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19年6月1日 総会 議事録2

議事録1 > 


○野依座長 ありがとうございました。お手元の第二次報告(案)につきましては、前回の合同分科会で私と座長代理に御一任いただきましたので、委員の皆様の御発言をおおむね反映していただくという形で修文をさせていただいたわけでございます。

 一部の委員の方には、まだ御意見もあろうかと存じますけれども、本案をもって皆様に御了承いただければと存じますが、いかがでございましょうか。

(「異議なし」の声あり)

○野依座長 ありがとうございました。それでは、本案の最終取りまとめの前に、安倍総理にごあいさついただきたいと存じますけれども、その前にプレスが入りますので、少しお待ちいただきたいと思います。
(プレス入室)

○安倍内閣総理大臣 皆様、本当にありがとうございました。すばらしい第二次報告を取りまとめいただいたと、このように思います。大変わかりやすく書いていただき、このようにしていけばよい方向に変わっていくということを具体的に書いていただいたと思います。そして、子供たちにとって教育環境がこのように良い方向に変わっていくんだということを示していただいたと、こう思っています。

 この提言に当たりまして、論点、学力の向上、そして徳育の充実、大学・大学院の改革、そして財源問題等について深い御議論をいただいたと、このように思っているわけでございます。せっかくいただいたこの第二次報告につきまして、我々といたしましても教育現場の理解を得る努力、そしてもちろん国民の皆様の理解を得る努力を行っていきたい、それによって初めて社会総がかりでの教育の再生はできると、このように思う次第であります。

 そして、特に必要なものの具体化に向けまして、優先的に取り組むように、伊吹文部科学大臣にはお願いをしたいと、こう思うわけであります。特に次の点についてお取り組みをお願いしたいと思います。

 土曜日に授業ができるようにすること、そして徳育を教科に位置づけ、充実を図っていくこと、そしてメリハリのある教員給与体系を実践すること、そして9月入学について全国立大学での9月入学枠の設定を実現をすることを目指して、大学の4月入学原則を弾力化するということについてよろしくお願いをしたいと、こう思います。さらに、効率化を徹底しながらメリハリをつけて、教育再生に真に必要な教育予算について、財源の確保をしていく決意でございます。なお、まだ残された課題はございますので、さらに第3次報告について、また中身のある御議論を賜りたいと、このように皆さんもよろしくお願いを申し上げます。どうもありがとうございました。

○野依座長 総理、どうもありがとうございました。総理におかれましては、大変御多忙な中にもかかわりませず、第一次報告以降もすべての総会のすべての議事、さらに合同分科会にも何度も御出席賜りましたことを教育再生にかける総理の思いを改めて強く感じております。有識者、メンバーを代表いたしまして、心から御礼を申し上げたいと思います。

 それでは、委員の皆様を代表いたしまして、座長の私から安倍総理に教育再生会議の「社会総がかりで教育再生を(第2次報告)」、これを御手交申し上げたいと思います。
(野依座長より安倍内閣総理大臣へ「社会総がかりで教育再生を(第二次報告)」を手交)

(拍手)
(プレス退室)

○野依座長 それでは、ここで、塩崎官房長官、それから伊吹文部科学大臣から何か御意見ございましたらお伺いしたいと思います。塩崎官房長官からお願いいたします。

○塩崎官房長官 ありがとうございます。本年1月の第一次報告書に続きまして、4カ月間の精力的な御審議を経て、本日第二次報告がまとまり、今、総理にお手渡しをいただいたところでございまして、改めて皆様方に感謝申し上げたいと思います。

 今、総理からお話のあった通り、今回の提言については速やかにその実施に努めると。そして、残された課題については第三次報告に向けて、また引き続いての皆様方の御議論を賜りたいというふうに思うわけでございます。

 今回、大学・大学院改革については経済財政諮問会議、総合科学技術会議、イノベーション25の戦略会議、そしてアジア・ゲートウェイ戦略会議、規制改革会議と連携をいたしまして、教育再生会議において取りまとめをいただいたわけでございます。これらのうち、大学・大学院の教育システムの改革、グローバル化の推進につきましては、文部科学省において関係会議等とも連携をしていただきながら、具体化に向けた検討を進め、可能なものから直ちに実施に移していただければと考えているところでございます。

 さらに、研究システムの改革につきましては、総合科学技術会議を中心に必要に応じ、関係会議等とも連携をこれまたいたしていただいて、具体化に向けた検討を進め、可能なものから直ちに実施に移していただきたいと思うところでございます。また、教育予算につきましては、来年度予算に向けて教育再生会議及び経済財政諮問会議等における議論も踏まえつつ、政府において検討をしてまいることといたしたいと思います。

 また、大学・大学院改革について残された課題、これは大学入試とか飛び入学などの問題がありますが、こういった問題については、今後とも教育再生会議において必要に応じ、関係会議と適宜連携をしていただきまして、検討を進めていただきたいと考えております。

 さらに、今後改革を着実に前進させるために、教育再生会議において関係会議とも連携、そして大学・大学院改革に向けた推進、検討状況のフォローアップをぜひ行っていただければ大変ありがたいと思っているところでございます。

 いずれにいたしましても、極めて幅広いテーマにお取り組みをいただいて、この教育再生会議がこのように教育再生のあり方について発信をいただいていること、大変心強く思うところでございますので、引き続いてよろしくお願いいたしたいと思います。以上でございます。

○野依座長 どうもありがとうございました。それでは、伊吹文部科学大臣、よろしくお願いいたします。


議事録1 > 

2007年07月12日(木) 05:19:14 Modified by ID:SZr/rNamGQ




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