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先代聖女エクレシアが追放され、667人目の聖女がその代理として立てられ、その聖女の人格は初代聖女クエム…つまり私に置換された。

「お待ちしていましたよクエム。これによって長きにわたる計画がついに成ります」

古き知人が私を呼び戻した…彼の言うとおり私たちの計画が進もうとしているのだ。

「大神祇官…いや、今は大導劇神だったな。その計画はどこまで進んでいる?」
「今、凶劇が共謀者の候補に誘いをかけています。ただ、少し難しい性格らしく、もしやすればあなたの出番かもしれません」
「そうか…いいだろう。その場に案内しろ」

大導劇神がクツクツと笑い、ホールを開き、私はその中に入っていく。大導劇神…やはり気に食わぬ男だ。いや、男というものは昔から理解に苦しむ。存在そのものが不快といっていいだろう。
だが、この計画を完遂させるには、この男の力がどうしても必要になる。
ならば我慢してやるしかないというものだ……






「それで…そのデスピアとやらに力を貸せば…わしに力をあたえるというのじゃな?」
「えぇ、そういうことになるわね」

共謀者…相剣とかいう剣士の軍師らしい龍淵とやらは、力を求めて私たちに寝返ろうとしているらしい。
くだらない。力などを求める原始的な種族。軍師が聞いてあきれる。
それ以上に不快なのはこの匂いだ。この男の自室らしいが、嗅いだことのない異臭を漂わせている。湿度も温度も高い。私の体調にまで影響が及びそうなまでにその環境は劣悪だった。

「ふむ…おい、莫邪…起きておろう?ちょっとこっちへ参れ」
「はい…龍淵様…♡」

寝床から姿を見せたのはレオタードのような生地を全身にまとった女性…その言葉や寝床から出てきた…それも局部や乳房の部分の記事が破られて露出していることからも察せられるが、おそらくそういう関係なのだ。
そしてこの臭いの正体は営みによることも明白だった。
やはり不快だ。私が来ることは事前に聞かされていたというのに。

「強気ね…夫婦とはいえ彼女だって相剣師なのでしょう?」
「夫婦?面白い冗談を言う。こいつはわしの性玩具の一つにすぎん。戯れで相手をさせておっただけの話よ。おい、催してきたわ…口を開けい」

そう龍淵がのたまうと、その下履きからそそり立った剛直が現れた。
それを見た瞬間、私の嗅覚を刺激する異臭はさらに強くなり、さらになんともいえない感覚でめまいを起こしそうになる。
彼女の唇は押し開かれ、そこに肉棒が挿入された。
この男はこんなものを口に入れるのか……まるで拷問ではないか。

「おごぉ♡じゅぞぞぞぞぉ♡」
「っ……!?」

喉奥まで突き刺さる勢いで抽挿されるそれに苦しんでいるはずなのに彼女は喜悦の表情を浮かべていた。

「ふん……」
「んぶぅ!んぼぉ!」
「どうした?もっと舌を動かせ。貴様を使う理由なぞ、その技術しかないのだから」
「ぐぼぉ♡んぶぅ♡おぶっ♡」

私はそれを見ているだけで頭が痛くなる。目の前の光景が不快でならない。不快でならないのに、なぜか目が離せない。動悸が乱れ、呼吸が荒くなる。身体の奥底に火がついたように熱くなり、股座から何かが垂れてくるような気がする。

「ふむ……もうよい。吐き出さず飲み込め」
「おぼぉおおおっ!!」

大量の精液が流し込まれ、その量の多さに鼻の穴からも噴き出していた。

「おぼっ♡ごきゅっ♡ごくっ♡」

恍惚な笑みを浮かべながら、彼女がそれを嚥下していく。

「げほっ……げほ……あぁ……りゅうえんさまぁ……♡」
「ふん、すべてを飲み干すなど、わしの相手を申し出る以上、できて当然のこと。わしの相手を務めるのなら、この程度の奉仕など朝飯前でなければならん。わかっておるか?」
「はい…♡心得ております♡」
「時にクエムとやら、随分と熱心に見つめておったが……貴様もやってみるか?」

突如こちらを見てそんなことを言う龍淵。私は目を見開いて反論する。

「な…ッ!!?貴様、図に乗らないことね。貴様などただの駒の一つでしかないことを忘れないでほしいわ!」

私は踵を返しホールに入っていく。これほどぶしつけな男だとは…これだから男というのは好かないのだ。
金輪際会おうと思わない。それほどに不快な体験だった……





「それで、わざわざそちらから出向いてきて何用じゃ?」

あれから数日が経ち私は再び龍淵のもとへ訪れていた。

「あれほどの捨て台詞を吐いて…二度と会いに来んものじゃと思っておったが…」
「くっ……」

わざとらしくとぼける龍淵。奴はすでに私が訪れた理由をわかっているのだ。

「あなたに…頼みがあるわ…私を犯しなさい」
「ほう?」
「私が……屈服するまで……徹底的に犯してほしいのよ……あの女のようになるまでね……」

あの日見た莫邪と呼ばれた女の姿、顔。これ以上ない喜びに満ちた顔が私の頭から離れない。それだけではない。龍淵の陰茎も、あの日不快に感じた強烈な雄のにおいも。私の下腹部を熱くし、頭の中を色欲に染め上げた。
それを聞いて、龍淵はにやりと笑うがすぐに顔をしかめた。

「ふむ…滑稽な提案ではあるがわしも暇ではなくてな…わざわざ欲情せぬ女の相手などする余裕などない」

そう言い切ると部屋の奥に下がろうとする。

「ちょっと待って!ドラグマの資金をあなたに提供できるといったらどうかしら?!」
「生憎、金には余裕がある。もっと効率の良い頼み方があるのではないか?」

わかっている。この男がどうすれば喜ぶのか…このお方の物になるためにはどうすればいいのか。そしてそれが私自身も望んでいることも。
私はその鎧を外し、下着を含めて服をすべて脱ぐ。
龍淵様の前で全裸になった私は両腕を頭の後ろで組み、足を蟹股で開く。女として隠すべき場所を、肉便器としてさらけ出すべき場所を龍淵様に見せつけると、腰を前後に振って必死に乞い始める。

「龍淵様……私をあなたの性奴隷にしてくださいませ……♡この淫乱マゾ豚を思う存分にお使いください♡」

「ふん、淫売め…やっと素直になりおったわ。まずは最初の儀礼だ。跪け」
「〜〜♡はいっ♡」

私が龍淵様の御膝元に跪くと、龍淵様がオチンポをあらわにする。これまでに数々のメスを堕としてきたであろう赤黒いそれは、その漂うにおいだけで私を軽く絶頂させる。
あぁ、ついにこれにありつけるのね……♡

「莫邪!儀礼を作法を教えてやれ」

その言葉を待っていましたと言わんばかりに部屋の奥から莫邪があの時と同じ局部の部分に穴をあけた服で出てくる。

「クエム様…♡礼儀の初めは自己紹介♡これから龍淵様とオチンポの相手をするのがどんな存在であるのか理解していただき、自身にもわからせることが必要です♡」
「はい♡龍淵様の性奴隷兼肉便器のクエムです♡ドラグマで初代聖女として周りにちやほやされていたせいで調子に乗っていましたが、しょせん私も龍淵様に使われるべきオナホ穴であることを理解しました♡黒幕気取りの生意気マンコですがぜひお使いください♡」

もはや聖女以前に女性として尊厳を捨て去った言葉の羅列。ただその尊厳を捨てることが私にとって甘美でならない。

「よくできました♡自己紹介が終わればオチンポの先っぽにキス♡忠誠の誓いをたてましょう♡さっそくお願いします♡」
「はい……ちゅっ……レロォ……♡」

舌先で亀頭を舐めると、濃厚な味が口の中に広がる。ただのキスであるというのにこれほどの幸福感を味わえるのは、それほどに龍淵様が優れた雄ということなのだろう。
あのままデスピアの陣営にいては感じることは叶わなかった幸福。それを今こうして感じることができる。

「さぁ、挨拶が終わったら次はお掃除フェラですよぉ♡」
「はい…♡失礼いたします……♡んむっ♡ぢゅぞっ♡んぶぅ♡」

私は龍淵様の巨根を口内いっぱいにくわえこみ、舌を這わせていく。その雌泣かせの匂いを一心不乱に肺に入れていく。全身が性感帯になったように一つ一つの挙動に甘い快感が随伴する。
こんなに大きくて硬いものを入れられたら……♡

「そんな先端しか入らんのか?もっと喉を開け」
「んごぉ♡おごっ♡おえぇ♡おぼぉぉ♡」

私の頭を掴み、龍淵様の剛直がさらに押し込まれ、喉奥にまで亀頭が届く。息ができないほどに押し込まれて苦しいはずなのに、なぜか気持ちいい。
喉奥に亀頭が押し付けられるたびに、脳内麻薬が放出される。

「んぼぉおおおっ!!おごおおお!!」
「喉の調子もなかなか悪くない。そろそろいいか。出すから飲み干せ」
「おぶっ♡おぼおおおおっ♡おぶぼぉおおお♡おほおおおぉおおおおお♡」

胃の中に直接流し込まれる精液。熱い……まるで身体の内側から焼かれているようだ。だが、これはこの上ない快楽。誰かに触れられたわけでもないのに下半身から潮を吹く。

「げほっ!げぼっ!かひっ……!こきゅっ……!ごくりっ!」

私は必死に出されたものを飲み干す。少しでも零したくない。この方に使ってもらうなら、私のすべてを使って奉仕したいから。

「よし、それでよい……」
「ありがとうございます……♡」
「尻を向けろ、準備をする」
「はい♡」

私は四つん這いになって龍淵様におまんこを見せる。

「ふん……まだ何もしていないというのにもう濡れておるわ……淫乱め……」
「はいっ♡申し訳ありません♡処女の癖に淫乱マゾ豚のクエムは、龍淵様のおちんちんを入れられるための準備万端であります♡」
「よかろう……挿入れるぞ……」
「あへぇ……♡きたぁ……♡」

私の膣内に入ってきたそれは、太く、長く、硬く、そして熱い。まるで股が裂けてしまうかと錯覚するほどに巨大なそれは私の子宮を押しつぶす。
龍淵様は私の髪をつかむと何度も何度も腰を打ち付ける。

「ふふふ、いい締まり具合だ。名器と言っていいかもしれぬな」
「あひぃいいいっ!おっ、ぎいいいい!あがあああっ!」

激しくピストンされるたびに、快感が押し寄せてくる。脳みそが焼き切れそうなほどの快楽。言葉を紡ぐことすらできず、獣のような声を上げ続ける。

「だが、あまりにありきたりでつまらんな。少しは期待していたが…まぁよい、膣を絞めることだけを考えておけ」
「おほぉおおおっ!イグゥウウッ!」

ただでさえ大きいそれがさらに大きくなり、抽挿が激しくなる。突かれる度にイキ狂う。もはや自分が何を言っているかもわからない。ただひたすらに龍淵様への愛を叫ぶだけ。

「こうすればもう少し楽しめるか?」
「お゛お゛おぉぉ♡しょれしゅごいぃぃ♡」

龍淵様は私を持ち上げると、その股に杭を打ち込むように引き下ろす。
後に知ったのだが、駅弁と呼ばれる体位らしい。
ただでさえ喘ぐことしかできなかった私だったがこの体位になってからの私はその比ではなかった。もはや叫び声とさえ取れる喘ぎ声。胃から逆上しかねない精液を必死に抑え込む。

「出すぞ……意識を飛ばさぬようにせい」
「きてくだしゃいぃいっ♡りゅうえんさまのせいえきほしいですぅっ♡せいしどばどばって♡おくまでくださいませぇ♡」
「ふん……孕みたければしっかりと受け止めるがいい」
「はいぃぃいぃっ♡うれしいれしゅう♡」

次の瞬間、龍淵様のそれが脈打ち、大量の精子を流し込んでくる。

「お゛お゛おぉぉぉぉぁぁぁぁ♡りゅうえんしゃまのぉ……いっぱい出てりゅぅ……♡あちゅい……♡しゅごぉ……♡」

龍淵様がオチンポを引き抜き、栓を失ったそこから入りきらなかった精液が逆流する。その衝撃が再び私の膣壁を刺激し、私はまた軽く絶頂した。

「あへぇ……♡しあわせぇ……♡」

私は幸せだった。やっと自分のあるべき居場所を見つけた。そう思えたのだ。







「最も豪の聖痕を持つといわれたあなたも、あの方の前ではただのメスね」
「あまり貴様も人のことを言えまい。あんなに嬉しそうにしていたではないか」
「当然でしょう?だって、あの方のオチンポを味わえるんですもの」
「違いない」

私は同じくかつてドラグマの聖女だったフルルドリスと龍淵様の寝室であのお方が来るのを待つ。
そのお腹は大きく膨らみ、臨月を迎えていた。

「それにしても、こんなに早く生まれてくるとは予想外だったわ」
「そうだな。よほど龍淵様の孕ませる力が強かったと見える」
「ふふ、私も楽しみだわ。この子にもいつかは龍淵様の……♡」

私たちはこれから生まれて来るであろう新しい命を待ちながら、微笑みあう。

「ふむ、今宵の相手は貴様らか…」
「「お待ちしておりました、龍淵様♡」」
「私、クエムと」
「私、フルルドリスのお身体を存分にお楽しみください♡」

龍淵様の部屋に入ってくるなり、私たちは龍淵様の御膝元に跪く。
龍淵様は、私たちの生まれてくる子供のために、今は尻の穴を楽しんでくれている。
私たちは龍淵様がとりだしたオチンポにやさしく口づけをするのだった。















龍淵……同胞たちを裏切ったあなたは…今はその氷の中で何を考えているのかしら……同胞への懺悔か…それとも……どちらにせよ、いずれ来る死の時まで…その氷の中で夢想にふけることね……

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