あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。

 何処からか聞こえる水の音に意識がぼんやりと戻ってくる…固く冷たい感触…ここは…どこだ?あたしは何、を

 「あ、ああ、うぁああ」

 「うっぷ、うぉええええ!!!げっ、げぇええええええ!」

 「はっ、はっ、はー…はー…クソ…ちくしょう…」

 何があったのかを思い出し、そのおぞましさにひとしきり吐いた後、あたしは悔しさに涙を流した。ああ…あいつの匂いが染み付いてる…股ぐらがネトネトして気持ち悪ぃ…水場は近そうだし、早く洗い流してしまおう…しかしさすが恐竜、回復が早いのには我ながら感謝しねえとな…

 洞窟の奥は一部分が崩落して外と繋がっていた。ゴウゴウと滝が流れ落ち、大きな泉が作られている。そのすぐそばには巨大な足跡が無数にあった。ここ、あいつの住処かよ…まぁいい、今はこの不快さをどうにかしたい。
「うっえ…どんだけ出しやがったあいつ…」

 どれだけ洗い流し、掻き出してもあたしの内からはあいつの精液がゴプリ、ゴプリと溢れ出してくる。

 「クソが…クソがクソがクソがぁ!」

 怒りと苛立ちに任せて掻き出す。あたしを、ダイノルフィアの女王のあたしをこんなにしやがって!あいつだけはぶっ殺して生きて帰ってやる!!

 くち

 「ん!」

あんなバカでけえモンで内臓潰しやがって!

 くちり、どろっ…

 「んん…!」

こんな臭えモンをぶち込んで…!

 くちゅくちゅ…ぐちゃぐちゃ…

「はーっ♥はーっ♥」

あたしを、本気で番に、しようとしてた…♥あいつは…ぜったい…

 「ゆるっ、さないいぃぃ♥!」

 プシュッ!プシィィィ!

「はっ♥はっ♥はひ…♥絶対に…殺してやるぅ…♥」



 結論から言うとあいつは殺せなかった。死角に入っていたのにあっという間に尻尾で叩き潰されていた。絶滅を生き延びる程の完成された本能。恐竜の姿を捨てなかった故の力強さ。嫌という程理解出来たが、それでも憎いものは憎い。

 「やめ、やめろ!!離せ畜生!!くせぇんだよてめうべっ!?」

 こいつ!また舐めてきやがる!しかも今度は

 「ペッペッ…クッソんぅ♥やめっ、やめろって!うん♥ぎゃううう♥」

 胸とか腹の当たりを舐めるようになりやがった!ザラザラとした舌が乳首に、陰部に当たる度にゾクゾクする…こんなやつに気持ちよくされるなんてぇ…♥

 そんなあたしの様子に興奮したのか、あいつの凶悪な性器が勃起し始めた。以前と違うのはすぐにぶち込まず、それをあたしの眼の前で見せつけるようにしていたことだ。こりゃチャンスだ、隙だらけになったその瞬間は見のが、さ…

 バカでかい雄の象徴

隙だらけに…隙だ…

 強く香る雄の匂い

すき、だ すきだ

 どんな生物よりも強い証

すき すき すき

 「ぴちゃ、ぴちゃ♥える…♥」

 気がつけばそのイチモツに舌を這わせていた。あたしのこと散々舐めやがって…こっちの気持ちも味わえってんだ!

 「れろ…♥あむ…♥かぷっ♥」

 どうだ!お前は噛まなかったけど、あたしは噛んでやったぞ!ブルブル震えてさぞ痛てぇだろうなぁ?このまま食いちぎっ

 ドプン!ドプドプ!ドッパン!

 「んなっ!?うえっ、ひっ、ひっでえ…におい…♥」

 こいつぶっかけやがった!全身精液まみれとかふざけ

 「きゃあ!?」

 引っつかまれて身体が浮いたと思うと、股ぐらにあいつのが押し当てられる。

 ぐぐぐ、みちり

 「ダメだ!まってくれ!昨日もヤったからいいだろ!?」

 みちみち、ぐりゅりゅ

「いっ…ぎぃ!やめろ!やめて!やめてってばぁ!」

 ずぶぶぶ…どちゅん!

 「ぎっ……あぁぁぁ…!げっ、へぇぇ…」

 おなか、ふくれてくるしい。いきできない。きのうみたいなことされたらしんじゃ…あ、あれ?

 「この体勢…」

 あたしを四つん這いにさせ、自らが上になった究極伝導恐獣。昨日のただ嬲るための交尾とは違った、種を残す為の交尾。体躯の小さいあたしに負荷をかけまいとしてるのか?こいつが?

 ずるるるる…

「んっ…くぅ…♥」

 ずっ…ぷん…!

「きゃうん♥」

 ぐり…ぐり…ぎゅうう…

 こんなに苦しいのに

「ハッ♥ハッ♥キュウウウ…♥♥」

 獣の子供産まされそうなのに

 ずぷん…ずぷん…ずっぷん…!

「キャウウ♥♥キャウウウン♥♥♥」

 どうしてこんなに気持ちいいんだよぉ…♥おかしいだろこんなのぉ…♥もしかしてあたし、こいつの子供、産みたがってるのか…♥?

「だ、だめえ…♥だすんじゃねえ…ころしゅぞ…♥」

 ドプン!ドプドプッ!ドップン!

 「─────ッ♥♥♥──────ッ♥♥♥」

 女性器を満たす精液。その中の精子が自分のモノと結びつくのを確かに感じてしまった。

 「ころす…♥ころす…♥♥ころしてやるぅ…♥♥♥」









 彼が番を得て幾ばくかの年月が過ぎた。番は自らと交尾に及ぶ前、度々襲いかかるがそういう習性なのだろうか?痛めつけるのは番にとって良くないのでは?彼は考えるがすぐに忘れてしまう。この島には彼と番の子供で溢れているからだ。

 彼に似た姿だが、燃え盛る身体を持つ者。周囲を凍らせ、全身を氷の鎧で包む者。長い牙と角を持つ、巨大な体躯の者。竜巻を生み出し、空を飛ぶ者。様々な姿の子供が産まれることに彼は嬉しく思う。どんな子供が産まれるのか楽しみだ。その為にはもっと番に産んでもらわなければ。そうなるといずれはこの島を出るときが来るかもしれない。彼が住処に戻ると早速番が挑んで来た。

 「絶対に殺す…お前ぶっ殺して、帰ってやるからな!」

 卵を抱えている大きな腹部で番が叫ぶ。言葉の意味を彼は知らない。だがそれに答えるように彼は島中に雄叫びを響かせた。

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