様々な理由からレーヴェス大陸の最北点、港町ツェーべにやってきた旅人たち。
歌を友として旅をするグランランナー、スズカケ。♀
商人としての一人立ちを目指すレプラカーン、リリアナ。♀
謎多き外套ルーンフォーク、ミリアルド。♂
警戒感が強い妖精使いタビット、ポルポタ。♂
エルフを自称する謎の女性、シノン。♀
信仰を手にこの地にやってきた東方の神官、イズ。♂
行方不明のご主人を探すルーンフォーク、ジョシュア。♂
クアレンスが主人を務める「冒険者ギルド 潮騒のさざめき亭」で出会った彼らは、近隣の森での騒ぎを調査するという初めての依頼を受ける。
狂暴化したアナコンダとの死闘の末、仲間に見放されたテオというコボルトと出会う。
数日後、初めての依頼達成の喜びに浸る彼らは、テオがさざめき亭で調理人として働く姿を嬉しそうに眺めるのだった。
OP
冒険の舞台は新大陸レーヴェス。
テラスティア大陸の最南端、女神の涙・ルーフェリアを擁するフェイダン地方からさらに南。深い海を渡った先にある帰らずの地と呼ばれた大陸。そのとある港町で物語は始まります。
それぞれの目的を持った新米冒険者たちが集まったとき、どんな化学反応を起こしてくれるのか。それぞれの目的を果たすことはできるのか。始まりのお話はひとまず7人8脚で始まるようです。
GMとPLたちが紡ぐ、台本のない物語がここから始まります。
《レーヴェス探訪記》 第一話 『始まりの港と小さな出会い』
さんさん: さ、みんな準備はいいかな? 今回は舞台としてひとつの大陸を用意したよ。 その名もレーヴェス大陸! 既存の設定がないまっさらな地図! GMとしてもかなりのチャレンジなんだけど、うまくマネジメントできるように頑張ります。 みんなにはレーヴェス大陸の、いちばん北東に突き出してる半島にある港町『ツェーベ』で出会ってもらうから、 みんなそれぞれツェーベで冒険者を始める至った経緯を併せて自己紹介をお願いします。 初めからレーヴェス大陸に住んでてもいいし、テラスティアから渡ってきてもいいよ。
一同: ・・・。
GM: 自己紹介しないと始まらないよ〜笑
紫乃: じゃあ……、私から。私はシノン……人間です。
故郷を出て、旅人として生きようとギルドを探していたところです。
技能はフェンサーとソーサラー、スカウトを取ってみました。魔法剣士を目指しています。
あとは育ての親に教えてもらったので薬草を育てたり、調合して簡単な薬を作ったりできます。
どうぞ……よろしく。
……シノンさんのこの設定はプレイヤーたち向けの表向きの自己紹介。とても大事な情報を隠匿しています。笑
りをな:ジョシュアです(もぐもぐ)。ご主人様が持たせてくれたお菓子美味しいです。朝起きたらご主人様のメモと一緒にレーヴェス大陸のシュトラール王国行きの飛空艇のチケットが枕元に置いてあって、そのメモに従ってこっちの大陸でぼうけんしゃ(?)をすることになりました。おなかすいた。 あ、種族はルーンフォークで技能はシューターです。
ちゅん: 僕はタビット族のポルポタ。8歳です。
レーヴェス大陸出身だけど、自分の村を出るのは初めて。森で遊んでるときに友だちが人間にさらわれたことがあって、人間が怖くて成人してもずっと村から出られなかったんだ。でも、故郷を探す冒険を諦められなくて、勇気を出して外の世界に出てみることにしたんだ。人は怖いけど……、みんなよろしく……。僕は妖精さんたちに力を貸してもらってがんばります。
村崎: ミリアルドといいます。種族はルーンフォークですが、面倒ごとを避けるために普段は隠しています。旅の目的は……、人を探している、と今は言っておきましょう。
ワタベ: 名はイズノカミオ、人間です。イズとお呼びください。微力ですがライフォス神の御力をお借りすることができます。どうぞよろしく。
みっざぁ: やっほーみんな。私はスズカケ!
吟遊詩人として世界を歩いてきたグラスランナーだよ!いちばん古い記憶が楽器と自分の足元で、それより前のことは思い出せないんだ。それ以来歌を歌って生きてます。そろそろ次の大陸に私の歌をヒビかせる頃かなって思ってレーヴェス行きの船に乗ってきた!お父さんとおかさあんがわたしを見つけられるように有名な歌姫になるんだ。技能はバードとスカウトです。
あきんど: こんにちは!ボクはリリアナ。商会で孤児たちと育った。そのまま商会メンバーになっていく子たちも多いんだけど、なんでか商会長に自立するように言われちゃった。だから商会が新大陸に飛空艇で渡ってきたこのタイミングで商会を離れてみる。商会長たちはツェーベで大陸側との航路を安全につなぐぞーって言ってたな〜
技能はフェンサーとレンジャー
GM: ひとまずの自己紹介としてはいい感じ。じゃあツェーベにある潮騒のさざめき亭っていう、冒険者ギルドで酒場で宿屋なところにみんなあつまろう。さざめき亭の中は、左に依頼の掲示板とカウンター。その中にはギルドマスターのクアレンスさん。真ん中には背の高い小さめの円卓が複数と樽椅子で、その奥にバーカウンターと料理人。右奥には2階に上がる階段があって2階が宿になってる感じ。入り口のドアは両開きで自動で閉まるやつ。蝶番がキーコキーコいうやつね
ミリアルド: いわゆるよく想像する冒険者の酒場のイメージですね。
リリアナ: じゃあボクは海路じゃないから先に着いてるかな? たのもー!(キィィィッ)
扉を開けて手近にあった円卓に腰掛ける!ステーキ!
給仕の少女: ステーキのご注文入りました〜
スズカケ: 私は船の上で歌いながら来たよ!船の上だったけど何人か聞いてくれてよかったよ!さてさて、新しい土地を知るならまずは酒場だよねぇ。たのもー!(キィィィッ) やぁ!そこのステーキを食べてる少女!こんにちは、私はスズカケ!調子はどう?
リリアナ: (もぐもぐ) スズカケちゃん?ボクはリリアナ。キミも食べる?ステーキ。
スズカケ: 食べる食べる!
リリアナ: マスター、ステーキもう一枚!
---
ポルポタ: じ、じゃあ僕もはじめからツェーベにいるので、、さざめき亭の名物の野菜ジュースを注文してカウンターで飲んでます。。(ずずずっ)
GM: 野菜ジュースが名物なんだ?!まあいいや、採用!野菜ジュースは10G、肉は25G所持金から減らしといてねー
イズ: スズカケさんと同じ船で来たけど少し遅れて到着。失礼しまーすがらがらー
一同: ガラガラ……?!横に開けるやつじゃなくて押し開けるタイプだよ!!
スズカケ: あらら、壊しちゃった笑
イズ: あっ、そうだった笑 やってしまった。ま、気を取り直して、わたしはカウンターに1人でいるタビットの子と話をしてみようかな。
ポルポタ: ひっ……(怯え)
イズ: わたしはイズといいます。どうぞよろしく。 すみません、こちらにも野菜ジュースを1つお願いしますー
給仕: 承りました〜
ポルポタ: ……。(ずずずっ)
ジョシュア: じゃあぼくもそろそろとうちゃくする。ごしゅじんにもらった地図にここが書いてあった。こんにちはー。よいしょっと。近くの椅子に腰掛けて手当たり次第に食べ物を注文します。あー、おなかすいた。(ぽーっ)
GM: ここで合流してもらう予定なのにもう3グループできちゃったよ笑
一同: 知らない人に会うって難しいね
シノン: そろそろ私も着きたいです。スズカケちゃんと同じ便で来ました。私は女の子たちのテーブルにお邪魔させてもらいたいなぁ。って、すごいお肉の量!笑
リリ・スズ: 笑
マスター(GM): ちゃんと払ってくれるんだろうなあ?
リリアナ: ねーねーマスター、名前はなんていうの?
マスター(GM): クアレンスだ。
リリアナ: じゃあクアレンスさん、ボク、ここから商売で成功する予定。そのための訓練もしっかり積んできた!ここはボクに賭けて貸しといてよ笑
クアレンス(GM): ふむ……。わかった。新米を育てるのも俺たち冒険者ギルドの役目だからな。しっかり活躍してくれよ!(万が一の時は商会から回収できるからな、若い芽は育てるべし、と。)
リリアナ: やった!ありがとうクアレンスさん! スズちゃん、あとお姉さんも、いっぱい注文していいよ!
スズカケ: リリちゃん太っ腹ぁ。じゃあステーキもう一枚!
シノン: じゃあ私はスープをいただけますか?
クアレンス: おまえらなぁ笑
一同: 笑
シノン: さて、2人とも仲良しね。私はシノン。2人はお友だち?
スズカケ: いま友だちになった!私はスズカケ!歌を歌うよ!
リリアナ: リリアナだよ!よろしくお姉さん。
ミリアルド: そろそろ自分も到着しますよ〜。失礼します。(スタスタ)
GM: ドア開けなかったねww
ミリアルド: ドア壊れてましたからね笑
一同: 爆笑
GM: じゃあキミで最後だからこの3グループをうまくつないでくれ笑
ミリアルド: えぇ……。ひとまず入って左手の依頼掲示板に足を向けましょうか。 マスター、何かちょうどいい依頼はありませんか?
クアレンス: そうだなぁ、南の森のほうから獣やら小動物やらが出てきてて、畑を荒らしたりしてて困ってるんだ。畑も困るんだがせっかく冒険者に依頼するなら原因まで突き止めてもらえると助かる。ただ、蛮族が出たって話も聞くし単独では危険だろうからそこらへんのやつらを適当に連れていくといいんじゃないか。
ミリアルド: わかりました。お心遣いありがとうございます。 さて、失礼。そこのお二方。
ポルポタ: は、はいっ……(でかい大人2人に挟まれてトラウマががが)
ミリアルド: わたしはミリアルドと言います。向こうの大陸から人を探して今日渡ってきました。かくかくしかじかこういう依頼が。協力していただけませんか。
イズ: わたしはイズ。困った方々を助けるのも神官の仕事です。助力しましょう
ポルポタ: 僕は……、
ミリアルド: (……そういうことか。) そちらでお食事中の方々。
女子会ズ: (振り向く)
ミリアルド: かくかくしかじか協力してくれ
スズカケ: どうするリリちゃん?
リリアナ: いいよ〜。
シノン: わたしもかまいません。
ミリアルド: タビットの少年、きみも仲間が増えたら不安は減るんじゃないか?
ポルポタ: ……(自分を変えるぞっ……!)は、はい、僕、ポルポタって言います……。
スズカケ: あれれ? ご飯に夢中で気づかなかったけどすっごく可愛い男の子発見!! きみ名前は? わたしはスズカケ! きみも一緒に行こうよ〜、ピクニック!
ジョシュア: ジョシュアです。楽しそうだからついて行こうかな……。
スズカケ: やぁ〜この子可愛い!楽しくなってきちゃった!歌っていい?歌うね! 〜〜〜♪
ミリシノンイズ: (さっきの船で聞き覚えのある元気の出る歌声だ)
GM: さて、さざめき亭が楽しい空気に包まれたところでそろそろ出発しますかーー!笑 (ここまでで現実時間3時間くらい経ってる)
一同: 「「「「おー!(笑)」」」」
道中は巨大な蜂に襲われたけど難なく撃退しました。しかし森に近づくにつれて森から離れるように動く小動物が増えてきたり森のざわつきを感じたりします。
GM: 森に入ったらなんだか言い争うような話し声が聞こえます。
ミリアルド: それって人族のものかどうかってわかります?
GM: ちょっとここからではわからないかなぁ。微かに聞こえる程度だし、そもそも話してるのが見えない。
ミリアルド: 行ってみましょうか。
シノン: 困ってるかもしれませんしね
GM: はい、普通に近づいて行きますか?
リリアナ: 隠れながら進も!
GM: じゃあみんな【隠密判定】振ってね
一同: (ころころ)
ポルポタ: これって振ったら出目どうするんですか?
GM: スカウトかレンジャーの技能がある人は<技能レベル+器用度+出目>を教えて。ない人はサイコロの出目だけ。
イズ: 技能がない人も振るんだ。7です。
GM: みんなで近付いてるから1人でも見つかったらみんな見つかっちゃう笑
リリアナ: 技能のある人だけで行かないといけなかったんだ!
GM: まあそういうわけで、相手を目視できたら相手からも目視されます。小さいのと、そんなにちいさくないの。あなた方を見つけると1匹はパタパタと逃げて行きます。
ミリアルド: 応援を呼ばれるか?
リリアナ: ぼく追いかけるよ!レプラカーンの種族特徴≪姿なき職人≫のスキルで透明化!走って追いかける!
一同: おぉっ
GM: おぉ、追跡を認めます。じゃあ<冒険者レベル+敏捷度>で振って
リリアナ: (ころころ)出目は9で、13!結構高い!
GM: (ころころ)あっ……。
一同: ここで6ゾロ?!
GM: ごめん笑 逃走側の自動成功になるので、逃げられちゃった
リリアナ: ああぅ笑
スズカケ: リリちゃん見せ場だったのに笑
GM: 残りの彼らはどうしますか?
ポルポタ: あ、あの、目視してるなら【魔物知識判定】してもいいですか?
GM: あ、はい、どうぞー。セージの技能を持ってる人はみんな<セージ+知力>を基礎値にしてサイコロ振ってね〜 5と9でわかるよ。
ポルポタ: (ころころ)11です。
一同: おぉ〜
GM: さすがタビットは知力の基礎地が高いなー笑
ポルポタ: その代わり足とかあんまり早くないですけど……。
GM: はい、目の前にいるのはゴブリン2体とフーグルです。ゴブリンの方は弱点値も抜いてるから弱点もわかった。魔法ダメージ+2ね
ポルポタ: どちらもレベル2の蛮族ですね…。どうしましょう。
ミリアルド: 街にも近いし退治しておいた方がいいかと思いますが?
一同: (どーしよどーしよ会議)
GM: 蛮族目の前にそんなふうに話してると向こうから襲いかかってきますよ笑 【先制判定】振ってください
一同: やるしかないーーー
ミリスズシノン: (ころころ)
シノン: わたし抜きました
GM: では初戦闘は幸先よくプレイヤー側の先手からですね!
ここはまだ敵のレベルはこの人数なら余裕なように設定してあります。S.W2.5初プレイのプレイヤーが多いので戦闘のルールを確認しながらの戦闘になります。
GM: まず前衛には誰が立ちますか?
* * * * *
リリアナ フェンサー(軽戦士)
- 前衛。避けまくるビルド
イズノカミ プリースト(神官)
- 後衛。名前の通り、回復と補助
ポルポタ フェアリーテイマー(妖精魔法使い)
- 後衛。MP消費を抑えて数で圧倒するビルド。補助もできる。万能。
スズカケ バード(吟遊詩人)
- 後衛。歌声で周りを鼓舞する。敵も鼓舞しちゃうから注意笑
ミリアルド シューター(魔動機銃使い)
- 後衛。弾丸がヒットすれば防御無視の大ダメージ。
ジョシュア シューター(アーチャー)
- 後衛。戦闘以外の補助に特化したビルド
シノン フェンサー(魔法軽戦士)
- 前衛。魔力を込めた一撃で火力を乗せるビルド
* * * * *
一同: 前衛全然いないじゃん!! とりあえずリリとシノンさん!
GM: えーと、リリアナは逃げたやつを追いかけていっちゃったからここにいないよ笑
リリアナ: しかも追いつけなかった笑
一同: そうだった!!
GM: 追走は結構すぐに見失っちゃったから戦闘開始から1ラウンドで帰ってきていいよ
ミリアルド: 2倍まで数の敵は食い止められるので、シノンさん1人で2体までは相手できます。でも敵は3体だからもう1人は前衛に行かないと後衛まで敵がすり抜けてきてしまいますね。
一同: なら生命力の高いイズさんを……。
イズ: えぇ笑 回避できる技能ないからサンドバッグですよ笑 ですが、仕方ないですね……。(エア巨大十字架を振り回す仕草)
GM: じゃあその2人を前衛に笑 リリアナは次のラウンドに前衛に合流かな。
一同: はーい
GM: それでは初戦闘はじめましょうか〜。 みなさん順番に行動を宣言してどうぞー
シノン: じゃあゴブリンAに"魔力撃"を入れて攻撃。(ころころ)命中は出目が7で、フェンサーのレベルと器用度を足して12!当たればダメージは11!
GM: それは当たった。"魔力撃"強いね〜。ゴブリンの防護点が2だから9点ダメージで残り7!
ポルポタ: フーグルに≪ファイヤーボルト≫です……。(ころころ)【魔法行使判定】は出目が9でフェアリーテイマーレベルと知力を足して15です。抵抗に成功されなければダメージは8です。
GM: レベル2で15なんて抵抗できないよ?!魔法は防護点無視だから8点ダメージで残り4〜
ジョシュア: ゴブリンAを減らしたい。弓で攻撃。(ころころ)命中は……、12です。当たればダメージは9
GM: 当たった。お、7点ダメージでゴブリンAはぴったり落ちたね。
ミリアルド: ゴブリンBを落としときたいですね。魔法ダメージで確実に落とせたらいいですけど……。
イズ: 私は攻撃魔法の≪フォース≫はレベル3にならないと使えないんですよね……。
スズカケ: わたしは歌う!(バードは通常の演奏で楽素を貯め、それを消費して強力な攻撃手段である終律を放ちます。 つまり最初の1ターンは攻撃手段なし)
ミリアルド: では私がやってみます。≪ソリッドバレット≫で魔法の弾丸を作って射出(ころころ)あ、命中低い。11。
GM: あー、それは同値で避けられた。
スズカケ: 歌います。呪歌≪モラル≫ 範囲内全員の命中を1上げまーす。
ミリアルド: それは最初にやっとくやつじゃ?!?!
一同: 笑
スズカケ: あれ、そうだった?ごめんごめん!あははは
GM: 最初にやってればミリアルドの攻撃あたってたね笑 しかもこのタイミングだと敵にだけ恩恵が行く笑
イズ: 敵の手番になる前に≪フィールドプロテクション≫かけときますね。全員の防護点+1
GM: さて後攻ですね。 リリちゃん敵が残っててよかったね笑 1ターンで終わるかと思った フーグルは飛行で命中と回避を一ずつ上げて、うーん、前衛はシノンかイズだねー。じゃあ脅威と認識したシノンに攻撃。命中はモラル入れて12、当たればダメージは10
シノン:(ころころ)あ、それは同値で避けました。
GM: ゴブリンはシノンにあたらないの見たからイズに攻撃してみようかな? 命中11といって攻撃! ダメージも11
イズ: 前衛技能ないのにそんなの避けられるわけないじゃないですか笑 防護点と≪フィールドプロテクション≫の効果で5点止めて6点受けました。 次のラウンドで治します。
GM: 頼もしい笑 では後攻手番は終了。先攻2ラウンド目です。リリアナが前衛に合流
リリアナ: めっちゃ戦うよ!手始めにゴブリンBを落とす!(ころころ)命中は14!ダメージは(ころころ)…………、4!
GM: よ、よん?!笑
リリアナ: ダメージ基礎値のフェンサー技能が2でしょー。筋力ボーナスが1でしょー。筋力が低くてフェンサーだからナイフしか持てないでしょー。このくらいが限界なんだよね……。
GM: じゃあゴブリンは防護点で半分止めて2ダメージ、残り2。 ぺち笑
一同: 爆笑
リリアナ: 筋力がないって辛い……。
スズカケ: あ!忘れないうちに、呪歌≪モラル≫! みんな命中が+1ね!
イズ: 自分を治しておきます。≪キュア・ウーンズ≫(ころころ)6点回復で全回復です。
シノン: 私はゴブリンBを攻撃します。(ころころ)あんまり高くないかも。でも≪モラル≫分足して12!当たれば7ダメージ
GM: 当たった〜。ゴブリンBは落ちました。
ポルポタ: フーグルに≪ファイアボルト≫
(ころころ)行使判定は12で、ダメージは7点
GM: 抵抗できない。残り3点
ミリアルド: このまま落とし切りましょう。フーグルに≪ソリッドバレット≫
(ころころ)12にモラルを足して13!当たれば(ころころ)回った。(ころころ)14ダメージ!
GM: 当たった。超オーバーキル笑 全滅。初戦闘は無事勝利!
一同: やった!!
GM: 戦利品の剥ぎ取りをどうぞ! それで、剥ぎ取り終わったらどうしましょう。奥に進んでみる?
ジョシュア: さっきの逃げたやつの足跡を追ってみたらどうでしょうか…… 。
GM: お、じゃあ足跡の場所はわかってるから、【足跡追跡判定】だね。スカウトorレンジャー+知力で振って。11以上で追いかけられる。
スカウトとレンジャー: (ころころ)
シノン: 追えそうです〜
GM: では足元を見てた人たちは金属製の檻みたいな罠みたいな物に気づく。セージ技能がある人は【見識判定】でふってください。
リリアナ: (ころころ) これは……、罠……!(出目4)
ポルポタ: (ころころ) これは蛇とか胴の長い動物を捕まえるときに使う罠のようです……。奥の餌に食いつくと入り口の柵が降りる仕組みみたいです。大きすぎるので蛇ではないかもしれませんが……。(達成値11)
リリアナ: あれ?でもこいつらって知能低いんだよね?
スズカケ: あ、たしかにー、罠とか作れなそう?
ミリアルド: 統率してる知能の高い蛮族がいるのかもしれませんね。
他に手掛かりもないのでシノンさんを先頭にとにかく足跡を追ってみることになりました。
足跡を追っていくと🐾🐾🐾
GM: コボルドやらゴブリンやらが四方に向かって走って行くのがみえます。
ミリアルド: こっちに走ってくるのも居ますか?いるならつかまえてはなしを……
GM: コボルドたちが走ってきて「とにかく逃げるしかない、あいつはダメだー!」とのたまってます。交易共通語。
ポルポタ: なにがいるんでしょうか……。
スズカケ: 野次馬でやられちゃったら洒落にならないしねえ笑
リリアナ: GM〜、逃げてくる中にレベルの高そうな蛮族はいる?って、冒険始めたてだからそんなのわかんないか笑
GM: そうだね笑 でもまあゴブリンとかコボルドとか、フーグルとか、有象無象って感じ。
リリアナ: なら意外と大したことないかもしれない。行ってみる?
ミリアルド: いってみましょう。それが今回の依頼のおおもとかもしれません。
GM: お、じゃあ行ってみると、小屋みたいなのがあって、まず蛇がね、トグロを巻いてる。まだら模様ででかい。みんなの体の倍くらいある。「シャーっ」そしてトグロで締め付けられてる中からうめき声が聞こえる。あとは小屋の影からコボルドが逃げていくのが見える。一際小さめの個体がトグロの方を振り返って、悔しそうな顔で何かを呟いたけどそれ以降は振り返らずに逃げて行きました。
ポルポタ: た、たすけないと!くるしそう…… 【魔物知識判定】(ころころ)11です。
GM: ん、知名度までは抜けた!こいつはアナコンダ。体長2m超の巨大な蛇の怪物です
* * * * *
すみません。執筆の都合で戦闘シーンをカットします。。。ボス戦なのにすみません……。
先制を取り、集中砲火を叩き込みます。倒し切るにはやはりまだ火力が足らず、イズさんが巻きつかれます。イズさんは力比べで巻きつきを振り解こうとしますが一歩足らず、一同はトグロに囚われたイズさんを助け出すために再度集中砲火を浴びせます。しかし攻撃が当たったりあたらなかったり。次の敵の手番ではイズさんが集中攻撃を喰らいます。巻き付かれているので攻撃が避けられません。PLたちはその次の手番でなんとか倒し切ることができました。イズさんは這々の体ですがなんとか大丈夫でした。
* * * * *
GM: びたーんっという音を立ててアナコンダは倒れました。
ポルポタ: う、うめき声の子は……っっ
GM: ポルくん優しいっ!! そうですね、びたーんっと倒れてる蛇の奥には服も毛並みもボロボロになってぐったりとしているの2足歩行の犬型の妖魔、コボルドが倒れています。
ポルポタ: だ、、大丈夫……?!
GM: まだ息はありそう。しっぽを少し緊張させて「ぼくは、、殺されるですか。」
ポルポタ: ≪プライマリィ・ヒーリング≫ だいじょうぶ。いま治してあげるから。きみ、お名前は?僕はポルポタ。
GM: すぐに命を奪われないと分かって少し安心した表情に変わります。体から緊張が抜ける。「ぼくは、テオって言うです。」
ポルくんがテオの応急処置に必死になっているころ、アナコンダ剥ぎ取り班では彼の処遇に関する話し合いが行われていましたが……
ミリアルド: どうしたものですかね。 害は少ないとはいえコボルドは蛮族……。
シノン: さっき裏口から逃げていったのは、この子の家族だったんでしょうか……。
リリアナ: ほっとけないし、連れて帰ってクアレンスさんに聞いてみようよ!
ミリアルド: たしかに、コボルドは手先が器用で厨房に立たせるといいものを作るとも聞きます。このまま捨て置くよりはその方がいいかもしれませんね。
スズカケ: さんせー!
家族のコボルドがテオに見切りをつけて逃げたからもう戻ってこない。と判断し、拉致することに決めたようです。そんなことしていいのか(笑)
こうしてテオくんを連れ帰ることに決めた一行はそれ以上何かに巻き込まれることもなく森を抜け、さざめき亭へと依頼の報告をしに戻ります。依頼はひとまずアナコンダの討伐を以て成功ということになり、報酬が支払われました。
散り散りになった蛮族とか、罠のこととか、謎は残っていますが、第一話はこれで終わり。次に続きます。
☆
クアレンス: 面倒みるって言ったって、一応蛮族だよなぁ……。蛮族を厨房に置いてるってのはあんまり聞こえが良くはないんだが……。
ポルポタ: えぇっ(愕然)……。でもこの子、襲われててボロボロで……、途方に暮れちゃうと思たら放って置けません……。(涙目)
クアレンス: ……。
ポルポタ: 毛並みだってこんなによれよれ……。
クアレンス: ああ、くそ、ちょうどいま厨房に人手が足りてなかったっけなぁ。
ポルポタ: ならっ!(ぱぁぁっ)
クアレンス: 住まわすだけだぞ!厨房だってしっかり手伝ってもらうからな!
ポルポタ: ありがとうございますっ
くそっ、子供相手に種族差別なんて見せられねえってだけだよ!
ーーポルポタは人間を前より少しだけ好きになった。
コメントをかく