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作者:腹フェチ



薄暗い鍾乳洞の中に美しい紫色の髪を持った妖艶な雰囲気の美女が佇んでいた

「また面倒な事になったわね…」

彼女は聖菓使クーベル、ダウナー気味の甘い声が不機嫌そうに忌々しげに呟いた
視線の先には不気味な風貌の化け物、フュージョニストキラーがその触手を揺らし蠢いている
なぜ彼女がこのような所に1人で居るのか
来週開催される有名ホテルのデザートを決めるコンペ、その為に一流のミネラルウォーターを手に入れる為に来たのだ
レストランA Table所属のライバル、幼馴染のポワソニエルには絶対に負ける訳にはいかないわ!と少しでも質の良い水を手に入れる為に鍾乳洞の奥深くの立ち入り禁止エリアに入り迷ってしまう そこで化け物に遭遇し身構えていた…


「あまり強くは無さそうね…なら倒してしまいましょうか!」

クーベルは泡立て器に融合の力の魔力を込めた 魔力の炸裂する強力な武器と化した鈍器で化け物に殴りかかる
彼女も料理人だ 料理人ならば当然そこらの雑魚モンスターは相手にならない程の実力は持っている 
しかしその攻撃が直撃した時…

【パキィン!】「………え?」

化け物をミンチにするであろう一撃がまるで魔力が霧散するように弾かれクーベルは泡立て器を手放してしまう

「どういう事…!?あっ!?やだっ!?離しなさい…!」

不用意に近づいた彼女は化け物の触手に囚われてしまう 手足に巻きつかれ身動きが取れずにもがくが抜け出せない
そしてフュージョニストキラーによる極上の食事が始まろうとしていた…


「……っ!?力が抜け…」

フュージョニストキラーは魔力を喰らう化け物だ 
あまり強くはなく本来なら倒されている所だがある特性がある
融合の力を含んだ魔力だけは急速に吸収する事が出来るのだ 
それがクーベル等の融合の力を扱う者だけにとって最悪の結果を招いた 
触手が彼女に伸びそのコック服を引き裂き黒い下着を引きちぎり豊満な乳と鮮やかな乳首、マシュマロの様な尻、スラリとした腰と果実の様な性器、女性としての魅力的な身体を露出させる

「きゃっ!?まさか…この化け物…!?」

女性は性的絶頂を迎える時に魔力が高まる傾向がある
魔力を喰らう化け物達には捉えた獲物を絶頂させ強制的に活性化させた質の良い魔力を得ようとする傾向が一部には存在していた 
クーベルの嫌な予感は的中し悲鳴をあげる
触手が彼女に纏わり付き彼女は恐怖に顔を歪めた
無慈悲な触手の先端の口が彼女の乳に吸い付く
舌が乳首を弾き甘噛みを挟む ゴシゴシと性感帯をイボイボの舌で擦り上げられ強制的な性感帯責めの快楽に顔を歪ませる

「ん…!おっぱい…吸わないで…乳首…弾かれ…っ やっ♡」

(こんな化け物なんかに…胸…気持ちっ…♡)

化け物に犯される その恐怖も人間では不可能な触手の責め方に快楽で溶かされ始めていた…


触手は更に伸び今度は腹部に迫りおへそに吸い付く

「きゃっ…!そこ…!?」

ニュルリと舌がおへそに挿入され舐めまわされる くすぐったさで腰を暴れさせるも吸い付かれている為逃げられない

(なんか…変な気分に…♡)

昂らされた身体を舌が執拗にクーベルのおへそをグチュグチュと穿り性感の注入点を開発されてしまう 

「ふっ…おへそが…んっ♡おへそが〜っ…♡」

へそと舌がトロトロに融合するたびにビクンっと快感が背筋を走る
クーベル自身も知らない性感帯を見つけられ化け物に開発され羞恥で身体がさらに熱くなる
責めにより甘い蜜を湿らせている性器にいよいよ触手は迫る…



「そこは絶対ダメ…!やめなさい…許さないわよ…!」

クーベルは自らの弱点は知っていた 時間の無いパティシエはストレスが溜まりその発散方法に家でオナニーをする事もある
特に手っ取り早く強烈な快楽を得られるクリトリスを彼女は好んでいた 
日常的に使用し感度も上げられているクリトリス そこを責められよう物なら…と彼女は身構える
ジュポンッと触手はクリトリスに吸い付く

「くぅっ♡うっ♡うううーっ…♡」

歯を噛み締め快楽に呻きながら必死に絶頂を我慢する

(イッたらぁ…魔力吸われてっ…もっと酷い事になるわ…耐えなきゃ…!)

彼女は必死に耐えようとするが触手の責めは加速する 
吸うだけでは無く舌がクリトリスを撫で上げクーベルは悶絶する

「がっ…♡はっ…はっ…ひっ…うっ…ぐう…っ♡」

激しくなった責めに呼吸が荒くなるがなんとか絶頂を耐えている しかし責めは更に凶悪になる

「ひっ♡何…な…!?」

(触手の様子が変わって…!?巻きつかれ…!?)

舌の形に変化が来た事をクーベルは身体の1番の性感帯で感じていた 舌が伸び始めクリトリス全体に巻き付いたのだ
そして舌がクリトリスを男性の自慰のようにシゴき始めクーベルは快楽に身体をのけ反らせる

「ああああーっ♡激し!?シコシコやめっ!やめてええっ♡うああああっっっ♡」

触手の強制自慰は止まらない 
クーベルはあまりの快楽に一気に限界まで導かれてしまう ヴァギナからは蜜が溢れ出し快感を物語っている

「きちゃうっ…!こんなの耐えらなっ…!クリトリスすぐイカされちゃうっ♡あっ…イク…!あああーっ♡」

ビクンッ!ビクンッ!ビクンッ!身体中を震わせ遂にクーベルは絶頂をしてしまう…

我慢していた分その反動は大きく意識が飛びそうになる
自らのオナニーよりも強烈な責めに凄まじい快感を得て思考が溶けそうになるが必死に思い止まる

「はっ…♡はっ…♡」

(こんなの…ダメよ…)

呼吸を整えようとする彼女だが肝心の事を忘れている この触手責めはフュージョニストキラーが極上の魔力を得る為の下ごしらえなのだ…


「えっ!?はああっ♡うぐっ♡」

絶頂の余波に浸っていたクーベルは突如吸引を始めた触手に驚愕する
ただの吸引ではない 何かを吸い出されているような心地良い感覚に甘く蕩けさせられる

(気持ちいい…身体…敏感に…ダメっ!?まさか魔力を吸われて…!?こんな甘い快楽…戻れなくなるわ…!?)

魔力を吸収されクーベルの思考が鈍る 
このまま甘い快楽に浸る誘惑を断ち切ろうとするが触手の容赦ない責めは再開されているのだ
魔力を吸われる魂すら溶かすような甘い快楽に先程の責めが組み合わさり身体をトロトロにされてしまう


「うぁー…♡おっぱい全部気持ちいい…!イッちゃダメなのに…魔力搾られて乳首ゴシゴシされてイッ♡出しながらイクの良すぎる…♡」

「ひぃ…♡おへそぉ♡こんなところ知らない…♡温かいのでほじられて…吸われて…♡おへそでイッちゃ…あああっ♡」

「あついっ♡あついーっ♡クリトリスおかしいっ♡気持ち良すぎちゃうっ♡シゴられる度にイッてる♡ずっとイカされて…こんなの知ったら戻れなくなる♡ああああっ…♡全部吸われるのやらあああっ…♡」

(やっ…♡らっ…♡わたしは…だいすきなポワソニエルと…♡たのしく勝負して…♡勝って…お店をもっと…♡あれ…?勝負…?誰と…?)


魔力は魂からなる力、それを絶頂の快楽で無理矢理に高められ引き出されて吸われる事は危険すぎる事だ 廃人になってもおかしくない
クーベルの意識や記憶が曖昧になるが魔力を喰らう化け物には関係無い 
極上の食事を途中で止める者等いる筈がないのだ
フュージョニストキラーはニタニタとした笑みを浮かべ食欲の唾液を垂らしながらクーベルを味わい尽くす為に触手をヴァギナとアナルに伸ばした
クーベルのフルコースは始まったばかりだ…



「ああああっ♡お尻が…お尻があああっ♡お尻ズボズボされて吸われるうううっ♡イグイグイグッ♡」

「子宮っ♡舐められてえっ♡Gスポ擦られながらお腹の奥舐められるの凄いいいっ♡」

「ポワソニエルっ♡助けてっ♡私っ♡まだ貴女と料理したっ♡やっぱりもう無理ぃ♡そんな事どうでもいいっ♡気持ちいいよおおおっ♡」

「おまんことお尻一緒にされるのすきっ♡とぶっ♡とんじゃうからあっ♡は…っ♡あ…♡」

「あはっ♡あははっ♡あまい♡こんなスイーツがあったなんて♡イクの美味しい♡イクイクっ♡」

「………っ♡………っ♡………っ♡」





ホテル◯◯◯の新作デザートコンペ!優勝はレストランA Table!

パチパチパチパチ オメデトー! マンゾクサセテモラオウカ!ゴクジョウスイーツデマンゾクスルシカネエ!ブリキンギョノパイデマンゾクシヨウゼ! パチパチパチパチ

歓声の中で優勝した料理人、ポワソニエルは不安げな表情で辺りを見回していた

「どうしたんだポワソニエル?せっかく優勝したのに浮かない表情だな?」

「料理長!あの…クーベルを見ませんでしたか?」

「あのいつもお前に突っかかってくる幼馴染の…?コンペ出場には登録されていたが見ていないな…まぁ今は良いじゃないか!新作スイーツの用意でこれから忙しくなるぞ!」

「どうしたんでしょう…あの子最近お店開けてないし…コンペをすっぽかすなんて…」


その後クーベルを見たものは誰も居なかった 気まぐれな彼女の事だ 他の町にでも行ったのだろうと誰もが彼女を忘れていった
ポワソニエルも最初は気にかけていたがクーベルの消息も分からない
レストランの忙しい日々に追われ居なくなった彼女の事を寂しく思いながらもクーベルの居ない日常に慣れていったのでした

どこかの鍾乳洞の奥底には埃が積もった泡立て器が転がっていた

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