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性的な仕置きの末、何でも言う事を聞くという言質を取られてしまったマグナムート。後日、カルテシアに連れられある空間にやってきた。
そこには雄の匂いが充満していた。同様に奴隷として扱われてるであろう雄達が仕切りに何かに対して腰を振っている。それは擬牝台とでもというべき物。透明な容器の中にはピンク色のスライムが容量一杯に詰め込まれ、外の穴から挿入された男性器から精液を搾り取っているのだ。

「今日は精液サーバーとして頑張ってくださいね?マグナムートさん?」

「……」

そう言って手をヒラヒラと振りながら帰るカルテシア。マグナムートは今すぐ殴り飛ばしたい衝動にかられたが踏み留まる。今やマグナムートの生殺与奪はカルテシアが握っており、術や拘束具による制圧は容易な状態。抵抗しようものなら、この前のような性的拷問をさらに強い強度でお見舞いされるだろう。言う事を聞く以外の選択肢は残されていなかった。マグナムートは不本意ながらも自分の擬牝台の前に立ち、備え付けのハンドルを掴んでから陰茎を穴に挿入する。

「く……っう………」

特に抵抗もなく内部に収まった肉竿、内部の感覚は想像以上だった。スライム内部には無数の襞や突起が作られているようで、ピストンにより内部を掻き分ける際に心地良い快楽が襲ってくる。また、スライムの不定形が成せる技なのか、肉竿にピッタリとフィットし、グニグニと蠢いては射精感を高めていく。それがどうも癖になり、マグナムートはいつの間には腰を振っていた。

「んん……!はぁ……!はぁ……!」

リズミカルに打ち付けられる腰。その度に擦れるスライム壁と肉棒。ビクビクと震える竿から射精が近いのを感じ取ったのか、キュッと締め付けてきた。

「くあ……!!出る……ッ!!」

マグナムートは耐えきれず射精。スライムは内部へと向かう動きで吐き出された精を運搬し、擬牝台の頭側に設けられた袋状の格納スペースに送り込む。おのが吐き出した濃い白濁が袋にトプトプと注がれていく光景を目にしながらマグナムートは溜息をついた。

(終わった…)

射精が止まり竿を抜こうとした時だった。突如として挿入口とは別の穴から出てきたスライムが、マグナムートの肛門から腸内に侵入。前立腺を見つけ出すと、そこをグリグリと刺激しだしたのだ。

「……ッ!??待っ…!?んあ゛!!???」

それにより勃起状態に戻るマグナムートのモノ。それを察知したスライムがニュルニュルと蠢いては搾精を再開した。

「なん……で……!もう出し…ただろ…お゛!?」

「嫌ですね〜それだけで終わる訳ないじゃないですか」

部屋に設置されたスピーカーから聞き覚えのある声が聞こえた。カルテシアだ。彼女が言うにはこの擬牝台には射精量のノルマがあるらしく、その量に達しないと抜け出せない仕組みのようだった。その基準は袋状の格納スペースが満タンになるまでらしいが、マグナムートの袋は他の雄のと比較してサイズが一回りも二回りも大きい。一回目の射精量が目算で容量の5%程度。つまる所、のべ二十回程度の射精が必要になる訳で。

「貴方は頑丈ですし、これくらい耐えられるでしょう?」

「テメッ……!!!?」

そこから先は地獄だった

「や゛め゛ッ!!?また出る゛…ッ!!!?」

射精に次ぐ射精

「ひあぁあ゛!?イッたばかりで敏感にい゛ッ!??ほお゛おおお!!!」

射精する度に前立腺刺激や肉竿刺激によって強制勃起させられ

「出ないぃ!!もう出なあ゛…!!!?ぐううううううう!!!うぅぅあ゛あああ!!!!!??」

度重なる刺激で腰はとうの昔に砕け満足に立てず、擬牝台に倒れ掛かる様な姿勢で腰を振らされるマグナムート

「おお゛おおぉあ!!無理ぃい゛!!?頭がおかしくなあ゛!!?ぐぎいぃいいい゛ぃいい゛い!!??」

だらしない開いた口から漏れた涎。擬牝台が受け止めきれず溢れた精。それらが足元をドロドロで埋め尽くした頃、ようやくノルマが達成された。精液を限界まで放出した事による疲労で、マグナムートは開放されるやいなや倒れ込んだ。

それから、どれほど時間がたったのだろう。マグナムートはこじんまりとした部屋にほうり込まれていた。体は雄の体液で濡れ、雄の象徴は酷使により萎びていた。仮にもかつて君臨者だった者の姿とは思えない。ただの賤しい雄奴隷の姿があった。何たる無様。何たる醜態。今の自身の立場を嫌でも直視させされ、ギリギリ耐えていた心が今度こそ砕けてしまったのかもしれない。

「ふぅ……ぐ……う……!!」

この日、マグナムートは押し殺したような声で泣いた。それが何の解決にもならないと知っていても、感情を抑えることはできなかった。悔恨と自罰の念は留まるところを知らない

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