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npcの小説


 自ら設置した触手に囚われてラビュリンスは途方に暮れていた。
 本来なら呼べばすぐに助けてくれる双子のメイドは、今は侵入者の対処にあたっている。そのとある侵入者を嵌めるべく作った特製の罠を最終調整しに来たら、2秒でドレスの端を踏みつけて迷宮の姫君は触手の落とし穴へと落下していた。
 運動神経が無い上に普段ジャージしか着ない人間が気合入れて着飾った結果がこれである。幸いにして化粧も(メイドが頑張って)綺麗にされており、大きく胸元の開いたドレスは普段の芋ジャージとは比べるまでもない。見られて恥ずかしい身嗜みではないが、それ以上に状況が恥ずかしかった。
「まだ罠の起動自体はしてないし、穴から抜け出すことは出来る筈よ。勇者が来る前に抜け出さないと……」
 穴の深さは手を伸ばしても床に届かない程度、掴めるような物はヌルヌルの触手だけ。以前落ちた時はメイドが自分を抱えて一跳びで運ばれたが、迷宮での引き籠り生活を続けているラビュリンスには自分も同じことが出来るとは到底思えなかった。
 せめて『重たいから』と斧を置いて来なければまだ脱出の目はあったかもしれないのだが、頭を抱えるラビュリンスの耳にコツコツと硬い足音が聞こえた。
「アンヌ、それともアンナなの? どっちでもいいからお願い、落ちちゃったのよ助けて〜!」
 落とし穴の淵、そこからひょっこり顔を出したのは双子のメイドではなく、宿敵である騎士だった。
「き、きき騎士!? 貴女もう来た――来ましたの!?」
 オーソドックスな鎧に身を包んだ金髪の少女は、いつも通り朴訥とした表情で答えた。
「すまない、羽根帚があったのでここまですんなり来てしまった。しかし今日は変わったところに隠れているな……」
「隠れてるんじゃありませんわ! 本当はあなたを――ひゃんっ!?」
 うぞうぞと、触手がラビュリンスをエッチな感じに拘束し始めた。勇者の存在を感知した為活動を開始したのだ。ぬめる粘液の出しながら触手はラビュリンスの豊満な肉体に絡みついた。
「ぁん、ちょっとどこ触って、いやそう作ったのは私なんですが……、あ、もう、そこは駄目ぇ!」
 触手がラビュリンスの大きな乳房に巻き付き、絞るように形を変えては柔らかい乳肉を弄ぶ。
「個人の趣味にとやかく言わないが、そういうのは1人の時にした方が……おっと」
 ラビュリンスを辱めるに飽き足らず、触手は穴の淵にいる獲物をも求めて襲い掛かった。
「んぅ、乳首、チロチロしたらっ、んんっ!」
「成る程、油断を誘う作戦だったのか……。自爆も厭わない凄い覚悟だ……」
 触手に縛られ晒し物のようにラビュリンスは掲げられた。服の下を触手が這い回る姿に勇者も動揺を隠せないようだった。
「そんな訳ないでしょうが! あっ、下は本当に駄目なのぉ!」
 触手から分泌される粘液には、勇者の毒耐性を突破する即効性の媚薬が含まれている。ただの罠作りオタクであるラビュリンスにはとても耐えられるものではなかった。
「あん、入口、なぞったら嫌ぁ! もう、キちゃう! キちゃうから許してぇ!」
 ぐちゅぐちゅと大小様々な触手がラビュリンスのスカートの下で蠢く。胸や股間に絡みつく触手がずるりと動く度に、快感でラビュリンスの喉から甲高い喘ぎ声が漏れた。
「あぁっ、そこは、感じ過ぎちゃう! あ、駄目、ダメダメぇー!」
 触手がラビュリンスの股にある一点をクリクリと責め立てる。触手にクリクリと刺激されると玩具のようにラビュリンスの身体が跳ねた。
「あ、イク、イクイクイクイ゛ク゛ゥ゛ーっ♡♡」
 乳首と股間を同時に触手で刺激されて、あられもない姿でラビュリンスが絶頂した。ぱちぱちとした快感と共に、股間からプシャアッ……っと潮が吹き出す。
 捕えた獲物の準備が整ったことを理解した触手は、見せつけるように開いた股に一際太く大きくゴツゴツとした触手をあてがった。
「そ、それは……、それだけは嫌ぁ……。たすけて、きしぃ……」
 快感による涙とよだれでぐしゃぐしゃになった顔を歪ませて、ラビュリンスがまた一筋の涙を流す。
「…………」
 それまで触手を躱しつつ見物に徹していた騎士が、そこで初めて剣を抜く。
 一振り、それだけで穴から這い出た触手は全て根本から断ち切れ、支えを失って落下するラビュリンスを騎士が優しく抱きとめた。
「あ、ありがと……」
 姫君のように腕に収まるラビュリンスは、鼻先が触れ合う距離で騎士と見詰め合った。
「あまり、危ないことをしないで欲しい。して欲しく……ない」
 真摯な瞳で訴える騎士に、ラビュリンスもまた真剣に答えた。
「嫌よ! 今度こそ特製の罠で、貴女を私の迷宮の虜にしてあげる――あげますわ!」
「………………」
「助けてくれたことにはお礼を言いますけれど、それとこれとは話が別ですわ! 首を洗って待つが良いですわよ!」
「……………………そうか」
 ぽいっ、と姫君が床に投げ出される。粘液まみれでドロドロのラビュリンスはべちゃっと音を立てて崩れ落ちた。
「何するのよ、助けてくれたんじゃなかったの!? ……ですわ!」
「それとこれとは話が別だ、迷宮は攻略する。最後のお宝も頂いていく」
「待って!? 宝物庫には次の超特大威力の罠を作成するのに貯めてる素材があるの! それだけは、それだけは許して!」
「絶対に攻略する」
 迷宮に姫君の悲鳴が木霊する。無敗の騎士が真の意味で『迷宮』を攻略するまでには、まだ時間がかかりそうだった。

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