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スレ番号 | タイトル | カップリング | 作者名 | 備考 | レス |
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16 | 『クイーンに首ったけ 〜新婚編〜』 下巻 | 男ハンター×擬人化ランゴスタ | クイーンの人 | 擬人化(ランゴスタ) | 534〜539 |
『クイーンに首ったけ 〜新婚編〜』 下巻・深夜の部
――ちゅぱっ、くちゅっ、くちゃ……
長い髪が口に入らないように軽くかきあげながら俺の堅くそそり立った息子を口内に咥え込むラン。
すでに口に1回、胸で1回、アソコに2回、アナルに1回出したあとだが、俺のものはいまだ覇気を失っていない。いやいや、まだまだ俺も若いってことだな。
「ん……先程は……誠に…申し訳ございませぬ…ちゅ…お詫びに……しっかり綺麗に……させて…ちゅ…いただきまする……」
どうやら、先刻69の体勢で互いに攻め合っているときに、俺の顔の上で粗相をしたことを気に病んでいるらしい。
俺の息子をしなやかな指でしっかりと握り締め、スナップを効かせながらしごきつつ、同時に全体を綺麗に拭いていくかのごとく舐めまわしている。
とくにスカトロ趣味があるわけではないが、別にあれくらいなら気にしてないんだがなぁ……まぁ、気持ちいいからいいか。
ヌメヌメとした舌の感触が俺の背筋をゾクゾクとさせ、より一層息子の硬度が増す。
「くふぅっ……よしよし……可愛いヤツめ」
ランの軽くウェーブのかかった髪を指先ですきながら、耳元で囁いてやると、ランの顔が歓びに一層上気していくのがわかる。
「♪」
その結果、さらにフェラに気合いが入り、俺の快感も増す。何という無限コンボ!
しかし、今回はランの中で果てたかったので、名残惜しいがいったん引き剥がす。
「待て待て、次はオマエの膣内(なか)に出させてくれよ」
「あっ……んっ……はい、旦那様」
ほんの僅かに名残惜しそうな顔をしたものの、素直に俺の下肢から離れる。
うーん、次はバックでいくかな。
「ラン、布団に手を突いて四つん這いになってくれ」
「は、はぃ……」
俺の命令に素直に従うラン。言われた通り、寝具に手を突き尻を突き出す形で四つん這いになった。
美人で気の強そうな、それこそ女王様と言っても通りそうな容貌の女性が、自分の命令に従順に動く様は、それが自分の妻だと頭で理解していても、男の征服欲を満たして止まない。
おそらく俺の顔は、少々サディスティックな表情を浮かべているはずだ。
さらにもう少し腰を突き出させて足を開かせると、俺は顔を秘所へと近づけていった。
「おぉ、すげぇ。びしょびしょに濡れてるな。俺のモノしゃぶってて、感じちまったのか?」
「あぁ…意地悪をおっしゃらないでくだされ。ハァ……切ないィ……旦那様、いじって、吸って、掻き回してたもれ…」
口からこぼれ出るはしたない言葉にラン自身驚いているようだが、熱い疼きを抑える事が出来ない様子だ。
無論、俺の方も、普段とは違う弱々しいランの懇願に、脳の芯までピンク色に染められて興奮で満たされる。
ランの股間に頭を突っ込み、両手で襞を割り開くと、ねっとりとした液体が糸を引く。目の前に広がる秘蜜で濡れそぼった陰唇へと軽く息を吹き掛けただけで、ランは切なげにわなないた。
「本当にすごい濡れ具合だな。
「あぁっ……いやぁ。許してたも……」
「まったく淫乱な嫁さんだ。でも……好きだぜ」
「!」
カァーーッと羞恥と喜悦に身を赤く染めながら身をくねらせるラン。
そんな姿を楽しみつつ、俺は舌を伸ばし、綺麗なサーモンピンクの肉襞へと舌を突き込んだ。
「きひぃぃぃぃぃっ!! くふぅ……ん……」
いきなりの刺激に、ランの身体はびくびくと大きく跳ねかけたが、それを俺の両腕が押え込む。
逃げるようにずり上がる腰を、がっしりとホールドすると、さらに激しく舌を動かしてやる。
ピチャ……クチュ……チュル……
溢れ出てくる秘蜜を舐め上げ、それによりさらに溢れ出す液体をわざと大きく音を立てながら啜り上げる。
「くはっ……ふぅぅぅ…ん…ああぁっ……も、もうっ、許してたもれ……」
悲鳴のようなと言うより、悲鳴そのものの声で切れ切れに懇願するランの様子に、俺はそろそろ止めをさしてやることにした。
深く息を吐き、ぷっくりと充血している肉芽を唇で挟み込むと、そのまま息の続く限り一気に吸引してやったのだ。
「ひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! い、イク……うぅぅぅぅぅぅぅぅッ!!!」
絶叫とともに、ランは、まるで海老のように全身をビクンビクンと跳ね上げさせる。
やがて、その動きが小刻みな痙攣に変わるころ、ついに力尽きたのか、布団の上に崩れ落ちた。
「おいおい、まだ入れてもいないんだけどな」
「か、重ね重ね…申し訳……ござりませぬ…………」
苦しい息をつきながらも、後ろを振り返り謝るランの頭をやさしく撫でつつ、俺は言い聞かせる。
「いや、いいんだって。ランの乱れる様を、こうやってじっくり見れるのは、俺としても楽しいしな」
「――もうっ、旦那様……イケズなことは、おっしゃらないで」
ああ、さっきみたいな喜悦でよがり狂ってる時の艶姿もいいが、こういうちょっと頬を染めてスネたような仕草をするところも萌え狂うほどサイコーだなぁ。
ひとりニマニマしているところに、ランが蚊の鳴くような――いや、コイツは元蜂だけどよ――声で、囁いてきた。
「あの……もう落ち着きました故……その、入れて…たもれ………」
ここで「何を?」と聞くのがセオリーかもしれんが、生憎俺の辛抱の方もそろそろ限界だ。ひとつ頷くと、俺はランの下肢を抱え直し、一気に腰を突き入れた。
「あああぁぁぁ……すごいぃ…………いひぃん……」
俺の息子がその肉襞を掻き分け侵入していくにつれて、ランは身体を仰けにのけぞらせ歓喜の声を上げる。
ランの絶叫とともに、膣内にぬるりと包み込まれ吸い込まれる感覚が強まり、たまらない刺激を俺の息子に伝えてくる。
その感覚に対抗するように、俺は無我夢中でランの腰をつかんで自らの分身をランの奥深くに打ち付けていった。
じゅっぷ……じゅっぷ…じゅぷ、じゅぷ、ずぶずぶ…………
「ひ…ぁは……らめぇ……狂う……くるぅてしまう、あはぁ!」
何回となく俺の息子はランの最深部まで到達し、亀頭の先端が子宮口にしっかりと叩いているのがわかる。
「……ひっ…………はっ………………ぃっ…………」
もはや、ランはまともに声も出せないようだ。
どれくらい往復を繰り返したのたか、腰にしびれが走り、膝立ちの姿勢にそろそろ疲労を感じるくらいの時間がたったころ、ついに俺の息子内の堤防が決壊し、溜まりに溜まったものを、ランの胎内奥深くに解き放った。
「ぁあああああああああああああアアアアアアァーーーーーーーーーっ!!!!!!」
先程以上に背中を弓なりに仰け反らせ、快楽の絶頂に浸るラン……そして、彼女はぐったりとその場にくずおれた。
俺の方も、最後の一滴まで精を吐き出すと、俺はそのままランの背中に重なるようにして崩れ落ちる。
「ふはぁ〜〜〜〜っ、ちょ、ちょっと頑張り過ぎたか」
背中から離れて除き込むと、ランの視線はいまだ定まらない様子だ。荒い息をしながらも何とか呼吸を整えようと努めているようだ。
「だ、旦那様…妾は……先程、天国と地獄を、一度に見た気分、でしたぞえ……」
何とかしゃべれるくらいには回復したのか、切れ切れに呟く。
「おお、そいつは重畳だ。いつも俺の方が極楽気分を満喫させてもらってるからな。たまには嫁さんにも、そういう"天にも昇る気分"ってヤツを味あわせてやらないとな」
* * *
やがて、徐々に快楽の波が引いていき、互いの息が平静に戻り出したら、大人の楽しみその2、ピロートークの時間だ。
恥ずかしながら素人童貞だった(と言うか、商売女とだって2、3回しかヤったことのなかった)俺は、ランを娶るまで、男女がベッドで交わす会話なんてものの重要性を認識してなかった。
いや、もちろん「言葉はいらない、ただ体を重ねればいい」なんて気分の時だって、たまにはあるだろうが、相思相愛(……言ってて照れるな)の男女が身体を寄せ合ってスキンシップしているのだ。
素面では言いづらい甘い会話とやらをするのもまた、恋人もしくは夫婦の楽しみってモンだろう。
ちなみに、決して"回復"するまでの時間稼ぎをしているワケではない。そこのところを勘違いしないように。
……ホ、本当ですヨ。
出会ってまだまだ日が浅い俺達だが、だからこそ逆に話すべきことは沢山あった。
俺の方は、今日の狩りでの苦労や笑い話になりそうなちょっとした失敗談、これまでの俺のハンター歴のこと。
ランの方は、昼間の奥様コミュニティーでの出来事、あるいはランゴスタ時代に見聞した、ふつうの人間が知らないようなモンスターたちの生態のこと。
特別艶っぽいわけでもない、そんなごくあり触れた話題を、布団の中で抱き合いながら、語り合う。それだけで、好きな相手となら十分幸せに感じられるもんだ。
「なぁ、ラン、ちょっと教えてほしいんだが……」
ふと、話が途切れた時に、俺は、前々から気になっていたことについて聞いてみた。
「オマエ、ほんの10日間ほどまえまでただの……いや、長生きした女王なのかもしれんが、とにかく一介のランゴスタだったにしては、エラく物知りじゃないか? 東方のこととかも微妙に詳しいし」
「ホホ、気になりますかえ、旦那様?」
口元を上品に押さえて微笑ったランが語ったのは、驚くべき内容だった。
野生の巨大蜂とも言うべきランゴスタの、その中でも女王種に生まれたランだが、生まれた直後は、どこでどういう手違いがあったのか、とある農場の養蜂家の作った人工蜂の巣にいたらしい。
無論、養蜂業者が育てるのは普通ただの蜜蜂だ。ただ、その元となる蜂の巣を集める段階で、どういう経緯でかランゴスタの卵が混じっていたのだろう。卵自体の大きさは、あんな巨大なランゴスタでも、それほど普通の蜂と変わらないそうだ。
そんなわけで、日々すくすく成長したランだが、幼虫の段階でもすでにスズメバチより大きかったらしい。もちろん、その養蜂家も自分の間違いに気づいたことだろう。
ところが、いかなる酔狂か、その養蜂家は、ランゴスタと知りつつ、彼女を育て上げたのだ。ただの好奇心からか、よほどの偏屈者だったか、あるいはうまく飼い馴らせば泥棒除け代わりになるとでも思ったのか。
そして、確かに成虫になった彼女は頼もしい農場の警護者になったのだ。
そこで過ごすことおよそ3年ほど。女王種としての知能の高さゆえか、いつしか彼女は主である養蜂家の言葉をおおよそ理解できるようになっていた。
ペットを飼っている人ならわかると思うが、ある程度意思疎通ができるようになると、飼い主と飼われる者は、それまで以上に親しくなる。
彼女のことを、まるで鷹匠が愛鷹を大事にするように可愛がった養蜂家は、やっぱり相応の変わり者だったのだろう。
やがて生まれて5年が過ぎるころには、彼女は眠るときは蜂の巣や屋外ではなく、養蜂家の自宅に帰ることが通例になっているほど、人間の暮らしに身近に触れるようになったのだと言う。
もっとも、その翌年、流行り病で、その"育ての親"とも言うべき人が死んだのを契機に、農場を抜け出し、各地の森林を転々とした揚げ句、10年ほど前にあの密林の洞窟に辿りついたらしい。
「うーむ、にわかには信じ難い話だが……ま、そのランゴスタが、いま人間になって、嫁さんとして俺の腕の中にいることを思えば、十分許容範囲内か」
それじゃあ、その東方趣味は、その養蜂家のオヤッさんから?
「いえ、当時、"養父"の農場には、一匹のアイルーが働いておりましたのじゃ。彼の者が東方の出で、いろいろと故郷の風習などを教えてくれました故」
……今日のビックリ事項その2、アイルーとランゴスタは会話できるらしいぞ!
「いやいや、我が君。妾の一族……いまは元一族と言うべきかのぅ、とにかく彼らは、普通、ネコ風情と話をしようなどとは思わぬし、おそらくできぬじゃろうの。知的好奇心溢れる妾だからこそ、じゃ」
アイルーとランゴスタを比べたら、どっちかって言うと前者の方が高等動物っぽいんだが……まぁ、嫁さんの出身の種族を悪く言うのも何なので、あえてここはノーコメント。
「しかし、妾がもしただのランゴスタに生まれ育っておったら、我が君と出会ってこうして妻にしていただくこともなかったろうしのぅ。巡り合わせとは不思議なものじゃ」
ああ、その点には同意する。気まぐれな運命の神様と、お前さんの"養父さん"に感謝だな。ところで……。
「なぁ、ラン。俺の聞き間違いでなかったら、オマエ、まだベッドの中なのに"我が君"って2回ほど呼んだだろう?」
「――おお、申し訳ありませぬ。閨では"旦那様"と呼ぶ約束でありましたな。許してたもれ…」
すまなさそうに頭を下げるランだが、どことなく悪戯っぽい光を瞳に宿している。
……このヤロー、わざとだな?
「いーや、許さん。お仕置きじゃーーーっ!」
「あ〜れ〜、お許しを〜」
と、まあ、そのままなし崩し的に第7か第8ラウンドに突入する俺達。
……そこ、バカップルとか言うな!!
−ひとまずfin−
2010年08月31日(火) 11:39:31 Modified by gubaguba