ライブをプレイすることでマスを進めていくすごろく形式のイベント。
本項では当イベントにおいて成宮由愛が登場した回について扱う。
2020年5月開催のススメ!シンデレラロード(成宮由愛編)については独立ページにて記載。
本項では当イベントにおいて成宮由愛が登場した回について扱う。
2020年5月開催のススメ!シンデレラロード(成宮由愛編)については独立ページにて記載。
タイミング | セリフ |
---|---|
1/9 | 「イベント参加ボーナス」、「MAP報酬」、「課題クリア報酬」で、イベント限定のSレアアイドルやルームアイテムを手にいれましょう。 |
2/9 | 本イベントでは、LIVEを行うことでアイドルたちがMAPを進んでいきます。楽曲の難易度やLIVEの結果に応じて、進行できるマス数が変化します。 |
3/9 | また、ルートはイベント限定アイドルごとに分かれており、それぞれストーリーや報酬が異なります。 ※「古澤頼子」ルートのMAP1をクリアすると、「三好紗南」ルートが解放されます。 |
4/9 | MAPやマスごとの条件を満たしてLIVEを行うと、MAP進行ボーナスが発生し、進行できるマス数がアップします。 |
5/9 | MAP進行ボーナスは、MAPにあわせたアイドルを編成したり、現在止まっているマスの色に応じた楽曲でLIVEを行うことで発生します。ボーナス条件はイベントTOPや楽曲の選択画面で確認できます。 |
6/9 | ゴールに到達すると、トレーナーからMAPごとの課題が出されます。 ※課題の達成状況は累計でカウントされるため、1回のLIVEでクリアできない場合、複数回LIVEをすることで達成できます。 |
7/9 | MAPを進行していると、たまに「進行2倍ボーナス」が発生することがあります。進行2倍ボーナスが発生すると、次回のLIVEクリア時に進行できるマス数が2倍になります。 |
8/9 | 楽曲選択画面の並び替えメニューで「イベントボーナス」を選択すると、現在止まっているマスに適した楽曲を簡単に絞り込むことができます。 |
9/9 | イベント限定営業で、ススメチケットを獲得できます。イベントTOPの「チケットを使用する」ボタンから使用でき、1枚につき、MAPを1マス進行可能です。 |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 登場アイドルは古澤頼子、吉岡沙紀、成宮由愛 | |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
頼子 | ……ええ、そうなんです。それで、題材をどうしようか悩んでいて。 |
沙紀 | なんでもいいって言われると難しいアレっすねー。 |
由愛 | 高校生もそういう課題があるんですか……。でも、好きなものをなんでも描いていいなんて、楽しそう……。 |
選択肢 | (お疲れさま) |
頼子 | プロデューサーさん。お疲れさまです。今日はお仕事のお話ということでしたが、いったいどのような……? |
企画書を渡した…… | |
沙紀 | 『センス輝け!アイドル写生大会』!おー、事務所のアイドルみんなで絵を描くんすね! |
由愛 | ロケの場所は……キャンプ場?わぁ、山に川に高原に……自然がいっぱいですね。 |
頼子 | 噂をすれば影……いえ、お仕事は影というより、光でしょうか。 |
沙紀 | 頼子ちゃん、ちょうどいいんじゃない?ついでに描いちゃえば! |
頼子 | なるほど……でも、お仕事にプライベートをさしはさむのは……。 |
選択肢 | (何の話?) |
頼子 | ええと……美術の授業で、絵を描く課題が出まして。何を描こうか迷っていたんです。 |
由愛 | 素敵な場所みたいですから……何か見つかるかも……。 |
沙紀 | ねっ、いいっすよね、プロデューサーさん?頼子ちゃんの学校の課題、ついでにやっちゃっても! |
選択肢 | (OK!) |
頼子 | あ……ありがとうございます。プロデューサーさん。沙紀さんと由愛ちゃんも。 |
沙紀 | よかったっす! |
由愛 | えへへ……。 |
頼子 | ふふ……あ、すいません。お仕事の話だったのに、脱線してしまいましたね。 |
沙紀 | えっと、アイドルのみんなはキャンプ場で好きなものを描いて、最後に審査委員長が優勝者を決めるんだって。 |
由愛 | ゆ、優勝……?審査があるんだ……。 |
頼子 | 審査委員長というのは……? |
P | 頼子だ! |
頼子 | わ、私ですか?そんな大役、務まるでしょうか……。いえ、それよりみんなの絵を審査するなんて……。 |
沙紀 | うーん。でも、頼子ちゃんって、絵とか美術に詳しいし、審査委員長!って感じでてるっすよ? |
頼子 | そんなこと……ただ、好きなだけで……。 |
沙紀 | 好きなだけ。いいじゃないっすか!好きな人に見てもらったほうが、自分たちもありがたいっすよ。ね、由愛ちゃん? |
由愛 | えっと……。 |
頼子 | 由愛ちゃんは、何か心配事が……。 |
由愛 | あの、みんなで絵を描くってのは、とっても楽しそうで……。でも、審査ってことは、点数をつけられるってことですよね……? |
沙紀 | あー、そういう心配かぁ。わかる気もするけど……。 |
頼子 | ……大丈夫ですよ、由愛ちゃん。 |
芸術に点数はつけられません。便宜上、つけることがあったとして、上手かどうか、正確かどうか、といった尺度は、芸術の評価の一端でしかありません。 | |
それよりも、今回は写生大会というイベントなのですから、イベントを楽しむ気持ち……それが絵に表れていれば、どれも素晴らしい作品になると思います。 | |
由愛 | 頼子さん……。 |
沙紀 | おぉー……。さすが頼子審査委員長!説得力、アリアリ! |
由愛 | はい……!頼子さんにだったら……見てもらっても……。 |
頼子 | ふ、ふたりとも……。 |
選択肢 | (お願いできる?) |
頼子 | ……わかりました。みんなが楽しめるような大会になるように、精いっぱい務めさせていただきます! |
(イラストが[未来の風向き]古澤頼子に) | |
頼子 | 風が気持ちいい……まさに写生大会日和ですね。素敵な情景がたくさん生まれる……そんな予感でいっぱいです。 |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 登場アイドルは古澤頼子、吉岡沙紀、成宮由愛、龍崎薫、佐城雪美、持田亜里沙、古賀小春、横山千佳、福山舞、日下部若葉、柳瀬美由紀、大沼くるみ、結城晴、的場梨沙 | |
タイミング | セリフ |
大会当日 | |
頼子 | みなさん、怪我などないように。豊かな自然の風景を楽しみましょうね。それでは……写生大会、スタートですっ! |
沙紀・由愛 | いえーいっ! わぁー……! |
川 | |
頼子 | さて、みんなの様子を見て回りましょうか。いきましょう、プロデューサーさん。 |
薫 | わぁー!雪美ちゃん、見て見て!おさかないっぱい泳いでるよー! |
雪美 | さかな…………ふふ…………。 |
薫 | ピカピカしててキレイだねー。そうだ、これ描こっか! |
雪美 | うん…………ぴちぴち……。ペロも……よろこびそう…………。 |
薫 | ペロ、おさかな好きなの?じゃあ、美味しそうに描いてあげよー! |
亜里沙 | みんな、あまり深いところに入らないようにね。穏やかに見えて、流れが急なところもあるから。 |
薫・雪美 | はーい! うん…………。 |
頼子 | 亜里沙さん、お疲れさまです。こちらはどうですか? |
亜里沙 | 頼子ちゃん。みんな、とっても楽しんでます。うふふっ、私もこういう雰囲気は久しぶりだから、ウキウキしてますよ。 |
頼子 | 小さい子たちのこと、見て下さってるんですね……。亜里沙さんも楽しんでくれていて、よかった。 |
小春 | 亜里沙先生、見てください〜。キレイな小石です〜。メダカのプリンセスさんにぴったり〜。 |
亜里沙 | うふふ、どれどれ?本当、キレイね。 |
千佳 | 舞ちゃん、あれやってよ!マジカルガール・アクア! |
舞 | う、うんっ!えっと……「清き水の力よ、アクアスプラッシュ!」。 |
千佳 | きゃっ!水かかったぁ!よーし、お返しだよ、ラブリーフラッシュ! |
舞 | 冷たいっ。もう、千佳ちゃん〜っ。 |
亜里沙 | ふたりとも、風邪ひいちゃいますよ?さ、髪を拭いて。そろそろみんなで、お絵かきしましょうか! |
千佳・舞・小春 | はーい! はいっ。 は〜い。 |
頼子 | さすが亜里沙さんです……。次はあっちのほうに行ってみましょうか。 |
若葉 | みんな〜、困ったことがあったら、若葉お姉さんに言ってね〜! |
頼子 | お疲れさまです。こちらは若葉さんがみんなのこと見て下さってるんですか? |
若葉 | そ、そうなの〜。こう見えて、私お姉さんだから! |
美由紀 | そーっと、そーっと……つかまえた♪見て見て、若葉ちゃんっ!なんか変な虫!みゆき、これにしようかな。 |
若葉 | ひうっ!み、美由紀ちゃんっ。むむむ、虫さんがかわいそうだから、そっと戻してあげて〜? |
美由紀 | そっかー。はーい! |
若葉 | ふぅ……。 |
くるみ | ふぇぇ〜!画用紙がびしょびしょになっちゃったよぉ〜! |
若葉 | あっ、あっ。くるみちゃん、泣かないで?代わりの画用紙ならあるから!はいっ! |
くるみ | ありがとう……わかばしゃん……。ひっくひっく……ぐしゅぐしゅ……。 |
若葉 | あっ、涙がたれて……。 |
くるみ | ふぇぇ〜!またぬれちゃったぁ〜!くるみ、お絵かきもできないの……。 |
若葉 | あああ。大丈夫、大丈夫よ〜。 |
晴 | へい、梨沙!パス! |
梨沙 | ちょっと!とれるわけないでしょ、そんなボール!ああ、転がってっちゃった。 |
晴 | あ、若葉さん、悪い。蹴って! |
若葉 | へっ?あ、はいっ!そ、それーっ!……あれっ? |
梨沙 | あっ、空振りっ。 |
若葉 | わっ……わわっ!きゃーーーっ! |
バッシャーン…… | |
若葉 | うう……私がびしょぬれに……。 |
晴 | あー……なんか、ごめん。 |
頼子 | こちらは……なんだか大変みたいですね。あの、みなさん。絵のほうもお願いしますね……。 |
事務所を飛び出して、みんな活き活きしていますね。……あら、あそこにいるのは……。 | |
由愛 | …………。 |
頼子 | 由愛ちゃん、どうですか?絵のほうは順調ですか? |
由愛 | それが……どこも景色がきれいで、目移りしちゃって……。 |
頼子 | 時間はありますから、自分が素敵だと思ったものを自由に描いてくださいね。 |
由愛 | 素敵なもの……はいっ、がんばりますっ。 |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 登場アイドルは古澤頼子、梅木音葉、西川保奈美、望月聖、仙崎恵磨、吉岡沙紀、赤西瑛梨華、キャシー・グラハム、成宮由愛 | |
タイミング | セリフ |
森 | |
??? | ――――♪ |
頼子 | どこかから、歌声が……? |
音葉 | ――――♪ |
保奈美・聖 | ……………………。 ……………………。 |
音葉 | あ……頼子さん……? |
頼子 | ……あ、すみません。お邪魔をしてしまって……。 |
音葉 | いえ……大丈夫ですよ。 |
頼子 | 3人はこちらで絵を? |
保奈美 | ええ。どこかいい場所を探していたら、素敵な歌声が聞こえてきたものだから。つい、聞き入ってしまって。 |
聖 | 音葉さんの音……響いてきました……心に……。 |
音葉 | 無心で絵を描いているうちに……つい歌ってしまっていたみたいで……。 |
頼子 | 音葉さんは森の絵、ですか……。独特の色遣いが、とてもキレイです。 |
音葉 | ありがとう……。 |
保奈美 | 絵画にも歌声にも、その人の雰囲気が出るものなのね。音葉さんのはどちらも神秘的で美しいわ。 |
頼子 | そうかもしれません。……保奈美さんの絵も美しいですね。どこか、力強さを感じます。 |
保奈美 | ふふっ、ありがとう。最高の褒め言葉だわ。……聖ちゃんは、とても清らか。儚さと愛らしさが同居している、といったところかしら。 |
聖 | わ……は、恥ずかしいです……。 |
頼子 | ふふ、完成がとても楽しみです。それでは、私はこれで……。 |
??? | ――――!!! |
頼子 | 今度は、にぎやかな声が……? |
恵磨 | オッケー、サキ!カモーン! |
沙紀 | いくっすよー! |
プシュウゥゥゥ! | |
頼子 | あの……おふたりは何を? |
沙紀 | おー、頼子ちゃん!何って、写生っすよ! |
恵磨 | グラフィティ風のね!アタシたちコラボしてんだ! |
頼子 | スプレーでキャンバスに……。こんな形の絵画もあるんですね。 |
沙紀 | あー、もしかしてルール違反? |
頼子 | いえ……。こんな形の表現もあるんだと、驚いていました。 |
恵磨 | さっきまでちっさい筆で描こうとしてたんだけどさ、全然塗れないの!いやー、これすっきりするわー! |
沙紀 | エマ……スプレーは楽するためのもんじゃないっすよ? |
恵磨 | わかってるって!じゃあ、次はアタシね!イエェェイッ! |
プシュウゥゥゥ! | |
頼子 | すごい……とてもエネルギッシュですね。おふたりのパワーが伝わってきます。 |
沙紀・恵磨 | へへっ♪ へへっ♪ |
頼子 | それでは、私はこれで……。 |
瑛梨華 | ちょぉーっとMA・TTA! |
キャシー | あたしたちもコラボ中だよー! |
頼子 | その声は……。 |
瑛梨華 | 瑛梨華と! |
キャシー | キャシーの! |
瑛梨華・キャシー | お笑い写生大会〜! お笑い写生大会〜! |
頼子 | お笑い……? |
瑛梨華 | アタシたちはね、このスケッチブックに、おもしろネタをいっぱい描いたんだよー! |
キャシー | これをめくりながら漫才するっていうスタイルだよ〜! |
瑛梨華 | というわけで、いってみよう!「こんなキャンプ場はいやだ!」。 |
キャシー | 森の奥が宇宙空間! |
瑛梨華 | わ〜お!MU・JU・RYO・KU☆ふわふわ〜♪ハッ……!瑛梨華ちん、気付いちゃった……。今、体重をはかって、それを公式設定にしちゃOH・YO☆ |
キャシー | それをやっちゃったら、とんでもない数字になっちゃうでしょうが! |
瑛梨華 | あ〜れ〜!MU・JU・RYO・KUだから、いつまでもTO・MA・RA・NA・I〜! |
キャシー | 瑛梨華ちゃーんっ!瑛梨華ちゃんが、キラリと輝く星になっちゃったー! |
瑛梨華 | これぞ、まさにスーパースター☆ |
瑛梨華・キャシー | どうも、ありがとうございましたー! どうも、ありがとうございましたー! |
頼子 | …………ぱちぱちぱちぱち。なんだか、元気が出てくるような気がします。ですが……。 |
瑛梨華・キャシー | ですが? ですが? |
頼子 | 写生とは見たものを写しとることですので、これは違いますね。森の奥に宇宙空間はありませんから……。 |
瑛梨華 | わお♪きびしーマジツッコミ!頼子ちゃん、ないすぅ☆ |
キャシー | おあとがよろしいようで〜。ちゃんちゃん♪ |
由愛 | …………。 |
頼子 | あら?あそこにいるのは、由愛ちゃん……。 |
由愛 | …………。 |
頼子 | …………真剣に描いていますね。そっとしておいてあげましょう。 |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 登場アイドルは宮本フレデリカ、鷺沢文香、新田美波、古澤頼子、五十嵐響子、八神マキノ、高峯のあ、成宮由愛 | |
タイミング | セリフ |
キャンプ場 | |
フレデリカ | フンフンフフン♪フレスコ画〜♪ |
文香 | フレデリカさん……水彩画ですよ。 |
フレデリカ | ウフフ、誤差誤差〜♪ |
美波 | フレデリカちゃん、上手だね。学校でも絵を描くの? |
フレデリカ | んー?風景はあんまりかなー。デッサンとかデザイン画とか、そーゆーのは描くよー! |
頼子 | お疲れさまです。みなさん、順調そうですね。 |
文香 | 頼子さん、お疲れさまです。なんとか……描き上げられそうです……。久しぶりなので……あまり上手にはできませんが……。 |
美波 | 私も。ちゃんと筆と絵の具を使うなんて、もしかしたら中学生以来かも! |
フレデリカ | あーあー!そうかもー!筆で〜、こうやって〜……こしょこしょこしょ〜♪ |
美波 | きゃっ……あははっ!もう、フレデリカちゃんっ! |
フレデリカ | くすぐっちゃうのとかも中学生以来かなー!ねっ、フミカちゃん! |
文香 | ……私は、経験がありませんよ? |
フレデリカ | そーなの!?必修だよー!ってことで、はい。フミカちゃんもどーぞ! |
文香 | は、はい……では、失礼して……こしょこしょ……。 |
美波 | んんっ!文香ちゃん!?もうっ……あはははっ♪ |
頼子 | ふふっ…年長のみなさんが少女のようにはしゃいで……。こんな姿を見られるのも、この大会ならでは、でしょうか。 |
フレデリカ | あれー、頼子ちゃんは見てるだけ?どうする?くすぐっとくー?くすぐられとくー? |
頼子 | い、いえ……私は……。 |
フレデリカ | はい、3、2、1……ブブー!タイムアーップ!ってことで、くすぐりの罰!フミカちゃん、ゴー! |
文香 | こしょこしょ……。 |
頼子 | あっ……や、やめ……うふふふっ♪ |
響子 | どうですか、マキノさん。描けました? |
マキノ | デバイスの習熟度がここまで作業効率に影響を与えるなんて。少々、想定との誤差が大きくなってきたようね。 |
響子 | えっと、つまり……? |
のあ | ……見たところ、進捗は7割、といったところ。制限時間を鑑みると……。 |
マキノ | ……まだ時間はあるわ。工程を見直して、必ず時間内に完成させてみせます。 |
響子 | あはは……いっしょに頑張りましょうね! |
頼子 | お疲れさまです。みなさんは何を描かれているんですか? |
のあ | 森の住人……。 |
頼子 | のあさんのこれは……リス、ですね。……とても正確に描かれています。まるで写真のよう……。 |
のあ | 見たままを写しただけ……難しいことではないわ。 |
響子 | いやいや、そんなに上手に描けないですよ!私も頑張ったんですけど……のあさんには全然かないません。 |
頼子 | 響子さんのこれは……カピバラ? |
響子 | 私もリスです!あんまり似なかったけど、可愛く描けたと思いますっ。 |
頼子 | ……なるほど。マキノさんは? |
マキノ | そうね……質問を返させてもらうわ。頼子は、この絵をどう認識する? |
頼子 | ええと、これは……ヌートリア? |
マキノ | ネズミ目違いね。リスよ。……ふむ。審査者の評価を現時点で得られたことは、間違いなくプラス。 |
あとは、目標と現在の地点の差異をどう縮めていくか。これはそういうミッションと置き換えられそうね。……腕が鳴るわ。 | |
のあ | ……まずは、サイズ感の調整を……。それから、リスの尻尾はもう少し……フワフワ。 |
頼子 | 残り時間もわずかです。最後まで頑張って……いえ、楽しんでくださいね。 |
頼子 | さて……そろそろ終了の時間ですね。……あら? |
由愛 | ……ふふっ。 |
頼子 | 由愛ちゃん、お疲れさまです。その雰囲気だと……良い絵が描けたようですね? |
由愛 | 頼子さん。……はい、素敵なもの、たくさん描けました……。 |
頼子 | よかったら、そのスケッチブックを見せていただいても? |
由愛 | えっと……少し、恥ずかしいですけど……どうぞ。 |
頼子 | ありがとうございます。あ……これは……。 |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 登場アイドルは吉岡沙紀、日下部若葉、新田美波、仙崎恵磨、成宮由愛、横山千佳、福山舞、龍崎薫、キャシー・グラハム、赤西瑛梨華 | |
タイミング | セリフ |
沙紀 | 結果発表ー! |
若葉・美波・恵磨 | ぱちぱちぱちぱちー! |
沙紀 | と、いうわけで『センス輝け!アイドル写生大会』もいよいよ結果発表の時間となりました!さあ、審査委員長の頼子ちゃん、お願いします! |
頼子 | はい……ご紹介にあずかりました、審査委員長の古澤頼子です。 |
今日は、みなさんがとっても楽しそうに絵を描いているのを見て、私も嬉しくなりました。とても素敵な大会になったと思います。 | |
そんな中で優勝を決める、というのは本当に難しく……。全員が優勝、ということにしてしまおうか、とも思いました。 | |
ですが、あえてひとりを選ぶとしたら……私が今日一日かけて見てきた、素敵な景色をそのまま描いてくださった方に賞を差し上げたいと思います。 | |
沙紀 | では、頼子ちゃん。その優勝者は!? |
頼子 | 成宮由愛ちゃんです。 |
由愛 | わ、私……? |
千佳 | おめでとーっ! |
舞 | すごいね、由愛ちゃん! |
頼子 | 由愛ちゃん。よかったら、もう一度絵を見えてもらえませんか? |
由愛 | ……は、はい。 |
沙紀 | あれ、これって……。 |
恵磨 | アタシたちだ!あはっ、すっげーいい顔で描いてくれてんじゃん。由愛、サンキュー! |
頼子 | おふたりだけじゃないんです。由愛ちゃんはスケッチブックいっぱいに、みんなの絵を描いてくれたんですよ。 |
薫 | ほんとだー!かおると雪美ちゃんも! |
若葉 | あう、私が川におっこちたところまで……。 |
頼子 | 由愛ちゃん、どうしてみんなの絵を描こうと思ったんですか? |
由愛 | あの……頼子さんに、素敵だと思ったものを自由に描いていいって言ってもらって、キャンプ場を見て回ったんです。 |
自然も、もちろん素敵でした。でも、それより、その中で笑ってるみんなの表情が、素敵だなって思って……。 | |
あ、あの。可愛く描けてないかもしれなくて……。それに勝手に描いちゃって、ごめんなさい……。 | |
キャシー | ううっ、いい話ー!全然謝らなくていいよー!むしろ嬉しいから! |
瑛梨華 | これは文句ナシで由愛ちゃんのYU・SHO☆どんどんどんどん〜♪ |
由愛 | あ……ありがとうございますっ。 |
頼子 | 由愛ちゃん、おめでとうございます。とっても素敵な景色を、ありがとうございました。 |
数日後 | |
頼子 | プロデューサーさん、お疲れさまです。先日は、素敵なイベントに連れて行ってくださって、ありがとうございました。 |
おかげさまで、私も美術の課題が出来上がりましたし……。由愛ちゃんも、みなさんにも楽しんでいただけて、いいお仕事になったと思います。 | |
みなさんの普段とは少し違った一面を見られて、私自身も、とっても楽しかったです。 | |
さて……今度はLIVEのお仕事ですね。 | |
あのキャンプ場での一日のように……私も、違った一面をみなさんにお届けしたいです。そう……。 | |
(イラストが[未来の風向き]古澤頼子+に) | |
頼子 | 思い切って……ウインクですっ。ふふっ、普段とは違った私の一面、お届けできてますか?今の気持ちを素直に表現してみました。 |
みなさんと、ともに楽しみたいという気持ちを……!楽しい時間はまだ終わりません。さあ、心行くまで、どうぞご一緒に♪ | |
タイミング | セリフ |
レンタルスタジオ | |
ライラ | ドコドコトコトコチキチキシャカドン……バーン! |
李衣菜 | ……おお〜っ。今の合わせはキマったんじゃない!?さすが私たち、フォー・ピース! |
星花 | ええ!大きなミスもありませんでしたし、バンドの一体感も出てまいりましたわ。 |
清美 | ほ、本当ですか?私もついていけてましたか? |
ライラ | キヨミさん、バッチリでございますですよー。ギュインギュインのジャジャーンでございますー。 |
星花 | はい、とっても素敵なエレキギターでした。ライラさんのドラムもお上手でしたわ。おふたりとも、たくさん練習されたんですね。 |
清美 | いえ、まだまだです。ただ、星花さんと違って私は楽器未経験ですから、足を引っ張らないように、と。 |
ライラ | ライラさんもおうちで練習しましたよー。こんな風にー……。 |
(イラストが[ガールズロッカー]ライラに) | |
ライラ | キン!ポン!トン!おうちにあるいろんなものから、いろんな音が鳴るのが楽しいのでございますよー。 |
李衣菜 | ライラちゃん、わかってるねー。音を楽しむと書いて……音楽だからね! |
ライラ | おおー、それがロックなのですねー。リイナさん、さすがでございますー。 |
李衣菜 | そうでもないよ〜! |
(レンタルスタジオに戻る) | |
清美 | 何でもないことをあそこまでキメて言えるのは、流石にさすが、かもしれませんね……。 |
星花 | ふふっ、でも李衣菜さんのおっしゃることは大切なことですわ。意外と忘れてしまいがちですけれど。 |
清美 | 音を楽しむ……そうですね。練習を始めると、できないことがもどかしくて、楽しむことを忘れてしまうことがあります。 |
星花 | はい。わたくしもそうなってしまうことが多くて。練習も、いつだって楽しくできるのが一番です。 |
清美 | そうですね……。私はみなさんと一緒に練習していると、楽しいですよ。 |
星花 | わたくしもですわ。きっとそれが、バンドのよさ、ですわね。 |
李衣菜 | ライラちゃん、私にも叩かせて!ポン!パン!ベコン!ああっ! |
ライラ | ああー、ペットボトルさんがぺしゃんこになってしまいましたー。 |
清美 | こら!スティックを振り回さない!危ないことをしてはいけませんよ!それに飲み物がこぼれたら大変でしょう! |
李衣菜 | ご、ごめんごめん〜。 |
星花 | ふふっ。 |
あら、メールが……。みなさん、プロデューサー様からですわ。 | |
清美 | プロデューサーが?いったいどうしたんでしょう。 |
事務所 | |
ライラ | ぎゅいーん……おおー、大きくなりましたー。プロデューサー殿、このビデオカメラ、ライラさんにくれるのですかー? |
選択肢 | (みんなの練習風景を撮影してきてほしい) |
李衣菜 | みんなの?あ、そっか。今度のフェスには、私たち以外もバンドを組んで出るんでしたっけ。 |
清美 | はい。事務所には、楽器の得意な方がけっこういらっしゃいますからね。 |
星花 | みなさん、ロック以外にも、さまざまなジャンルのバンドを組んでいらっしゃるみたいですわ。 |
李衣菜 | フェスの宣伝用動画の素材にするんですね。わかりました、私たち、フォー・ピースに任せてください! |
ライラ | はいー、みなさん笑ってくださいですよー。 |
星花 | ふふっ、すっかりカメラが気にいったのですね。 |
李衣菜 | お、ライラちゃんが撮ってくれるの?いぇーい♪ |
清美 | ライラさん、李衣菜さん。楽しむのは大切ですが、お仕事ですからね。撮影するからにはきちんとした動画に……。 |
ライラ | キヨミさんも笑ってくださいー。ぎゅいーん。 |
清美 | ち、近いですって!ズームし過ぎですよ! |
星花 | ふふっ、清美さん。楽しく楽しく、ですわ♪ |
清美 | せ、星花さん、笑ってないで止めてください!はぁ……このバンドはやっぱり、私がしっかりしないとダメみたいですね……。 |
ライラ | ぎゅいーん♪ |
タイミング | セリフ |
レンタルスタジオ | |
音葉 | 今のところ……もう少しタメて入っても……? |
夏樹 | いいと思う。ギターは音葉さんのドラムに合わせるよ。 |
涼 | じゃあ、Bメロからもう一回やってみるか。さっきちょっと入りが甘かったんだよな……。 |
久美子 | そうね、サビのピアノとベース、もっとバシッと揃ったら気持ちよさそうね。涼ちゃん、アイコンタクトで合わせましょ! |
涼 | 了解! |
あい | ああ、すまない。サビから間奏までそのまま続けてもらってもいいかな。サックスソロ、もう一度確認しておきたいんだ。 |
音葉 | もちろんです。……では、いきましょうか。ワン、ツー……。 |
星花 | これは……ジャズですわね。みなさん、とってもお上手ですわ。 |
李衣菜 | なんか、すごいカッコいい……。しばらくこのまま見てよっか。 |
休憩中 | |
ライラ | ぱちぱちぱちぱちー。みなさん、素晴らしい演奏でございましたー。 |
清美 | 本当にすごかったです。みなさん、プロみたいでしたよ。 |
涼 | プロは言い過ぎだって。でも、ありがとな。 |
久美子 | うふふっ、観客がいたから熱くなっちゃったわね。結局、一曲全部通しちゃった。……それで、みんなどうしたの?私たちに何か用かしら。 |
ライラ | カメラマンのライラさんがお邪魔してますですよー。 |
李衣菜 | 今、みんなの練習風景を撮影させてもらってるんだ。いやー、本当にカッコよかった!ジャズってさ、ロックだね! |
夏樹 | ははっ、どっちだよ。まあ、でもジャズロックではあるけどさ。 |
あい | そういう君たちこそロックに挑戦しているんだろう?調子はどうだい? |
星花 | 先ほどまで合奏しておりました。今のところ順調で、楽しく演奏できていますわ。 |
清美 | でも、私にはみなさんみたいなテクニックはないので、精一杯やっているだけですが……。 |
涼 | おいおい、そんなこと言うなよ。未経験から始めて、ちゃんと演奏できるだけで立派だと思うぜ。 |
夏樹 | ああ。それに、一番大切なのは技術じゃない。 |
李衣菜 | ココ、だよね! |
ライラ | そこは……心臓でございますかー?なるほどー、音楽を聴いてドキドキすると、気持ちもワクワクしますですねー。 |
李衣菜 | ライラちゃん、そうじゃなくて〜……。 |
夏樹 | ははっ!ライラの言う通りだよ。頭で考えるんじゃなくて、心が弾めばきっとそれでいいのさ。 |
清美 | そういうものですか……。ありがとうございます、少し勇気が出てきました。 |
星花 | それにしても、先ほどの曲は、事務所アイドルの曲のジャズアレンジ、でしょうか? |
久美子 | そうなの!音葉ちゃんがアレンジして、スコアも書いてくれたのよ。 |
李衣菜 | ええっ!音葉さんって、そんなことまでできるの?しかも、ドラム担当っていうのも意外だし。 |
音葉 | アレンジは趣味のレベルですが……とても、楽しかったです。ドラムは……きちんと叩くのは久しぶりだったので……本番までに仕上げなくては……。 |
涼 | それはアタシもだ。ジャズのリズム、もっと体になじませないと。 |
あい | それでは、もう一度合わせようか? |
清美 | ……では、私たちはそろそろ行きますね。練習、頑張ってください。 |
夏樹 | おう、お前たちもな! |
李衣菜 | うん!それじゃ、またね! |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 | |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
蓮実・柑奈 | 〜〜〜♪ 〜〜〜♪ |
ライラ | なんだか、優しい音楽が聞こえてきますですねー。 |
星花 | フォークソング、というのでしょうか。和やかな気持ちになりますわ……。 |
聖・クラリス・亜里沙 | 〜〜〜♪ 〜〜〜♪ 〜〜〜♪ |
李衣菜 | 柑奈さんのアコースティックギターに、亜里沙さんのオルガン、キレイだなー。こういうバンドもあるんだね。 |
清美 | ええ。クラリスさんと聖ちゃんのコーラスと、蓮実さんのボーカルのハモリも美しいです。 |
柑奈 | みなさん、どうでしたか!私たちのラブとピース、伝わりましたか? |
ライラ | はいー。ライラさん、ニコニコでございましたよー。 |
星花 | みなさんはフォークバンドなのですか? |
蓮実 | はいっ。懐メロがやりたくて柑奈さんにお声かけしたんです。私たち、前から好きな音楽が近くって。 |
柑奈 | せっかくバンドを組むなら大人数のほうが楽しいと思いまして、亜里沙さんたちにもお願いしたんです! |
亜里沙 | うふふっ。私のオルガンが役にたって何よりです。誘ってくれて嬉しかったですよ。 |
クラリス | このような形でみなさんと歌えるのは、幸せなことです。しかし……私を、なぜメンバーに誘っていただけたのでしょう? |
柑奈 | クラリスさん、聖ちゃんといえば賛美歌……賛美歌といえば、愛ですからね!このバンドに必要なメンバーだと思いましてっ! |
聖 | 必要……ですか……ふふ……。愛……歌にのせて……私もいっしょに……届けたいです……。 |
李衣菜 | 愛か〜。歌のメッセージがハッキリしてるって、いいね。メンバーもコンセプトにピッタリだし。 |
星花 | みなさんの人柄が音楽にも表れていますね。 |
蓮実 | そういってもらえると嬉しいですっ♪懐かしくて、優しくて、愛のたくさん詰まった曲……きっと、みなさんに届けますから! |
ロビー | |
李衣菜 | えっと、次は? |
ライラ | お外でみなさん練習しているようですよー。ほら、あちらに。ちょうど、練習が終わるところみたいですねー。 |
千枝 | それじゃ、みんな。最後のごあいさつの練習、いくよーっ。せーの……私たち! |
L.M.B.G | リトル・マーチング・バンド・ガールズでしたーっ! |
小春 | わぁ〜、揃いましたね〜。演奏も、行進も、ごあいさつも〜。 |
ありす | はい。この人数ですから、最初はどうなることかと思いましたけど……。 |
由愛 | ちゃんとできてよかった……。本番も、頑張ろうね……。 |
くるみ | ふぇ〜……くるみも最後までついていけたよぉ〜。いっつもマラカス、どんどん遅れていっちゃうから……。 |
雪美 | 大丈夫…………くるみは…………一生懸命だから…………。 |
美由紀 | うん!いっしょにいっぱい練習したもんね!みゆきのトライアングルと合わせて! |
麗奈 | さて、練習も終わったことだし……。クックック……そろそろトランペット型クラッカーを、みんなにお見舞いしてやろうかしら。 |
光 | ん?ああ、あのダンボールでできたトランペット?ジャマだったから、しまっておいたぞ。 |
若葉 | 麗奈ちゃん……悪だくみのひとり言をするのなら、もう少し小さい声にしたほうが、いいかもしれないですよ〜? |
桃華 | もっと華やかさがあってもいいかもしれませんわね。衣装を、今回だけの特別なものにするのはどうでしょう? |
メアリー | いいわネ!ラインストーンとかスパンコールを使って、もっとキラキラさせてもらいまショ! |
仁奈 | わんつーわんつー!もっとでっかくおててをふるですよー! |
みりあ | はーいっ!わんつーわんつー♪あははっ、なんか楽しくなってくるね、梨沙ちゃん! |
梨沙 | ちょっと、アタシたちには子どもっぽすぎじゃない?ま、恥ずかしがるほうが恥ずかしいから、ちゃんとやるけど。わんつーわんつー! |
ライラ | ちいさなみなさん、かわいらしいですねー。とってもにぎやかでございますよー。 |
星花 | ふふっ、わたくしたちも負けてられませんわね。 |
タイミング | セリフ |
レッスンルーム | |
ヘレン | いくわよ!ハイッ!ハイッ!ハイッ!ハイッ! |
アヤ・聖來 | ハッ! ハッ! |
いつき・ナターリア | それっ! それっ! |
ヘレン | ウィーアー……ボディパーカッションバンド! |
ライラ | おおー…………ぱちぱちぱち。みなさん、全身がドラムのようでございますです。 |
清美 | どうも、ヘレンさん。自己紹介ありがとうございます。それにしても……ボディパーカッション、とは? |
アヤ | アタシも知らなかったんだけどさ、体で音を鳴らして音楽にするんだ。頑丈なアタシ向きのジャンルだろ? |
聖來 | バンドかな?って聞かれると、微妙かもしれないけどね。でも、ダンスしながら体で音を出すのって、楽しいんだ! |
星花 | よろしいのではないでしょうか。自分たちで音楽を作り出したなら、バンドと名乗っても。 |
李衣菜 | でも、どうしてボディパーカッションを? |
いつき | あははっ!私たちも最初ヘレンさんに誘われたときは、なんで?って思ったよ! |
ヘレン | アイドルはその体が楽器といっても過言ではない……。つまりボディパーカッションとは、すなわちアイドルのこと! |
ナターリア | ヘレンの言ってることはよくわかんないけど、楽しくて気持ちいいゾ!ライラもやる? |
ライラ | いいですねー。ライラさんも、見てたらドコドコしたくなってでございますですよ。 |
ナターリア | リイナもセイカもキヨミもいっしょにやるゾ! |
清美 | ええっ!?私たちは……。 |
いつき | 簡単だし楽しいよ!最初はハンドクラップからやってみよー! |
ヘレン | オーケー!エブリバディ!ミュージック、カモン! |
清美 | すっかり巻き込まれてしまいましたね……。ちょっとやっただけでクタクタなのに、あのメンバーの体力、すごいですよ……。 |
星花 | はい……少し休憩をいただきましょう……。あら? |
李衣菜 | こっちの部屋から、何か音がするね。何だろう……? |
法子 | ドーナツドーナツ、ジュワワワワ〜♪んふふっ、ドーナツを揚げる音って、やっぱり最高っ! |
マキノ | …………オーケー。録音できたわ。次に行きましょう。 |
時子 | はぁ……いつまでこの茶番に付き合わせるわけ?さっさとしてちょうだい。 |
法子 | ええ〜、待って〜!食べるまでがドーナツですよーっ!ほら、揚げたてで美味しそうっ!ドーナツも、食べて〜♪って言ってますよ! |
時子 | …………。 |
ライラ | 甘くて香ばしくて、いいにおいですねー。みなさんはおやつを作っているのですかー? |
志希 | 違う違う〜。これも音楽づくり、バンド活動なのだよ。 |
清美 | ドーナツを揚げることが、音楽……? |
志希 | ノイズミュージック!いろんな環境の音を録って〜、まぜまぜして〜、はい、音楽のできあがりー。 |
マキノ | そういうジャンルがあるの。現代音楽の一種ね。今回のテーマは「アイドル」。アイドルにまつわる音を録って回っているの。 |
法子 | 急にドーナツを作ってって言われたから、びっくりしちゃった。ドーナツブームが来た!?って思ったよー。 |
ライラ | どーなつさん……おいしそうですねー。 |
時子 | ほら、法子。ドーナツの出番よ。飢えたアイドルにくれてやりなさい。さぞかし美味しく食べてくれるでしょう。 |
法子 | はい、ライラちゃん。食べて食べて! |
ライラ | もぐもぐ……おいしいでございますー。 |
星花 | ドーナツ以外には、どんな音を? |
志希 | あたしは化学反応のシュワシュワ〜、バチバチ〜、ドッカーン。 |
李衣菜 | 志希ちゃんらしいけど、大丈夫なの……?えっと、時子さんは? |
時子 | ……鞭。 |
李衣菜 | えっ? |
時子 | 鞭よ。何度も言わせないで。……何、その顔は。聴いてみたいの? |
李衣菜 | い、いえっ、結構ですっ!あんまり長居するのもアレだし、そろそろ行こうか!お邪魔しましたーっ! |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
ライラ | ……というわけで、カメラマンライラさん、お仕事完了でございますですよー。 |
選択肢 | (お疲れさま) |
李衣菜 | いやー、楽しかったです!ロック以外にもいろんなジャンルの音楽に触れられて、なんだか刺激をもらえました。 |
清美 | 音楽とは何か、と考えさせられるバンドも中にはありましたが……。 |
星花 | でも、みなさんの個性がしっかりと出ていて、とても多彩なステージになりそうですわね。 |
ライラ | はいー。みなさん、音楽をしてましたですね。 |
李衣菜 | 音楽?確かに、演奏したり、音を鳴らしたりしてたけど……。 |
ライラ | リイナさん、違いますですよ。音を楽しむと書いて……音楽でございますー。 |
清美 | ふふっ、李衣菜さんのセリフでしたね。自分で言って、忘れてしまったんですか? |
星花 | あら、わたくしたち、その言葉に感銘を受けてましたのに。 |
李衣菜 | えっ。……や、やだなー!もちろん覚えてるって! |
清美 | まったく。そういうことにしておいてあげましょう。 |
ライラ | 好きなこと、得意なこと、みんな違います。でも、音楽は、みんないっしょで、みんな笑顔です。 |
星花 | そうですね……きっとそれが音楽の素敵なところですわ。みんなで楽しんでいると、自然と笑顔になれますもの。 |
ライラ | ……なんだか、ライラさん、ドコドコしたくなってきたですよ。 |
清美 | 時間はまだありますし……これからスタジオに行きますか?私も、ギターをかき鳴らしたくなってきました! |
星花 | 賛成ですわっ♪さっそくまいりましょう! |
李衣菜 | よーっし!みんなで思いっきりロックしよう!思いっきり音楽しよう! |
星花・ライラ・清美 | はいっ♪ はいー。 はい! |
ライブ当日 | |
李衣菜 | それじゃ、会場のみんなに、最高のバンドメンバーを紹介するぜーっ!まずはGt.KIYOMI! |
清美 | 清く正しく、カッコよく!今日の私はいつもの私とは違いますよ!でも、会場のルールはきちんと守りますけどね! |
李衣菜 | OK!次はBa.SEIKA! |
星花 | 激しいベースラインのように、わたくしも思いっきり弾けてみせますわっ♪いっしょに盛り上がりましょうねーっ! |
李衣菜 | そして、Dr.LAYLA! |
(イラストが[ガールズロッカー]ライラ+に) | |
ライラ | ライラさんはいっぱいドコドコしますから、みなさんはいっぱいドキドキしてくださいませー! |
李衣菜 | そして、最高にロックな歌声お届けするぜ!Vo.RIINA!4人揃って、私たちーっ! |
一同 | フォー・ピース! |
タイミング | セリフ |
ファッションテナント | |
沙織 | ひゃ〜……カカト高っけえなぁ。 |
それに細っせぇ……わだすの指くらいしかねぇべ。足、くじかねぇで歩けるべか……。うぅ……わだすには、まだ早いかもしれねぇなぁ。 | |
(イラストが[ニューマイセルフ]奥山沙織に) | |
沙織 | ……って、いげねぇいげねぇ!せっかくこんなオシャレな靴屋さんまでつれてきてもらったのに、こんな調子では! |
ファッションショーに備えて勉強するんだって、決めたでねぇか。勇気を出さねば……勇気を……。 | |
数十分後 | |
風香 | 沙織さん。決まりましたか? |
沙織 | いやぁ〜……それが、まだなんです。どれもキレイで目移りしちまって……。 |
風香 | そうなんですか……。実は私もなんです。どの靴もとっても素敵で。 |
それに……その、いろいろ考えちゃって。私が履いても大丈夫かな、変に見えないかなって。 | |
沙織 | ああ、わがります!わだすもそういうことばっかり考えちまって。ハイヒールは転ばねぇか、とか……。 |
風香 | わぁ……沙織さんもですか?よかったぁ、同じことを考えてる人がいて安心しましたっ。 |
千奈美 | ……まったく。コソコソ何を話してるかと思えば……。 |
愛結奈 | 本当、心配しすぎよ。ふたりとも、元はいいんだから! |
風香・沙織 | いえ、私なんてそんな……。 いやぁ、わだすなんてそんな……。 |
愛結奈 | こーら。私なんて、とか言わないの!アイドルでしょ? |
千奈美 | 特に沙織?このお店に来たいって言いだしたのは、あなたじゃない。 |
言いだしっぺがそんな調子でどうするの? | |
愛結奈 | そうそう!せっかくなんだし、思い切っちゃいなさい♪ |
沙織 | そ、そうですよね……。ファッションショーのお仕事の勉強をするために来たんですもんね。 |
みなさんに付き添ってもらったのに、この体たらくじゃ、ランウェイをシャンと歩くなんてできねぇですよね! | |
愛結奈 | その意気よ、沙織!さあ、選んじゃいなさい! |
千奈美 | 大丈夫。私たちがついてるわ。 |
風香 | 沙織さん、がんばってください! |
沙織 | はいっ!あ、あのっ、店員さん! |
こ、こ、このハイヒール!くださいっ!贈り物じゃなくて、自分用で! | |
翌日 | |
まゆ | ……なるほど。昨日、そういうことがあったんですか。それで、そのハイヒールが……? |
沙織 | はいっ。昨日買った靴です。へ、変じゃねぇですか? |
まゆ | 変だなんて……とってもよくお似合いだと思いますよ。 |
沙織 | 本当ですか?えへへ……そう言ってもらえると、勇気を出した甲斐がありました。 |
まゆ | うふふ♪この調子で、ファッションショーも頑張りましょうね。 |
沙織 | はい!今の心持ちなら、どんなお洋服だって着こなせる気がします! |
選択肢 | (期待してるよ) |
沙織 | はい!そいだば、プロデューサーさん。ファッションショーの詳しいお話を聞かせてください。 |
ふたりにファッションショーの資料を渡した…… | |
沙織 | ありがとうございます!えっと……わだすが着させてもらう衣装は……。 |
えっ……えええええええっ!? | |
王子様がコンセプトの衣装?お、王子様ですか?わだすが? | |
選択肢 | (うなずく) |
まゆ | まあ……素敵ですね♪ |
沙織 | ま、まさかこんなことになるとは……。確かにどんなお洋服でも着こなせる気がするとは言ったけども……。 |
王子様は想定外だべ〜! | |
タイミング | セリフ |
秋田出身アイドルたちのお茶会 | |
日菜子 | 王子様!いいですね! |
雪菜 | ですよねぇ。女の子の憧れっていうかぁ〜。 |
日菜子 | そうですよねぇ。日菜子にとってはもう……むふっ♪むふふふふ♪ |
雪乃 | まあ、王子様……。ファッションショーのお仕事があるとはうかがっていましたけれど……。 |
沙織 | はい〜……。わだすも、まさか王子様になるとは、これっぽっちも思ってなぐって……。 |
愛梨 | そうだったんですね〜。あっ。風香ちゃん、アップルパイのおかわりどうですか? |
風香 | あっ、ありがとうございます。あの、すみません。みなさんのお茶会にお邪魔しちゃって……。 |
沙織 | 気にしないでください。今日はわだすが呼んだんですから。事情を全部知ってるんで。 |
雪乃 | その通りですわ。なにより、お客様がいらっしゃるのは楽しいことですもの。 |
雪菜 | そうですよねぇ♪それで……沙織さんは、どんな王子様になるんですか? |
沙織 | それが、まだ決まってねぇんです。プロデューサーさんには、わだすのイメージを優先していいって言われまして……。 |
日菜子 | イメージ……。それじゃあ、自分の妄想の通りにやっていいってことですね〜。むふふ。 |
風香 | も、妄想ですか? |
愛梨 | う〜ん……。でも、それってちょっと大変ですね。 |
雪菜 | 自分の考える王子様像がそのままステージの演出になるんですもんねぇ。プレッシャーかもぉ。 |
雪乃 | やりがいと同じくらいに、責任を感じてしまいますわね……。沙織さんが悩まれるお気持ちもわかりますわ。 |
沙織 | はい……。それで、みなさんのお知恵を借りたくてですね。 |
雪乃 | もちろんですわ。ぜひ、お力にならせてください。 |
日菜子 | むふっ♪お任せください! |
愛梨 | 王子様といえば、日菜子ちゃんですもんね〜♪ |
日菜子 | まず王子様はですねぇ……白馬に乗ってるんです! |
沙織 | なるほど! |
雪菜 | 確かに、絵本とかだと白いお馬さんが一緒にいるイメージよねぇ。 |
日菜子 | そして、お城で開かれる舞踏会では場の主役となり! |
沙織 | なるほど! |
雪乃 | 確かに、映画などで舞踏会の場面はよくお見かけしますわね。 |
日菜子 | さらには、茨を切り開く強さと勇敢さを兼ね備え! |
沙織 | なるほど! |
風香 | 確かに、物語においてはそういう場面も描写されますよね。 |
日菜子 | そしてっ……!時に優しく、時に強引に日菜子のことを……むふっ♪むふふふふ……♪ |
沙織 | なるほ……ど? |
愛梨 | あ。日菜子ちゃん、自分の世界に入っちゃいましたね〜。 |
風香 | す、すごい……。流れるように……。 |
沙織 | で、でもっ。とっても勉強になりました! |
まずはプロデューサーさんに、馬っこさショーに出していいか聞いてみます! | |
風香 | ええっ?それは難しいんじゃ……。 |
雪乃 | そうですわね……。他の出演者様もいらっしゃるわけですし。お馬さんを会場に呼ぶのは大変かと……。 |
沙織 | あいー……。そいだば、どうすれば……。 |
雪菜 | えっと、そうですねぇ……。思わずお馬さんがいるように見えるくらい、カッコよければいいんじゃないですか? |
沙織 | カッコ……? |
雪菜 | はい。やっぱり、王子様はカッコよくないとぉ♪ |
沙織 | 確かに……そうですね。垢ぬけてねぇと王子様に見えねぇですよね。 |
………………んだ! | |
みなさん、ありがとうございます!決めました!わだす、カッコいい王子様を目指します! | |
それこそ、白い馬っこさ見えるくれぇに! | |
タイミング | セリフ |
数日後 | |
沙織 | ふむふむ……。なるほどなぁ。 |
風香 | お疲れ様です。沙織さん。お勉強、進んでますか? |
沙織 | ああ、風香ちゃん。いやぁ、こうすて本を読んだり映画を観たりすてるんですが、これがなかなか……。 |
風香 | そうなんですか……。あっ、頼まれていた本を持ってきました。王子様が出ている小説です。どうぞ。 |
沙織 | ありがとうございます。いやー、助かりました。自分だけだと、上手ぐ見つけられねくて。 |
文香 | ……ああ、沙織さん。こちらにいらしたんですね。 |
ケイト | ハァイ、サオリ!プリンスの本、持ってきマシタヨ♪ |
沙織 | 文香さん、ケイトさん!ありがとうございます。わわっ、こんなに……。 |
文香 | ……私が持っている本とあと、覚えている限りのタイトルをメモしてきました。 |
ケイト | 写真集や資料集もありマス。あとは映画のパンフレットも。それに、ジャパン文学のプリンスも持ってきマシタ! |
沙織 | あいー!何から何まで、申し訳ねぇです。 |
ケイト | No probrem!Err……本好きの刺身デス! |
文香 | ……それは……きっと本好きのよしみ、だと思いますよ。 |
ケイト | Wow!よしみ、デスネ?覚えマシタ! |
風香 | 沙織さん、頑張ってくださいね!あの、私でよかったらいつでもお力になりますから! |
ケイト | フウカの言う通りデス。ミズクサイのは、なしデスヨ? |
文香 | ……私も、書の世界のことでしたら、お手伝いできることも多いかと思います。 |
沙織 | みなさん……! |
ありがとうございます!わだす……わだす、頑張ります! | |
カフェテラス | |
沙織 | 『キミはバラよりも美しい……』。ひゃ〜……こんなセリフ、わだすには考えつかねぇべ。 |
わだすなら……んだな。『キミはフキノトウよりめんこいなぁ……』。だべか。 | |
おっといげね。こんなこと考えてねぇで、勉強せねば……。 | |
真奈美 | やあ、はかどってるかい? |
沙織 | 真奈美さん、あいさんっ。お疲れ様です。えっと、すぐに片付けますんで……! |
あい | いや、気にしなくていいよ。ちょっと差し入れを持ってきただけだからね。どうぞ。 |
沙織 | あっ、コーヒー……。すみません、ありがとうございます。 |
あ……甘い。 | |
あい | ふふ。砂糖とミルクが余計なお世話じゃなくてよかったよ。 |
真奈美 | 聞いたよ。ファッションショーで王子様をやるんだってね。今は、その勉強中かな。 |
沙織 | はい、その通りです。わだすなりに、垢ぬけようとすてまして……。 |
あい | 確かに……実際にお目にかかったことはないけど、王子様といえば洗練されているイメージがあるね。 |
真奈美 | それに舞台がファッションショーともなれば、余計にそう考えてしまうのも無理はない。 |
お客様はファッションに興味のあるお嬢様……いや、お姫様が大半だろうからね。生半可なことでは務まらないさ。 | |
あい | そうだね。でも、沙織くん。あくまでも無理はしないようにね。 |
真奈美 | 私たちにできることなら、力になるよ。……でも、まずは屋外での勉強は控えたほうがいいな。風邪をひいたら大変だ。 |
沙織 | あっ……。そうですね、気をつけます。 |
真奈美 | ふふっ、よろしい。それじゃあ。 |
あい | コーヒーが飲みたくなったら、いつでも声をかけてくれ。 |
沙織 | はいっ。あの、コーヒーごちそうさまでしたっ。 |
はぁ〜……。垢ぬけてるなぁ。 | |
こんな気遣いをサラッとしてしまうんだもの。……本物の王子様も、きっとそうだべなぁ。 | |
んだ!わだすも、ああいう風にならねば! | |
よーし、がんばっぺ〜!えいえい、おー! | |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 | |
タイミング | セリフ |
数日後 | |
沙織 | すぅー……。はぁー……。 |
風香 | ……ごくり。 |
沙織 | 『ああ……美しい姫君。キミはバラよりも美しい……』。 |
風香 | わぁ……! |
沙織 | 『キミの涙をぬぐうハンカチに、私はなりたい。キミの心を喜ばせる音楽に、私はなりたい。そして最期の時を、キミの傍で迎えたい……』。 |
……ふぅ。こんな感じですが……いかがでしたか? | |
風香 | 沙織さん!とっても素敵でした!表情も凛々しくて……。 |
沙織 | はぁ〜……いがったぁ!本の丸暗記でも、いくらが見栄えがよくなったみてぇで。 |
風香 | そんな、いくらかだなんて……!思わず見とれちゃいましたっ。 |
沙織 | えへへ、そんなに言ってもらえるとなんだかしょしいです……♪ |
だども、心配ごとはまだあるんです。さっきのは本の丸暗記ですから……それ以外のことは、とんとできねくて。 | |
風香 | えっと……つまりアドリブができないってことですか? |
沙織 | そうです。もちろん、ファッションショーなんでセリフはいらねってわかってるんですが……。 |
だども、お芝居のつもりでやる方が想像しやすぐって。 | |
風香 | なるほど……。ダンスでも、頭の中で歌ってみたりしたほうが上手く踊れたりしますもんね。 |
うーん……それなら、もっといろんな場面にあったセリフを覚えておくのはどうですか? | |
そうすれば、組み合わせで応用ができるようになったり、沙織さん自身の王子様像ももっと深まると思うんです! | |
沙織 | そいは名案です!しかし……そんな都合さいいセリフがたくさん見つかるべか……。 |
風香 | あ……あのっ。私でよかったら、書きますよ。ううん、書かせてくださいっ。 |
沙織 | ええっ、本当ですか? |
風香 | はい。私にできることと言ったら、小説を書くことくらいですから……えへへ。 |
さらに数日後 | |
沙織 | み、みなさんっ。今日は奥山沙織の王子様ショーにお越しいただきましてありがとうございますっ。 |
舞・薫・由愛・千枝 | わー♪ |
小春 | 王子様ショーなんて、素敵です〜。小春、わくわくしちゃいますよ〜♪ |
風香 | 沙織さん、この日のために一生懸命頑張ってきたんです。だから、応援してくださいねっ。 |
一同 | はーい♪ |
風香 | (沙織さん、頑張ってください!覚えたセリフを組み合わせれば、きっと大丈夫ですから……) |
薫 | はっ……。はくちゅんっ! |
風香 | (ああっ、いきなりアクシデントが!沙織さん……) |
沙織 | ……。『大丈夫かい?いたずらな精霊がいるみたいだね。さあ、ティッシュをどうぞ』。 |
薫 | ありがとうございまーっ! |
風香 | (今のは、風が吹いたときのセリフ……。ううん、その応用!) |
沙織 | …………。『こんにちは。ナイトくん。今日もいい天気だね?』。 |
小春 | わ〜!ヒョウくんがナイトって気付いてたんですね〜♪さすが、王子様です〜。 |
沙織 | 王子様……。わだす……ううん、えっと……。 |
『キミは……私を王子と思ってくれるかい?』。 | |
小春 | はい〜♪もちろんです〜♪ |
舞 | 沙織さん、とっても素敵です! |
由愛 | うんっ。絵本で読んだ王子様みたいです。 |
千枝 | そうだよね。本当に王子様がいるみたいでした。 |
沙織 | ああ……。 |
風香 | 沙織さんっ! |
沙織 | 風香ちゃんっ! |
風香・沙織 | いっ……いがった〜!! |
風香 | あっ……。すみませんっ、うつっちゃったみたいで……。 |
沙織 | 風香ちゃん……。えへへ……♪ |
嬉しいときのセリフ、念のため増やしといたほうがいいかもしれねぇですねっ。 | |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 | |
タイミング | セリフ |
ファッションショー当日 | |
沙織 | はぁ〜……。もう当日かぁ。なんだか、あっという間だったなぁ。 |
選択肢 | (いろいろな勉強をしていたね) |
沙織 | はい。靴屋さんに行ったり、王子様の勉強をしたり……。そのたんびに、みなさんに手伝ってもらって。 |
でも、そのおかげで身になったと思います。体当たりでやってきましたから! | |
思えば、村から出てきてからもそうでしたよね。オーディションさ行って、プロデューサーさんに見つけてもらって……。 | |
それからも、ずっと体当たりでレッスンしたり、お仕事したりしてきました。 | |
ここだけ聞いてたら、あんまりカッコいい感じじゃねぇですね。えへへ……。 | |
選択肢 | (最初からカッコいいひとなんていないよ) |
沙織 | ……そうかもしれねぇですね。どんなことでも、知らないとできねぇです。田植えだって、いぎなりはうまく歩けねぇですから。 |
何度も転んで、長靴さ泥に取られて……そのうちにわかってくるもんです。 | |
んだから……今はみっともなくてもいいです。不器用でもかまわねぇです。 | |
そいでも、わだすが見つけたわだすだけの王子様像ですから。 | |
愛結奈 | そう、その意気よ!って、前も同じようなこと言ったわね。 |
沙織 | 愛結奈さん!それにみなさんも……。 |
千奈美 | 激励に来たわ。一応ね。 |
雪乃 | タンブラーに紅茶を淹れてきましたわ。リラックス効果がありますの。緊張したときにお飲みになってください。 |
あい | じゃあ、こっちのコーヒーは一仕事を終えたときに飲んでくれるかい? |
愛梨 | 秋田のお菓子もありますよ〜。 |
雪菜 | 沙織さんの王子様、客席で見てますからね♪ |
日菜子 | 今日は日菜子も妄想を控えめに、ちゃんとランウェイを見ちゃいますよ〜。 |
真奈美 | 大丈夫。努力は裏切らない。努力したことを覚えている限りはね。 |
ケイト | サオリ、グッドラック! |
文香 | ……緊張するな、とは言えませんが……。大丈夫です。私たちがついていますから。 |
薫 | うんうん!ちゃんとおとなしく見てまーっ! |
舞 | 応援してますっ!頑張ってくださいっ! |
由愛 | きっと大丈夫ですっ。お客さんたちも、優しそうでしたし……。 |
千枝 | 王子様ショーは本当に素敵でした! |
小春 | ヒョウくんも大丈夫って言ってます〜。みんなに、素敵な王子様を見せてあげてくださいね〜。 |
風香 | ……沙織さん。 |
沙織 | …………。 |
沙織は風香の前にひざまづいた…… | |
沙織 | 『行ってまいります』。 |
風香 | ……はい。お待ちしてます。 |
日菜子 | むふふ♪もう立派な王子様ですね〜。 |
まゆ | それじゃあ……沙織さん。行きましょうか。 |
沙織 | はい! |
(イラストが[ニューマイセルフ]奥山沙織+に) | |
沙織 | 『お待たせしました、姫君たち!奥山沙織、お呼びによりはせ参じました!』。 |
『さあ……恐れないで。一歩踏み出しましょう。私と……。新しい世界へ!』。 | |
タイミング | セリフ |
カフェテラス | |
志保 | 菜帆ちゃん、里美ちゃん♪志保特製のイチゴパフェ、お待たせいたしました〜! |
菜帆 | わぁ〜♪とっても美味しそうです〜♪ |
志保 | えへへ♪事務所のカフェのキッチンを特別に使わせてもらえたので、腕によりをかけましたよ! |
里美 | 見た目もとっても綺麗です〜。さすが、元ウェイトレスさんですね〜♪ |
志保 | パフェはお家でもよく作るんですけど……こうして業務用のソフトクリームマシンが使えると、より本格的にできますね♪ |
かな子 | あっ。志保さん、菜帆ちゃん、里美ちゃん発見〜♪ちょうど良かったぁ〜。 |
志保 | お疲れさまです、かな子ちゃんに愛梨ちゃん♪どうしたんですか? |
愛梨 | えへへ。実はさっきのお仕事で、差し入れもらっちゃって……。 |
里美 | わぁ〜、シュークリーム〜♪いっぱいありますね〜。 |
かな子 | うふふっ。マカロンもあるんですよ♪ぜひみんなで一緒に食べましょう! |
菜帆・志保・里美 | わー♪ わー♪ わー♪ |
志保 | あっ、ふたりも良かったら、一緒にパフェはいかがです?紅茶かコーヒーもセットで♪ |
菜帆 | 桜もちもありますよ〜♪これ、私のオススメなんです〜。 |
愛梨 | わぁっ、いいんですか?それじゃあ、ミルクティーお願いしまーす♪ |
志保 | ご注文、承りました♪少々お待ちくださいませ! |
里美 | ふぅ〜♪あまあま、たっくさん食べちゃいました〜。美味しかったですぅ〜♪ |
志保 | かな子ちゃん、愛梨ちゃん、おすそ分けありがとうございました♪ |
かな子 | こちらこそ、ごちそうさまでした♪パフェも紅茶も、とっても美味しかったです!志保さんたちのお茶会に参加できて、ラッキーだったなぁ♪ |
志保 | ふふ、またのお越しをお待ちして……あれ?お茶会……? |
菜帆 | そういえば〜、今日は他のことで集まったような気がしますね〜。えっと〜……。 |
志保 | ……ああっ、そうでした!今日はプロデューサーさんにもらった、次のお仕事の企画……『アイドルお花見ショー』の話をしようって集まりなんでした! |
愛梨 | 『アイドルお花見ショー』……ですか? |
志保 | そうなんです。基本は野外ステージのミニLIVEなんですけど、お花見しながら、美味しいスイーツを味わえる、っていう感じの企画で! |
菜帆 | あっ、そうでしたそうでした〜。私と里美ちゃんは、志保ちゃんのサポート役なんですよ〜♪ |
里美 | ですよぉ〜♪ |
かな子 | へぇ〜っ、ディナーショーの、お花見版……みたいな感じかな? |
愛梨 | とっても美味しそうな……じゃなくって、楽しそうな企画ですね♪ |
志保 | それで、プロデューサーさんからは、「せっかくだから、お客さまに提供するスイーツのアイデアを出してほしい」って言われてるんです。 |
かな子 | なるほど!志保さんがチョイスしたスイーツだったら、来てくれたファンの人たちも大喜び間違いなしですもんね! |
志保 | えへっ、元ウェイトレスの誇りをかけて、最高のスイーツをお出ししますよ!一流の洋菓子店にも、負けないくらいのっ! |
やっぱり、季節のパフェがいいかなって思うんですけど……。あっ、よかったらかな子ちゃんと愛梨ちゃんも、味見を手伝ってください! | |
かな子 | わー、やったぁ〜♪ |
愛梨 | えへへ、任せてくださいっ♪ |
数日後…… | |
志保 | …………。…………。 |
ど、どうしよう……。 | |
パフェが、作れなくなっちゃった……!? | |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
アヤ | よーっす。志保が、パフェ作れなくなったんだって? |
志保 | あっ、伊吹ちゃんにアヤちゃん……そうなんですよ〜。ちょっとスランプみたいで……。 |
伊吹 | スランプかぁ、大変だね…………って、すごい作ってるじゃん!?テーブルの一角、パフェだらけだし! |
里美 | うーん、あまあまです〜♪ |
菜帆 | 洋菓子には、洋菓子の魅力がありますね〜♪ |
伊吹 | なんかぜんぜん、スランプっぽく見えないんだけど……。 |
アヤ | そもそもどうして、こんなたくさんパフェ作ってるんだよ?志保は。 |
志保 | えっとね……『アイドルお花見ショー』っていう企画をさせてもらうことになって。これこれこういう訳で……。 |
伊吹 | ……ふむふむ。普通のLIVEと違って、歌やトーク以外にもファンのみんなと一緒にスイーツを食べるコーナーがあって。 |
アヤ | 志保のサポート役になった菜帆や里美と一緒に、そのコーナーで出すパフェを作ってた、と……。 |
里美 | その通りです〜。志保ちゃん、スランプだっていうんですけど〜。 |
菜帆 | 私たち、のんびりしてるからですかね〜。志保ちゃんのテキパキした動き、ふだんと変わらないように見えちゃうんですよ〜。 |
伊吹 | ふだんと変わらない……かぁ。でも、アタシたちが知ってるのって、ウェイトレスを辞めてアイドルになった志保なわけだから……。 |
アヤ | そうだな。志保自身が昔と比べて腕がナマった、って感じるのは無理ないんじゃないか?仕事で毎日パフェ作ってた頃と比べればさ。 |
志保 | うーん、技術的に前より下手になったとは感じてないんですよ。だって今でも3日に一度は、家でパフェ作ってますし……。 |
伊吹 | い、家パフェ!? |
アヤ | しかも3日に一度かよ!アタシらからすりゃ、スランプよりそっちのほうが驚きだわ! |
伊吹 | ……んーっと。それじゃあ、体調がよくないとか?レッスンで、疲れが溜まってるとか……。 |
志保 | そうかもしれないって思って、ついさっき清良さんにも見てもらったんです。どうでしょうか……? |
清良 | 身体のほうは健康そのもの、ですね。もちろん、本当に心配なら、信頼できる病院を紹介しますけど……。 |
愛海 | じゃあ志保さん!信頼できるあたしが、志保さんを触診してあげるよ!菜帆さん里美さんアヤさん伊吹さんも、フルコースで〜っ♪ |
清良 | 愛海ちゃん?ちょっとこっちへいらっしゃい。触診の仕方を教えてあげるから♪ |
愛海 | えっ、ほんとに!?いくいく〜♪ |
アヤ | ……えーと。体調じゃないとなると、やっぱりメンタルか? |
伊吹 | っていうか、そもそもさ。普通にパフェ作れてるのに、スランプってどういうことなの? |
志保 | うーん……そうですね。多分、『思ったとおりに作れない』っていうのが正しいんだと思います。今回はマニュアルもないですし。でも……。 |
アヤ | 『思ったとおりに作れない』ねえ。なんつーか、そこだけ聞くと芸術家みたいな悩みだな。 |
伊吹 | んー……それじゃあさ。アドバイス、してもらおっか?芸術家っぽいヤツに♪ |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 | |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
伊吹 | ってわけで、芸術家っぽいヤツを連れてきたよっ♪ |
沙紀 | いやぁ、アーティストならともかく、芸術家って言われるとちょっと照れるっすねー。アタシはストリートアート専門っすから。 |
由愛 | わ、私も……絵を描くの、好きっていうだけですから……。 |
早耶 | 早耶はぁ、たまたま居合わせただけですけど……そんな早耶にまであま〜い差し入れ、ありがとうございますぅ♪志保ちゃん♪ |
志保 | いえいえ!こちらこそ相談に乗ってくれてありがとうございます♪自分でも、どうして調子が出ないのか、謎なんですよね……。 |
沙紀 | ナルホド……。それ、わかるっす。なんかペンキのノリが悪い時ってあるっすよね! |
早耶 | うんうん、メイクのノリがどうしても悪いときってあるよねぇ〜。 |
由愛 | そ、そういうときは……道具を変えてみたり、違うものを描いてみたり、とか……? |
沙紀 | おっ、由愛ちゃん!いいこと言うっすね! |
早耶 | そうだねぇ♪志保ちゃん、違うモノを作ってみるのもいいんじゃないですかぁ? |
志保 | 違うもの、ですか……?ちひろさんから、今回の企画のための研究費をいただいているので材料は余裕がありますけど……。 |
菜帆 | 雫ちゃんからも、おいかわ牧場産の生クリームやソフトクリームミックスとか、たくさんいただいちゃいましたしね〜♪ |
里美 | ほわぁ……それなら、事務所のみんなにも食べてもらうのはどうでしょ〜?きっと喜んでくれます〜♪ |
食堂 | |
舞 | わーい、パフェだぁ♪食べていいんですか?やったぁ♪ |
千枝 | 志保さん、ありがとうございます。いただきます♪ |
みちる | うーん、とってもおいしいパフェです!パンに挟んだら、もっとおいしそうですねっ! |
都 | あんパンならぬ、パフェパンですか!張り込みのときも食べたいですね!名探偵の脳を活性化させるためにも、糖分は重要ですし! |
ほたる | ほ、本当に、私もいただいてしまっていいんですか?わぁ……すっごく、嬉しいです……! |
巴 | よかったのぉ、ほたる。おっ、イチゴの乗ってる赤いやつ、ハイカラでうまそうじゃ! |
由愛 | 私も、ちょっとだけお手伝いさせてもらったの……。いっしょに、食べましょう……♪ |
こずえ | んー。あまいー。 |
アヤ | おいおいこずえ、アイス垂れてるって! |
菜帆 | ふふ〜。みなさん、嬉しそうに食べてくれましたね〜。 |
志保 | はい!なんだかウェイトレス時代を思い出しちゃいました……♪ |
伊吹 | ふふっ。じゃあ次はちょっと、難易度をあげてみよっか? |
志保 | えっ?難易度……っていうと? |
沙紀 | ホラ、たとえばっすね。アイドルのカラーやイメージを活かした、オシャレな鞄とか時計とかあるじゃないっすか。 |
あんな感じで、これから連れてくるアイドルの、カラーやイメージに合わせたオリジナルのパフェ作りに挑戦してみるっす! | |
志保 | ふむふむ……!よくわからないけど、面白そうです! |
里美 | わぁ〜、とっても楽しそうですね〜♪協力してくださる方は、どなたでしょうか〜? |
??? | うふふ〜♪ |
??? | ふっふっふ……。 |
志保 | あっ、あなたたちはっ……!? |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
イヴ | うふふ〜♪みなさん、メリークリスマス〜……ではありませんけど♪窓から、失礼しま〜す。 |
鈴帆 | ふっふっふ……とうとう誰も気づかんかったたいね……。事務所にさりげなく置かれたツタンカーメンが、ウチだってことを……! |
志保 | イヴちゃんに、鈴帆ちゃんっ!それに……。 |
法子 | こんにちはーっ♪ドーナツ試食会と聞いて、やってきました! |
麻理菜 | みんな、お疲れさま。……って、ドーナツを食べる集まりだったの?スイーツの試食会って聞いて来たんだけど。 |
里美 | あ、法子ちゃんに麻理菜さん〜。お疲れさまです〜。 |
菜帆 | 志保ちゃんお手製の、オリジナルパフェの試食会ですよ〜。 |
法子 | パフェかー!うんっ、ドーナツじゃなくても、パフェとかクレープとかもおいしいよねっ♪ |
鈴帆 | うんうん、ウチらをモチーフに、どんだけすごかパフェを作ってくれるか楽しみたい! |
麻理菜 | あれっ、鈴帆ちゃん、いつの間に着ぐるみ脱いだの!? |
イヴ | すごい早着替えですね〜♪サンタの素質がありますよ〜♪ |
志保 | あの……ご、ごめんなさい!せっかくみんなが集まってくれたのに、もうしわけないんですけど……明日まで、待ってもらえませんか……? |
菜帆 | 志保ちゃん……アイデアが、出てこない感じでしょうか〜? |
志保 | ううんっ、その逆です!みんなの顔を見ていたら、なんだか後から後からアイデアが出てきちゃって……止まらなくなってきちゃったので! |
麻理菜 | ふふっ。スランプ中って聞いてたけれど、不調の波を脱するきっかけになったみたいで嬉しいわ。アイドルウェイトレスさん♪ |
イヴ | それじゃあ、楽しみにしてますね〜♪ |
志保 | はいっ、ありがとうございます♪4名様ご予約、承りました! |
翌日 | |
里美 | 志保ちゃん、調子はどうですか〜?みなさんをお連れしましたよ〜♪ |
菜帆 | 私たちがのんびり歩いちゃうせいで、どっちかというと連れてこられたような感じでしたけど〜♪ |
イヴ | 志保ちゃん、こんにちは〜♪ |
法子 | こんにちはーっ! |
志保 | ようこそ、いらっしゃいました♪里美ちゃんと菜帆ちゃんも、ありがとうございます! |
鈴帆 | まぁ、ウチは寮住まいじゃけん、ずっとおったけど……志保しゃん、昨日はずいぶん遅くまで頑張っとったみたいやんね! |
志保 | えへへ……私の家、事務所からちょっと遠いので。往復する時間がもったいないから、プロデューサーさんにお願いして、寮のキッチンと空きベッド、お借りしちゃいました♪ |
麻理菜 | あ、あんまり無理しないでね?志保ちゃん。 |
志保 | いえいえ、ご心配なくっ。これでも体力には自信あるほうなので! |
里美 | 志保ちゃん、私たちと一緒のレッスンのときでも、最後まで元気ですもんね〜♪ |
志保 | それじゃさっそく、みんなをイメージして作ったパフェをお披露目させてください!じゃーんっ♪ |
(イラストが[春色オーダーメイド]槙原志保に) | |
一同 | おお〜っ! |
志保 | まず、麻理菜さんのは……。 |
麻理菜 | この、綺麗なマリンカラーのでしょ?あはっ、チョコのサーフボードが白いクリームの波を走ってるみたい♪ |
イヴ | こっちの赤いのは、もしかして私のでしょうか〜?イチゴソースとクリームで、紅白の靴下みたいですね〜♪わぁ〜っ、お菓子のサンタさんもいます〜! |
志保 | えへ、サンタさんはメレンゲで作ったんですよ。法子ちゃんのは、ミニドーナツも揚げちゃいました♪ |
法子 | うーんっ!揚げたてのドーナツと、冷たいアイスのハーモニーが最高だよ〜っ♪ |
志保 | そして、最後のひとつは……! |
鈴帆 | おぉ、おぉ……!ツタンカーメンの器!ミイラのウエハース!ピラミッドの如きアイス山!そして宝石のような果物の輝き! |
感動したとよっ!これぞ正真正銘の、ファラオの秘宝ばい……! | |
麻理菜 | ふふっ、とっても素敵なオリジナルパフェね。私たちを喜ばせたいっていう、志保ちゃんの真心を感じたわ。 |
イヴ | うんうん〜。志保サンタさんが、私にプレゼントを選んでくれたような気がしました〜。なんだか食べるのがもったいないくらいです〜♪ |
法子 | ほふはねっ♪ぱへ、とってもおいひいよ志保さんっ♪ |
鈴帆 | 法子しゃん、もう半分食っとるっ!早すぎじゃなかと!? |
志保 | うふふっ。みんなも、どうぞ召し上がれ♪ |
イヴ | はーい♪それじゃあ……。 |
イヴ・鈴帆・麻理菜 | いっただっきまーす♪ |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
かな子 | そっかぁ〜!志保さんのオリジナルパフェ、みんなに喜んでもらえて良かったですねっ♪ |
志保 | えへへ……♪なんだか私ってば、絶好調になれちゃったみたいで!みんな、本当にありがとうございました! |
沙紀 | どういたしましてっす!志保ちゃん、脱スランプ出来て良かったっすねー。 |
里美 | 試食会のあとに作った、お花見ショーに出すパフェ、プロデューサーさんから、オッケーもらえたんですよね〜♪ |
愛梨 | わぁっ♪志保ちゃん、すごいです〜!私たちも、ぜひ食べてみたいです〜♪ |
伊吹 | まぁ、丸く収まったみたいで良かったけど……。結局志保のスランプって、原因はなんだったの? |
志保 | んっと……最初は、とにかく美味しいパフェを作って、みんなに食べてもらいたいなぁって考えてたんですけど。 |
でも、私はやっぱり元ウェイトレスで、現アイドルですから……本職のパティシエさんみたいに、上手にはできません。そこで、悩んじゃったのかなって。 | |
かな子 | 志保さん……。 |
志保 | ……でも、ですね。そんな無理した味の追求よりも、同僚アイドルのみんながオリジナルパフェを食べて喜んでくれたときみたいに……。 |
私たちのお花見ショーでしか味わえない体験を、ファンのみんなに楽しんでもらうことが大事なんだなって思って。 | |
だから私、これまで以上に、レッスンがんばります!だってアイドルである私自身を、目で、耳で、みんなに味わってもらいたいですから♪ | |
菜帆 | うんうん♪さっすが志保ちゃんですね〜♪ |
里美 | お花見ショー、頑張りましょうね〜♪ |
アヤ | んー、それはわかったけど。あのさ志保……ちょっと、太くなってないか? |
志保 | えっ!? |
伊吹 | あ、そういえば……なんかいつもより、ふっくらしてるよね。志保だけじゃなくて、菜帆もかな。 |
菜帆 | あれ?そうですか〜?ぜんぜん気づかなかったですね〜。 |
沙紀 | 里美ちゃんだけは、何故かあんまり変わってないっぽいけど……体質っすかねー? |
アヤ | ……なぁ、3人はこの数日でどれくらいパフェ食べたんだ? |
菜帆 | えっと、いち、にー……うーん、たくさん食べましたね〜♪ |
里美 | はい、どれもすっごく、あまあまで美味しかったですぅ〜♪ |
志保 | ひ、昼間のパフェはノーカウントなんですよ!アヤちゃんも伊吹ちゃんも、知らないんですかっ!? |
伊吹 | ノーカウントなわけないでしょっ!カロリーが太陽光で消えたら苦労しないって! |
アヤ | ったく。話だけじゃなく、体つきまで丸く収まっちまったみたいだな? |
志保 | もっ、もうっ……ふたりとも、怖いこと言うのやめてくださいよ〜!お花見ショー用の衣装はもう採寸して、発注してるんですから! |
ベテラントレーナー | ……ま〜き〜は〜ら〜? |
志保 | あっ……と、トレーナーさんっ……!?すみません、今日はもう閉店しようかなって思っててですね……! |
ベテラントレーナー | アイドルに閉店も3番もあるか!槇原――それに海老原も!ふたりしてウェイトオーバーだ!私の目は誤魔化せんぞ!? |
志保 | あ、あぁっ……や、やっぱりぃ……! |
ベテラントレーナー | しょうがないやつらめ……こうなったら、私がお花見ショー当日までみっちりスペシャルレッスンしてやる!覚悟しろよ! |
志保 | ス、スペシャルレッスン……!いかにもすごそうな響きのメニューですけど……ファンのみんなのためにも、頑張ります〜っ! |
菜帆 | あぁん〜。しょうがないですね〜。これからみんなで、生クリームどらやき食べようかなって思ってたんですけど〜。 |
かな子 | し、志保さんも菜帆ちゃんも、頑張ってねっ……。 |
ベテラントレーナー | 三村!何を他人事みたいな顔してる!お・ま・え・も、ウェイトオーバーだ!一緒に来い! |
かな子 | え、ええ〜っ!やっぱり、差し入れ食べ過ぎちゃったかな〜! |
伊吹 | ねぇアヤ、沙紀。トレーナーだけじゃ大変そうだし、アタシたちも手伝おっか♪ |
沙紀 | おっ、いいっすね!みんなでダンスして、たくさん脂肪を燃焼させるとしましょう! |
里美 | ほわぁ〜。みんな、行っちゃいました〜。愛梨ちゃん〜、私たちもちょっと、お付き合いしましょうか〜。 |
愛梨 | そうですね〜♪やっぱりよく動いたあとのほうが、スイーツも美味しいですからね♪ |
そして、アイドルお花見ショー当日がやってきた…… | |
―着替え中― | |
志保 | よ、よしっ!ちゃんと帯、締められました!それじゃあ行きましょう、里美ちゃん、菜帆ちゃんっ♪ |
里美・菜帆 | は〜い♪ は〜い♪ |
(イラストが[春色オーダーメイド]槙原志保+に) | |
志保 | みなさ〜んっ、本日は『アイドルお花見ショー』にご来店いただきまして……。 |
一同 | どうも、ありがとうございます〜♪ |
菜帆 | 今日は、お日柄もいいですし〜。みなさんキレイな桜を愛でながら〜。 |
里美 | 志保ちゃんプロデュースの〜、あまあま〜なチェリーブロッサムパフェを味わって〜。 |
志保 | 私たちの歌とトークを、お腹いっぱい楽しんでいってくださいね!おかわりも、たっぷりご用意してますからっ♪ |
タイミング | セリフ |
事務所 | |
みんな | えっ? えっ? えっ? |
みんな | えっ? えっ? えっ? |
雅 | わぁ〜〜♪ |
集まってくれたアイドルたちに、やってもらうことを詳しく伝えた…… | |
雅 | 『お母さんへの、感謝の手紙』……。 |
わぁ〜、素敵だねぇ〜!ママへのお手紙、みんなで書くんだぁ!みやびぃ、張り切っちゃうよ〜♪ | |
麗奈 | ちょっ……聞いてないわよ、そんなの!母の日にちなんで、特別LIVEステージをアタシたちみんなで、ってとこまではわかるけど……。 |
どうしてそこで、『お母さんへの、感謝の手紙』なんてものを書かないといけないわけ? | |
響子 | LIVEのパンフレットに、ひとりひとり載せるってことなんですね……? |
瞳子 | 企画としては、面白いんじゃないかしら?自分の母親に改まって手紙を書くというのは、照れくさいものではあるけれど。 |
梨沙 | 晴、心のこもった感謝の手紙なんて書けるの?っていうか、手紙って書いたことある? |
晴 | へっ、そういう梨沙こそダイジョーブか?『パパの日』じゃねーんだぜ? |
雅 | わぁ、みんな、とっても乗り気ぃ〜!ワクワクするねぇ〜♪ |
麗奈 | フン……。……そうかしらね。 |
(選択肢) | 雅、ちょっとこっちへ |
雅 | うん……? |
プロデューサー室 | |
雅 | プロデューサー、どうしたのぉ?う〜ん、ここはいつでもピッカピカなお部屋だよねぇ。ちひろさん、きれい好きだもんねぇ。 |
なんだか、いい香りがする……。あっ、新しいお花だぁ♪かわいいねぇ〜!みやびぃのお部屋にも置きたいかもぉ。……あ。えっとぉ……それで、なんだっけぇ? | |
P | 母の日LIVEイベントは、雅が中心になって進めていってほしい。 |
雅 | うん……?みやびぃ、LIVEでママにありがとうって伝えられるのは、とっても楽しみだけどぉ……。 |
中心になるなんて、みやびぃはそんなタイプじゃないよぉ。もっとピッタリな子がいるんじゃないかなぁ? | |
(選択肢) | きみが適任なんだ/きみにやってほしいんだ |
雅 | う〜ん……?プロデューサーがそう言うなら、そう……なのかもぉ……?自信ないけどぉ、とりあえず、やってみるねぇ♪/う〜ん……?プロデューサーがそこまで言うなら……うん!みやびぃ、がんばってみるねぇ!えへへ♪ |
雅 | ……っていう感じでぇ。お手紙書くのも、みんな張り切っててぇ!ちっちゃい子たちも、とってもいい子たちなのぉ♪ |
美紗希 | へぇ〜……! |
雅 | みんな、とってもお行儀がいいしぃ……。 |
梨沙 | こらっ、晴!こんな場所でボール蹴らない! |
彩華 | …………。 |
雅 | みやびぃと違って、みんなテキパキしてるしぃ、あっという間に進んじゃうのぉ♪ |
巴 | やっかいじゃ……こんな手紙とは、やりおうたことがないからのう……さっぱり攻め筋が見つからんわ……。 |
雅 | だから、みやびぃ、中心っていってもぉ、もうなんにもやることないんだぁ〜♪ |
でも、おかしいよねぇ?どうしてプロデューサーは、みやびぃにわざわざ、『中心になってほしい』なんて言ったのかなぁ? | |
……あっ!美紗希ちゃん、そのペンダントかわいいねぇ〜!すっごく上品でステキ〜♪ | |
あっ、彩華ちゃんのネイル、大人っぽい〜♪今度一緒にお買い物行った時、お店につれてってほしいなぁ。 | |
彩華・美紗希 | うふふっ♪ うふふっ♪ |
雅 | …………?ふたりとも、どうしたのぉ? |
彩華 | あやかはねぇ、みやびぃが中心になるって話、ピッタリだと思うよぉ。中心になる……つまり、リーダーってことね〜。 |
美紗希 | うん。あたしたちのプロデューサーさんの目に狂いなしっ! |
雅 | えっとぉ……?あはっ、そうだねぇ。プロデューサーは、いつもとっても頼りになる人だもんねぇ! |
美紗希 | ピッタリだとは思ってるけど、困ったときは、いつでも相談してね。あたしたち、いつでも力になるから! |
彩華 | うんうん。だってあやかたちは、3人でぇ――。 |
彩華・雅・美紗希 | 『ガールズ・パワー』!!! |
雅 | だもんねぇ♪うんっ。その時は、よろしくお願いしま〜す。えへへぇ〜♪ |
梨沙 | ……こらー!便箋で遊ぶんじゃなーい! |
タイミング | セリフ |
食堂 | |
アイドルたちが『お母さんへの、感謝の手紙』を書いている…… | |
晴 | 『オフクロへ』…………。『今日はちゃんと宿題を出しました。あと、体育の時間はサッカーで、オレは2点決めました。』っと。 |
梨沙 | プッ!なによそれ!それじゃ、ただの小学校の連絡ノートじゃない! |
晴 | お、おい、のぞくなっ!だーっ、くそっ!なに書きゃいいんだよ!ぜんぜんわかんね〜! |
雅 | ……あっ、そういえば、この前はママと……えへへぇ♪これも書いちゃお〜♪ |
雪美 | ペロは……どう思う……?……うん……そう。私は……まだ、ぜんぜん……。困ってる……。 |
小春 | あっ、ヒョウくん〜、便箋の上を歩いちゃだめです〜。 |
雅 | ……このお話は、ママといつもしちゃってるかも。あ、でも、あの時のことはあんまり話してないし……えへへ♪ママ、ドキッとしちゃうかなぁ♪ |
麗奈 | フン。だいたい、このレイナサマが、感謝の手紙?ちゃんちゃらおかしいわ。 |
そうよ、この便箋に、イタズラを仕込んだり……クックック……。 | |
雅 | できたぁ〜!!みんなはぁ……。……うんうん、みんなも盛りあがってるねぇ♪ |
加蓮 | …………盛りあがってる……っていうのかな、これ。 |
泰葉 | ……あの、雅さん。もしよければ、なんですけど……。雅さんの書いたお手紙、参考のために見せていただけませんか? |
いざとなると、その……。演技でなく、自分の気持ちを言葉にするというのが、思っていたより難しくって……。 | |
雅 | いいよぉ〜。泰葉ちゃんは真面目だねぇ♪ |
泰葉 | ああっ、あのっ、そのっ、あ、あまり大きな声でっ……。 |
巴 | ほう、雅の姉御が見本を?こりゃ助かるわ。うちも手詰まりだったところじゃ。 |
千佳 | あたしも見たーい! |
ありす | ぜひ、参考にしたいです。お手本から学べることは多いと思いますので。 |
フェイフェイ | ふぇいふぇいも、とっても興味あるヨー! |
雅 | どうぞ〜。でも、難しく考えなくていいんだよぉ。ママが大好きって気持ちをいっぱいふくらませて、ママとおしゃべりするつもりで言葉にすればいいんだからぁ。 |
ありす・泰葉 | …………。 …………。 |
麗奈 | フンッ。わかってないわね、雅。ソコが難しいって言ってんの。誰でもアンタみたいに単純になれるなら、苦労しないってことよ。 |
雅 | ん〜……あっ!そっかぁ!なるほどぉ。麗奈ちゃん、いいこと言うねぇ! |
麗奈 | は?いや、いいこと言ったつもりは……。 |
雅 | よぉし。わかっちゃったぁ。それじゃあ、みやびぃ流の、とっておきのテクニックを教えちゃうよぉ! |
アウトレットモール | |
美紗希 | みんな、今日はよろしくねぇ〜。 |
彩華 | わからないことがあったら、なんでも聞いてくれていいよ〜。 |
雅 | ……というわけで、特別講師陣として、美紗希ちゃんと彩華ちゃんに来てもらいました〜。 |
麗奈 | ……で、なんでこんなところに来たの? |
雅 | いまからみんな、『母の日』のプレゼントを選ぼ〜!あのね、選ぶだけでいいんだよぉ。実際に買わなくても、まずは、選ぶだけ♪ねっ♪ |
泰葉 | それと、手紙を書くことと、どのような関係が……? |
雅 | プレゼントを選んでるとぉ、その人の顔が浮かんでくるよねぇ。どんなものをあげたら、ニコニコしてくれるかなぁって……。 |
そのうちに、だんだん、みやびぃの心も、その人の心と一緒になって、一緒にニコニコしたり、一緒にドキドキしたりするんだぁ。 | |
心づかい、っていうよねぇ。オンナノコの大切な、ハートのパワーなんだぁ。つまり、女子力、なんだよぉ! | |
ありす・泰葉 | …………? …………? |
美紗希 | そういうコトぉ♪そしてぇ、女子力は、実践あるのみっ!……あっ、あの文房具、シックでおしゃれ〜♪ |
晴 | ……いや、だからさ、なんでそれで手紙が書けるようになるんだ? |
雅 | わぁ、彩華ちゃん、そのブローチもかわいいねぇ♪みやびぃは、コスメのほうを見にいこうかなぁ♪ |
晴 | …………。……しゃーねーな。なんだかよくわかんねーけど、付き合ってみっか。 |
オフクロ、毎日、泥んこの服とか洗っててさ。よく考えりゃ、キツいよなぁ。……よし、決めた。オレは洗剤セットにするぜ! | |
梨沙 | 泥んこにしてるの、アンタじゃない……。アタシはこれよ、フフン。ペアのティーカップ♪ |
ママがパパともっと仲良くなれますように、ってね。どう?これがレディの心づかいよ♪ | |
晴 | 結局、プレゼントに親父さんの分も入ってんじゃねーか……あいっかわらず抜け目ねーのな。 |
巴 | 水仕事をしてると、どうしても手が荒れるけぇの。うちが選んだのは、事務所でも評判の、このハンドクリームじゃ。 |
ありす | 母には……本を一冊、贈ろうと思います。とてもよいものを見つけたので。泰葉さんは? |
泰葉 | 私は……このレターセットにしました。ふふっ。 |
雅 | えへへ、楽しかったぁ♪みんな、ちゃんと選んでくれてたし、ショッピングって、ぐるぐる回ってるだけでも楽しいよねぇ♪ |
美紗希 | ふふっ、さっすがみやびぃ!みんな、なんだかんだで楽しそうだったしぃ、とってもいいアイデアだったと思うよっ♪ |
雅 | えへへ……そうかなぁ♪ |
美紗希 | そ・れ・よ・り〜……。みんなでお買い物してたら、ひさしぶりに3人で……したくなっちゃった♪ |
彩華 | じつは、あやかもぉ。ここまできたら、もの足りないっていうかぁ。うふふっ。まだもうちょっと、時間あるしぃ〜。 |
雅 | えへへぇ、ふたりとも、大好きだねぇ〜。もちろん、みやびぃもだよぉ〜♪ |
美紗希 | それじゃあ、決まりっ!ここからは延長戦……ちょっとオトナの……オンナノコの時間っ! |
(イラストが[ガールズ・ギフト]月宮雅に) | |
美紗希 | やーん、みやびぃ、それ、センスいいーっ!ねっ、あっちも回ろっ。新作コスメだってぇ! |
彩華 | あやか、買いすぎちゃうかもぉ。ママへのプレゼントを選んでたはずなのにぃ、いつの間にか自分へのゴホウビも……ってカンジぃ。 |
雅 | ふたりと一緒だと、たくさんアドバイスもらえて、みやびぃ、また女子力アップだよぉ♪ |
(あれぇ……?そういえば、みやびぃ……みんなと一緒に見ただけで、ママのプレゼント、まだ決めてなかったかもぉ……) | |
立ち絵は[クリスマスパーティー]成宮由愛を使用 | |
タイミング | セリフ |
食堂 | |
雅 | (プレゼント……ママへのプレゼント……。う〜ん、あれはもうあげちゃったしぃ……。よく考えたら、いつもいろいろあげちゃってるんだよねぇ……) |
千佳 | 書けたー! |
千枝 | 千枝も書けました!雅さん、読んでくれますか? |
雅 | わぁ、おめでとぉ!ふたりとも、がんばったねぇ! |
晴 | 『洗いたてのシャツからいい匂いがするので、オレはいつも、いいコンディションで試合に出られます。』……と。 |
ヘヘッ、オレが本気出せば、ざっとこんなもんだな!ん〜?梨沙、まだできてねーのか? | |
梨沙 | う、うっさいわね……。いま書きあがるとこよ……!『……いつも素敵な、ママとパパへ。』……っと。 |
泰葉 | 不思議なものですね、雅さん。今日、ペンを握ろうとしたら、心の中の便箋には、すでに書きあがっていたみたいで……。 |
『私はもう大丈夫。お手紙を送ってくれると、すごく嬉しいです。』……ふふっ。心に浮かんだ言葉を、そのまま使ってみようと思います。 | |
瞳子 | 素敵ね。みんなを眺めていると、私の中にも、素直な自分が生まれてくるみたい。さすがは雅ちゃんね。私もまだまだ勉強することは多いわ。 |
雅 | えっとぉ…………?……えへへ♪ |
千佳 | ねーねー、それで雅ちゃんはどんなお手紙を書いたのっ? |
雅 | えへへ……みやびぃもねぇ、みんなとショッピングしてたら、もっといろいろ書きたくなっちゃったんだぁ。だから今度は、書きあがるまでナイショだよぉ。 |
由愛 | 麗奈さんは、どう……? |
晴 | そういや麗奈、昨日はいつの間にか、途中で帰っちまったよな。……って、まだ白紙かよ!? |
麗奈 | フン。バカね。まだじゃなくて、もう完成してるの。これがレイナサマの手紙よ! |
贈る言葉は……特になし!どう?レイナサマらしいでしょ?アーッハッハッハッハ……ゲホッ、ゲホゲホッ……。 | |
雅 | 麗奈ちゃん! |
麗奈 | な、なによ、雅。も、文句でもあるワケ? |
雅 | 麗奈ちゃんも、おんなじだねぇ。 |
麗奈 | は?なにが? |
雅 | 麗奈ちゃん、じっくり作戦を考えるタイプだもんねぇ。みやびぃもねぇ、のんびりタイプなんだぁ。えへへ、おそろいだねぇ♪ |
麗奈 | くっ……。 |
雅 | まだ一日あるし、ふたりでがんばろうねぇ。みやびぃも負けないよぉ! |
麗奈 | うっ……ぐっ……。 |
舞 | 麗奈ちゃん。はい、ペン。 |
麗奈 | …………フ、フン。 |
その夜・事務所内 | |
麗奈 | くっ……雅……。なにが『おそろいだねぇ』よ……!このレイナサマをとことん甘く見てるわね。 |
思い知らせてやるわ……。そもそも、のんびり屋のアンタなんかとは、全然違うってコト。このレイナサマ流のやり方で、ね! | |
クックック。事務所にはもう、誰も残ってないわね。誰も見てない、いまのうちに……これを――。 | |
??? | そこまでだ! |
麗奈 | …………っ!? |
タイミング | セリフ |
夜のカフェ | |
雅 | ごめんなさぁい、遅れちゃったぁ。 |
早苗 | やっほー、雅ちゃん!こっちこっちー! |
沙理奈 | アタシたちもちょうどいま注文したとこよ。早苗オネエサンはもうすっかりできあがっちゃってるけど♪ |
早苗 | だーれができあがってるってー?いやー、ビールもいいけど、こういうおしゃれなとこで、優雅にコーヒーもいいわ〜。女子力も∞ってね! |
沙理奈 | いきなり誘っちゃってごめんね。母の日LIVEのお仕事、忙しいんじゃないの?リーダーを任されたって聞いたわよ。 |
雅 | あはっ、リーダーなんて、そんなのじゃないよぉ。みんな、最初からすっごくやる気いっぱいでぇ、みやびぃ、なんにもやってないしぃ。 |
ちっちゃい子たちも、みやびぃよりもしっかりしてるくらい。サボっちゃうような子もいないしぃ……本番がすっごく楽しみなんだぁ〜♪ | |
早苗 | ふふ〜ん♪な〜んだ、ちゃ〜んとリーダーやってるみたいね、雅ちゃ〜ん。 |
雅 | ん〜?えっとぉ、どういうことぉ? |
早苗 | いやいや、なんでも!雅ちゃんはそのまんまでいいのよぉ〜♪ |
雅 | …………。美紗希ちゃんや彩華ちゃんにも、おんなじようなこと言われたんだけどぉ……。みやびぃ、よくわかんないんだよねぇ。 |
沙理奈 | フフッ。じゃ、アタシが教えてあげるわ。それはね、雅ちゃん――。 |
事務所 | |
光 | 麗奈ッ!悪の行いは、アタシが許さないぞ! |
麗奈 | くっ……光!アンタ、待ちかまえてたのね……! |
光 | 様子がおかしいと思って、しばらく見張っていたんだ。さあ、いま背中に隠したモノを見せてもらおう! |
麗奈 | ぐっ……。……わかったわよ。どうせ追っかけっこじゃかなわないしね、フンッ。 |
光 | ……っ!こ、これは……! |
…………『お母さんへの、感謝の手紙』じゃないか。……しかも、ちゃんと書かれてある。 | |
麗奈 | ちょ、ちょっと、なにじっくり読んでんのよッ!?……ま、どうせ、パンフになれば読まれちゃうんだけど……。 |
光 | これ、半日で書いたのか?で、みんなに内緒で提出しようと……? |
麗奈 | 雅に、『おそろい』なんて言われてシャクだっただけ。アイツみたいなのんびり屋と、アタシはぜんぜん違うのよ。 |
それを……あんな、ほわほわした顔で、じっと見つめてきて……。まったく……腹立つったらないわ……。 | |
光 | ……ふふっ。あははっ!雅さんは、立派なリーダーだな。 |
麗奈 | その、ご立派なリーダーサマに、アタシはこれから本当にイタズラを仕掛けてやろうと思ってるのよ。 |
じつはね、クックック……すでに協力者はたっくさんいるのよッ。み〜んな、アタシの最高のアイデアにノッてくれたわッ! | |
光 | なっ……なんだって!? |
麗奈 | だから、光。アンタもちょっと耳を貸しなさい。 |
光 | な、なんでアタシが!悪のささやきに貸す耳なんてっ……。 |
麗奈 | いいから、ほら……。 |
光 | …………ふんふん。…………!な、なるほど……!わかった……いまだけは、正義と悪の共闘だ! |
沙理奈 | 雅ちゃんは、どうしてカフェが好きなのかしら? |
雅 | …………?みやびぃは、美味しいカフェラテが大好きだしぃ……。でもでも、紅茶も好きかもぉ♪ |
あとはぁ、カフェっておしゃれだしぃ。あ、そっかぁ。みやびぃ、おしゃれな場所が好きなのかもぉ♪ | |
沙理奈 | うんうん。それが雅ちゃんの『カフェが好きな理由』ね。 |
早苗 | ちなみにあたしは、人がたくさんいて、わいわい賑やかで、それがなんとなく落ち着くから、かなー。 |
沙理奈 | それもひとつの『カフェが好きな理由』ですよねー。 |
みちる | フゴ、フゴ、フゴフゴフゴ……。 |
すみませーん、おかわりくださーい!……あ、カフェオレじゃなくって、パンのほうです!あははー! | |
沙理奈 | みちるちゃんにとっては、美味しいパンが食べられるのが『理由』かしらね。 |
唯 | あーっ、雅ちゃんたち発見☆ |
早苗 | あらっ、唯ちゃんに千夏ちゃん。もしかしてデート?あたしたち、おじゃまかしら。 |
千夏 | T'en fais pas. 静かに本を読もうと思っていたのだけれど、どっちみち今日は唯ちゃんと一緒だし。 |
唯 | あーっ、ちなったん、ひーどーいー!ぶー。ゆい、今日はおとなしくしてるもんねー。 |
早苗 | じゃあ、唯ちゃんは、こっちのテーブルに来ておしゃべりする? |
唯 | 早苗さん、ありがとー☆でも、難しそうなの読んでるちなったんを眺めてるのも好きなんだー。 |
沙理奈 | 千夏ちゃんにも唯ちゃんにも『理由』があるのよね。こうやって、カフェが好きな人が集まってくるけど、『理由』は人それぞれだわ。 |
それぞれの『理由』で集まって、そしてここには、一杯のコーヒーがある。 | |
もしいま、そのコーヒーがしゃべれたなら、『自分はなんにもやってない』なんて言っちゃうかもしれないわ。 | |
でも、もしそこに一杯のコーヒーがなかったら、人はそもそもカフェには集まらないんじゃないかって、アタシは思うのよ。 | |
さりげなく、ふんわり上品な香りが漂って……。誰もが、その香りに安心しちゃうの。これってとっても魅力的な――セクシーなことじゃないかしら。 | |
雅 | …………?うん……? |
早苗 | なるほど、その通りかもしれないわね。ちなみに、沙理奈ちゃんの『理由』は? |
沙理奈 | そうね……。いろんな人のセクシーを観察できるから♪かしら。 |
雅 | (うーん、難しいお話……みやびぃには、よくわかんないかもぉ……。……あ、そうだぁ!) |
(ママへのプレゼント……さりげなく、ふんわり、上品で、安心して……もし、そんなものを選べたら素敵だなぁ……♪) | |
タイミング | セリフ |
LIVE前日 | |
雅 | ちょっと、遅くなっちゃったぁ。でも、ちゃんと買えてよかったぁ。えへへぇ〜♪パンフレットのお手紙も書けたし……うん、カンペキ♪ |
聖 | あ……雅さん……。雅さんも……お買い物ですか……? |
雅 | あっ、聖ちゃん!聖ちゃんも、母の日のプレゼント?それとも、お散歩かな? |
聖 | プレゼント、です……。あ……春の、お月さま……。 |
雅 | あっ、ほんとだぁ。きれいだねぇ……♪名前に『月』って入ってるし、聖ちゃんもお月さまが好きだったりするのかなぁ? |
聖 | そうですね……身近な存在って、感じることは多いです……。春のお月さまは……とっても、あたたかくて……ぽわぽわしてて……。 |
やさしく、みんなを照らしてくれる……。そこにあるだけで、みんなを幸せにしてくれる……。 | |
だからみんな、大好きなんです。とても雅な……お月さまが……。 | |
雅 | ……あれ?聖ちゃん……?いつの間に行っちゃったんだろ?ぼーっとしちゃってたから、気づかなかったみたい。 |
……ママ。明日のLIVE、楽しみにしててねぇ。 | |
ステージを用意してくれたのは、みやびぃのプロデューサーでぇ。ステージに一緒に出るのは、みんな、すごい子たちなんだからぁ。 | |
あとは……ママへのお手紙も。えへへぇ〜♪みやびぃからママへの気持ち、伝わるといいなぁ。 | |
『みやびぃのママは、みやびぃの一番の友だち。だからね。ママには一番、見せたいものがあるの。』 | |
『それはね、ママ――』 | |
LIVE当日 | |
紗南・響子・久美子 | さあ、雅ちゃんの出番だよっ! 行ってらっしゃい、雅ちゃん! お客さんたちを驚かせてきて! |
(イラストが[ガールズ・ギフト]月宮雅+に) | |
雅 | みやびぃね、たくさん、お友だちができたよぉ。アイドルになって、こんなにたくさん!ママ。たくさん、たくさん、ありがとう。なにより――。 |
みやびぃに『アイドルになりなさい』って言ってくれて、ありがとう。 | |
LIVEは大成功に終わった…… | |
楽屋 | |
雅 | みんな、おつかれさまぁ〜。…………えっ? |
薫・紗南・千佳 | 雅ちゃん、おつかれさま〜! 雅ちゃん、がんばったで賞! 雅ちゃん、だ〜い好き!! |
雅 | ほわぁ〜〜? |
麗奈 | アーッハッハッハ!カーネーションまみれになって、いいかっこうじゃない!イタズラ大成功ね! |
雅 | カーネーションいっぱい〜……。れ、麗奈ちゃん〜?えっ、え〜っ?これ、どういうこと〜? |
巴 | 雅の姉御、お勤めご苦労さんじゃったのう。 |
ありす | 雅さんにご指導いただいた女子力、とても役立ちました。 |
梨沙 | アンタの、ママへの愛もなかなかじゃない?ま、アタシのパパへの愛には負けるかもだけど♪ |
晴 | ナイス司令塔!雅さんのおかげで、オレたちみんなゴールを獲れたぜ! |
光 | へへっ。アタシたちカーネーション調達部隊も、なんとか間に合ってよかったよ!力を貸してくれた、凛さんや夕美さんにも感謝だ! |
加蓮 | ふふっ♪あ〜あ〜、部屋中、カーネーションまみれ♪ |
久美子 | とってもキレイよ、雅ちゃん。外側じゃなくて、内側から、とっても輝いてるわ。 |
泰葉 | 雅さんは私たちみんなの心を、ひとつにまとめてくれました。だからこれは、みんなからのお礼なんです。 |
フェイフェイ | さすが、ミヤビダヨー!ふぇいふぇいも、ありがとうでいっぱいダヨー! |
雅 | えぇ〜〜、ほんとに、みやびぃはなんにもしてないよぉ〜? |
礼子 | いいえ。雅ちゃんは立派に『雅ちゃん』をやってくれたわ。それがなにより一番、素敵なことよ。 |
麗奈 | クックック……!このカーネーションは全部、袋に詰めて、アンタがこれから行くところへ抱えていくがいいわ。 |
荷物が増えて、サマアミロね!アーッハッハッハッハ……ゲホッ、ゲホゲホ……。 | |
礼子 | 知ってるわよ、雅ちゃん。これから大切な人と会うんでしょ? |
瞳子 | 私たちはこれから打ち上げだけど、雅ちゃんは気にしないで行ってらっしゃい。貴方の大切な人に、私たちからの感謝の気持ちも、一緒に伝えさせて。 |
雅 | うん……うんっ!みんな……ありがとぉ!! |
雅 | えへへ。みんなのおかげで、待ち合わせ場所に、早く着きすぎちゃったかもぉ。 |
美紗希 | じゃ、みやびぃ。あたしたちはそろそろ行くねっ。 |
彩華 | あやかたちがいたらぁ、せっかくのデートのおじゃまだしぃ? |
雅 | そんなことないよぉ。でも、送ってくれてありがとぉ。 |
美紗希 | 大きい袋と、小さい袋。大きいほうに入ってるのは、みんなからもらったカーネーションのプレゼントよね。 |
っていうことは、小さいほうに入ってるのは、みやびぃからのプレゼント……かな? | |
彩華 | なにを買ったのか、見せてもらってもいい?……わぉ、こっちもカーネーションだぁ! |
雅 | いろいろ考えたんだけどぉ、やっぱりこれかなぁって。それで、1本だけ買ったんだぁ。 |
美紗希 | おんなじカーネーションだけど、これもセンスあるぅ!この1本に、みやびぃの研ぎ澄まされた女子力を感じるよぉ! |
彩華 | たくさんの想いが詰まったカーネーションと、たったひとつの想いが込められたカーネーション、かぁ。みやびぃのママもきっと感激しちゃうよぉ〜。 |
美紗希 | ああ、いいなぁ〜……。なんだかあたしも、お母ちゃんに会いたくなっちゃった。 |
雅 | …………あっ! |
ママ!こっちこっち!……えへへぇ〜、みやびぃ、早いでしょぉ?えっへん♪ | |
ねぇ、ママ。みやびぃね、今日はママとおしゃべりしたいこと、いっぱい、いっぱいあるんだぁ。 | |
今日までのいっぱいと、今日からのいっぱい。いっぱい、いっぱい。それでね、この袋いっぱいのカーネーションのお話、ママに聞いてほしいんだぁ♪ | |
立ち絵は[カインドハート]成宮由愛+を使用 | |
タイミング | セリフ |
ユカリ・フェアヘイレン | うふ……うふふ……。皆、枯れ落ちてしまえばいい……。花も鳥も人も……。 |
チカ | そ、そんな……!おねえちゃんが……清楚でカワイイ、近所のユカリおねえちゃんが……悪い魔女になっちゃうなんて! |
エミップル | アカンやで!もう声は届かへんがな!チカ!魔法のコンパクトで、ラブリーチカに変身せにゃっ! |
チカ | うんっ!……おねえちゃん。いま、清楚でカワイイ心を取りもどしてあげるねっ!魔法の呪文で……メークアーーップ! |
あれっ!?な、なんでっ!?へ、変身できない……? | |
ユカリ・フェアヘイレン | うふふ……これが私の、微妙な呪い……「しだいに遅く《リタルダンド》」。 |
貴方のテンポ、この私が支配しました。変身の呪文も、もう正しいテンポでは唱えられない……。 | |
さあ、皆…皆皆皆、しだいに遅くなってしまえばいい……!花も鳥も人も……! | |
??? | あきらめないで、ラブリーチカ! |
チカ | あっ……その声は……! |
ブレイブハート | あなたの冒険は、独りじゃない。さあ!勇気を出して、漕ぎ出しましょう!ブレイブハート! |
カインドハート | 夢見るかぎり、あなたのそばに……!カインドハート! |
ナチュラルハート | 春の息吹を、届けちゃいます〜。ナチュラルハート! |
ブルームジャーニー | 咲きほこれ!ブルームジャーニー☆ |
ユカリ・フェアヘイレン | ああっ!な、なんだか唐突な登場に、私のテンポが乱れて……!ああ……乱れてしまいますっ……! |
ブレイブハート | いまです!ラブリーチカ! |
チカ | よーしっ!今度こそっ!みんなの友情パワーで…… |
メークアーーップ! | |
ラブリーチカ | マジカルチェンジ、ラブリーチカ☆あなたの心に……ハートボイス・アターーック! |
ユカリ・フェアヘイレン | ああああーーーっ! |
ユカリ | …………んぅ……。私……いま…………居眠りを……? |
チカ | やったぁ!おねえちゃんが……元の、清楚でカワイイおねえちゃんに戻ったよ! |
おねえちゃん、だーいすきっ!えへへ☆ | |
笑美 | いやいやいや!何の話!?これ何の話!? |
むつみ | あ、あの、じつは……これ、私がいま空想したお話で……その……本当の出来事じゃないんですっ! |
笑美 | そらそうや!それはわかっとる! |
ゆかり | えっ?そうだったんですか?私はてっきり、さっきみたいなむつみちゃんのお仕事のお話だったのかな、と……。 |
笑美 | ゆかりはんも出とったやん!あんなお仕事した記憶、あらへんやろ!? |
ゆかり | みんなみんな、しだいに遅く……ふふっ。 |
笑美 | ……ツッコミが追いつかへんがな……。せやけど、コホン。ひとつだけ、どーあっても、ツッコませてもらわなアカンとこがあるで。……むつみっち! |
むつみ | えっ!?な、なんでしょうかっ……? |
笑美 | ウチの役やったマスコットのネコチャンやけどな……。 |
関西弁が微妙やったで!! | |
ゆかり・千佳 | そこなんかーい! |
- カテゴリ:
- ゲーム
- THE IDOLM@STER
コメントをかく