【定義】
面山瑞方師の著作で、曹洞宗の寺院伽藍に配置される仏・菩薩・羅漢・明王像などを、その因縁を広く経論から集めて記されたものである。宝暦4年(1754)に永福庵?内で書かれた自序があるため、その時までに成立し、その後宝暦9年(1759)に刊行された。全1巻。現在では『曹洞宗全書』「清規」巻で見ることが出来る。
【内容】
本書は、本篇と付録から成り立っており、本篇は、山門の羅漢、浴室の跋陀婆羅尊者、廁の烏枢瑟摩明王、庫堂の韋駄天、厨房の竈公、衆寮の観音、僧堂の文殊、経蔵の傅大士、伽藍・大権修理・土地・鎮守、祖堂の達磨、仏殿の三尊などについて示された。それは、祭祀される理由を経論から抜き出したものである。
付録は、荒神や普庵、龍天白山などについて一々示したものである。
面山瑞方師の著作で、曹洞宗の寺院伽藍に配置される仏・菩薩・羅漢・明王像などを、その因縁を広く経論から集めて記されたものである。宝暦4年(1754)に永福庵?内で書かれた自序があるため、その時までに成立し、その後宝暦9年(1759)に刊行された。全1巻。現在では『曹洞宗全書』「清規」巻で見ることが出来る。
これは、余、諸堂に安ずる聖像の因縁を集て一冊あり。別行に印版す。 『僧堂清規』巻5
【内容】
本書は、本篇と付録から成り立っており、本篇は、山門の羅漢、浴室の跋陀婆羅尊者、廁の烏枢瑟摩明王、庫堂の韋駄天、厨房の竈公、衆寮の観音、僧堂の文殊、経蔵の傅大士、伽藍・大権修理・土地・鎮守、祖堂の達磨、仏殿の三尊などについて示された。それは、祭祀される理由を経論から抜き出したものである。
付録は、荒神や普庵、龍天白山などについて一々示したものである。
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