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 夏! ビーチ! 青い海!
 海水浴場は賑わっていた。烙印世界にあるとか細かいことはいいんだよ。

 フルルドリスはアルバスを連れて二人で来たのだ。
「アルバスくんには泳げるようになってもらいます。川を渡ったり、水中に隠れたり、覚えておいて損はないでしょうから」
 フルルドリスは凛と言い放つ。こっそり練習をしてエクレシアを驚かせちゃいましょう、と付け加える。
「オレもその考えはいいと思う。だけどフルルドリスの格好は……」
 アルバスの言葉を借りるなら紐である。競泳水着の布部分をぎりぎりまで削ればこのようなものになるのだろうか。
 局部がギリギリ見えそうで見えない。はみ出した陰毛が少しだけ出ている。布で隠しきれてない乳輪がピンク色を見せている。鍛え上げられた肉体に程よく乗る女の柔らかさを惜しげもなく披露していた。
「なにを言っているのですか? 戦場で鎧を着たまま泳ぐ訳にはいかないでしょう。コースを案内します。ついて来なさい」
 アルバスはフルルドリスの白い尻に釘付けになった。
「フ……フルルドリス……もう限界だ……」
 夕日が岩陰を焦がしていた。アルバスは仰向けになりながら胸を上下させる。フルルドリスはそんな彼の姿を上から見ていた。
「まだですよ、アルバスくん。まだあなたは頑張れるはずですから」
フルルドリスはそっとアルバスの腕に触った。
「無理なものは……んっ……無理……」
アルバスは息を切らせながら言う。
「フルルドリスは……なんでっ……平気なんだ……」
「ふむ、本当なら夜の海を泳いでもらうつもりでしたが、今日はここまでにしましょう。では、コテージまで運びますね」
 訓練でクタクタになったアルバスをフルルドリスは抱き上げる。同じ距離を泳いだのだが、二人は体力が違った。アルバスの布の膨らみはかつてないほど大きくなり、竜の形を隠すことが出来なかった。

 フルルドリスは舌なめずりをする。彼をお姫様抱っこしている間、視線はそこに向けられていた。

 夕食は豪華であった。いわゆる精力がつくものが多い
「当然です。体を作るにはこれくらい食べた方がいいんですよ」
そのことを尋ねると、口笛でも吹きそうな調子でこんな言葉が返ってきた。

 夜、当然のように二人の寝室は同じ部屋である。
 フルルドリスは薄いネグリジェを着ていた。胸の頂はピンと主張し、薄い布が透けて形がわかった。
「アルバスくんのここは元気そうですね」
 フルルドリスはアルバスの太ももに手を置いた。ゆっくり撫でてアルバスの興奮を育てていく。
「夜伽が必要なほど体力が有り余っているとは驚きですね。明日はもっと激しい運動をしなくては」
 フルルドリスは息を荒くしていた。フーッ♡フーッ♡という音を出しながらアルバスの締まった体を撫でていく。
 アルバスの竜は薄い寝間着の上から分かるほど膨らんでいる。
「こんなに大きな竜、鎮めなければ眠れないでしょう」
 アルバスの服を脱がしていく。アルバスの竜にフルルドリスは鼻を近づけてすぅーっと臭いを嗅いだ。
「なんて凶悪な♡ 悍しく♡ メスを虜にしてしまう匂いをさせてますね♡」
 フルルドリスの表情は完全に発情したメスのものだった
「アルバスくん、これは女体に慣れるための訓練です♡」
 フルルドリスは豊満な胸でアルバスの竜を挟み込んだ。いかに巨大な一物といえど、フルルドリスの乳房も負けていない。亀頭が少しだけ出ている。フルルドリスは唾を竜の頭に垂らした。
「ふふっ……♡ アルバスくんの視線が私の胸に集中していたことぐらい分かっていますよ♡」
 胸を上下に動かしていく。アルバスの竜は重量感のある柔らかさに包まれて快楽が増していった。
「フ……フルルドリス……このままじゃ顔に掛かる」
 胸は水風船のように形を変えて、アルバスの竜を飲み込む。アルバスの竜の先端からカウパー液が染み出していた。
「全くアルバスくんは♡ こんな脂肪の塊で♡ イッてしまうのですね♡ エクレシアにはできない快楽を知ってください♡」
 アルバスの竜は勢いよく射精した。白濁液がフルルドリスの顔や胸を埋め尽くすばかりに出された。
「こんな妊娠確実な濃くて多量な子種汁♡ どんな女でも一発で孕ませるつもりですか♡ エクレシアなら失神してしまうでしょう♡」
 ペロリとフルルドリスは唇についた精液を舐める。彼女は体の奥底からジンジンと熱を感じた。
「ふしだらな女と笑いなさい♡ 私が相手です♡」
 フルルドリスは四つん這いになっていた。獣の交尾をするような姿勢だと彼女は思った。彼女の秘部はすでに潤んでおり、前戯も必要ないほどであった。
「後ろからしたいだなんて、アルバスくんは少し変わってますね」
「今日はずっとフルルドリスの尻を見ていた。こうしたかった」
 アルバスは彼女の腰を掴み勢いよく挿入した。アルバスの肉棒がフルルドリスの子宮にキスする。
「お゛っ……♡お゛っ……♡」
 フルルドリスに快楽が走り抜ける。腰を掴んで動きが取れない彼女にアルバスは打ち付ける。フルルドリスの乳房が前後に揺れた。
 凶悪な竜がフルルドリスの肉襞をかき乱し、その刺激で内部の締りを強くする。一番気持ちのいい場所をアルバスは丁寧に探り当てていた。
「らめぇ……♡だめになる……♡イッちゃうの♡アルバスくんのおっきなもので♡」
 フルルドリスは潮を吹き出しながら、絶頂した。そしてアルバスの腰振りが緩やかものになる。
「アルバスくん……? どうして……?」
 どうしてもっと激しく動いてくれないのか。フルルドリスには分からない。自分の一番奥に熱い精液を注いで欲しかった。
 アルバスの手が強く自己主張をする胸の頂に伸びた。
 カリカリとフルルドリスの乳輪を指で掻く。
「あっ……♡これっ……♡しゅき……♡」
 乳首を抓り、搔き、愛撫する。そしてゆっくりとしたペースで膣内を竜が動いていく。フルルドリスにはこの刺激が快楽の海に溺れていくように感じられた。
 アルバスの濃くて熱い精液がフルルドリスの奥を満たしていく。
 多福感によってフルルドリスは深い海へ溺れた。

「明日は休んでいいでしょう」
フルルドリスはアルバスの頭を抱いて囁いた。
「今日はこんなにも激しく動いたのです。明日に差し支えてしまう」
「フルルドリスは平気なんだろ。オレは大丈夫。もっと強くなりたい」
「ふふっ……じゃあ、明日もまた海で訓練しましょうね」
 今、エクレシアのことをフルルドリスは忘れていた。ただこの少年が愛おしくてたまらなかった。

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