ジョイ・ラック・クラブ その3
チャプター5 リーナ
チャプター6
チャプター7
- 何年かの後、私はアメリカへ移住した、だが自分のした事は頭から離れなかった
- 私が少女の頃 母は時々ひどく落ち込んだ おびえて悲しげだったが 何も話さなかった
- 歳月と共にそれも薄れて 過去への想いは私への心配に変わった
- 新居を訪ねてくる母 これで母の心配もおわるだろう
- 私たち生活費を分担してるの
- ハルロドは「分担と出費はすべて折半」 「対等に愛し合える」と言い出したのは皮肉にも私だった
- 彼は社長で社員の私の7倍半の給料
- 去年ついに結婚 「愛は与え合うが経済的には相手には頼らぬ」お互いに出費を細かくつけてきっちり半分にわった もちろん個人の必需品は個人もち
- 灰色の部分がいつも論争の種
- 誕生日にくれたネコのノミとり費用も私がはらわないといけないの?
- アイスクリームを食べない娘がなぜ半分はらうのか?
- ダイエットしてるのかと思ったよ。 すっかりやせて影みたいだわ
- 100ドルかけた家の壁がゆがんでるなんて ハルロドのデザインなの まるで棺おけに入ってるみたいだわ
- TVを見ているハルロド 横で割り勘評のアイスの文字を口紅で消すリーナ
- アイスクリーム代ははらわない、なぜ何でも折半に?
- なにが気に入らないんだ? さあ・・・何もかもよ
- 買ったものをいちいちメモして、不公平な時も半分に分けるなんて
- ハルロドはネコやノミ代の事と勘違い 「じゃあいったい何がのぞみだ?」
- 「何かを変えなきゃダメってことよ。私たちの結婚の根本は何なの?」
- 「何かをかけたいなら根本をかえることだ」
- 母「ちかづく不幸の兆しがみえた 娘にはみえてないのがこの家はやがて崩壊する」
- 母「まだ遅くはない 私の過去の苦しみと悔いを寄せ集めるのだ 娘は声にならぬ私の悲鳴を聞きつけて 階段を上がってくるだろう 最初は何も見えず娘はおびえるだろう そして胸の奥から 恐怖がにじみ出すのを感じる その娘を私は木に隠れたトラのように待つ 娘に飛び掛って魂を解き放つのだ
- 母:お前は何をのぞんでるの?あの夫から リーナ:私への敬意 思いやり
- ママったらベッドの足元の鏡は縁起が悪いからどけろと言うの(横にいる彼はアジア系の人)愛が鏡にぶつかって散ってしまうって
- 彼とママは凄く気があうの
- やがて女は年老いた 娘は英語だけを喋り 腹には悲哀よりコーラがはいってた
- 子供「どんな願い?」 「娘が幸せになるようにという母親の願いよ」
チャプター6
- 娘:二人とも待ち遠しいでしょうね 母:でも二人が待ってるのはお母さんよ
- 幼い頃の私はいつも母のことを思っていた それも自分ひとりでこっそりと
- 妾になったことに怒る親族 私だったらくくってるよ! 死んだ亭主がどう思う! 相手が金持ちなら許されると思うのか!
- 祖母伯父伯母に母は父亡き後嫁の務めをはたさず金持ち男の妾になったと教えられる
- 母は驚くほど私に似ていた
- 中国の習慣だった 親思いの娘は母親を救うため 自らの肉をスープの中におとす
- アンメイ:一度母を失った 猛2度と母を失いたくない (母について行く子供アンメイ)
チャプター7
2006年10月14日(土) 02:36:05 Modified by rudoman2005