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24-33

スレ番号タイトルカップリング作者名レス
24キリン男と娘さん男ハンター×村娘観察記録の人 33〜39

キリン男と娘さん



深夜、とある薄暗い部屋で、もぞもぞと寝台の上で影が二つ動く。
「やっ……」
拒絶するような言葉ながらも、甘えとねだりが混ざった少女の声が上がる。
這いつくばる様な格好の少女に覆いかぶさり、大きな手が二つ、少女の両乳房を揉みしだいた。
「駄目ですっ……今日は疲れてるんでしょう?」
無理しちゃ駄目ですと男を睨む。
「いいんだよ。これが一番の薬だ」
所有物であると示すように、男に耳を甘噛みされて、彼女は息を飲んで声を耐えた。
まだ肉の薄い臀部には、男のむき出しのそそり立った性器がぴったりとつけられている。
耳を舐められる間、男の呼吸が大きく荒く聞こえ、初めは優しく揉んでいた手も、少し強くその先を摘まんだ。
耳から、首筋へと舌先でなぞり、彼女のうなじに顔をうずめる。
柔らかな猫っ毛の黒髪からは香油のわずかな香りと、彼女の匂いがした。
首筋に男の息が当たり、彼女はこそばゆくて、小さな短い笑い声をあげ、身をよじらせた。
乳房を弄んでいた男の手が、優しく撫でながら彼女の身体を移動する。
柔らかな肉の上からほんの少しだけ出た肋骨をなぞり、そのままくびれを掴み、腰を抱きしめれるような格好になる。
少女の秘所を男の性器が押し当てられた。
「もう濡れてる」
からかう男の言葉に、彼女は耳まで赤くして枕に顔をうずめる。
そんな彼女をみて、男は口元を笑いに歪めて一度身体を離した。
彼女の腰をしっかりつかみ、もう一度、欲しがっている彼女の秘所に亀頭を押し当てた。
彼女の体がびくりと震えるのが分かる。
ぬるぬるとした先を少し入れてから、一気に奥まで突く。
「んっ!」
ぱん、と肌がぶつかる音と、彼女が枕にうずめながら小さなうめき声はほぼ同時だった。
枕を握りしめる彼女の拳にも力が入っているのが見えた。

緩やかに波打ちつつも締め付けてくる彼女の具合に、男も声を漏らつつ腰を振りはじめる。
乾いた音を立てて肌がぶつかるたび、彼女は言葉にならない声を枕に押し付けて耐える。
抜くたびに少女のそこは男のモノを強く締め付け、突くたびに暖かい愛液が溢れるようであった。
暗闇の中で男が眼を凝らせば、少女の白い首筋は熱を持って淡い桃色へと変わっていた。
いやいやをするように、枕にうずめた頭が左右に揺れている。
「!」
大きく彼女が震えると、さらに強く、枕を潰す勢いで握りしめた。
男の性器を包んでいた愛液もまるで水風船が弾けたように一気に溢れる。
「っぐぅ!」
達した彼女の性器がさらに男の性器を締め付けた拍子に、一拍遅れて男も達する。
放出された子種を溢さぬよう、彼女の子宮はさらに熱を持って大きくうごめいたように思えた。
まだ萎えていない性器を少し乱暴に抜かれたので、彼女の背筋を劣情のしびれが走る。
「リーシ」
優しい声音で、彼女の名をよぶ、こちらを向けという合図だ。
彼女はゆっくりと身体を動かして仰向けになる。大きな呼吸で胸が上下しているのがよくわかった。
彼は彼女のわずかに空いた口に唇を重ねる。
興奮して荒い呼吸を必死に整えつつ、彼女の舌の裏を舌でなぞったり、唇を動かして彼女の唇の感触を楽しむ。


互いのわずかな息の音を聞くたび、より相手がほしくなり、二人はどちらからともなく相手の身体を抱きしめた。
男の大きな背中を、肩甲骨を、背骨を掌で楽しみ、足を絡める。
彼はそんな彼女の足を掴むと少しずつじらして、再び挿入しやすいよう広げさせる。
「っや……」
彼女の声などお構いなしに、再び男は腰を沈める。
先ほどとは違う具合の擦り具合に、彼女は白い喉を鳴らして小さい声をあげる。
「あっ、あぅっ……ぜんぶ……は、はいっちゃってる……」
根元までずっぷりと咥えさせられ、その下では男の陰嚢が触れる感覚すらある。
「こんなに締め付けられちゃ、抜くのも大変だ」
「うあっ!、ひっ……っあぁん」
ずるずると内壁をこすられて引かれたかと思えば、また奥まで侵入して強く擦りあげる。
「っはは……すっごい音」
男はそう言って楽しそうに笑った。
ぐっちゅぐっちゅと、決して綺麗ではない音に彼女は耳まで犯されているような気分になる。
愛液と精液が混ざり、透明と白濁が彼らの接続部分を囃したてているようだ。
「や、やぁあ……」
耳をふさいでも、下半身がその音を喜んでより大きな音を立てようとする。
「駄目だ、ちゃんと聞きなさい」
子供に諭すように、卑猥な水音を聞かせようと、男は彼女の腕を抑えつけた。
「もっと、聞かせてやる」
より強く、さらに早く腰が落とされ、彼女は嬌声をあげて快感に喜ぶ。
「だめっ、そんな強くしたらぁっ!ひぁっ!」
今にも出そうだった男の性器の根元が、これでもかと締め付けられる。
「っぐぅ!」
そのせいで、彼は射精できなかったが、それもわずか一瞬のこと。
彼女の中で彼の性器はさらに膨らんだかと思うと、先ほどの愛液も精液も膣から溢れださせんばかりに射精した。

「っあぁぁぁぁぁぁっ!!!」

彼の腰に絡めていた彼女の足に一度大きく力が入ったかと思うと、すぐにぐったりと抜けてしまった。
完全に脱力している彼女から、さらにずぷっと大きな卑猥な音をさせながら性器を抜く。
「き……」
「ん?」
「気持ちよくて、し、死ぬかと、思いました。あと、キリル……さん」
「どうした?」

「え、えっちの時ぐらい、キ、キリンの、兜、外してください、何度か刺さりそうに、なりま、した」

それだけ言うと、彼女はぐったりとして死んだように眠ってしまった。


―――……あの運命の日、リーシは雪山で雪見草を取りに来ていた。
雪山のふもとで薬草や雪見草を取って、店に持っていくことはただの村娘でも出来る仕事だ。
マフモフ装備で、カゴを背負って焚火の元となる枯れ木も拾っていく。
「お嬢さん、手伝いましょうか?」
とても優しげな声がして、振り返ると

乳首やら太ももやら丸出しの馬仮面男がいた。

寒くはないのかとか、いや、寒さで乳首立ってますよびんびんですよとか、
なんで太もものそこ空いているんですかとか、イケメンオーラですが明らかに変態じゃあないですか
などと、言いたいことがありすぎてリーシが言葉に詰まって硬直していると、

悪戯な風が吹いて股間隠しをめくり上げ、その男の黒ビキニを見せつけてきた

彼女は全速力で逃げた。
そして足を滑らせ、坂を転げ落ち、足をくじいたところをこの黒ビキニ男に捕まり、彼女は背負われて、村まで戻ったのだった。

「すみません、ハンター仲間ではこの格好で通用していたもので……
年ごろの娘さんには確かに眼の毒だったかもしれませんね」

ハンターの衣装は奇抜なものも多く、一般人と感覚がずれてくるのだろう。
本当にたまたま雪山に来ていて、ちょうど手も空いていたので手伝いを申し出たところこのような騒ぎになってしまい、
黒ビキニ、もといキリルは大変しょんぼりして彼女に謝罪した。
謝りに来てもキリン装備を外さないところに、少々驚きつつも、彼女も急に逃げた事を謝った。
「その足では色々不便でしょう、お手伝いさせていただきます」
そして彼はリーシのささやかな手伝いをすることになる。あのキリン装備のままで。

ここまでいくと、もはやキリン装備は何かのポリシーなのか。
それとも仮面を剥ぐとキリン本体にでも戻ってしまうのかとリーシは色々考えてしまい……
やがて彼のことしか考えられなくなって、気が付いたら彼女はキリン装備男にベタ惚れだった。

とある人は言いました。
「恋はいつでもアタリハンテイ力学」
何がどうなってこんな恋にぶち当たって一乙してしまったのか。
こうなってしまうと、リーシにはキリンX装備がいやらしい目でしか見えなくなってしまっていた。
あれ以来悪戯な風は吹かず、彼女はなかなか黒ダイヤ、もとい黒ビキニにも会えなかった。


足の具合が良くなって、リーシが今まで通り生活できるようになっても、キリルはよくやってきた。
本来住んでいるのはもっと大きな街なのに、わざわざ雪山近くのリーシの村までやってくるのだ。
後から、なぜあんなに優しくしてくれたのかと聞いたら
「女の子の家に通えるチャンスを自ら潰す男はいない」
と断言されてしまった。リーシはそれを聞いて、あぁ、この人はバカなんだと心から思った。そして愛しかった。
たぶん、恋とかいうものは脳のどこか正常な部分を停止させてしまうに違いない。

「……その格好、なんとかなりませんか?」
いつものように家に胸部丸出しの服でやってきたキリルに、眼をそむけながらリーシが言ったのが転機だった。
「何を言います!この鍛え抜かれた胸筋!見せなければもったいないでしょう!
あ、そうだ!ちょ、ちょっと触ってみてください!触ったらきっとこの良さが分かる!」
「おまっ!やめっ!やめてください!やめろ!らめぇぇぇぇ!!!」
たかだか村娘が現役ハンターに敵うわけもなく、無理矢理胸筋を触らされる。
ビクビクうごいて、暖かくて、なんかさわり心地良くて、ついついリーシは彼の乳首を指で挟んでしまった。
あふんっ!とか言ってキリルが仰け反ったと、ほぼ同時にリーシは抱きついた。

汗の匂いがした。心臓の音がした。リーシとってたまらなく心地よかった。
ほぼ裸の男の胸に顔をうずめて、数分後

「キリルさん……」
「なに」
リーシは覚悟を決めて、キリルにお願いした。男の胸に顔をうずめたまま。
「嫁にもらってください」
「喜んで!」
キリルの返事は早かった。

ようやく、リーシは顔をあげた。
下から見たらキリン兜から、素顔が少し見えて、その眼がとても優しいものに見えた。
そのまま、二人はどちらからともなく、キスをした。
こんな筋肉質な若い男でも、唇は柔らかいのかというのがリーシの素直な感想だった。

「俺と一緒に街にきて住んでくれる?」
「喜んで」
「俺の子産んでくれる?」
「産みましょう!」

リーシの返事も早かった。

こうしてふたりは結婚する。なお、これについてのキリルの狩り仲間の感想は
「何かおかしい、というか最初から最後までおかしい」
「どこにツッコメばいいのかわからない」
というものであった。


……――――
「…………」
リーシは寝ぼけ眼を擦りながら隣を見た。
キリルはまだ寝ているようだ。こちらにツノが向いている。とても危ない。
寝ているときでも外さないのがちょっと危険だが、そんなとこがたまらなく好きだった。
『危険な男に魅かれてしまうのって……こういうことかしら』
彼女は布団の中でもぞもぞと下着を探す、ない、諦めた。
じぃっと、彼女はキリルの顔を見る。あのトサカもキリンの毛で出来ているのだろうか。
枕でも潰れない崩れない丈夫さに、少し感動する。
もっと彼のそばによって、彼の胸に顔を埋めるようにしてみたら、ぎゅっと、抱きしめられた。
「お早う」
「……起きてたなら、はやく言ってください」
わしゃわしゃと猫っ毛の柔らかい頭を少し乱暴に撫でられる。
「今日も狩りなんでしょう?体は大丈夫ですか?」
「大丈夫」
キリルは彼女の頬を撫でて、唇を二、三度ぷにぷにと指で押す。
剣やら槌やらを握っている彼の手はとても無骨で、ところどころタコが出来ている。
体だって、いたるところに傷跡が走っていて、模様のようになっていた。
リーシは彼の手を取ると、血管が浮かぶ手の甲に愛おしそうに口づけした。
「この手、好きです」
「手だけ?」
「手も、足も、体も、そのキリン兜もぜーんぶ好きです」
「それじゃあ、ますます外せないな」
「外しても好きですよ」
リーシはそう言って、笑う。

「だってあなたですから」

その言葉に満足したらしいキリルは、彼女の頭をまたわしゃわしゃと撫でる。
朝日が照らす中、また布団が大きくもぞもぞと動く。

「ちょっと……もう朝……」
「一回だけ」
「だーめーでーす」
「……」
「駄目ですったら、やっ……そこ駄目っ……」
「弱点部位を見つけるのは得意でね」
「だ、だめですったらぁ……」
「……」
「痛っ!!」
「ごめん、痛かった?」
「……ツノが、ほっぺに刺さりました」
「……すみません」

そう言いつつも、まだ布団の動きは止まらなかった。


―――……
その日の『昼』
集会所で二人のハンターが苛立ちを隠せぬようにして酒をあおり、貧乏ゆすりをして仲間を待っていた。
「今日、狩りにいくんだよなぁ?」
「あぁ」
「……あのウマ面……なんでこんなに遅いんだ……」
あと10分かかったらあいつの家に打ち上げ樽爆弾Gぶちこんでやると、恐ろしいことを口走る。
「もう二人で行くか?」
「G級二人はきついから嫌だ。めんどい」
「だよなぁ……」
ようやく噂のウマ面こと、キリルが現れた。

「嫁とイチャイチャしてたら遅れた!すまんすまん!マジすまん」

まったく悪びれない懲りない反省しない態度であった。キリン兜の下は満面の笑みだ。。

「そのツノ圧し折って尻に突き刺すぞ」
独身男二人の憎しみの視線に悪びれもせず、キリルはのろける。
「やっー!!ごっめんねぇーー!ほら俺新婚さんだから!?ついつい夜もランナー状態!?
嫁さん離してくれなくて?やっだーもう、何いわせんのよー!えっちー!」
「おい、なんかこう、手軽に頭をかち割れる鈍器もってねぇ?もしくはあの目障りな乳首ねじ切れそうな道具」
「あー、俺持ってねぇわ。わりぃ、今日ハンマーにすればよかったな」
「仕方ねぇ、雪山での狩りだから乳首にフルフルベイビーの刑な」


その後、乳首付近を噛みつかれた様な跡をつけて帰宅した、キリン装備の男がいたとかいなかったとか。


さらに後日
「キリン装備は本来乳首が出てないと聞きましたが……」
「うん、そうだよ」
「……もしかしてわざと見せているんですか?」
「YES」
「この変態露出狂め。でもそんなとこが好き!」


終わり
2011年01月15日(土) 18:10:30 Modified by kongali




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