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2-348

スレ番号タイトルカップリング作者名備考レス
2ジーグ×エルメリア、とか5ジーグ×エルメリアハートファミ通文庫キャラ348、357〜360

ジーグ×エルメリア、とか5


ガサガサ・・・ガサガサ・・・ゴソゴソ・・・ゴソゴソ・・・ガサガ・・・・
「あ〜〜〜!!もうっ!!何でいまさらキノコ集めなわけ!?」
「仕方ないだろ?どっかの貴族様が大量に要るつってんだから・・・お、あった」
「それでも、よ!50本も特産きのこを何に使うっての!」
正直、そうだ。意外と特産きのこは色々なところで見つかるが、50本は相当な数だろう。
「なんでも、パーティーで使うそうですよ?キノコのフルコースで。それに、たまにはのんびりするのもいいですよ」
フラディオはそう言っているが、やはり声がやや低めだ。イライラはしているだろう。
「お嬢様、キノコ狩りはハンターの基本ですが依頼は依頼です」
「う〜〜〜・・・」
エルメリアは恨めしそうな声を上げる。まぁ、手はしっかり動かしているが。
「さて、そろそろ時間ですが、何本集まりましたか?」
「あたしは13本でガノンと合わせて27本。ジーグは?」
一つの狩場で見つかる特産キノコは少ない。生態系の問題もある。
「10本だな」
「私は12本です」
「一本足りないわね・・・」
合計して49本。一本足りないだけでも依頼は失敗になる。引継ぎは、できない。
「けど、キノコはこれ以上とると問題なんじゃないか?モスの食料なわけだし」
モスが減ればランポスの餌も減り、アプトノスが狩られる頭数は増える。モスから取ることもできるが、それは命の無駄だ。
「そうね・・・もう一度全員散って探してみましょう」
「わかった」「わかりました」
ガノンは返事の変わりに少し頷き走っていった。ジーグとエルメリア、フラディオもバラバラになって探す。
飛竜の目撃情報はないから、大丈夫だろう。

「ない・・・よなぁ・・・」
ジーグはキャンプで途方にくれている。みんなより少し早くキャンプに戻り三人の帰りを待っていると、まずガノン。そのすぐ後にフラディオが戻ってきた。
「お、どうだった?」
「だめですね・・・見つかりません」
「こっちもだ。後は、お嬢様だな」
「そっか、そろそろあいつも戻ってくるだろ」
すると、足音がしたので振り返ってみると居たのはエルメリアだ。しかし、
「っ!?」
「ど、どうした!?ボロボロじゃないか!」
「お嬢様!」
エルメリアは傷だらけで、綺麗なブロンドのロングヘアーが変な風に波打っている。
「ごめ・・・ん。しくった・・・」
それだけ言って、エルメリアは地べたに倒れこんだ。
「お嬢様!!」「エルメリア!?」「お嬢さん!」
エルメリアはボロボロになっていたが、手には特産キノコをしっかりと持っていた。

ここはジーグたちが狩りの拠点としている街のゲストハウス。あれから二日ほど経過して、エルメリアは回復していて、起き上がれるようになっていた。手や足には包帯を巻いているが。
あの依頼はエルメリアのおかげで何とか完遂した。
「で、どうしたんだよ?飛竜の目撃情報は無かったぜ?」
「それがさ、崖を上ってやっとキノコ見つけたら、突然リオレウスが来て、ブレスを撃ってきたわけ」
「それで?直撃は食らってないんでしょう?飛び降りたのですか?」
そう、直撃なんて喰らったら皮膚は焼け爛れ、髪なんて燃え尽きるだろう。タダでさえエルメリアはヘルムと胴鎧はつけていない。
「ギリギリでかわして、崖から落ちたの。それで、この様よ」
にが虫を噛み潰したような顔をしてエルメリアは言った。
「お嬢様そろそろ時間なので部屋に戻ります。ゆっくり休んでください」
「悪いわね、ガノン。何かあったら呼ぶから」
「じゃ、私達も戻りますか、ジーグ君」
「・・・・・・・」
「どうかした?ジーグ」
肩をエルメリアに叩かれてジーグはハッ、とした。
「あ、うん。そうだな。安静にしてろよ?」
そしてジーグは部屋に戻った。
『無事でよかったよ・・・心配させやがって』
部屋で一人、そんなことを考えながら着替えていると、ショルダーのバンドに紙が挟まっていた。
『夜になったらあたしのところに来て。ちょっと話をしたい』
と、書かれていて、話?と思いながら夜まで自室で時間を潰した。

「エルメリア、俺だけど?」
部屋の前で声をかけ、返事を待っているとすぐに「入って」と返事が来た。
「早く寝ろって言われてただろ?話って何だよ?」
近くにあった椅子に腰掛け、聞いてみる。
「心配、させちゃった?・・・よね」
思いもよらない質問が来た。何か頼まれるものだと思っていたのだが。
「そりゃ、心配しないわけ無いだろ?」
「そっか、ごめんね。時間とらせちゃって」
「それだけか?」
ただそれだけならあの場でもよかったのではないか?とジーグは思っていた。返答はない。
「えっと・・・ごめん。俺鈍いから・・・ちゃんと言って欲しい」
「じゃぁ、さ。何か、特別な感情は出てこなかった?」
エルメリアは、きっとジーグの本当の気持ちを聞いているのだろう。好きな人が死にかけのときの気持ちを。
「・・・何か、胸が張り裂けそうだった。恐かったよ・・・」
正直な気持ちだ。ジーグは理屈で考えるのが苦手なので間違いない。
「そっか、嬉しいな・・・ありがと」
その時の微笑みはとても、可愛かった。純粋で、普段の彼女からは想像もできない、笑顔。
「エルメリア・・・」
ジーグはエルメリアの頭に手を伸ばして近づき、唇を合わせる。髪はサラサラに戻っていた。
「ご、ごめん!エルメリア!」
やったあとで我に返り、あわてて謝罪するが、エルメリアは拒んではいなかった。
「だいしょぶだよ。あたしは動けないけど、ジーグがしてくれるなら、その・・・いいよ」
「え!?・・・うん、がんばるよ」
驚いたがエルメリアは拒む様子は無い。そして、元気付けたい、ともおもった。

「はぁ・・ひぅ、ぁはぁ・・・」
ジーグは傷口に触れないように気をつけながら、胸を弄る。
大きくなってきている乳首を寄せて両方同時に口で攻める。先端をなめ、吸い付き、甘噛みもする。
「ひ!やうん、、いや、ぁあ!一緒なんて、、くひ!強すぎるよぉ!」
エルメリアは胸が弱い。可愛い声を上げるのでついいじりたくなってしまう。
「ちょ、ちょっと、ぅん、、いつもより、長くない?あひゃぅん!」
「じゃあ、下に行くけど、傷はだいじょぶか?」
「う、うん。だいじょぶ。はぁぁ、、お願い、、」
「わかったよ」
足にも包帯が巻かれているので、触らないように下がって下着の上から指を入れる。
「え!?ちょ、ちょっと、んぁ!あ、ザラザラしてて、、気持ちいい、、かも、、あふぅ、、」
第一関節ほどまで沈み込み、溢れる蜜がすべりをよくする。
「けど、足怪我してて脱がしにいだろ?」
「け、けど・・きゃ!あまり汚しちゃいや、、ふぁぁ、、」
たしかに、あまり汚すと翌日から辛いかもしれないな、とも思う。
「じゃ、ずらして挿入れるか?」
「う、うん。そうして、、あふん」
ずらしてみると、すでに糸を引くほどに濡れている。いやらしい匂いがする。
「あ、あふあぁ!あ、痛!」
「え、どっか触った!?悪い・・・」
傷口にはふれないように気をつけていたが、触ってしまったらしい。
「いいよ、、あう、、続けて、、ひゃう!」
「じゃ、じゃあ行くぞ」
ゆっくりと、突き始める。エルメリアはほんのりと汗ばんでいて、かなり興奮する。
「あっあっあっ、はあんっ!…いっやっはっ、くふんっ!」
だんだんと、速度を上げ激しくしていく。
「んっんあ!ひゃん、、きゃあ!あぅぅ、、」
エルメリアの顔に綺麗な髪がまとわりついている。汗でついているんだろう。
ジーグは手を伸ばし、退かしてやる。
「あ、ジーグ・・んっん!イキっそ、、キ、キスして、、あうん!!」
「ん、あぅむ、、ちゅ、、んぁん」
くぐもった声が漏れ、中が絞まり絶頂が近いことを感じさせる。
「イック、、ぅぅああ!!」
「あ、出る!」
「ふやぁぁぁ!!」
共に果て、余韻に浸っていると、エルメリアが
「こんなことさせちゃってごめんね。でも、嬉しかったよ。心配してくれて」
「そんな、当たり前だろ?好きなんだからさ。俺のほうが心配かけてるし・・・」
そんなことを言われるとは、ジーグは思ってもいなかったが、素直に返事することができた。
「なんだか、眠くなってきたな・・・」
「ちょっと!こんなとこで寝ないでよ、馬鹿!」
「いって!わかった、わかったって!!」
怪我をしていない左手で殴られた。あわてて立ち退き、帰ろうとする。
「ジーグ、バイバイ」
「うん。じゃな〜」
微笑みながらエルメリアは手を振り、ベッドに寝ころんだ。

エルメリアが回復したのはそれから15日後のことで、今はいままでのようにあの小柄な体でブレス・コアを振るっている。
あれから、本音を言ってしまったので目を合わせるのがなんだか気恥ずかしい。
「さて、今日は依頼どうする?」
「そうですね、フルフル以外ならなんでもいいですよ」
フラディオが世界で一番嫌っているもの、それがフルフルだ。
「じゃあ、ガノトトスは?ちょうど依頼あったけど。どう?ジーグ」
「え、あぁ、うん。いいんじゃないか?」
やはり気恥ずかしいが、エルメリアは気にしてないようだ。
「私もかまいません」
「じゃあ決まりね。いくわよ!」
「あぁ!」
普通に接してきているのだから気にする必要は無い。
エルメリアをいつか、守れるようになって見せる。これがジーグのいまの目標。


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2010年11月20日(土) 21:37:07 Modified by sayuri2219




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