。
「そうだったわね〜。『その体になったばかり』だからね。」
 何も着ていない。女の子はオールヌードだ。月光に照らされているその裸体は普通の人ではありえないほど清く白い。
私と同じ白髪は透き通って見えるほど美しく、肌は艶のある―――だが妖しさが漂っている。一言で言おう、とても―――――――――綺麗
「その体に慣れないとだめだね。」
「・・・・そなたは何者だ?」
 今頃になってドアを閉める。バタンっと音と共に歩み寄る。
「さーて、何者でしょうかね〜?」
「―――ッ!ふざけるなっ!そなたがあの―――――『人間共と違う』ことはわか――――くっ」
 こちらの態度が気に入らなかったのか、怒ったように声を荒げたが、力の無い声が出た。
「こう言いたいのでしょう?『人間の姿している』と―――。けどそれはあなたも一緒よ?」
「わ、私は――――好」
「『好きでこんな姿になったんじゃない』と言いたいんでしょ?」
「うっ―――」
 先に私が言ったせいか、黙ってしまった。だが私は―――会話をしながらも距離は縮めている。もうベッドは目の前だ。
「こ、来ないで――――っ」
 どうもこちらの雰囲気で引っかかるものがあったのか、女の子は怯えてしまった。
「ふふ、大丈夫。私はあなたにひどいことはしないから、そんなに怖がらないでよ。」
 「そ、そんなの―――言われてもっ」
 靴を脱いでベッドに上がり、女の子と対面する形になった。ああ―――やはりこの子は―――
「ほら、私をよく見て―――。」
 顔を向き合わせて―――眼が―――見つめあう形になる。
「あっ―――」
 と漏らした女の子は眼からポロポロと涙を零した。
「分かったかしら?」

「そな―――いや、貴女は・・・『私と同じ存在』!?」
 気づいてくれたようだ。正直気づかれた時不安だったが、この反応を見る限り大丈夫であろう。恐らく警戒心も敵対心も解けた。
「そう、自己紹介がまだだったわね。私の名はイリス――『ミラルーツ・アイリス』よ。」
「ピリス・・・・。」
「経緯は違えど、あなたと同じよ。そうでしょう?『ミラボレアス』」
「―――っ!」
 大当たり―――いや、「もしかしたら」などと言った概念は最初から必要無い。何故なら「あの場所」で、「この姿」だったから。
「名前はあるのかしら?」
「・・・・名など無い―――無いです。ただ一つ、私は『ルーツ・ミラピスト』と呼ばれる存在だったことしか・・・」
「『ミラピスト』って私の覚え違いじゃなければ『王女』・・・だったかな?」
「・・・間違っていないと思います・・・。」
 今気が付いたけどいつの間にか敬語になっている。なんでそうなっているのか分からないけど可愛いからいいか。
「けど自分の存在意義が分かっていていいよね〜。私は分からないからな〜。」
「え・・・・・?」
「覚えていないの。階級的な意味で言えばあなたよりも下かもしれないし、同等かもしれない。」
 多分前者の方だと私自身では思ったけど、女の子は否定するかのように
「それは無いです・・・っ!なんとなくだけど、貴女はとても大きく感じますっ。その・・・・暖かいような・・・。」
 それはつまり「母」とでも言いたいのだろうか。そんなバカな―――と思った瞬間
「うっ・・・・くっ」
 弱々しく声を出した。忘れていた、今この子は――――
「すいません、さっきから妙に力が・・・」
「力が出ないんでしょ?」
「・・・・はい。」
 無理も無い、昼間あの男達からある程度補充したとは言え、重要なものが欠けていたのでそれ程回復はしていないはずだ。
「あの・・・私、死んじゃうのでしょうか?」
 不安に満ちた表情で私に伺う。確かに、今の状態が続けば弱っていって死に至るだろう。だがそんなことあってはならない。だから私は―――
「大丈夫、ちゃんと元気になる方法があるから、安心して。」
「ほんとですかっ?あ、でもどうやって・・・。」
「それはね―――」
 彼女の頬をやさしく撫で―――
「こうするといいんだよ―――。」
 距離を更に縮め―――
「えっ――――?んっ!?」
 その小さな唇に私の唇を合わせた。
「な、何を――――あっ」
 優しく起き上がっている上体をベッドに倒す。予想もしていなかったのだろう、瞳を大きく見開き混乱しているようだ。
 私は片手で彼女の額に手を当て、もう片方の手で自分が着ている服を脱ぎ始めた。
「んっ・・・・・ふぅ・・・・」
 また、口付け―――抵抗は無い。ならばと私は舌を彼女の口内に侵入させた。
「んんぅっ!?」
 ニュルンっと入った舌を彼女の舌に絡ませる―――とても暖かく柔らかい。
「んんっ・・・チュチュッ、チュルッピチュッ」
「んふぅっ!?んんっんっ!」
 トロトロとした感触がお互いの舌で混ざり合う。気持ちいいのか、舌の絡む音と共に彼女の嬌声が時折出ている。
「はふぅっ、んふぅっ・・・・チュルチュルッ、クチュッ」
「あ、んぅっ!んぁんうぅっ!」
 自然と出る唾液が口内で激しく乱れ、お互いの唇に付いていた。それが潤滑液となり、唇も舌もより滑らかに、激しく絡む。
「ぷはぁ〜」
「んあっ・・・はぁ、はぁ・・・」
 十分味わったのでこのくらいでいいだろう。

「・・・・・。」
 予想通り少しポーっとしている。実はこれも大事なことだからだ。
「今あなたに足りないのは精気よ。人間で言う栄養も勿論必要だけど、モンスターから人へとなった者は特別な精気を蓄えないといけないのよ。」
「そ、そうなんですか・・・?ひゃっ!?」
 説明しながら彼女の小振りな胸に触れる。乳房の中央にある小さな乳首は儚しげに――――触ってみると硬くなっていた。
「どうしてかは説明出来ないけど、私にはあなたの様な存在に、『こういうこと』をしてあげると精気をあげることが出来るのよ。」
「じゃ、じゃあ今の―――この行いは・・・あっ!」
 乳首を口に含み、軽く吸ってみる。さっきのディープキスで感じたからか、乳首が勃起しており、吸い応えのある硬さだった。
「んっ、チュチュ―――――クチュ、ピチャッ―――――っ」
「ああっ!はぁあんっ!」
 漏れる声がやけに耳の奥まで感じる。自分でも分からない、ゾクゾクするような感じだ。もっと、この子の声が聴きたい―――
「チュッ、チュプンッ――――言ってみれば、私と交わることで、あなたの力は回復するということよ。」
「で、でもっそうすると貴女の力が―――」
「私は平気。言ったでしょ?『精気をあげることが出来る』って。どれ位精気をあげても代わりに私自身の力が無くなるなんてことは今までで起きてないわ。」
 これは私自身も分からないから説明は難しい。例えて言うなら「衰えない供給源」だ。
「だから気にせずに、感じてていいのよ――――あらあら、ココもすっかり濡れちゃってるわね。」
 視線を胸から股間へと移すと、ツルツルとした彼女のワレメは中から出る愛液でビチャビチャになっている。
太腿にまで伝っており、月光で反射して愛液がキラキラと光っている。
「あの・・・・私はまだよく分からないんですけど・・・足の間から出てる液体って一体・・・」
「これはね、気持ちいいと自然と出てくるものなんだよ。決して変なことじゃないから。」
「そ、そうなんですか・・・・」
 彼女も自分の膣を伺った。溢れ出る自らの愛液で濡れたワレメを見て、みるみる内に顔が赤くなっていった。
「やっ・・・!な、何っ――――?」
「ふふ、どうしたの?」
「わ、分からないんですけど・・・見ていたら何か・・・熱く――――っ」
 自分では分かっていないみたいだが、恥ずかしくなってしまったんだろう。両手で顔を覆い、小刻みに首をプルプルと振っている。
一挙一動がとても愛らしく、抑制が効かなくなってきてしまいそうだ。けどまだまだ――――
「・・・続けるわよ、今度はこのヌレヌレのココを私が拭ってあげる・・・。」
「えっ――――?ふあぁっ!」
 舌を這わせ、だが味わうように―――ねちっこく舐め回す。幼いながらも感じた際に出る甘い嬌声に興奮している私は勢いのまま舌を中へとそのまま侵入させる。
「ニュチュッ、ピチャッピチャッ、ヌルゥ」
「はぁぁっ!んぅっ、やっ―――んああっ!」
「チュッ、ジュルッチュチュウゥゥゥッ」
「ひはぁっ!やらぁっ、そ、それらめぇえっ!」
 中の次にプックリと小さく突起するクリトリスをやさしく舐めて吸う。敏感な部分だけあって反応も激しい。喘ぎ声を聴いているうちに私もムズムズしてきた。
「ああぁぁっ!やらぁっ、も、もぅぅっ――――!」
「イきそう?いいよイッて。我慢する必要ないから・・・ンチュッ」
 クリトリスに軽くキスをした瞬間

「んあぁぁぁっ!でるぅぅぅっ!」
 プシッと愛液が噴出―――私の顔に掛かったが、そんなこと全然気にならない。むしろ余計に―――興奮した。
「あ・・・・はぁっ、ご、ごめんなさい、顔を汚してしまって・・・。」
「平気平気、それよりも気持ちよかったかしら?」
 髪で眼が隠れる。しかし頬を赤くしながら小声で
「・・・・・・気持ち・・・・よかった・・・です。」
 萌えた――――いや、失礼。本当に可愛すぎです。
「じゃあ次は私を気持ちよくしてもらおうかな〜」
 舐めている間に外套を脱ぎ終えていた私は残りのインナーと下着も脱いだ。月光下の中で―――ベッドの上で、2つ白い光がお互い露になる。
「わっあ・・・・・」
 私の裸を見た彼女は声を漏らした。どこかおかしい所でもあったかな?
「ん?どうしたの?」
「あ、いえ・・・その・・・綺麗だな・・・・と・・・その」
 なるほど。自分ではあまり意識はしていないが・・・まあ、ある意味で彼女と同じ族と言うことだし、綺麗と言われれば綺麗なのだろう。
「ありがとう♪それじゃあ、今私があなたにしたことと同じことをしてもらおうかな?」
「え?私が・・・・ですか?」
「そうだよ、ほら、おっぱいからお願い。」
 彼女の眼前に自分の胸を近づける。年齢的な違いもあって大きさは私のほうが大きい。恐る恐る手で触れる彼女は軽く揉み始めた。
「んっ・・・・あっ」
「や、柔らかい・・・ですね・・・。」
「んっ、もう少し弄ってもいいよ。」
「そ、それじゃあ・・・。」
 そう言って今度は乳首を摘んだ。ピリピリとした軽い快感が胸から伝わる。
「あ・・・んっ、そうそう、今度は舐めてみて。」
「は、はい・・・・」
 「はむっ」と小さな口で乳首を口に含むと、慣れてきたのか―――こちらが言わずとも乳首を舐めるだけでなく軽く吸い始めた。
「んぅっ、あっ!い、いいよっ・・・・!その調子で・・・んぁっ!」
「チュチュッ、チューチューッ」
「あんっ、上手・・・んぅっ・・・だねっ―――」
 甘えるように胸に縋る彼女を見て、恐らくもうグショグショに濡れているであろう、私のアソコを触ってみるように言ってみた。
「すごい・・・・濡れてますね。」
「ふふ、今度はあなたが綺麗にしてくれないかな?」
「・・・・はい。」
 ゴクンっと、生唾を飲み込んで顔を私の股間に近づける彼女。サラっとした白い髪が太腿に触れるだけで感じてしまう。
そんな風に気を取られていると、熱くヌレヌレの舌が私のを舐め上げた。
「あっ・・・はんっ!も、もっと・・・舐めしゃぶって・・・んぅっ・・・くれないかなっ?あはぁっ!」
「わ、分かりましたっ」
 考えてみれば、彼女が「する」と言うのは初めてだったはず。そう認識してから改めて私の秘部を舐める彼女からは必死さが――
――頑張ろうとする初々しさが漂って―――
「んああぁっ!いいよぉっ!もっと・・・もっと責めてっ!」
 堪らなくなった私は起こしていた上体をベッドに預けた。先程私がしていたのと同じ・・・だが今回は逆だ。
「ンジュルッ、ジュジュッ、チュ、ピチャッピチャ」
 必死に舐めようと頑張っているおかげで、部屋には私の嬌声と、愛液を舐め上げる音がビチャビチャといやらしく部屋に響く。
「あ・・・、ここもこうすると気持ちいいんでしたね・・・チュウッ」
「うあっ!はあぁぁっ!」
 舌が私のクリに当たり、電撃のようなビリビリとした快感が忽ち体中に走る。すごく――――イイ・・・・。
「はぁ、はぁ、ごめんなさい。本当はココが一番感じるのでしょうけど・・・」
「んはぁっ!あっ!あっはぁあっ!」
「私もよく分からない―――コッチを舐めていたほうが良くって―――レロッ、クチュクチュッ、ビチャッ」
 クリトリスを舐めていた舌が私のナカに侵入してくる。どちらでも構わない―――いや、私にとってはどちらでも快感が出るからいい。けどこの子は違う。
「さ、最後に―――んふぅっ!これだけは・・・はぁっ!――――守ってほしい・・・・ことが、ああっ!あ、あるの・・・・ぉっ!」
「んぇっ?」
 舌で嘗め回しながら聴く彼女は作業を止めることなく私に伺った。だがちょうどいい、中断してもらっては私も『出せないし』
そうなるとこの子は精気補充に『失敗してしまう』。
「全部っ!飲んで――――っ!つあぁぁっ!イクゥッ!ふあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「んぶぅっ!?―――――ゴクッゴクッ」
 絶頂に達した私はそのまま吹いた。噴出された愛液を飲むような音が聞こえた気がするが、私自身が声を上げているせいで聞き取りにくかった。

「はぁっ・・・はぁっ・・・・・ふぅ〜っ」
 イッたおかげで力が抜けて動けない。とりあえず呼吸を整えようと深く息を吸って吐く。
「あ、あの・・・大丈夫ですか?」
 心配そうにこちらの顔を覗く彼女に微笑み
「大丈夫、とても気持ちよかったよ♪」
「そ、そうですか・・・。」
 優しく返答した。安堵した彼女は―――どうやら気づいたようだ。
「・・・・?あ、あれ?」
「気が付いた?それならちょっと立ってみようか?」
「あ、はい・・・・。」
 言われた彼女はベッドから抜け、立ち上がろうと両足に力を込めた、すると――――
「ひゃうっ!」
 一瞬立ったように見えたが、すぐに足がガクガクと震えて尻餅をついてしまった。
「あらあら、大丈夫。」
「あいたたた・・・。痛いですけど平気です。それよりも―――」
「さっきと違って全然楽になったでしょ?」
 ベッドでうつ伏せになりながら彼女を見つめる。先程の説明を補足すると、私の排出する体液―――すなわち今の愛液など。
を、彼女の様な存在が体に含むと精気が補充され、力が漲るのだ。
「すごいです、なんというか・・・生き返った感じです。」
 が、まだ立ち上がることが出来ないのは精気が足りないからか――――もしくはまだ体に慣れていないからか。そう考えていると
「あの・・・でも、まだ貴女の精気が・・・ほしい・・・です。」
 と、彼女からお願いされた。まあ、念のためという意味でも確かにもう少し補充しておいた方がいいだろう。
「いいよ、それじゃあ頑張ってここまで上がってきなさい。」
「あぅ、そんなぁ・・・。」
 別にいじわるで言っている訳ではない。「ミラボレアス」だった彼女は「人間」になったばかり。言ってしまえば赤ん坊の様な状態だ。
体を自由に動かせるようになる為にも、自力でベッドまで上がってもらわねば。
「まずは手の力だけで来てみなよ。それだったら平気じゃない?」
「・・・わかりましたぁ・・・。」
 どうも納得いかない様で、ブスーと頬を膨らませている。だがそんなことをしても私はただ単に「可愛い」と思うしかない。
「ほらほら、頑張ったらたっぷり私のあげるからさ♪」
「・・・はいっ。」


その後、何とかベッドまで上がった彼女と約束通り何度も交わった。えーと、多分5,6回ほどかな?まあ私も彼女も回数は数えられないほどイったし。
 最後はシックスナインの体位になってお互いの愛液を感じ(味わい)あった。満足した私と彼女はそのまま一緒に寝ようとしたけど、肝心なことを思い出した。
「そういえば名前を聞いていなかったね。って、そうか。無いんだったよね。」
「あ、はい・・・。」
 名前はとても大切。「名前」の意味が大切だし、名前の意味も大切。そしてなにより、彼女はここにいるという存在意義が成り立つ。
難しく言わないほうがいいか。何にせよちゃんと彼女は名前で呼んであげないと。
「ん〜そうだねー。」
 私は『ミラルーツ・アイリス』という名前をもらったけれど、正体がバレてしまうので最後の方の「イリス」で名を広めている。
ならばこの子の、『ルーツ・ミラピスト』も少々変えなくてはならない。
「『ミラピスト』・・・私と同じように最後の方で『ピスト』―――いや、『ミピス』の方が女の子らしくていいか♪」
 私の中ではもう、決定だった。
「うん、『ミピス」だっ、決まりっ!今日からあなたは『ミピス』よっ!よろしくね♪」
「ミピス・・・ですかっ。」
 不思議そうな面持ちでこちらを見るが
「・・・はいっ!ありがとうございますっ!あっ・・・・。」
 喜んだ表情を見せたかと思うと、急に黙ってしまった。
「ん?どうしたの?」
「その・・・・、貴女のことは何と呼べば・・・。」
 なるほど、そういえばまだこの子は私を呼んでくれていない。
「んー、団員からはみーんな「団長」って呼ばれているし・・・あ、言い忘れてたけど貴女と同じ子が他にも居てね、その子達からは「姉さん」
とか「姉ちゃん」って呼ばれているよ。」
「私と同じ・・・いや、似たような存在が、他にも・・・。」
「今日はもう遅いから紹介出来ないけど、それは明日以降にでも・・・。さてと、それじゃあどうする?」
「あの・・・それじゃあ・・・・」
 考え付いたようだが、やや控えめに声を出して彼女は
「・・・お姉さま・・・で・・・・。」
 と、恥ずかしそうに言った。まあ、仮にも一族のお姫様がこんな過去も分からぬ、高い確率でそんじょそこらのミラボレアスと同じような存在を
「お姉さま」と呼ぶのはどうかともちょっぴり思ったけど、外見的年齢から言って全然クリアしているので問題無いだろう。それに初めてで新鮮だし。
「あっははははっ!いいわっ、『お姉さま』でっ。うん、イイわ〜。」
 さて、大分夜も更けてきたし明日のことも考えてそろそろ寝なくては。
「それじゃあ疲れちゃったし寝ましょうか。おやすみ、ミピス♪」
「おやすみなさい・・・お姉さま・・・。」




 精気と言ってもいくつかある。補充する方法もいくつかあり、他の女性の愛液も可能だし、男性の精液でも勿論可能である。
だがそれらの行為であっても一番肝心なものが抜けていては精気補充の量は乏しいのだ。
 説明は出来ない。何故なら解明もされていないし解明する方法も無いからだ。だが私の経験上で、私にとってその肝心なものを言わせてもらおう。それは―――

 「愛情」である。





 さて、夜も明け、いつも通り身の回りや顔を整えていると(ちなみにミピスはまだ寝ている)、ドアからノックする音と共に
『姉さん、緊急の通達が届きましたっ!』
 と、ナナの声がした。「緊急」と言ったとおり、ただ事ではないのだろう。ナナの声が慌しい。
「はいはい、一体どうしたの?」
 いつも通りのペースでドアを開けると、片手に手紙らしきものを持ったナナが必死の表情で言った

「殲牙獣士ラミア様がモンスターに襲われ行方不明だそうですっ!」



to be continue
2010年08月25日(水) 13:05:09 Modified by gubaguba




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