あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。

 まどろみから浮かび上がるように目を覚まし、意識を取り戻した彼女たちが目にしたのは、高い天井の上できらきらと輝くシャンデリア。
 柔らかなベッドの心地よい触感に困惑しながらも体を起こすと、三人のマジシャン・ガールを見下ろす二人の男と目が合った。

 「――召喚は成功したようだな?」

 「はい、滞りなく。記録珠はいかがなさいますか、旦那様」

 「ボクの自室に置いておけ。必要になる」

 「そのように……」

 ひとりは杖を持った黒いローブの男。こちらはすぐに踵を返してその場を立ち去った。 
 残った男は――。

 「ひっ……!? な、何っ……誰よ、あなた……っ!!?」

 恐怖に声を裏返らせたアップル・マジシャン・ガールの問いかけに、男はにったりと笑って答える。
 でっぷりと太って腹の出た横長の肉体。贅肉のこぶを二つくっつけたような頬。細い目と、肉厚の唇。
 
 「もっちろん……キミたちを召喚した『ご主人様』だけどお……? うひ、ふひひっ、かわいっ、かわいいね、三人ともぉ……!」

 まさしく贅肉の塊と言わんばかりんのその体が、のっそりとベッドの上へ乗り出してくる。
 見慣れぬ部屋。三人の女と男が乗っても尚余裕のある広々とした巨大なベッド。そして、同じように目の前の男に嫌悪感と恐怖を抱いている、見慣れた二人の顔。
 自分たちを『召喚』したと説明したその贅肉の男は、下着一枚纏っていない全裸であった。

 「主人――召喚……!? わ、わけわかんないこと言わないで、私の主はお師匠さまだけです……!!」

 ふるふると首を横に振って叫ぶように訴えるチョコ・マジシャン・ガール。
 にたりと笑っていた分厚い唇をぴったりと閉じて、男の顔が彼女の方を向く。

 「そ、そうよ、あなたが誰かは知らないけれど……何のいたずら? どうしてあたし達、こんな場所にいるわけ……っ??」

 それに続いてレモン・マジシャン・ガールも怯えをごまかす形で声を発する。
 男は、ふうと息をひとつ吐き。

 「『名乗れ』」

 こう、と右手を淡く光らせて、一言命じた。
 

 「「「ひぎっ…………!!?♥♥」」」


 同時に、三人の体がびくんと跳ねる。腹部にはハート型を模した紋章が浮かびあがり、同じように淡いピンク色を放ち始めた。
 そして一人ずつ、苦しげな喘ぎ声を交えながら。

 「ぁ゛……っ♥ アップル……です……っっ♥」

 「レ、レモンっっ、レモンと申じ、ますっ……!♥」

 「っっ♥♥ チョコ、です…………っ、ん゛ぃっ……!!♥」

 三人の少女の名を聞き、ベッドの上で膝立ちになっている男は満足げに笑顔を浮かべた。
 
 「んっふふふ……♥ アップルたん♥ レモンたん、チョコたん♥ すっごく美味しそうでかわいい名前♥ ちゃあんと覚えたよ……ご主人様の前じゃあ、真っ先に自分の名前を名乗るのが礼儀ってモンだからねえ……♥」

 右手の光が消えると同時に、彼女たちの淫紋の光も消え失せる。
 ぜえぜえと息を切らしながら、四つん這いの姿勢でアップルが男の顔を見上げ、睨みながら問いかける。

 「なっ――、んなの、いったいっ……!! アタシ達に、何したのよ、アンタっ……!!」

 反抗的な態度に男は再び笑顔を消すが、頭の中で判断を切り替え、下卑た笑みでアップルを見下ろして答えた。

 「言ったでしょ、『召喚魔法』。この世界から観測できる異世界から、人間を召喚してくる儀式だよ♥ 準備にバカみたいな量の金と魔力が必要な魔法だけどぉ……それを用意できる高貴な身分なのが、ボク、ってわけ♥ 反抗されちゃ困るから、魔法陣にもちょいっと一工夫を入れてみたんだけど……ちゃあんと馴染んでるみたいで、よかったよかった♥」

 異世界。召喚。まるで聞き馴染みのない単語だったが、三人には感覚でそれが理解できた。できてしまった。
 空気中にみっしりと詰まっている、だが全く肌に馴染まない形の魔力の実感が、自分たちが『元の世界』とは別の場所にいるという証拠であり。
 突拍子もないその言葉を理解できてしまったが故に、アップルは吠えるように怒鳴った。

 「ふ、ふざけないでよ、何ソレっ……!? 意味わかんないっっ、帰してよ!? 気持ち悪い裸なんて見せないで、近寄らないでよデブっ!! ほんっとにサイアク、キモいキモいキモいっっ……!!」

 四つん這いの姿勢から後ろに身を引き、ぶんぶんと首を振りながらずりずりとベッドの上を後退する。
 そのアップルの姿を、冷や汗を垂らしながら心配そうに見つめる二人。
 明確に拒絶する姿勢を止めようとしないアップルに向けて、男は歯を見せてニッタリと笑った。

 「うん、決めた」

 「……は…………っ??」

 こう、と再び右手が光る。呼応し、今度はアップルの淫紋だけが光る。
 ひッ、と恐怖に声が漏れるアップル。今度は何を口にさせられるのかと思った瞬間、自身の両手が自身の胸元へと運ばれていくことに気づく。
 そして。


 「アップルたん、君、ボクの『便器』に決定ぃ♥」

 
 「……ゃ、いや、いやっ、やだやだやだやだぁぁあっ!!?」

 “ぶるんっっ♥♥♥”

 必死にその行いを拒む言動とは裏腹に、従順に動く両手が、アップルの乳房をまろび出させた。
 目の前に現れる乳房に釘付けになり、じゅるりと舌なめずりをする――『主人』。
 彼は固く勃起した先走りまみれの自身の肉棒をじゅこじゅこと扱きながら、鼻息を荒くしてアップルの乳房に顔を近づけ……べろり、と一舐め。

 「んっっひぃぃぃいいぃイイぃいイいいいッッ!?!!!?♥♥♥」

 豊満な乳房の側面、横乳を軽く舌で撫でられただけ。
 たったそれだけの刺激でアップルはビクビクと腰を痙攣させ、それどころか、乳首の先端から一滴、ぴゅるっ♥ と白い液体を噴き出してしまう。
 親友が見せる尋常でない様子に、思わず声を漏らすレモンとチョコ。男は、ちゅうっ♥ ぢうっ♥ と何度かアップルの乳房にキスをして、その度にビクンビクンと強烈な快楽に悶えるアップルの姿を二人に見せつけてから、ぽつりと話し始めた。

 「……この領、みぃんなボクのモノなんだけどさ? 住民の女の子のおっぱいが、みーんなちっちゃくてさ……ボクはもっとおっきくてエッロいおっぱいの女の子を迎えたいのに、なかなかいないから――キミたちを見つけたときは、ホンットに嬉しくなっちゃって♥ そうそう、欲しかったのこういうおっぱい、このおっっきなおっぱい♥ ってなっちゃって……だからね?」

 「〜〜〜〜〜〜ッッ♥♥♥」

 乳首だけを責めてもらえない、話しながらの片手間に行われる唇での愛撫。
 食いしばった歯がかちかちと鳴り、ぴゅっ、ぴゅくっ♥ と噴き出る液体――母乳の量はどんどん増していき。
 垂れたそれをぺろんと舐めとり、よく味わってから、男は今ここに呼び出された彼女たちが何なのかを説明した。


 「キミたち、三人♥ みーんなボクの……『おっぱい奴隷』っ♥♥」


 *


  「やだっっやだやだやだああああっっ!!!♥♥ 揉むな吸うなっっしゃぶるな舐めるなああああぁあああっ!!!♥♥」

 広々とした一室に置かれた、巨大なベッドの上でアップルが叫ぶ。
 その様子を見せつけられる、同じくベッドの上で腰を下ろしている――抜かしている――レモンとチョコ。

 彼女らを召喚した貴族の男は心底嬉しそうに正面からアップルの乳房を揉みくちゃにしつつ、横から下から上から、その乳肉に舌を這わせて溢れ出た母乳を舐め取って味わっていた。

 「んー……淫紋の効果はかなりエグめに設定したんだけどなあ……? そんなにボクのこと嫌? ちっちゃいおっぱいの女の子に媚び媚びされるのに慣れてた身としては結構傷つくなあ……」

 「いやに、決まっでる、っでしょ……!!?♥ っいきなり知らない男におっぱい見られて、舐められてっ、触られてぇ゛っ……!! 喜ぶ女の子、なんかっっ、ぃるわけ――!!」

 こうん、こうんと断続的に光る淫紋がもたらす破滅的な快楽に悶えながらも、目の前の男に対する嫌悪感だけで拒絶の姿勢を保ち続けるアップル。
 気持ち悪い、離れろ、キモデブ、やめろ――そういった罵倒と拒絶の言葉には確かな快楽が混じってはいれど、受け入れる姿勢は微塵も見せる気配がない。
 けれど男は、そんな様子も想定済みと言わんばかりに――むしろ愉しみながら、じゅるじゅると乳首以外の部分に吸い付いては離れを繰り返し、フウと一息ついて、母乳の味に満足した様子を見せて。
 
 「ひどいなあ、アップルたん♥ これからずーーっとボクにおっぱいごちそうし続ける奴隷だっていうのに、そんな態度取っちゃって……♥ ……後悔しても知らないぞ?」

 とん、と淫紋の浮かぶアップルの腹部に指を置き。
 ぐり、ぐりゅっ、と押し込んで、刺激を与え――そこに刻まれている淫紋の内容に、変化を加える。

 「はぇ――――っ?」

 ちかっ、と頭の中に走る電気信号。静電気のように凝縮された一瞬の快楽が、アップルから思考を途切れさせる。
 触れられているお腹の向こう側、内側に小さな違和感を与えられた直後、スッと指がお腹を擦り。
 ぱきんと二つに割れたハートの淫紋が、片方ずつアップルの体を昇っていき――胸を包み、その先端へと凝縮されていく。

 「へ――えっ、ぁ……えっっ」

 一見すれば消え失せた淫紋。けれどもそれは、ただ目立たなくなっただけであり。
 鮮やかなピンク色をしたアップルの胸の先、乳首だけに集中して宿ったそれに、ぽう――と光がともった瞬間。


 「ぁえ゛っっっっ」


 “ぶっっしゃあぁぁああああああっっっ♥♥♥ ぴゅるっ、びゅぐっっ、ぶびゅーーーーっっ♥♥♥”

 一瞬、濁った声が腹の底から押し出されて。
 えび反りになったアップルの体がガクガクと今まで以上に激しく痙攣すると同時に、乳首の先から噴水のように母乳が噴き出した。
 乳首が射精するかの如く噴出した濃厚な母乳はボタボタボタッとベッドの上に降り注ぎ、部屋中にミルクの香りを充満させていく。
 甘いミルクの香り。目の前でとてつもない絶頂と噴乳を見せたアップル。レモンとチョコはただただ愕然としたまま、こくりと喉を鳴らした。

 「ぉ゛っっ――ぉおおぉおおおぉっっ♥♥♥ ぁ゛ぁ゛ぁあぁあああああああああッッ♥♥♥ あ゛ーーーーーーーっっっ♥♥♥」

 先程まで何度も罵倒の言葉を叫んでいた口から、嬌声と悲鳴の入り混じった叫び声が放たれる。
 とめどなく溢れる母乳はアップルに許容できる範囲を優に超過した快楽を与え続けており、痙攣で持ち上がった股間からは『ごっぷっっ♥ どぷっっ♥♥』とねばついた愛液が溢れ出てきている。
 その様子を至極愉悦といった様子で鑑賞しながら、男はアップルの股間から下着を取り去り、そこに自らの肉棒をぐちゅりとあてがった。

 「うっひひひひひっ、かわいいぃっ、すっっごくかわいいよ、アップルたん♥ おっぱいイきまくってヤバいね♥ 気持ち良すぎてブッ壊れちゃいそうだねえっ♥ 大丈夫、ちゃあんと守ってあげるから――ねっ?♥」

 ――ぱちん、と指が鳴る。
 壊れた蛇口のように乳首の先から噴出していた母乳が、ぴたりと止まり。
 重い重い痺れのような絶頂の余韻を残す自分のおっぱいを見下ろして、唾液を垂らしながらアップルはただ混乱した。

 「へっ、へっ??? なん、なんでっっ、なに、いま、何、おき――ん゛ぉおおっっ!!?!?♥♥」

 突然止められた絶頂。無防備なところを不意にぎゅんむぅうっと揉み潰されるおっぱい。
 ばちんと再び強烈な快楽がアップルの脊髄を通っていくが、その快楽の大きさに対し、絶頂が――来ない。

 「あっ、あっ、あっっ??♥♥ なに、なんなのごれっ、なに、やだっ、なんでっっ、なんでえっ!!?!?♥♥」

 “むにゅうっ、むにゅうぅうっ、もみ、もにっ……♥♥”

 「あ゛ーーーー……♥ アップルたんのおっぱい、揉み心地最高♥♥ ぅへ、へへ、気づいた? 気づいたよね? そ、淫紋を書き換えて、子宮からおっぱいに移動させたんだあ……♥ これからアップルたんのおっぱいは、マンコを弄られるよりむにゅーって揉まれるほうが数倍気持ちいい、ドッスケベな性感帯♥ しかもしかも、おっぱい弄られるだけじゃ絶頂できないオマケつき♥♥」

 「へ――っっ?? ぜっちょ、ぅ、できない……? …………イ……けない…………っ??」

 「そ♥ パーになった頭でよく理解できたねアップルたん♥ ……ごほう、び♥ んあ――♥」

 がぱあ――っ、と男の口が大きく開き、肉厚な唇がアップルの乳房に迫り……ぱくり、と乳首が口内へ納められる。
 じゅるっ、じゅるるるるっっ、と舌で乳首を転がしながらおっぱいを吸い上げられた、その瞬間。
 ぎゅっとキツく絞められていた蛇口の栓が、一気に開く。

 「ひぃいぃっっィぎいいぃいいぃいぃいいいいっっっ!!?!!?♥♥♥ イぐイぐイぐイぐっっイっっぎううううううぅぅうっっっ!!?!?♥♥♥」

 ぶしゃああああっっ、と再び噴き出た母乳は、今度は主人の口内へ流し込まれ、遠慮なしにごきゅごきゅと飲み下されていく。
 飲まれている。吸われている。ずっとずっとその周囲だけを責められ続けていたのに、はじめて受けた刺激が、あまりに強烈な授乳。
 乳首に宿った淫紋はアップルの絶頂を禁じ、その解除の鍵を持つのが、さんざ罵って拒絶した目の前の男。

 「ごきゅっっごきゅっっごきゅっっ♥♥ ぶはっっ♥ あーーーー美味しっっ、アップルたんのおっぱい美味しいぃっ♥♥ これでわかったよねえ、アップルたん♥ もうアップルたんは二度とひとりでイけません♥ ご主人様に媚びて媚びて、『おっぱいどうぞ♥ しゃぶってくださいお願いしますっ♥』ってしないと、ぜーったいに絶頂できないんだよぉ♥ おっぱい奴隷になれた感想、ホラどーぞっ♥」
 
 「ひっ、ひっ、ひぅっ、ひぅっっ、ふーーっ、ふーー……っっ!! っ、ごめ――ごめん、なさいっ……あゃま、あやまる、がら……っっ!!」

 「ん…………? なに? なんて?」

 「あやまる、あやまります、から、アタシが悪かったですっっ、さっき言ったこと、っぜんぶ取り消すから……!!!」

 濃紺の髪をぶんぶんと振り乱し、涙を流してぐちゃぐちゃの顔面で必死に訴えるアップル。

 「おっぱい元に戻してほしい? …………じゃなくて?」

 その訴えが何なのかを、知り尽くしている主人は。
 彼女のそれとはまるで正反対の感情が込められた唾液を口の端からこぼしながら、続く言葉を待った。


 「おまんこっっ!! おまんこイカぜてえぇええっ!!!♥♥♥ さきっぽぐりゅぐりゅやめでっっ、おがしてくださいいいぃいいっっ!!!!♥♥♥」


 “ぐりゅっっ……♥ にぢゅっ♥ にちゅっ♥ ぐちゅっ……♥♥”

 絶えず愛液をどぷどぷと垂れ流す膣口を、あてがわれた硬い肉棒がわずかな出入りを繰り返していた。
 それがたまらない。それが耐えられない。膣の奥に作られてしまった『スイッチ』を、押してほしくてたまらない。

 ――淫紋がもたらす絶頂の許可は、胸と膣で、別にあり。
 胸は乳首をしゃぶられ、膣は子宮口を叩かれなければ解除がなされない。
 おっぱいをしゃぶられるだけではおっぱいでしかイくことができず、尋常でない疼きが膣に募り。
 肉棒を挿入されて膣を使われるだけでは、胸に溜まっていく母乳を噴き出すことができない。

 「…………ぅひっ♥」

 その懇願を、笑顔で受け止める主人。
 ぐぷり。鈴口だけでなく、カリ首まで亀頭がアップルの膣にねじ込まれて、そこで止まる。

 「わかった?♥ アップルたんは『便器』♥ おっぱいミルクサーバーと肉オナホまんこつきの、ボク専用お便所♥ もうおっぱいもマンコも、アップルたんのものじゃありません♥」

 そう説明するのは、アップルに対してだけでなく。その様子を愛液を溢れさせながら見つめる二人、レモンとチョコにも向けてのもの。
 忠告、そう言い換えることもできる。自分は主人であるが故に、『このように使う』ことができるのだと。
 従順と反抗、どちらを選び、どう扱われたいかを考えろと、暗に彼はそう言った。
 
 「はい――はいっ、はい、アタシは便器でずっ、っっごしゅじんざま専用のおっぱい奴隷です、おっぱいもまんこもご主人様のものでッッえ゛ずッッッ!!?!!?♥♥♥」

 「ぁごめっ、もう我慢ムリっっ♥♥」

 “ずにゅっっっ♥♥ ――ばっぢゅんっっ!!♥♥”

 「ん゛ぃ――――ッッ!!! ぃ゛ぃいいぃいいぃいぃ――――ッッッ!!!!♥♥♥」

 もはや声にもならない嬌声を押し出して、アップルはガクンと悶えた。
 そのあばらを挟むように両手でわし掴み、ばぢゅんばぢゅんと一切の遠慮なく腰を打ち付ける主人の動きは、到底セックスやまぐわいなどという生易しいものではなく。
 性処理のために道具を、大きくやわらかな疑牝台を使うかのような力強さであり。

 「おおおぉおおっっ♥♥ 便器マンコめっちゃくちゃ具合いいっっ♥♥ おっぱいの感触オカズにしながらっ、マンコキオナニー最ッ高……!♥♥ んむっっじゅるるるるるっっ!!♥♥」

 「ひぎッッ!!!!♥♥ ん゛ひぃぃぃぃいいいいぃぃいいいッッ!!!♥♥♥」

 ずぢゅんずぢゅんと膣奥を突き上げられながら、ばるんぶるんと円を描いて揺れる乳房をわし掴まれ、またしゃぶられる。
 おっぱいを吸われ、飲まれながらの性欲処理。授乳を強制させられながらの、マンコの使用。
 
 絶頂を禁じられるのも苦しい。絶頂をさせられ続けるのも苦しい。
 苦しい、苦しい、ただ苦しい、快楽が苦しい、苦しいという快楽が、アップルの子宮と脳を支配していく。
 快楽という洪水を肉体というダムが受け止めて、こぼれ落としながらも五体の先まで快楽が満ちていく。
 おっぱいとマンコを使われるだけの、人の形をしたモノであるという実感が、何もかもを奪い去っていく。

 「あーーーっっ出る出る出るっアップルたんに最初の中出しブチ撒けるっっ!!!♥ ぅっお…………ぉほ……っ!!♥」
 
 ひときわ強く、ばぢゅんっっと音を鳴らして腰と腰を密着させた、瞬間。

 “ぶびゅるるるるるっっ、びゅぐるるるるるっ――ぶびゅぅぅううっ…………!!”

 「ぉ゛……………………っっ♥♥♥」

 びちびちと膣奥で肉棒の先から濃厚な精液が放たれ、膣内を埋め尽くしていく。
 アップルの結合部からドポドポと溢れ出たそれを見た瞬間、チョコとレモンはまったく同じものを連想する。
 精液というより、熱で融けたチーズのような、あまりにもドロリとした白濁の液体。
 
 「ふーーっっ……気持ち良かった……♥ もっと使いたいけど、あと二人控えてるしなぁ……」

 何の気なしに彼が口にする言葉に、心底ひやりとした恐怖で震えたのはチョコ。
 ずるりと引き抜かれた肉棒はすぐさまそそり立ち、彼の腹をべちんと叩く。アップルの膣は精液で塞がれ、こぽこぽと溢れ出ていながらも、その奥が見える様子は全くない。
 
 「……次、どっちにしようかなあ? チョコたん、かぁ……それとも……? はむ……♥」
 
 行為を終え、意識を手放したアップルのおっぱいについでと言わんばかりに吸い付く主人。
 絶頂の禁が解かれて母乳が噴き出ると同時に、意識のないアップルの体もびくんと跳ねる。
 
 「…………あたし」

 「……んっ?」

 その様子を見ながら、小さく手を挙げて名乗り出たのは、レモン。

 「あたし、に……シて、ほしい、ですっ…………♥ ご主人様っ……♥」

 必死で作った笑顔はひきつっており、主人に媚びる以上に、『アップルのようになりたくない』という必死の思いが浮かび上がっている。
 心配と困惑の表情でおろおろと怯えるチョコは、淫紋に命じられることもなく、自ら胸をはだけさせるレモンの姿をただ見ることしかできず。

 “ぐぃ…………ぶるんっ♥”

 「っ、だから、その…………」


 「めいっぱい、めいっぱい優しく、してほしい……なっ? …………っ、ダーリン……?♥」


 レモンは自らを召喚した主人に、自身の乳房を差し出した。

 「…………っ♥ いいよ、シよっか、レモンたん……っ♥」

 その姿に、まさに満悦といった表情で主人は答えた。


 *


 「おっほおぉぉ……♥ 絶景だなあ、こりゃ♥ ずーっと憧れてたんだよねえ……デカパイの女の子の、膝枕っ♥」

 「ぁ、あははっ、喜んでくれて嬉しいなあ、ダーリンっ……! めいっぱいあたしの……ぉっ、ぱい……た、楽しんで、ねっ……?」

 巨大なベッドの上でぺたんと座ったレモン、その太ももの上に頭を乗せる貴族の男。
 ひきつった笑みで彼の頭と腹を撫でながら、レモンはまるで野生の獣でも相手にしているような気持ちを覚えていた。

 この男が外見だけの存在であれば、嘲笑って蹴り飛ばしでもしたものだが。
 ベッドの隅に追いやられた親友、おっぱいに淫紋を焼き付けられて母乳を噴き出すまでに改造させられてしまったアップル・マジシャン・ガールの姿を見れば、反抗する気持ちなど簡単に消え失せた。
 ぱかんと開いた両脚。股間からごぽごぽとあふれる愛液と精液。断続的にびゅっびゅっと噴いている母乳。
 到底少女が、人が見せていいものでない姿を晒す彼女の姿が嫌でも目に入ってしまう。彼女をそんな体に仕上げてしまったのは、他でもないこの男だ。

 「もっちろん♥ たぁっくさん楽しませてもらうからねえ、うひひ♥ ……えいっ♥」

 男はレモンの乳房の下で下卑た笑いを口にして、たっぷりと肉のついた手で、レモンの乳房をぎゅむぅっと乱暴にわし掴んだ。
 たぷん、だぷんっと揺らし、揉んで、アップルのそれとはまた違った感触に没頭する男に対し、レモンは一瞬不快感を声に出しそうになったが、なんとかそれを飲み込む。
 この大きな胸のおかげで顔が見られなかったのは、不幸中の幸い……そう考えながら。
 
 「っ……! ゃ、やんっ、ダーリンったらあ……っ♥」

 作り笑いを保ちながら、さながら付き合いの長いカップルでも演じるように声をあげてみせるレモン。
 膝にこの男の頭を載せるのも、乳房を晒すのも触れさせるのも不快極まりないが、従いながら男の欲求を満たしてやらねば何をされるかわかったものではない。
 自分と、あとに続かされるであろうチョコの身を案じ、レモンは不快感を押し殺しながら男に体を委ね続けた。

 (落ち着けぇ、我慢しろぅ、あたし……!! 大事なおまんこ犯されるよりマシ、抱き潰されたり、あの気持ち悪い口にキスされるよりはマシ、だから……!!)

 「…………ぁの、あのね、ダーリンっ? あたし……シてみたいことあるんだけど、いいかなっ? っっ……♥」

 目の前にあるおっぱいを夢中で揉みしだき、弄んでいた男は片手間にコリコリとレモンの乳首をしごきながら答えた。

 「んんっ? 何かなあレモンたん? 言ってみて?」

 財産や血筋を目的に自分のもとへ嫁ぎたがる女たちとは違い、彼女らは自分が強制的に連れてきた女である。
 先程のアップルのように反抗する意思を見せるならわかるが、そうではなく、したいと言うものは何なのか。
 こちらの意志と少しでも違っていれば、右手を淫紋に押し付けるつもりだった……が。

 レモンは意を決して自分の乳房を持ちあげて、ぎゅっと乳首をつまみ、それを男の口元へ向けた。

 「ダーリン……おっぱい、好き……だよね? っ、だからさ……あたしのおっぱい、ちゅーちゅーしながら……」

 そして、もう片方の手は、ガチガチに勃起して腹の贅肉にべたんと張り付いている、親友の愛液と男の精液にまみれた肉棒へ。
 ぎゅっ、と一思いに握った瞬間、びくりと跳ねたおぞましさに離しそうになるのを堪え。

 「っ、ここ……気持ち良く、なって、みたく……ないっ?」

 男が見せていた、胸への異常な執着。そして性欲。両方を満たすにはどうすればいいか、そう考え。
 できるだけ自分の体への負担が少ない方法としてレモンが選んだのが……提案したのが、この形。

 「ぉ……おっほぉ……♥ いいねっ、いいねぇ、そういうの大好きだよボク♥ レモンたん、最高ぉ……♥」 

 それは奇しくも男がさせようとしていた、望んでいたプレイと同じ形であり。
 授乳しながらの手コキというプレイは、おっぱいに甘えたい欲求も肉棒への刺激も満たしたい男にとって、この上ない提案だった。

 「ほ、本当っ? ぅ嬉しいな、喜んでくれてよかっ――――ひっ……!!?♥」

 「はぶっっ♥♥ じゅるるるるるぅうぅうっっ♥♥」
 
 形だけの感謝を示すより先に、堪え性の無い男の口がレモンの乳首にしゃぶりつく。
 口をつけていない側の乳房への愛撫も欠かさず、乳肉を下から持ち上げるように、撫ぜるようにすりすりもみもみと刺激しながら、一心にレモンの乳首を味わう男。

 (っっ気持ち悪ぅ…………っ!! っけど我慢、我慢よあたし、こいつのこと手とおっぱいだけで満足させられるんなら、安いもんなんだから……!!)

 視界にはぶるぶると恐怖しているチョコと、ようやく痙攣が収まり、失神した体勢のまま母乳をぴゅっぴゅっと噴いて眠っているアップル。
 アップルのようになりたくない、アップルの二の舞にさせたくない、だからめいっぱいこの男にはあたしで満足してもらう他ない。
 その気持ちから行われる肉棒への愛撫は、それこそ愛するダーリンへ行うような、細い指をにゅるりと纏わせて行う優しい手コキ。

 “ちゅこっ……ちゅこっ……♥ にぢゅっ、にちゅっ、ぐちゅっ♥♥”

 「ふーっ♥ ふーっ♥ じゅるるる……れろれろっ♥ 上手だね、レモンたんっ……すっごく気持ちいいよぉ♥」

 「ほ、ほんとっ? よかったわダーリンっ、もっといっぱいおっぱいに甘えて、おちんちん気持ちよくなってね……♥」
 (そんでカラカラになるまで射精してさっさとダウンしてねっ、キモブタのクソ野郎ぉっ……!)


 ……自身が望んでいたプレイを、言わずとも提案という形で示してくれたレモンに、男は小さくない好印象を受けた。
 こちらの要求を拒むことなく、むしろ希望を率先して叶えようとしてくれる健気な姿勢に対するいびつな感謝が、吸い付いた乳首への愛撫に表れる。
 分厚い唇でねぶり、舌の表面でざりざりと乳首を刺激し、先端でぐるぐるちろちろと固い乳首を弄ぶ。
 力任せにじゅるじゅると吸いつくす勢いだったアップルへの態度とは、まるで正反対の愛情に満ちた愛撫。

 「……っ♥ んっ、あ…………っ♥ ぁ……っっ♥」

 (や、やば、こいつっ……おっぱいしゃぶるの上手っ……♥ 淫紋のせいで、変な声……出ちゃう……♥)

 男は授乳に夢中であり、淫紋の力を行使する余裕はない。
 レモンの腹部に光は灯っておらず、故にレモンが感じている快楽は、正真正銘彼女自身の体が感じているもの、であるが。
 彼女にとってはそうではなく、こんな状況でこんな男に、胸だけで感じさせられるはずがないという疑念が、淫紋の存在を都合のいい建前としていた。

 ――淫紋のせい。体を改造されているせい。だから、だから…………。


 「っあ、ん……んんんっ♥♥ だ、ダーリンっ、もっとやさしくっ……んんんっっ♥♥ 乳首、感じすぎてヤバいっ、ヤバいから……あっ♥♥」
 (淫紋のせいっ、おなかのコレのせいぃっ♥ だから、だから喘ぐの仕方ないのっ♥ こいつ喜ばせるためだから♥ あえて♥ あえて気持ちいいフリして……っ、気持ちい、おっぱい気持ちいいぃ……っ♥♥)

 「ぢるるるるるる♥♥ じゅっぷ、ちゅっぷ、べろべろべろっ、っぢうううう♥♥ うひ、ごめんねレモンたん♥ でもレモンたんの体がいけないと思うなあ……ボクはこんなに、優ぁしくしゃぶってあげてるのにぃっ♥ かぷ♥ ちゅうぅぅぅぅ…………♥♥」

 「あ゛ーーーーーっ…………♥♥ 嘘、絶対嘘っっ♥♥ おっぱいやばいもんっっ♥♥ ぜったい悪さしてるうぅうっっ♥♥ やさしくって言っだのにぃぃぃいいっ……♥♥」

 少しだけ乳首から口が離れた瞬間に現れる、固く勃起したレモンの唾液まみれの乳首。
 ねっとりとした唾液でてらてらと光り、元々の鮮やかなピンク色が蛍光色に近づいた、先ほどまで自分が舐めしゃぶって堪能していたおっぱい。
 口を休めるために離したそれを目の前で見つめると、しゃぶりたいという欲求はぐんと強まり、結果として休ませることなく授乳を強制させる形となる。

 揉んでいるだけだったもう片方の乳房への愛撫も、いつの間にか乳揉みから乳首責めへとシフトしていた。
 かりかりかりかり、くにくにくにくに――。口に収められていないことがもどかしいと言わんばかりにその乳首も固く勃起しており、両乳首を執拗に責め立てられながら、快楽によって体が強張るレモンの手コキにも必然的に力が入る。

 “ぎゅーーーっ……♥♥ にっぢゅ、にっぢゅ、ぐっぢゅ、ぐっぢゅっ♥ ……ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅっ♥♥”

 「おぉぉぉぉっ……♥ レモンたんの方こそっ、おちんちん刺激強すぎだよぉ……♥ もっと甘やかしてくれないとっ、ボク……本気になっちゃうよぉ……♥」

 「え、えっ、それは駄目っ、本気になったらあたしつぶれちゃうっ!?♥♥ ただでさえ淫紋でおっぱいの感度ヤバいのにぃ……っ!!♥♥」

 「べろべろべろべろぉ……♥ ……んっ?」

 「へ…………?」

 互いに互いを愛撫している最中、不意に漏れた言葉に二人が同時に反応する。

 「……淫紋? 今使ってないよボク、おっぱいしゃぶるのに夢中だもん?」

 「え……えっ、嘘……や……そんなことっっ」

 「じゃあ――使ってみよっか♥」

 「へ――ッ!!?」

 こう、と男の手が光り、アップルにしたように、ぎゅう――っ♥ とレモンの腹部に指が押し当てられた。
 同時にレモンの体に走ったのは、アップルが感じた静電気のような強烈な快楽ではなく……じんわりと暖められるような、ぽかぽかした快楽。
 その熱は体全体に宿るとともに、レモンの胸全体が際立って暖まっていく。

 「やだ、やだやだやだっっ、ぁあたしは便器じゃなくて、ダーリンの――っっ」

 「ボクの? なあに、レモンたん♥」

 「ぇと、かっ……カノジョ、っそう、おヨメさん……てきな……立場に……おさまりた……ぃっっ??♥♥」

 「カノジョ……彼女♥ いいねえそれ♥ 採用っ♥」

 言いよどみ、とっさに出た、便器よりは扱いがマシな立場。
 口にしたそれを男が気にいったのは、レモンにとっての幸か不幸か――淫紋に与えられた新たな効果は、便器に刻まれたものよりも。

 「……カノジョ……彼女っ?? ぇ、あっ待ってダーリンっっ、今あたしのおっぱいマジでヤバい、か――りゃっっ!!?♥♥♥」

 「ぁーーーっむ♥♥ あらひゃめてっ、カノジョのおっぱい♥ いららきまーっふ♥ っぢゅるるるるるるる……!!♥♥」
 
 「あ゛っっ…………♥♥♥」

 文字通り。
 『愛情』に、満ちたもの。

 (おっ――ぱい、あつい、おっぱいあついっ、きもちいいけど、きもちいい以上になんかっっもっとヤバいのっ来そ……うっっ……!!?♥♥ あ、あっ、ヤバ、ほんとにヤバ、なんで、あたし何でっ、こいつのこと――♥♥)

 「んっぢゅぅぅぅうう♥♥ ぢゅるるるるる……ぢぅぅぅぅぅううう…………♥♥ レモンたん♥ レモンたんっ、ボクのカノジョ♥ レモンたん♥♥」

 「ぁ♥ あんっ、ぁ、んっっ♥♥ んぅ♥ なまえ、名前呼ばないでっっ、あたまびりびりして、やばい――っっ♥♥」

 胸の先端に集中し始める、淫紋から流れてくる熱。胸の奥と子宮に弱い火が灯るような感覚と共に、びりびりとした甘い痺れが脳にも届く。
 無意識にレモンは、男の肉棒をぐちぐちと扱きながら、自分の乳にしゃぶりつく頭の後ろをぎゅっと抱きかかえていた。
 抱き寄せて、もっとしゃぶりやすいように支えてあげて、そして。
 頭を、優しく、やさしく撫でていた。

 「レモンたんっ♥♥ ボクのカノジョ♥ だーーーいっっ好き♥♥ 好き好き好きっ、レモンたん大好きぃ♥ ぢゅるるるる、ぢゅーーーっ♥♥」

 「待っって待って待ってっっほんっとにヤバいっ♥♥ おっぱい吸ってもらって好き好きはっっ♥♥ あたし――ぉ♥♥ オチ、るっ…………♥♥♥」

 喉の奥でぎりぎり圧し留められている感情。淫紋から絶えず流れてくる熱の正体。
 もたらされる快楽で開いてしまっていた心の隙間に、それらは容赦なく流れ込んでくる。
 一時の勘違い程度に抱くような想いが、淫紋の力と、男の――彼の愛撫によってこじ開けられて、押し広げられていく。

 そうして完全に決壊寸前となってしまった理性の蓋からは、その感情が母乳という形を伴ってこぼれ出た。

 “しこしこしこしこしこしこしこっっ、ぐちぐちぐちぐちぐちぐちっっ♥♥ ……ぷしっ♥ ぴゅる♥”

 「んふっっ♥♥ もっと♥ もっと味わわせてっ、レモンたんのミルク、ボクにもっと飲ませろっ♥♥ はーーっむ、んっぢぅぅぅううぅぅううう♥♥♥」

 “もみもみもみもみっっ、っぎうぅぅぅうぅうううううう…………♥♥♥”


 「あ゛ッッ♥♥♥」
 

 彼の肉棒を懸命に扱きながら、母乳を数滴噴き出した乳首に強く吸い付かれ、もう片方を指で思い切りつねられた瞬間。
 レモンの頭にはばちんと強い快楽の電撃が走り、それがレモンからあるべきだった理性を消し飛ばした。

 だらしなく口を開け、ぎゅるんとハートを浮かべた瞳が上を向く。
 瞬間、レモンの心に押し寄せた快楽の濁流。
 とめどなく溢れる母乳と、それを飲まれる快楽と、それがもたらす、女として満たされる快楽。

 “びゅーーーーっっっ♥♥♥ びゅるるるるぅうううっっ♥♥♥ びゅぅぅぅうううううっっ……♥♥♥”

 「あ゛ーーーーーーーーーーーーーッッ♥♥♥ あっあっあっあっ、あっ、あ゛ッッ♥♥♥ はぁぁぁぁぁあぁぁああっっ……♥♥♥」

 「んぶっっ♥♥ んっぢゅっ、ぢゅぅぅぅうっっ、ごくごくごくごくっっ、ごきゅっ、ごっきゅっっ♥♥」

 強く強く彼の頭を抱きしめて、自分のおっぱいを吸わせて、飲ませて。
 激しく扱き立てていた肉棒の絶頂を、ぎゅっと握った手のひらの感触で味わう。
 びゅぅぅううううっっと噴き出るあの融けたチーズのような精液。それを握った手で受け止め、纏わせ、よく絡ませて、絶頂後の余韻に浸る彼の肉棒にさらなる刺激を与えてあげる。
 
 「好っっっきぃ…………♥♥ ダーリンっ大っ好きぃ…………♥♥♥ もっとっ♥ もっと吸って、もっと飲んでっ、あたしのおっぱい飲んでっ……♥♥」

 喉の奥に圧し留められていた感情が、口をついて溢れ出る。
 好き。大好き。愛してる。そうした恋慕の想いが、ぐつぐつと煮えたぎって母乳とともに噴き出ていく。
 気持ちいい。愛を口にしながらおっぱいを噴いて、それを大好きな彼に飲んでもらえるのが気持ちいい。
 あたしのおっぱいを飲みながら、おっぱいに興奮して射精してくれるのが、うれしくてたまらない。

 (これ……っ、はぁ…………♥ 淫紋っ、の、せい…………だからぁ……♥♥ だから、だから……っ♥)

 「っし……♥ しかたない……♥ しかたないの………………っっ♥♥」

 自分に言い聞かせるように、そう口にするレモン。
 その視線の先には、アップルの痴態を見ていた時以上に恐怖に満ちた顔をしたチョコ。
 あれほど嫌がり、引きつっていた顔が、今は蕩け切って形もない。
 その変化を、推移を、ただ見せつけられたチョコ。

 ――濃密であれど、数時間にも満たない短時間で。
 二人の親友が、この男の餌食になってしまった。女に、『もの』に、なってしまった。

 「…………レ……モンっ、ぁ、アップル…………」

 「っ、大丈夫、大丈夫だからねっっ♥♥ ぁ、あたし、頑張るから、ねっ……♥♥ だから……ぁっ♥」

 大丈夫。頑張る。つい先ほどまでであれば、きっと自分に言ってくれているのだろうと思える言葉。
 私の負担をかわりに肩代わりしてくれるのだと、そう言っている風に聞かせてくれる言葉は、もう。


 「うんっ、うんっ♥ ボクもがんばるよぉっ、レモンたん♥ レモンたんのおっぱいのおかげでっ、すっっごく頑張れそうだよ♥ だからっ……♥」

 「ひゃんっっ…………♥♥」


 どさり。乳から口を離した男が、レモンの体を押し倒す。
 力なく倒れる、というよりも自ら倒れ込んだレモンに、正面から覆いかぶさる男。
 アップルを犯した肉棒が、今度はレモンの股間に迫っていて。

 「い、いいよっダーリンっっ♥ いーーっぱい甘やかしてあげるっ、から♥ ママみたいに優しく優しくしてあげるからっっ、ね♥♥」

 「うひ、ふひぃっっ、嬉しいよレモンたんっっ……ママ♥♥ 大好きなママのおまんこ犯せるの、嬉しすぎて、ボクもうぅっ……♥♥」

 「ん゛っっ♥♥ ――ァンッッ!!♥♥♥」

 “ずちゅっっ♥ ばっちゅんっっ♥♥”

 射精したばかりの肉棒が、今度はレモンの膣へと一息で挿入される。

 ……そこから先は、二人だけの世界。
 彼がレモンを犯し、レモンは彼を受け入れて、頭の上に放りだした両手はベッドシーツをぎゅっと握りしめて。
 男はぢゅぱぢゅぱと交互にレモンのおっぱいをしゃぶり、母乳をゴクゴクと飲み、腰を打ち付けて彼女の体を揺らす。
 
 はやく、はやく終わってほしい。こんな悪夢、もう見ていたくない――。
 二人の親友がただ犯される姿が、恐ろしくてたまらない――そう思う反面。
 チョコの腹部に刻まれた淫紋は、その恐怖に反応して、じくじくと疼き、ちかちかと稼働する。

 「んほっっ、おほ、ふほぉっっ♥♥ レモンたんのママおまんこっっ、ぎちぎちのとろとろでぎもぢぃぃいっ♥♥」

 「好きっ好き好き好きっ、ダーリンの生チンポぎもぢぃぃっっ♥♥ おっぱいもっとっ♥ もっとちゅうちゅうしてっっ、ダーリンっっ♥♥♥」

 怖いのに、怖いはずなのに。あの姿から目が離せない。
 ああそっか、怖いって思うくらいなら、いっそのこと。
 あんな風に、快楽で全部忘れられてしまえば。

 腰の動きが激しくなる。レモンの嬌声が大きくなる。
 男は喉を鳴らして飲むのをやめて、ぢゅうぢゅうと吸い上げた母乳を口の中に溜め込み始めた。
 贅肉がくっついて最初から膨らんでいるブヨブヨの頬が、内側からも広げられている。

 その、溜め込んだ母乳をどうするのだろうと思った、瞬間。


 「んっっ♥♥」

 「んぶっ!!?♥♥ ん、んーーーーーっっ、ん゛ーーーーーーッッ!!!♥♥♥」

 “ばぢゅんッッ!!♥ ぶびゅるるるるるるっ、びゅぐるるるるっっ♥♥ どくどくどくっっ……♥”

 
 男の口が、レモンの口にかぶさった。
 互いの口の端から溢れ出る、レモンから搾り取った母乳。
 それを口移しで飲まされる、レモン。

 「んぐっっ♥♥ んぎゅっっ、んくっ、ごく、ごくんっっ♥♥ じゅるるっ、れろれろれろっ、れるっ、んっ…………♥♥」

 ねっとりと舌と唇を絡め合わせる、母乳で味付けされたディープキス。
 愛情に満ちたキスをしながら、股間の結合部からはどくどくと精液が溢れ出る。
 アップルへの射精、手コキでの射精を経ておきながら、尚も量も濃さも変わりない。
 

 「しかたなぃ……なひんらからっ……♥ こぇ、んくっ、あなたの、せい、なんらからぁ…………♥」

 くちゃくちゃと彼の唾液と自分の母乳を味わいながら、淫らに舌を伸ばしてレモンは求める。

 「……ダーリン♥ キス、キスぅ…………っ♥♥」

 大好きな彼からの、愛情に満ちた愛撫を求める。


 ――そうして二度、男はレモンに射精して。
 疲れ果てたレモンから抜いた肉棒を、間髪いれずにアップルに挿入し、再び一発。
 別のマンコとおっぱいを味わいたくなったら、そうする。男の欲求がそのまま形になったような、贅肉を纏った貴族の男。


 「……はあ……♥ さすがに疲れたや……ごめんね、待たせちゃって♥」

 「ひ…………っ」

 全身に汗をかいて、股間には愛液と精液をべっとりと纏わせた男が、最後にチョコへと迫る。
 恐怖で思わず息が漏れるが、親友が犯される様を長く見せつけられたチョコの体は、それだけですでに淫紋による開発が進んでおり。
 目覚めた時よりもわずかに膨らみ、乳首からしみ出た母乳が服の裏地に浸透し、隙間からとろりと垂れていた。

 目の前の男の恐ろしさに涙がこぼれるが、淫紋が刻まれた体は抵抗せず、受け入れる形が整っている。
 
 「……ぉ、お願い、です……から…………ひどいこと、しないでくださいっ…………」

 ぶるぶると小動物のように縮こまり、懇願するチョコに対し、男はにっこりと微笑んで。
 
 「ひどいことなんて……もともとするつもりはないよぉ? けどあんまり抵抗されちゃうから、アップルたんには便器になってもらったけど……みんな、ボクの大事なおっぱい奴隷に変わりはないんだから♥ そのためにわざわざ、魔力で母乳を作ってくれる便利な淫紋を用意したんだしぃ……♥」

 「……っ、ひ…………ぁ、わた、私の、おっぱいも…………だから……っ」

 「うんっ、チョコたんもおっぱい出せるよぉ♥ ぅひひ……♥ んでも、セックスはいっぱいして満足したし、今はめいっぱい甘えたい気分だから……」

 男の顔が、眼下に迫る。
 自分からしゃがんで、チョコの顔を見上げながら。

 「っっ……な…………?? 何、なんです、かっ…………」

 「チョコたん……ボクの『ママ』になって♥ レモンたんとの赤ちゃんプレイとは別の、本物の、ママ♥」

 「…………っっ」

 その『お願い』の気持ち悪さと恐ろしさに、心底寒気を思えるチョコ。
 けれど、断れない。断るという選択は、自分たちに用意されたものではない。
 ぶるぶると震える両手で、レモンがそうしたように、チョコも自らの服の裾に手をかける。

 「ふひ……♥ っ、っ♥」

 「〜〜〜〜っ……ど……どうぞ…………っ」

 褒美を待ち望む子供のように、息を荒くしてチョコの胸を凝視する男。
 衣服が少しずつずれて、ちょっとずつ肌が覗いて、乳輪が見え始めたところで――。

 “ぷるん…………っ♥”

 と、露わになる、わずかに熱気を放つ蒸れたおっぱい。
 それを見せながら、かちかちと歯を鳴らしながら、チョコは男の要求に答えた。


 「ぼ…………っ、ぼう、や…………っ」

 
 *


 「ん〜〜〜っぢゅるるるっ♥♥ んく♥ んっ、んっ、んぐ、んぐ♥♥」

 「ひ、ひっ……! ひぅ、ふぅっ、ふぅうう…………っ!!」

 ベッドの上に仰向けで寝転がった貴族の男へ、上から覆いかぶさる形で抱きしめる、チョコ・マジシャン・ガール。
 乳飲み子に乳を与えるように、その頭を胸元へとすっぽり収め、涙を流しながら自分の意志とは無関係に噴き出る母乳を彼へ与え続けていた。

 「ぷぁ♥ 美味しいよっ、ママのおっぱい♥ 便器ちゃんのアップルのおっぱいミルクはすっごく濃厚で精力を回復させてくれるし、レモンちゃんのおっぱいミルクは香りが強くて濃厚で、口の中で転がして楽しめるけど……チョコママのおっぱいはさらさらで飲みやすいのに美味しくて、ホントにお食事って感じぃ……♥」

 「ぁ、ありがとう、ございます……っ、ん、ううん、ありがとう、ぅ、坊やっ…………!」

 本当なら視界に入れたくもない男に乳を出させられ、あまつさえしゃぶられ飲まれ、味の感想まで口にされている。
 認めたくもない、認めるしかないこの状況に、チョコの自尊心はぐちゃぐちゃに崩壊して涙となって溢れ出ていた。
 なんで私はこんなことをしているのだろう、なんでこんな気持ちの悪い最悪の男を『子』として扱わなくてはいけないのか。刃のひとつでもあればすぐにでも喉笛に突き立ててしまいたかった。

 何よりも彼女の心にヒビを入れるのは、わずかに膨らんで絶えず母乳を作り出すようになってしまった自分の乳房。
 それをこの男の前に差し出し、揉まれてしゃぶられて母乳を飲まれる度に、子宮の奥にじくんとした疼きが走る。
 理性や心と相反して、淫紋を刻まれた体が喜んでいる。『乳を飲まれる』、『甘えられる』ということに、強い快楽を覚えるようにさせられてしまっている。

 「ぅ、うぅうっ、ふぐぅっ、ひぐ、ぅぅううぅうっっ…………!! や、ゃあっ、あ…………っ!!」
 
 ちゅぱちゅぱと胸のあたりから音がする。男が自分の乳を吸い、飲んでいる音。
 涙が流れて声をあげるほどに、この男に命じられた役割という薄皮が剥がれてしまう。
 命令を果たせないということは、この男に対する反抗でもあり、つまり、ようするに、ああ。

 「ちゃんど、ちゃんとしなくちゃ……っっ、こわ、こわされたく、ないぃっ…………!!」

 ちゃんとできなきゃ、壊される。
 がしがしと髪を乱暴に撫でながら乳を与えるママの姿に、痛ましさを覚えた男はつぽんと口から乳首を解放し、訪ねた。

 「どうしたの、チョコたん? おっぱいちゅうちゅうされるの、気持ちよくないの?」

 「っっ気持ちいいです、すっごくすっごくぎもぢいいっっ、でも、でもぉ……っ!!」

 でも。快楽ではごまかしきれない不安や絶望の正体を、二人が口にしなかったことを、チョコは口にした。


 「だって、だって私たち、もうっ……帰れない…………っ!!!」


 帰る手段がない。
 この男に好きにされる以外、自分たちに許されていることがない。
 それがあまりにも、どうしようもなくて、チョコの心に棘となって残る絶望。

 「ああ」

 男は、なんだそんなことかと声を出す。

 「帰れるよ?」

 「…………え?」

 「召喚魔術はもともと、協力者を呼んで目的を果たしたら、この世界から帰ってもらうって魔術だから。帰ってもらうまでが魔術なんだよ、チョコたん。彼らが召喚された時点、地点が記録された、『記録珠』ってアイテムを使ってね」

 「…………きろく……?」

 自身の記憶をたどり、どうにか思い返すチョコ。
 二人へ行われた長い凌辱よりも前、このベッドの上で目を覚ましたとき。

 『――記録珠はいかがなさいますか、旦那様』

 確かに、ローブを着た男がそう言っているのを耳にした。

 「え、っ、じゃあ……それを使えば…………私、たち……?」

 「帰れるってば。でもアレはボクの部屋にあるし、壊されちゃえば二度と帰れなくなるし……れろ、ぁむ♥ ちゅうっ、ぢゅぅ……♥」

 「んひ……っっ!!♥」

 話の最中であろうと、男はかまわず乳をしゃぶる。
 布団のように覆いかぶさっている以上、彼に乳を触られない瞬間は無い。ずっと揉まれて、ずっと吸われて、ずっとずっと弄られなくてはならない。
 それは自分にとって、従う理由もないまましなくてはならない行為だと、そう思っていた。
 この話を聞くまでは。

 「ごっくっ……♥ ぶはっ、わかるよね、チョコたん?♥ ボクは約束を守るよ? ボクが満足するまで、いっぱいいっぱい、おっぱい奴隷としてボクのお世話係をやってくれたら…………ちゃんと、帰してあげるよ?」

 帰れる。
 この男に従えば、三人で元の世界に帰れる。
 
 (…………それなら……それ、なら…………っっ)

 「はぁ……んでも、プレイが中断されちゃってちょっと冷めちゃったなあ……? おチンチンも疲れちゃったし、チョコたんのおっぱいで癒されればなって思ってたけど、こんな風に泣かれるのはやだしなぁ…………っ?」

 「……ふーっ、ふーっ、ふーっ…………♥」

 ぐい、と。
 腰を持ち上げて、くちゅっ……♥ と、愛液と精液にまみれた男の股間と、自身の股間を密着させる。
 度重なる射精で疲労したソコはようやく硬さを失い始めており、半勃ちの状態のソコを、ねぎらうようにチョコの股間がくちゅりと撫でた。

 「んぉっ、チョコたん? なんかっ、ちょっと……♥ 積極的に、なって……っ」

 「……ママ」

 「えっ?」


 「…………ママ、のこと……『チョコたん』、なんて……呼んじゃ、だめ、でしょ……っ?」


 ぎゅうっと、強く男の頭を抱き寄せて。
 おっぱいに埋もれさせながら、ねっとりと、たっぷりの熱をこめて囁く。

 「…………〜〜〜〜っ♥ ご、ごめんなさぁい、ママぁ…………っ、ママ、ママっ♥ ママ♥♥ あむ♥♥」

 “くち、くち、ぐちゅ、ぐちゅっっ……にちゅ、にちゅっ♥”

 蕩け切った表情を見せて、再びチョコの乳首にしゃぶりつく男。
 アップルにした力任せの吸引でも、レモンにした舌を使った愛撫でもない、母親の乳房に甘えて乳をねだる、ただ吸うだけの乳吸い。
 男が乳を飲むのに合わせ、チョコも腰を動かして彼の肉棒をやさしく撫でる。肉厚の大陰唇でキスをするように、前後に腰を動かして、ゆっくり、ゆっくりと。

 (ママ、ママを、やらなきゃ……二人はもう、ダメ、だからっ……私が……今は、私が…………っ)

 「ママっ、ママぁ♥ 好きだよママっ、おっぱいくれるママ大好きっ♥ おちんちん優しくしてくれるママのこと大好きぃ……♥♥」

 「はぁあぁあぁああぁぁぁぁぁ…………っっ♥♥♥」

 『ママ』と、『好き』と言われる度に、チョコの頭の中を甘い電流が巡る。
 自分のため、みんなのためという理由が出来てしまい、一心に『それ』をするという想いが固まってしまったことで、淫紋が書き換えた肉体の快楽とチョコ自身の気持ちとが結び合う。
 母乳を噴いて、おっぱいを愛してもらう悦び。そして、彼のために母を演じるという覚悟。
 どろりと混ざりあった二つがぐちゃぐちゃになっていたチョコの心に浸透し、思考を乳白色に書き換えていく。


 (…………私、がっ♥ ママを、やらないと……♥ 彼のこと、満足、させないとっ…………♥♥)


 全身でママに甘える乳しゃぶりと、ぐちょ濡れの優しい素股による刺激が、男の底なしの性欲に再び火を灯す。
 精液を出しつくして満足していた肉棒が、今度はココを犯したいと訴えるように、グググっと持ち上がって硬さを取り戻していく。

 「ひゃ……っ♥♥」

 自ら腰を動かし、彼に満足してもらう一心で、したこともなかった素股を行っていたチョコがその勃起に気づく。
 同時に胸の奥にじんわりと宿る、『興奮してくれた』という想い、悦び。伴ってやってくる、『嬉しい』という甘い感覚。

 「っ、も、もう……♥ ま…………ママの、ココで……興奮、してくれたんだっ……?♥」

 「んぐっ、んっく、ぢゅる、ぢぅうっっ♥♥ うん、うんっっ♥ ママのおまんこすりすりがエロくって、気持ちよくってっ♥ 我慢できなくなっちゃったぁっ♥」

 「……そ、そっかぁっ……♥ おりこうさんで、頑張り屋、だねっ……♥ えらい、えらい……よしよしっ……♥」

 女体を味わい、ただ勃起しただけ。それだけの生理現象だろうと褒めて、肯定して、今度は優しく頭を撫でる。
 求められて現れる、チョコが思う淫らな母親の姿。彼に満足してもらいたい、その一心で、彼女もまた股間からだくだくと愛液をこぼしていた。
 先の二人と同じ、突き入れれば奥まで簡単に侵入を許す、とろとろにほぐれた膣穴。そこを、チョコは自分で持ち上げて、勃起した男の肉棒にあてがい。

 「はぁぁぁ……♥ ママ最高っ、大好きぃっ♥ あむ、んぢゅぅぅぅっ♥♥ ん……んんんっ♥」

 「が……っ、頑張り屋の、坊やに、ご褒美……っ♥ ほら、ぉ……おかえり、なさいっっ…………♥♥」

 (ホントはやだ、ホントは嫌っ、だけど、だけど……♥ この子はおまんこ大好きだから♥ おっぱいとおまんこ、両方味わえたら、ぜったい満足してくれるから♥ 満足させるため、気持ちよくなってもらうため、にぃ……っ♥♥)


 “……ぐちゅ♥ ずぷ、ぐぷぷぷ…………つちゅんっ♥”


 「あっっ♥♥♥」

 甘い甘い嬌声をあげながら、自らソコに導いた。
 ぱちゅん、と小さな水音が鳴って、彼とチョコの股間が密着する。
 びりりと走る快楽によって背中が反り返り、上体が持ち上がっても、流れるように下がった大きな乳房は男の口からは離れない。

 「んぶっんぅぅぅううぅっっ♥♥ ちゅぱ、ちゅうぅっ、ぢゅるっ、ぢゅぅぅうっ♥♥」

 「はっ♥ はっ♥ あっ♥♥ おちんちんっ、すっごい……っ♥ ママの気持ちいいとこに、当たってくれるっ……♥♥」

 男が上になって激しく犯していた先程とは一転し、チョコが上になって男の肉棒を甘やかすように腰を振る。
 されるがまま、差し出されるがままにおまんことおっぱいを味わい、身も心もドロドロに融けるような快楽に身をゆだねる男。
 次々に流れ込んでくる母乳で腹を満たし、肉棒を刺激されて腰から力が抜けていくような快楽で満たされ、柔らかなベッドに横たわる感触で微睡む、欲望のすべてを満たされて幸福そのものといった様子の我が子の姿を見下ろして、チョコはひどく満足げに嬌声をあげ続け、腰を使い続ける。

 「んっ、んっ、んっっ♥♥ なんにも考えなくていいからねっ、ママ、がんばって満足させてあげるからねっ……♥ そのまま、お射精びゅーしていいから、気持ち良くなって、寝ちゃってもいいからねっ…………♥♥♥」

 こう、こう、と光る腹部の淫紋。瞳に浮かぶ、淡いピンク色。
 この得体の知れない男は、最初こそ恐怖の対象だった。けれど、こうしてたっぷりと甘やかしてあげれば、何てことの無い子供じゃないか。
 だらしなく母親に甘えるその子の姿をたまらなく愛おしいと思いながら、チョコは腰の動きの速さを変えないまま、一定のリズムでたんたんと動き続ける。
 その内に快楽に耐え切れずに絶頂を迎えても構わずに、ぎちぎちと締まる弱った膣で我が子の肉棒をしごき続ける。

 「ぁ゛っっ♥ はぁああぁっっ♥♥ っっ、大好き、大好き、ママ、あなたのことが大好きぃ……っ♥♥♥ いっぱい、いっぱいおっぱい吸ってっ♥ おっぱい飲んでっ、おちんちん気持ち良くなってね……っっ♥♥♥」

 「んぅぅうぅ……♥ んふ、ふー、ふーっ……♥♥ ん、んっ、んっっ……ん゛っ……!!♥♥」

 「ぁ……♥ っ出る、出ちゃいそうだね、いいよ、おもらししてっ♥ ママのおまんこは、あなたの白いおしっこ受け止める、おまんこおむつだからっ♥♥ いいよ、いっぱいいっぱい、出し、てっっ…………♥♥♥」


 “……っぱん……♥ ぱちゅん……♥ たんっ、たんっ、たんっ、たんっ、たんっ…………びゅぅぅううう……っ♥♥♥”


 「〜〜〜〜〜〜…………っっ♥♥♥」 

 とぷとぷとぷ……♥ と注ぎ込まれる、補充されたばかりの出来たての精液。
 その一発はこの夜でもっとも勢いのない、水気に満ちたものであったが、吐き出す側にとっては腰が砕けるほどの快楽で。
 そして、注ぎ込まれたほうにとっても、また。

 「ぁ…………♥ あっ…………♥♥ は……ふぅ……っっ♥♥」

 ……ぽすん。
 えび反りになって絶頂に浸っていたチョコの体が、男の隣に寝転ぶ。
 ちゅぽん、と男の口から乳首が離れるが、最後の射精を終えた男はひどく満足そうに、チョコの顔に頭を近づけて。

 「ふーーっ……ふーーっ……♥ すっごく気持ちよかったよぉ、ママぁっ…………♥ あむっ♥」

 「ほんと……?♥ よかったぁ……ママ、うれしぃ…………♥ んっ♥」

 ちゅる、ちゅく、ちゅぅ、ちゅぱっ……。
 軽くついばむような優しいキスをして、手のひらはむにゅぅううっとおっぱいに埋めて。
 股間に残る蕩けるような快楽と、頭に巡る微睡みに身を任せ、唾液を味わいながら目を閉じた。
  

 (……やった♥ ママ、できた……私、ちゃんとやれたんだ……♥)

 そしてチョコもまた、子宮をひたひたに満たす充足感を覚えながら、頬をほころばせて。

 (二人、ともっ……がんばろう……♥ 一緒に頑張って、ぜったい……ぜったい…………帰、ろ……ぅ……っ♥)

 帰るため。
 この男に満足してもらい、みんなで帰るため。

 言い聞かせるように頭の中でそう巡らせて、我が子を抱きながら、ゆっくりと目を閉じた。


 *


 ――数か月後。

 その部屋の主しか開けることのできない鍵で施錠されている、館の中のとある一室。
 そこに置かれた巨大なベッドの上には、三人の少女が体格に不釣り合いな胸をさらけ出して、むっちりと密着させていた。
 三人に二つずつ、計六つのおっぱいを目の前で鑑賞しているのは、彼女たちとはまるで真逆の体をした男。

 股間に貞操帯をつけたハイレグのレオタードを着た、アップル・マジシャン・ガール。
 この世界における身分の高い女学生が着る学生服を着た、レモン・マジシャン・ガール。
 ふわりと垂れて流れるような薄い布のマタニティドレスを着た、チョコ・マジシャン・ガール。

 共通して彼女たちの衣装は胸元だけが切り取られており、主人に常に胸を差し出す形となっている。
 それに加えて乳輪ごと乳首をしっかりと覆い隠す大きなニップレスが貼られており、主人の許可なくして剥がすことはできない。

 「ほんっっと……♥ でっかく育ったねえ、おっぱい奴隷たんっ♥」

 ぢゅこぢゅこと自分の肉棒をしごきながら、彼女たちの胸を鑑賞する男。
 度重なる乳責めによって三人の胸は召喚された時よりも一回り大きく膨らんでおり、その内側には主人以外は口をつけることが許されない母乳がたっぷりと詰まっていた。


 男の手で乱暴にしごかれている肉棒を物欲しげな顔で見つめるアップルが、まず最初に口を開く。

 「ぁ……の、ご主人、様っ……その…………! きょ、今日は、見てるだけ……ですかっ……?」

 「ああ……♥ 剥がしてもらいたい? そうだよねえ、それ貼ってる間は自分でも弄れないもんねえ♥」

 「っ…………♥♥」

 三人の内、ただ一人だけ常に絶頂を禁じられているアップルは、誰よりも主人からの愛撫を求めている。
 絶頂したい、解放されたいという以上に、『イかされたい』という欲求故に。
 胸を弄られたい、しゃぶられたいという欲求は残る二人も共通するものであるが、彼女が誰よりも先に口を開いたのはその為であった。

 「いいよぉ♥ ただし……♥ 今日はみんな、それぞれでおっぱいしゃぶられてる様子を実況してもらうから♥ どんな風に気持ちいいのか、どれくらい気持ちいのか♥ ご主人様にちゃんと教えてねえ、ぅひ、ふひひひひっ……♥」

 下卑た笑い声を響かせて、我慢汁にまみれた肉棒から手を離す男。


 「じゃあ、おっぱい奴隷たち――おっぱい、見せて♥」


 「「「…………っっ♥♥♥」」」

 主人からの命令を受け、三人がそれぞれ胸に張られたニップレスを剥がす。
 わずかに隙間が出来た瞬間から、ぴゅる、びゅぅっ♥ と六つの乳房から母乳が溢れ出た。
 そうして少しずつ剥がれていき、乳首に走る刺激に股をくねらせながら、ぺりっ……♥ と剥がれ。

 主人以外誰も見ることのできない、三人のおっぱい奴隷の鮮やかなピンク色をした乳首が、露わとなる。

 「……っ♥」

 ごくり、と喉を鳴らす主人。
 その興奮に満ちた顔を見て、ぞくぞくと背中に快感を走らせる三人。

 「じゃあ、まずは…………♥」

 その言葉に、誰もが同じように、自分の乳房への刺激を心待ちにした。


 *

 
 「ぜったいに、ぜったいに三人で帰ろう、ねっ……!?」

 この生活が始まる、まさにその日。
 チョコは自らが見聞きした情報を二人にも明かし、そう言った。

 「三人で……うん……あのクソデブをしばけないのは、心残りだけどっ……」

 「そ、そだね……ダー……じゃない……あいつに何もし返せないのは、シャクだけど。帰れるなら……うん……」

 三人で絶対に帰ろう。彼に満足してもらって、記録珠を渡してもらおう。
 そうして三人の方針は一致し、誰もが同じように、最初にしたときのようにその男への奉仕を続けた。

 『本当に約束を守るのか』、『本当に帰ることができるのか』、『記録珠は本当に残っているのか』。
 本当に……『帰りたい』と、思っているのか。

 そうした疑問は小さく芽生えても、誰も口にはしなかった。
 
 それが何故なのかを、三人のマジシャン・ガールたちは、話さずとも薄々理解しあっていた。


 *
 


 「あ゛ーーーーーーッッッ♥♥♥ あっ、あっ、あっ、はぁぁぁぁぁあぁぁあっっ♥♥♥」

 「んっぢゅっ、ぢゅぅぅぅうっっ、ごくごくごくごくっっ、ごきゅっ、ごっきゅっっ♥♥ れろれろれろれろれろっっべろべろべろっ、ぢゅーーーっ♥♥♥」

  「ぁ、あたしっ、ダーリンにおっぱいしゃぶられてますっっ♥♥ ぁ、あたしはっっ、ダーリンのこのっ、甘えるみたいな♥ おっぱいでイけイけってしてくるみたいな舌づかいが、ほんっっとにダメで、大好きすぎてっっ♥♥ すぐ、すぐイっちゃうけど、あっ駄目駄目駄目ほんっとに駄目っっぃっぎぅぅぅぅうぅぅっ…………♥♥♥」

 「んふっっ、エロかわいくて最高だよレモンたんっ♥ もっとイキ声実況聞かせて? はぶっ、んぢぅぅぅううっっ!!♥」

  「あ゛ぁああぁああああああぁあ無理無理無理ッッおっぱいイキ耐えるの無理ぃ゛ぃいぃいッッ!!!♥♥♥ ダーリンのおっぱい責め気持ちよすぎてっっあたしのざこ乳首すぐイかざれぢゃうのにっっ!!♥♥ ダーリンおっぱい責めやめでぐんないがらぁあぁっっ!!!♥♥♥ 大っっ……好きぃ…………ぃ゛っぅぅうぅうううぅっっ♥♥♥」



 「んぅ……っ♥♥ わ、私の子は……すっごくおっぱい吸うのが上手、ですっ……♥ 乳首をお口でぎゅーってして、ぢゅうーーって引っ張って、ぴゅーーって噴き出るおっぱいを、ちゃあんとゴクゴクいっぱい飲んでくれます……っ♥ ママに気を使って、ぜったい歯も立てないからっ、ぁっ♥ 安心、してっ……♥ 気持ちよく、なれ、ますっ……♥♥ あ、んっっ♥♥」
 
 「ママっっ♥ ママ大好き、ママのおっぱい大好きぃ♥♥ もっと飲ませてママっ、じゅるるるるぅっっ♥♥」

 「んひっっ♥♥ っっ、すっごくお利口で、頑張り屋でっっ、自慢の、坊やっ♥♥ おっぱい吸うのすっごく上手な、私のっ……♥♥ んっっ、あ、あっっ♥♥ んんんんぅぅぅぅうぅうっっくふぅうぅうぅぅぅぅぅぅっっ…………♥♥♥」


 
 「ぁ゛ぁ゛ぁあぁあああああああああッッ♥♥♥ あ゛ーーーーーーーっっっ♥♥ おっぱいっっおっぱいぎもぢいぃいぃいぃいいいっっ!!♥♥♥ ずっとおあずけぐらいまぐってっっよぅやぐごくごくされるのぎもぢいいぃいぃぃぃいいひぃぃぃぃいっっ!!!♥♥♥」

 「相っ変わらず濃厚でっ、ぢゅるるるっっ!!♥ ごっっっくんっ……!♥ チンポギンギンにさせてくるミルクぶち撒けてくれるなあ、このまんこ便器っ!!♥♥ もっと飲ませろ、もっとミルク出せっ!♥♥ ぢゅぅぅぅぅぅうっっ!!!♥♥♥」

 「出しますっっ出しますがらっっおっぱいいじめないでぇえぇっっっおまんこも使ってくだざいぃぃぃいっっ!!!♥♥ イぐっ、ずっとイっでるのにッッ、まんこだけお預け、貞操帯はずしっっ、便器、便器まんこにおしっこお願いしますうぅぅうぅうっっ!!!♥♥♥ ――ッッぉ゛♥♥♥!!!」


 かちり、と貞操帯の鍵が外されて。ずぢゅんっっ、と我慢汁まみれの肉棒が突き刺さる。
 精液を撒くだけではもったいないと、ただ精液を注ぐためだけ、射精するためだけに使われる、アップル・マジシャン・ガールの女性器。
 
 “びぢぢぢぢっっ、びゅぶるるるるるぅうっっ…………♥♥”

 ベッドの上には、三人のマジシャン・ガール……ではなく。
 最早その名前で呼ばれることのない、三人の、『おっぱい奴隷』。
 貴族の男に体を弄ばれ、貪られるためだけに存在する、女たち。

 「はぁああぁ……♥ 気持ち良かったあっ♥ 使い飽きたら帰そうと思ってたけど……無理だな、こりゃ……♥ おっぱいもまんこも、これだけあれば十分だなあ……♥」

 三人、並んで寝そべった彼女たちのおっぱいを、両手を大きく広げていっぺんに揉みしだく。
 ぐにぐにとこね回すように、びゅるびゅると母乳を散らす乳房を弄ぶ。

 「……さて、とぉ……♥ 次は……誰がおまんこ、使わせてくれるのかなあ……?♥」

 その要求には答えなくてはならない。
 その欲望は、受け止めなくてはならない。
 自分たちが帰る手段を持っているのは、この男、だけなのだから。


 「……♥ あたし……あたしにお願いっっ、ダーリン♥」
 「わ、私の……ママのおまんこもいいよ♥ ほら、どうぞっ……♥」
 「っっ♥♥ 便器まんこ……イぎたりない、です……もっと、もっど使ってぇ……っ♥」


 だから、仕方ない。求めることは、必要なことだから。
 こうしておっぱいをさらけ出して、懸命に媚びるのは、自分たちのため、自分たちのため……。



 ――三人の少女と主人の時間は、延々と流れていく。 
 召喚相手を帰還させるための道具は、埃をかぶり、放置され続け。

 それは忘れたころに、三人の少女の手に渡り。

 主人の目の前で、彼女たち自らの手で、破壊された。

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