【定義】
真とは真影のことで、絵像のこと。賛は褒め讃えるための偈頌であり、頂相などの絵像に対して付される賛のことを真賛という。そして、特に自らの絵像に対して行うものを自賛という。
なお、道元禅師の『永平広録』第10巻には「玄和尚真賛」として真賛が25首収められているが、自賛の20首を除けば、他に讃えた対象は釈尊出山相への2首、達磨・阿難・仏樹和尚(明全)がそれぞれ1首ずつである。
真とは真影のことで、絵像のこと。賛は褒め讃えるための偈頌であり、頂相などの絵像に対して付される賛のことを真賛という。そして、特に自らの絵像に対して行うものを自賛という。
なお、道元禅師の『永平広録』第10巻には「玄和尚真賛」として真賛が25首収められているが、自賛の20首を除けば、他に讃えた対象は釈尊出山相への2首、達磨・阿難・仏樹和尚(明全)がそれぞれ1首ずつである。
達磨 第二十八祖達磨尊者、南天竺国香至大王第三子なり。般若多羅尊者を礼して伝法の師と為す。断臂の痴漢を接して子と認ず。少林寺に在って九白端坐す。時の人、喚んで壁観大士と作す。事、畢えて西天に廻る。甚と為てか早朝に白衣舎に喫飯する。 『永平広録』巻10-真賛5
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