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ストレナエがつがいを作る段階まで成長していないことは植物族図鑑で記述があるとおりだが(198P)、それはストレナエに対しての無警戒な接触が安全であることを意味していない。
むしろ、幼い六花であるためより注意が必要ですらある。

六花聖ストレナエは、まだつがいを作ることができる段階ではない幼い六花でありながら、六花精の上位種である『聖』の名を冠する六花である。
基本的に長い時間をかけてその能力を磨き、六花全体の中で重要な役割を持つに至った存在が冠する『聖』の名を、この幼い六花が持っている理由は一つ、その潜在能力ゆえだ。


植物族調査データベース:六花聖ストレナエ
主著者:〇〇〇博士

現在、接触2時間前の自慰行為による搾精と身体洗浄が義務付けられている唯一の六花であるが、これを読んでいる新任の職員にはその理由を知らないものも多いため、ここに記す。
ストレナエが伴侶を作る段階に至っていない六花であることは植物族図鑑198Pに記載されているとおりである。
しかしながら、それは気に入った人間の精を搾り、魅了し、自らの伴侶とする六花の本能に目覚めていないことを意味しない。
むしろ、幼く自制が聞かない分危険ですらあるのだ。

六花が伴侶を選定する時に嗅覚が重要なファクターになっていることは諸君もよく存じていると思う。
成熟した六花は淫臭の他、体臭など様々な要素を照らし合わせ好みとなる相手を伴侶として誘惑する。
が、ストレナエはこの『好み』にあたる匂いの受容体が未分化で、その上全身の感覚が敏感であり、通常の六花が嗅ぎ逃すような睾丸内の精液の匂いまで嗅ぎ分けてしまう。
その結果、精液の匂いを漂わせている男性に対し、無意識に発情し、所謂『恋をした』状態になるのである。
その後は対象に対し抱き着く、体を擦り付けるなどスキンシップを行い、対象との会話を好む様子を見せるが、この時点での性的な接触は行われない。

無邪気に笑い、体を摺り寄せてくるストレナエであるが、これは自身の花粉と興奮作用のあるフェロモンを対象に擦り付ける行為である。
フェロモンによる興奮作用は遅効性であり、接触から6〜8時間ほどで作用を最大化、性感の促進、強制的な陰茎への血液の集中による勃起など見られるようになる。
また、快感の受容体に働きかけ、フェロモンの持ち主からの身体接触なしでは性的快感を得られなくなる。この効果は最大で半日ほど継続することが知られている。
対象は自慰行為などで性欲の発散を行うものの、フェロモンの作用によりフェロモンの持ち主の接触がなければ快感を得ることができず射精に至ることができなくなるため、ストレナエの接触なしに性欲が発散されることはない。
また、この自慰行為の際に自身にとって最も好ましい性的嗜好や容姿を強く想像することにより、前立腺内に特殊な成分が生成されることが判明しており、後述するストレナエの変化の際にその変化の方向性を決定する。

ストレナエ自身も、一度嗅いだ精液の匂いにより発情状態に移行しているが、その発情度合いは成熟した六花に比べると緩やかである。
4〜5時間ほどかけて発情度合いが高まり自慰行為などでの発散を行うが、性的知識に疎いストレナエの自慰行為では性欲が発散されることはなく、むしろ対象の発情度合いは高まっていき、ストレナエは対象の男性を探して移動を開始する。

この時対象の所在をストレナエは知らない場合が多いが、これに関しては花粉がその助けになる。
花粉は体を離れてもストレナエの一部であり、その所在を無意識的に感知することができる。
男性に体を擦り付けたことで対象に付着した花粉が一種のビーコンとして作用、男性のもとにストレナエを導くのだ。
(当該の調査地域は六花に見初められ伴侶になることが名誉であるという風習が一般化しているため、宿泊施設などの経営者も六花側の協力者になっていることが多く、対象の宿泊している部屋に六花を独断で招き入れる場合も多い)

ストレナエは幼くも六花聖を冠することを許された存在であり、一般的な青年男性程度であれば容易に無力化できる力を持っている。
が、発情したストレナエは対象の男性と接触したとき、大抵の場合その場で深く絶頂し、脱力状態になるため、興奮状態の男性に組み敷かれることになる。
発情しきった男性に自制心が残っていることは稀であり、その場で性交が行われることがほとんどである。

発情したストレナエのフェロモンと体臭を大量に吸い込んだ男性は促進された性感も相まって、常時射精しながらの成功を行うことになる。
ストレナエは大量の精液を受け入れることで、その遺伝情報と前述した特殊な成分から読み取った対象の好みに合わせて自身の性的嗜好や身体構成を変化させ、対象にとってより好ましい存在になることで対象の篭絡を行う。
例としては乳房の肥大化、嗜虐的・被虐的な性的嗜好の取得などが一般的であり、過去に観測された特殊な変化では、乳房の数を増やす、陰茎を生やす、身体の一部の動植物化などがある。
それに合わせ膣分泌液や唾液などによる対象男性の身体改造も行われ、精液の代わりに六花を受精させる特殊な花粉液を睾丸で生成できるようにする、ストレナエ以外から性的快感を得ることができなくなる作用の永続化などの変化が起こり、ストレナエの伴侶として最適化される。

これらの身体改造は六花聖カンザシが行うものに酷似しているが、大きな違いとして、カンザシが睾丸部分の改造に短くとも数日かけるのに対して、ストレナエはこれらをわずか数時間のうちに行うことである。
これに関してはストレナエの能力が未分化であり、その場で対象の男性を伴侶にするためにその能力を加速度的に成長させ、男性の改造を行っているのではという仮説が立っている。
が、実証実験のたびに被験者を失うことから、研究が進んでいない分野である。
(追記:許可が出たため、ストレナエによる体質変化実験の被験者を募集しています。 希望者は人権放棄の誓約書にサインをし、受付に提出してください)

性交は短くて半日、最長で2日間ほど行われる。
薬理的な精神への影響は今のところ全ての事例において確認されていないが、ストレナエに最適化された肉体では社会復帰は難しく、結果としてすべての男性がストレナエの伴侶となる。
また、薬理的な影響こそないものの、幼い少女を手籠めにしたという事実や、自身に最適化されたストレナエの姿などが、ストレナエに寄り添うことを選ばせるきっかけとなるようだ。

現在は序文にある通り、一定の処置を義務付けることで接触が許可されているストレナエであるが、今後実験結果によってはさらなる厳重な対策が義務付けられる可能性は大いにある。
また、あくまで上記変化は無意識の産物であり、意識的に対象を伴侶にしようとした場合、どのような行動を起こすのかも判明していない。
今行っている対策が確実なものではないことを念頭に入れ、対象との接触を行ってほしい。

緊急追記
当該データベースの作成を行っていた〇〇〇博士が、実験の最中にストレナエの伴侶に選ばれるインシデントが発生しました。
発覚が遅れ、〇〇〇博士はストレナエの伴侶となり、現在は調査対象となっています。
博士は女性であり、六花との接触のリスクがないと判断され、ストレナエへの直接のインタビューを行っていました。
その際、博士を伴侶に選んだストレナエは、博士にのみ最適化されたフェロモンを散布、発情状態になった博士は4時間後無断で外出し、如何なる方法によってかストレナエのもとに辿り着きました。
ストレナエは自身の一部を性転換、博士に最適化されたペニスを作成し、博士と性交。
唾液と花粉液によって肉体改造された博士は対象ストレナエ以外では快感を得ることができなくなり、六花の子を妊娠できるようになりました。
現時点で妊娠3か月となり、引き続き経過観察を行っています。
ストレナエへの調査を継続するか否か現在審議中です、判断が下りるまでストレナエへの接触は可能な限り控えるようお願いします。
(追記:ストレナエへの接触は継続となります。 また、体質変化実験のに女性も参加できるようになりました。 希望者は人権放棄の誓約書にサインし、受付に提出してください)

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