NPO法人バードリサーチのための図鑑

 
                                                         飛翔中のカワウ(撮影:石渡賢一氏)


若鳥(腹の白い2羽)


特徴
見られる時期:一年中。
見られる環境:湖沼、河川、海岸
観察の度合い:住宅地周辺では少ない。地域によって異なる。
大きさ:アヒルぐらいの大きさで、全長約81cm。
体型の特徴:アヒルのような体型で、首が長く、細長い嘴をしている。
鳴声:ガアア、ガアア、ガラララなどと鳴く。
鳴声を聞く(WMA)鳴声を聞く(MP3)
識別点
とまっている時に似ている鳥
住宅地周辺では特にいない。
飛んでいる時に似ている鳥
ガン類やカモ類:編隊で飛ぶ姿は時おりマガンなどと間違えられる。下から見るとカワウでは真っ黒なことで識別できる。
鳴声が似ている鳥
特にいない。
生態
日本におけるカワウは、1960年代から1970年代には生息個体数が著しく減少し限られた地域に生息するだけとなったが、その後回復し2000年代に入ると全国に生息するようになった。関東地方などでは、沿岸部から山地のダム湖や河川の上流域に生息し、住宅地の小規模河川や公園の池などにも飛来する。潜水しておもに魚類を捕らえて食べる。そのため、内水面漁業との軋轢が生じている。繁殖はコロニーと呼ばれ、多数のカワウが集まって、水辺に隣接する林で集団で営巣する。また、夜間も集団塒を形成する。

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