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魔法都市の一学生に過ぎない俺がひょんなことから色々な意味で高名な職人集団ウィッチクラフトに所属する女傑、ハイネさんとのお付き合いを始めて久しい。

仕事が中々忙しくて会えない日も多いが、それでも充実した日々を送っている。

そんなある日のこと。まとまった休みが取れそうだという話を前々から聞いていたのだが、それについて何やら重大な話があるらしくハイネさんの部屋に向かった。

「お呼び立てして申し訳ありません。今日は、その……ええ。抱いてもらいたいというのもちろんなのですが……その……」

何でしょうか。よほど言いにくいことなのかごにょごにょと言い淀んでいる姿はとてもかわいい。いやそれはいいんだけれど。

「私と子づくりをしてもらいたいのです!」

そして意を決したハイネさんの口から飛び出したのはとんでもない発言だった。

「……はい?」

いや、うん。もちろん俺とハイネさんは性交渉はしている。ただ、俺も責任は持てない立場だからもちろん避妊はしてる。

「実はですね。うちのマスターから言われたのです。『あんたの年下の彼氏と子づくりしてきなさい!』と」

「いや、そのマスターさんに言われたからってですね」

ウィッチクラフトマスター・ヴェール。9歳児の見た目にしか見えないがウィッチクラフトをまとめ上げ、実は何かの魔法で若返った高名な魔法使いではないかと言われている。ただ少々気まぐれというか何というかそのせいでハイネさんが苦労しているという話も聞いているのだ。

「……ウィッチクラフトは魔女、主に女性で構成されているギルドです」

だがハイネさんは真面目な顔をして述べ始める。

「ですから子供を産んで、育てると言ったことに対しては手厚く支援を行うつもりではあります。ですが、それは私のように仕事にかまけて恋人との時間もろくにとらない女が言っても説得力がない、とマスターは考えているのでしょう」

「ハイネさん……」

何だかんだでハイネさんはマスターを信頼しているのがわかる。そのうえで、ハイネさん自身が考えて出したのならこれ以上言うこともないのだろう。

「そういうことですから、いい、ですよ」

もじもじとハイネさんが身をよじりながら、ゆっくりと服を脱いでいく。

「あっ、あなたのおち〇ちんも、大きくなってますね」

ハイネさんを押し倒しながら、ハイネさんも俺の肉棒を擦る。お互いに身体のことはわかっていて、どこを触ってどう攻めればいいのか、すっかり分かっている。

「ハイネさん、もう濡れてる……」

「あう……だって、その……」

こうしてハイネさんが俺の指で喘いでいるのを見ると、何だかこの瞬間だけ自分のものに出来ているようで興奮する。

「……あなたの子供を孕むと思うと、自然と濡れてしまって」

ごくり。聞こえるほどに息を呑んだ。

「い、いつも、その……ちゃんと避妊をしてくれますからね。それはとても偉いと思いますしありがたいのですけど……やはり女ですから、いつか、直にあなたの精を受け止めたいな、と思ったことはないわけではない、と言いますか……」

「ハイネさん……」

「ん、ちゅ……」

キスをした顔を離して、密着寸前の状態で、じっと見つめる。

「孕ませます」

「あっ……」

ハイネさんの顔は蕩けて、俺はハイネさんのお腹の当たりを擦る。肉棒をこすりつけ、この辺りに届ける、と意思を表明する。

「はぁ、はぁ……ハイネさん……」

「来て、ください……」

俺は一気に肉棒をハイネさんの膣奥まで貫く。

「うっ」

「あ、ああああんん!!!」

俺はそのまま奥に一突きしただけで射精してしまい、ハイネさんの膣内もうねうねと蠢いて、絶頂しているようだった。

「ん、このまま、しばらく、蓋をしてください。あなたの精液を、私の子宮に届けてください」

「はぁ、ハイネさん」

キスをして、覆いかぶさる。ハイネさんの豊かな胸の感触が俺の胸板を刺激する。

「ん、ちゅ、すき、だいすき……」

「は、あ、そろそろ、動きます、ね」

ずちゅ、ぬちゅ。愛液と精液が混じったヌルヌルの膣内をまた肉棒が往復する。

それからの数日間、たまに食事や睡眠をとりながら、また交わって。そんな爛れた生活を続ける。

「……ご懐妊、です」

そしてそれから数日後、いつ出来たのか分からないが、とにかくハイネさんは俺の子を身ごもった。



ハイネさんはウィッチクラフトに産休・育休を申請し、快く受諾された。とはいえ、たまに手伝いを含めた交友をしているという話だが。

そうしてお腹も膨らんできたある日。

「聞いてください。もうそろそろ、えっちをしてもいいということです」

「ええっと……ハイネさん。まさかとは思いますが、それはウィッチクラフトの人に聞いたんですか? 妊娠した後にどれくらいでえっちできるのか、みたいな」

「ええ。それが何か………………っっっっ!!!!!!!」

もうこの人は。可愛い。

「それじゃあ、ゆっくり入れますよ」

「はい、ん……! あ、久しぶりに、あなたを、受け入れられて……! ふふ、私たちの赤ちゃん、感じますか?」

「ごめんな、えっちな両親で。俺も、早く一人前になって、ママを支えられるようになるから」

「ん、期待してます」

「それじゃあ、ゆっくり動かします」

「はい。あ、あ……」

ハイネさんの胸のあたりからじんわりと母乳が染み出して、俺はそれを咥える。

「ふふ、もう、それは赤ちゃんのものなんですから、ね」

「うん」

ハイネさんは俺の頭を撫でて、その顔はもう母親のものになっていた。

「はぁ、はぁ、もう、そろそろ、私……」

「うん、一緒に。イこう」

「はい、あ、んん!!」

穏やかにお互いに絶頂を迎えて、俺はハイネさんのお腹に耳を当て、赤ん坊の鼓動を聞いた。

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