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「あ〜…疲れた……」



街灯が暗闇をほのかに照らす夜道を一人の女性、ハンディーレディはけだるげに歩いていた。

彼女は何でも屋としての依頼を、それも三日間にわたる長期の依頼を完遂し、ようやく帰路についていた。

依頼の内容は、要人の護衛。特に大した事件にも着こまれることはなかったが、常に気を張り巡らせるのは心身ともに疲れるものだ。

普段はその歩き方も可憐な彼女だが、今は背を曲げ、だらしない歩き方になってしまっている。



「あぁ…癒しが欲しい……早くあの子の部屋に行かないと……」



そんなことをつぶやいていると、彼女の持つ端末に連絡が入る。画面には「運び屋」とあり、それを見た瞬間、彼女は憂鬱に満ちた表情を浮かべる。

運び屋とは、彼女と腐れ縁のI:Pマスカレーナのことだ。同じ界隈で活動することもあって、マスカレーナとは協力することもあれば、対立することもある。今現在も、あるものを取り合う中ではあるのだが、



『は〜い、何でも屋さん♡お仕事お疲れ様♡』



やけに上機嫌な声、ハンディーレディを出し抜いたときに聞く声色だ。



「何の用よ」

『まぁ、そんな警戒しないでよぉ?依頼は終わったんでしょう?』

「……終わったわよ。だから今から帰るところだけど?」

『うふふ、お疲れ様♡あんたがいない間にいろいろ楽しませてもらったから、そのお礼がしたくってね♡…あんっ♡ほら、あんたにも聞こえるかしら?』



マスカレーナが通話機を動かしたのか、彼女の声に紛れていた音が少し大きくなる。肉と肉が優しくぶつかる音と、ぶつかるたびにはねる水の音。それに加えて何か口で吸い付いているような音も聞こえてくる。



『聞こえた?あの子ったらあたしにずっと甘えてきちゃってさ〜♡』



あの子とは、二人の共通のセフレである男子高校生のことだ。

以前、二人が仕事中のトラブルをきっかけに彼を誘惑したことがあり、その身体の相性の良さから、定期的に彼の住むアパートに行っては身体を重ねる関係になっていたのだ。



「…お盛んなことね」

『あ、嫉妬した?どんなことしたのか気になっちゃったかしら♡』

「してないし、興味ないわよ」

『えっと、きっかけは〜……』

「聞いてないわね…」









あんたが遠出をした日にあの子の部屋に行ったら、ちょっとお悩み相談みたいになっちゃってさ〜

あんたとキスしたいのに、あんたが拒むから悲しいんだって。

だから、あんたがしてあげない代わりにあたしが優しくキスしてあげたの♡

最初は驚いてたわよ?けど、徐々に受け入れてくれて、自分から舌を入れてきてさ♡

可愛かったわよ、あの子♡あたしの口の中に舌を入れてきて、自分の好きなところをすり付けてきたりしてさ〜♡

確かにキスは上手くはなかったけど、発展途上って言うの?あたしの教育次第じゃなかなかのテクニシャンに育て上げれると思うのよね♡



それで15分ぐらいずっとキスしててさ、あたしの服の中に手を入れておっぱいも揉み始めちゃって♡ちょっと強引なんだけど、そこもよくって〜♡お返しにズボン越しにおチンポの先をカリカリしてあげたら、あの子も可愛い声出しちゃってさ♡

耳元で「あたしに何をしてほしいのか教えて?」って聞いてみたら、恥ずかしそうに小声で「授乳手コキ」なんて言っちゃってさ〜♡すっかりあんたに染まったわよねぇ♡

まぁ、あたしも聞いちゃった以上は断りにくいし、ちょっとやってあげようかな〜って思ったら、あの子はもう準備万端って感じでさ♡

あたしが服を脱いで「おいで〜♡」なんて誘ったら、いきなりおっぱいにむしゃぶりついちゃってさ♡ほんと、おっぱいには目がないのよ♡

赤ちゃんみたいにちゅぱちゅぱ吸い付いてきてさ、指であたしの乳首を押しつぶして甘えてきたり♡あたしが「可愛い♡」って言ってあげたらすっごく喜んでたし♡あんたが甘やかすのに、ドハマりするのもちょっとわかっちゃうわね…♡

その後、パンツも脱がしてあげて、おチンポの先っぽを指で撫で回してたら、もう先っぽはぬるぬるになってて♡シコシコ〜ってしてあげたら、あの子ったら切なそうな声を上げちゃってさ〜♡

「悪いお姉さんの色仕掛けに負けるな〜♡」なんて挑発したら、あたしのおっぱいを鷲掴みにしてね、そのまま先っぽを爪でカリカリしてきてさ♡そんな抵抗されたらあたしも負けてられないじゃない?♡ だから、「いい度胸じゃない」って耳元でささやいて、あの子の乳首にお返ししてあげて♡

もっとあんたがするみたいに甘やかしてあげるつもりだったけど、やっぱりあの子相手だとあたしも燃えちゃってさ♡

結局どっちが相手を先にイかせるかの勝負になっちゃって♡

でも、あの子は経験不足だし、あたしもある意味この道のプロみたいなものだから…あたしが15分ぐらいシコシコ〜ってしてあげたら、もう先っぽからドプドプ精液出しちゃってね♡あの子も結構頑張ってたけど、あたしには敵わなかったみたいね♡



ちょっとやりすぎちゃったかな〜なんて思ってたら、あの子ったらあたしのおっぱい吸いながら腰をヘコヘコしてて…♡もともとその気だったけど、あんなことされちゃったらこっちも我慢なんてできないじゃない?♡

だから今度はあの子を寝かせて、こっちから騎乗位で入れてあげたの♡

でも、あたしって自分で動くより相手に動いてほしいから、さっきみたいに「悪い運び屋のお姉さんを君のかっこいいオチンポで懲らしめちゃえ♡」って煽ったら、あの子も目を血走っちゃって♡

そこからはもう、あたしの腰を掴んでがっついてきちゃってね♡あの子がしたがってたキスもずっとしながら、つながっててね?

ちゅっちゅってバードキスしたり、呼吸も忘れちゃうぐらい激しいディープキスしたり♡

何度もキスしちゃって、あたしも盛り上がっちゃってさ?あの子のオチンポ、あたしの好きなところばっかり突いてきて♡

腰振りも初めてした時よりも上手になってて、ついついあたしも本気出しちゃった♡腰を前後左右にグラインドさせたら、またあの子がイっちゃうのを我慢してる顔になってて♡結局あたしに負けてびゅ〜びゅ〜って射精させてたわよ♡

その後もずっとエッチしてて、この三日間ご飯食べるときも、お風呂に入る時も、寝るときもあの子と二人で裸になってずっとシてたのよ♡

あの子ったら、射精するときに「孕め孕め」って耳元で囁いてきてさ〜♡あたしに赤ちゃん産ませようとしてんのよ?♡そんなの興奮するに決まってるじゃない?♡

ほんと、あの子はあたしをその気にさせるのが上手で、甘え上手で……♡もう離れられなくなっちゃうわよねぇ〜?♡









そんなマスカレーナによる嬌声混じりの惚気を聴きながら、ハンディーレディは悶々とした表情になる。



『うふふ…♡今もあたしのおっぱいに甘えながら、腰を打ち付けてきててね?♡』

「……」

『ねぇ…お姉さんのこと好き?』



マイクから少し離れたのか、マスカレーナの声が一瞬小さくなる。その直後、「好き、好き」と、マスカレーナの質問に答える聞きなれた男の声が聞こえてくる。



『んふふ♡……本当にかわいいんだから♡それじゃあお姉さんのキスしながら中出し射精しちゃおっか♡んちゅ♡んんっ♡んれぇろ♡んじゅるる♡』



そのキス音が聞こえてくると、ハンディーレディはマスカレーナとの通信を切る。端末を耳から離すと、舌打ちをこぼして歩み始める。

マスカレーナはきっとハンディーレディに嫉妬してもらうためにこんな連絡をしてきたのだろう。たしかにハンディーレディもその男子学生とはセフレとして何度も肌を重ねてきたが、彼がほかの女と肉体関係を持ったところで嫉妬するほど狭量ではない。

マスカレーナも通話している時は大げさに彼に入れ込んでいる演技をしているだけで、きっと本心ではそこまで思っていないはずだ。

裏社会で生きる私たちが彼に入れ込んでいいはずがない。だからこそ、彼との関係はセフレよりも先に進むつもりもないのだ。







マスカレーナが明日の仕事に向けて帰り。アパートの一室、久々に一人で眠りにつく男子学生。この三日間、マスカレーナとずっと交わっていたこともあって寝つきが良く、その部屋に入ってくる侵入者に気づくことはなかった。

部屋に入ってきたのはハンディーレディだった。彼女は暢気な寝顔を浮かべている男子学生にまたがる。

そのまま、彼の来ている寝間着を脱がし、彼の乳首を舌で転がす。



「……んちゅ…♡ちゅっ…♡」



男子学生はすこしくすぐったそうに身をよじらせるが、まだ起きそうな気配はない。ハンディーレディは、彼の乳首を転がすのを止めると、彼の履いているズボンの股間部をやさしく爪で引っ掻く。ある程度勃起しているのか、その刺激で彼の男性器は彼女の指に反応し、少しずつ硬さを持ち始める。

すると、その感覚に違和感を感じたのか、男子学生はゆっくりと瞼を上げる。男子学生の視界いっぱいに、マスカレーナの顔が映り込み、眠そうだった表情から驚いた表情に変わる。

口を開いて何かを言おうとする彼の顔にハンディーレディは自身の乳房を押し付ける。



「何も言わないで…何も言わずに私に甘えて……」



男子学生は彼女のその声に少し違和感を覚える。いつもより不機嫌そうで、それでいてどこか切なそうな声。

男子学生はその原因をつかめないものの、そのまま彼女の言うようにその乳首に吸い付く。男子学生がその吸い付きに感じていると、彼女の手がズボン越しに彼の男性器に触れる。さわさわと柔らかく触られ、もどかしい快感を男子学生は感じてしまう。



「今の君はお姉さんのもの…♡お姉さんに甘えることだけ考えて……♡」



いつものようにハンディーレディは男子学生を甘やかすように彼をかわいがる。しかし、そんなハンディーレディに彼は多少の強引さを覚える。

お仕置きと称して彼女が積極的に求めてくることは何度かあったが、それとは毛色が違う。どちらかといえば焦りのような、何かを恐れているような雰囲気を彼に感じさせる。彼はその雰囲気に違和感を覚えつつも、彼女を尊重し、口を閉ざして彼女に甘え続ける。それに気をよくしたのか、ハンディーレディの表情も徐々に明るいものになっていく。



「起きてすぐにこんなにちゅぱちゅぱしちゃって……♡そんなにおっぱい好きなの?お姉さん嬉しい…♡」



ハンディーレディは男子学生に微笑みかけながら、彼のズボンを脱がす。すると、すっかり勃起した彼の男性器が顔を出す。彼女は男子学生の恥部を優しく握り、指先で竿を擦る。彼は少し息を荒くしながら、彼女の与える刺激を受け入れる。



「私がいない間…運び屋のお姉さんともたくさんエッチしたんでしょ……?それなのにまたこんなに大きくしちゃって…悪い子……♡」

ハンディーレディは男子学生に罰を与えるように、彼の額を軽く指ではじく。



「そんな悪い子にはお仕置きとして…お姉さんが満足するまで気持ちよくすること……♡」



ハンディーレディはそう言うと、さらに男子学生の顔にその乳房を挟むようにして押し付ける。

視界を覆うほどの彼女の乳房に、男子学生は必死に鼻で呼吸しながら空いている手で優しく揉みしだく。



「んふふっ……♡いい子いい子……♡そんなにお姉さんのおっぱいが好きなの?♡」



男子学生は彼女の問いかけに答えるように、何度も何度も首を縦に振る。彼の動きに彼女はすっかりご満悦な様子で、その乳首を必死にしゃぶる彼を見つめている。



「それじゃあお姉さんのおっぱいにいっぱい甘えながら、今日はたくさん射精しよっか……♡」



その言葉と共に、ハンディーレディは男子学生の男性器を上下に擦り始める。扱き上げるたびに亀頭からは透明な汁が垂れてゆき、その快感が彼の体をよじらせる。その刺激に反応して、彼の男性器はさらに硬く、大きくなってゆく。



「ほらほら、一人で気持ちよくなってないでお姉さんのおっぱいも気持ちよくして…♡」



ハンディーレディが頬を膨らませて快感に悶える男子学生への文句を口にする。

それを聞いて彼は彼女の乳房への愛撫を再開する。乳首の先端を舌先でねじ込むように舐めながら、もう片方の乳首を爪でカリカリと引っ掻く。その愛撫に、彼女の乳首は硬くなり、その快感を男子学生へと伝えていた。



「んっ……♡上手上手……♡いいこいいこ……♡」



ハンディーレディは快感に顔をゆがませながら男子学生の男性器を扱き上げる速度を上げる。

もう限界を迎えている様子の男子学生は必死に堪えようとしているようだが、それでもハンディーレディの巧みな指使いによって高められていく。

何度も肌を重ね、情事にふけっていたこともあって、ハンディーレディも彼の弱点を知り尽くしている。

そろそろ絶頂させようとしているのか、彼女は彼の弱点を指先で重点的に刺激していく。そして彼が絶頂を迎える寸前に、ハンディーレディは男子学生の男性器の根元を強く握る。



「はい♡まだ射精しちゃダメ♡この前、私にパイズリされたときに我慢できなかったんだから、今度はちゃんと我慢してね♡それから、お姉さんがいいって言うまで射精禁止♡わかった?」



射精を無理やり止められ、男子学生は涙目でハンディーレディを見つめる。そのまなざしに彼女は満足げな笑みを浮かべて彼を諭す。



「そんな目で見てもダメ♡その分いっぱいお姉さんに甘えていいから♡」



男子学生は切なそうに彼女の乳房に甘えるようにしゃぶりつく。その間も彼女は彼の男性器を扱き上げ、射精を促す。

しかし、彼は絶頂を迎えられないように、彼の反応を見て寸止めして射精させないようにする。ハンディーレディが与える快感と、絶頂できない苦しみの狭間で彼は切なげな表情を浮かべる。その様子を見て彼女は慈しむような笑みを浮かべると、彼を扱き上げる速度を上げて彼の耳元で優しく囁く。



「射精しそうなら、お姉さんにどんなことを言ったらいいか……わかる?お姉さんに言ってみて……♡」



男子学生は必死に彼女におねだりする。その様子の満足したのか、彼女は満面の笑みを浮かべると彼の亀頭に指先をぐりっと押し当てる。



「んふふっ♡よく言えました♡それじゃあ……びゅ〜って射精していいよ……♡」



彼女のその言葉と共に、男子学生の男性器から勢いよく精液が飛び出す。その精液は彼女の指先に抑えられ、飛び散ることはなかったものの、肉棒を流れ落ちるように広がる。射精の快感に男子学生は体を震わせて快感に浸っているが、ハンディーレディは恍惚とした笑みを浮かべて、指で精液を掬い取ると、彼に見せる。



「んふふっ♡すごい出たね♡そんなに気持ちよかった?♡」



ハンディーレディの問いかけに男子学生は頷く。そんな彼の顔に満足そうな笑みを浮かべると、ハンディーレディは再び彼に覆いかぶさる。そのまま下着ごとズボンを脱ぎ、その蜜壺をあらわにする。クロッチの部分に染みるまで愛液があふれてしまい、ずり下す時には濃い粘液となって糸を引いていた。



「それじゃあ次はお姉さんのオマンコを気持ちよくして…♡私が上から乗っかるから、君は寝たままでいいよ……♡」



男子学生は彼女の言葉にうなずくと、上に乗っかろうとする彼女を支えるようにその腰に手を回す。

しかし、彼女は男子学生に支えられながらも勢いよく腰を下ろして彼の男性器を淫肉で飲み込んでゆく。そして根元まで入ったところで、彼女は息を荒くして恍惚とした表情を浮かべる。



「んあっ♡三日ぶりの君のおちんちん……♡気持ちいいよ……♡」



ハンディーレディは快感に顔をゆがませながら腰を勢いよく打ち付ける。普段のハンディーレディとは優しくゆっくりと腰を動かすことが多いこともあって、男子学生は彼女の大胆な動きに少し驚く。

しかし、彼女はそんなことは気にせずに、男子学生の上で激しく腰を動かす。



「んあっ♡ああっ♡ほら、おっぱいの方も気持ちよくしてっ♡はい、ぎゅ〜♡」



ハンディーレディは快感に悶えながらも、その乳房で男子学生の頭を挟み込むように彼を抱きしめ、彼もその乳房を激しく揉みしだく。



「あんっ♡もう…♡女の子の身体はもっと優しく扱いなさい…♡お姉さんは許してあげるけど、普通の女の子なら嫌われてるところだよ?」



男子学生は彼女の言葉に素直に返事をする。まるで彼女に甘えるように、彼女の乳房に顔を擦りつけながらその柔らかさを堪能する。



「よしよし♡いっぱい甘えていいからね♡んっ♡あっ♡それじゃあ……そろそろ……♡」



ハンディーレディがそういうと、彼の腰の動きに合わせて激しく腰を打ち付ける。二人の動きが激しさを増すと同時に、彼女の中がキュッと締まり始める。



「あっ♡ああっ♡ダメ♡もっとエッチしたいのっ♡」



そう言うとハンディーレディは腰の動きを緩めて、腰の動きに緩急をつけ始める。しかし、それでも膣の締め付けは弱まることはなく、男子学生の男性器を気持ちよく包み込んでいる。



「あっ♡んっ♡ああっ♡」



ハンディーレディは腰を前後させるだけでなく、ゆっくりと腰を持ち上げてから勢いよく腰を下ろす動きを繰り返す。その度に彼女の中がキュッと締まり、男子学生に強い快感を与える。だが、彼女も同じように彼の肉槍による快感をその身に受けており、彼女の口からは甘い声が漏れている。



「んっ♡んんっ♡……んちゅっ♡じゅるっ♡」



ハンディーレディは男子学生を抱きしめる手をほどくと、彼の頬に手を添えて自身の唇を近づける。男子学生は驚いた顔のまま、彼女の唇を自身の唇で受け止めざるを得なかった。

かつて旅館で彼女にされた唇を重ねるだけのキスではない。彼の唇に舌をねじ込み、ハンディーレディはその口内を舐めまわすように舌を激しく動かす。



「ちゅっ…♡むちゅっ…♡んれぇ♡じゅぞぞっ♡」



ついばむように何度も唇をくっつけてくるかと思えば、口内の唾液をすべて吸い込むかのようなキスをしてくる。マスカレーナと何度もキスをしていたこともあって、上達しているつもりでいた男子学生も、ハンディーレディとのキスにはただされるがままになっていた。

それよりも、彼の頭には少し別のことで頭がいっぱいだった。

「だめ♡そんなことしたら、本気になっちゃう……でしょ?私たちはセフレ、あくまでお遊びなんだからね?」

「それじゃあ……このままおちんちんで私のことを気持ちよくさせて、私のことを満足させたら…してもいいよ?♡」



修学旅行の夜、ハンディーレディはそう言って彼とのキスを拒んだ。その後に彼女から一度だけ軽いキスをされたこともあったが、その後もキスをしようとすると、彼女を満足させてからと止められていたのだ。



「ぷはっ…♡はぁ…はぁ…♡キス…しちゃった…♡」



しかしそれが今、あっさりと許可された。ハンディーレディも恍惚な笑みでもう一度男子学生にキスをする。その間、彼女の腰の打ち付けも激しくなっており、まさに彼女に犯されているような感覚を覚えていた。



「ねぇ…♡キスしながらイこっ♡上でも下でもつながったまま中出し射精キメちゃおっ♡」



そう言うと、男子学生の手を握り、再びキスをするハンディーレディ。指を絡めあう恋人繋ぎ、下をねじ込むようなディープキス。そして彼の肉棒の先端が彼女の最奥に届いた瞬間、その劣情が吐き出される。淫裂から入りきらなかった白濁液があふれ、シーツにシミを作っていく。



「んちゅっ♡んんっ♡ああぁっ♡すごいっ、いっぱい射精てるぅっ♡」



ハンディーレディは蕩けた声で膣内に精液を出される快楽を味わう。男子学生もまた、その快感に悶えながらベッドのその身を預ける。



「ふふ…っ♡とっても気持ちよかったわよ?本当はもっとエッチしたいけど…私も君も、ヘトヘトみたいね…♡」



ベッドに寝る男子学生に重なるように体を倒すハンディーレディ。お互いの身体を抱き合いながら、二人はその瞼をゆっくりとおろしていく。







「あはは!いつあんたがこの子の所に来るかと考えてたけど、まさかあの後すぐだとは思わなかったわ!!」

「うるさいわね…別にいいじゃないのよ…」



数時間後、この部屋の窓から顔をのぞかせて、ハンディーレディと話していたのはマスカレーナだった。

家主である男子学生はまだ眠ったままで、ハンディーレディは半裸の状態で、先ほどまで乱れていたシーツや布団を直していた。



「結局あたしとこの子の関係に嫉妬してたんでしょ?あんなに激しくキスしちゃってさ〜♡」

「なっ…!?あなたいつから見てたのよ!?」

「そこは別にいいでしょ?今はあんたの話なんだから…♡」

「くっ……!」



マスカレーナはやにやとした笑みでハンディーレディを見つめる。

実際の所、ハンディーレディはマスカレーナからの電話に少しながら嫉妬を覚えていた。だからこそ、マスカレーナがしたというプレイをそのまま男子学生と楽しみ、するつもりはなかったキスも自分から求めてしまった。

彼とはあくまでセフレの関係。恋人ではなく、恋人にはなれない。

それはハンディーレディが裏社会でも活動している人間だから。彼が自身の弱みとして巻き込まれることなどあってはならないのだ。

マスカレーナもまた同じく裏社会から彼を巻き込まない上で、彼との関係はセフレでとどめておく必要があった。



「あなたが焚きつけたんじゃない…私だってここまでするつもりは……」

「そうは言っても時間の問題だったと思うけどね〜わざわざ修学旅行中のこの子に会いに行くぐらいだし〜?」



マスカレーナはハンディーレディを茶化すように吐き捨てると、窓から出ていく。



「まぁ…あたしがあんまり言えたことじゃないか……」



そう誰にも聞こえないようにつぶやくマスカレーナだが、行為中の男子学生に少しときめきを覚えてしまったことと、ハンディーレディを出し抜くために、普段行為後の飲んでいる避妊薬を飲まないという選択肢を一瞬だけ思い浮かべてしまったことは、自分の心の中にとどめるのだった。

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