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あれからフルルドリスはアルバスに対して射精管理、というよりも性の発散の手伝いを続けていた。

賢者タイムで朗らかに笑いあうアルバスとエクレシアを遠目から見て、微笑ましいと感じていたが、どこか胸がチクリと痛むのを覚えたのはいつからだろうか。

「んん……」

フルルドリスは一人、自室にて服をはだけ、性器をいじっていた。

「は、ぁ……」

ただ弄るだけで濡れないことはすでに分かっている。

「……アルバス、くん……」

名を口にした瞬間、じわ、と股から愛液が染み出るのが分かる。

「アルバス君、アルバス君……」

これはアルバスの腕。指であると妄想することで、一気にフルルドリスの身体に熱が入る。

「ふぅ……んん……!」

そうして、身体に染みついたアルバスの青臭い精液の匂いを思い出そうとする。

そして乱暴に求められ、自分の欲望を満たすためだけの、肉体だけの関係として扱われることに身体が悦びを覚えている。

こうやってぐちょぐちょと膣内をかき乱して。ああ、でも、陥没乳首が上手く勃起せずもどかしい。アルバスの手であったなら、もっと乱暴に取り出してくれるだろう。

「アルバス君、そこは、ダメ、いや、助けて、いやぁああ!!!」

「フルルドリス!?」

一際大きく叫び、絶頂して潮を吹いたところで強引に扉を開けてやってきたのは、アルバスその人だった。

「あ、ぁ……あの、これは……」

アルバスはフルルドリスの無事をひとまず喜び、そして状況を整理した。

「フルルドリス……も、なんだな……」

「や、アルバス君、何を……」

アルバスはフルルドリスを押し倒して、そのままキスをする。

(…! ♡♡♡!!!!)

激しく舌を絡ませ、窒息しそうな中でフルルドリスはまた軽く絶頂を覚える。

「今までの分、俺がフルルドリスの身体を鎮めるから」

「や、あ、そんな、やめ……ぁ!」

言葉に出来ない拒絶は役には立たず、アルバスはフルルドリスの身体をまさぐる。

ちろりと舌を出し、フルルドリスの乳房に吸い付いて、そのままあっさりと乳首が露出する。

「や、やさしい、のは、だめです……そんな、の……」

アルバスの手は力強いようでいてこちらの身体を気遣う様に、労わるような愛撫だ。

妄想のものとは違う。刺激が物足りない、ということではなくむしろ逆だ。アルバスに対して求めていたのが肉欲ではなく愛欲であるのだと、それを思い知らされてしまう。

「フルルドリス……入れるよ」

「や、ぁ、だめ、わたしは、はじめてで……だから……」

そのままアルバスは正常位のまま挿入し、最奥まで一気に貫く。

「はぁ……はぁ……大丈夫か? フルルドリス……」

「ん、あ、はぁ……」

蕩けた顔を見せたフルルドリスに、辛抱たまらない、とアルバスは覆いかぶさってキスをする。

「フルルドリス……きもち、いい……」

「あ、そう、そうなの、ですね……」

アルバスにとっては自然に口から出てしまった言葉だが、フルルドリスはアルバスが自分の身体を使って、性を向けてくれているとその事実に、身体の奥底が震える。

「ぁ……」

機付けば、フルルドリスの手はアルバスの手を探していてアルバスはそれに気づいて指を絡ませる。

「ぅ、あ……フルルドリス、俺、もう……」

「ん、いい、ですよ。このまま、出してください。初めての性交で初めての種付け、覚えてください」

フルルドリスは無意識にアルバスの腰に足を絡ませ、逃がすまいと奥に奥に押し込み、そのままアルバスはフルルドリスの膣内に射精した。

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