最終更新:ID:JOfs3ULtqQ 2024年03月21日(木) 19:11:42履歴
作者:名無し
「はぁぁぁ――――っっ!!」
少女が短く整えられた黒髪を揺らしながら手にした豪華な意匠の剣を振りかぶる。
彼の剣の名は光の聖剣ダンネル。
勇者と認められし者のみが手にすることのできる文字通りの聖剣である。
「……ふぅ」
袈裟切りに斬った熊のような獣型のモンスターがその場にゆっくりと崩れ落ちるのを見て、女勇者は短く息を吐いた。
彼女が戦闘を終えて振り返れば、勇者と背丈が同じくらいの魔法使いと思しき少女がパタパタと慌てたように駆け寄って来る。
「勇者様、お怪我はありませんかっ?」
「私は平気だよ、水遣い。それよりもあの親子は大丈夫だった?」
勇者たち一行は次なる町を目指している最中、道端でモンスターに襲われそうになっていた親子と遭遇した。
一刻の猶予もないと判断した勇者は先陣を切ってモンスターたちの前に突っ込んだので、ほかのことは水遣いたちに半ば任せるような形になっていた。
それでも大丈夫だと仲間たちを信頼している故だったのだが、水遣いは彼女の予想に反して困ったように曖昧な笑みを浮かべた。
「あの方たちでしたらグリフォンライダーさんが。魔鉱戦士さんがその、幼い子にはちょっと……」
「……くすっ。あぁ、確かにね」
女勇者は色々と察して思わず口元を緩めて微笑む。
グリフォンライダーも魔鉱戦士も信頼している仲間ではあるが、子ども受けがよさそうなのはどちらかと問われればグリフォンライダーの方であると認めざるを得ないだろう。
魔鉱戦士も男の子にだったら人気はありそうだが、残念ながら今回助けた親子の子どもは女の子だった。
「それよりも、勇者様。その装備が優れているのはもう分かっていますが、心配なので念のためにお身体を見せてもらえませんか?」
「――あぁ。まぁ、そうだよねぇ」
水遣いの言葉につられるように、女勇者は自分の身体を見下ろして苦笑を零した。
彼女が身につけているのはいわゆるビキニアーマーと呼ばれる装備で、胸部と下腹部の一部が申し訳程度にしか隠されていない。
女勇者のたわわに実ったおっぱいや薄っすらと腹筋の見える腹部、曲線を描く肢体はほぼ露わになっているというのに、何故か高い防御力を誇っている。
装備さえしていれば晒している素肌も傷を負わないのだから不思議であると言うほかない。
もちろん彼女に露出趣味があるというわけではなく、このビキニアーマーは一たび装備してしまったら冒険中は脱ぎたくても脱げない呪われた装備なのだった。
そういうわけで使命も大事だが、彼女たちの目下の目標にはビキニアーマーの呪いを解除できる人を探すことも含まれていた。
「それにしても……初めての冒険で見つけてからずっと使わざるを得ない状態が続いてるけど、未だに使えるなんて物持ちがいいよね」
「私は気が気じゃないですよ、もうっ!」
「あははっ」
勇者は楽しそうに笑みを零すと、診るために寄ってきた水遣いの尖った耳にそっと顔を寄せた。
「……それよりも、水遣い。そろそろ次の町だよね。だから……その、お願いしてもいい?」
「――えぇ、私もそのつもりでしたから。ですから万事お任せください、勇者様♡」
水遣いは囁きを甘く響かせながら、清流のような淑やかな笑みを浮かべて頷いた。
■
「ったく。あぁ、もう。飲まずにやってられっか!」
すでに赤ら顔の青年は酒が並々注がれた樽ジョッキをテーブルの上に勢いよく置く。
男は町の武器屋で働いているのだが、その仕事を一言で言ってしまえばただの雑用だった。
店員として店頭にさえ出ることもなく、裏方で商品の武器を運んだり整理したりするだけの日々。
そんな感じに毎日朝から晩まで店主に顎でこき使われ、その後は宿屋も兼ねた酒場で寝るまでのひと時をせめて酒に浸りながら愚痴を零す。
それが彼の日常なのだった。
「なぁにが、別に嫌なら辞めてくれていいだ。あのクソ親父、いまに見てろよぉ。あぁ、うぅ……でも、でもよぉ雑用かもしんないけど、俺だって精いっぱい頑張ってんだしよぉ。何かいいことの一つくらい、あってくれてもいいじゃねぇかよぉ」
「もし、お兄さん?」
男が酔いに屈して堪らずテーブルの上に突っ伏していると、清流のような清らかな声が彼を呼んだ。
目覚めるように顔を上げると、先の尖った長い耳の少女がいつの間にか傍らに立っていた。
青と白を基調とした清楚な出で立ちに緩くウェーブしたロングヘア、佇まいからも淑やかな雰囲気が感じられる。
喧噪に包まれた酒場において清廉そうな彼女は逆に浮きすぎていて、ついに幻覚を見始めたのではないかと男は半ば自分を疑い出していた。
「うぅん。どうしたんだい、お嬢ちゃん」
「いえ。お兄さん、悪酔いしてらっしゃるんじゃないかって心配になっちゃいまして」
「悪酔いなんてしてねぇ……あぁ、頭がいてぇ。ったく、なんでこんなにうるさいんだよぉ」
彼女の言葉で意識させられたからか、周りの賑やかさが急に刺さるように響き始めた。
男が頭を押さえながら顔を顰めていると、少女は驚いたように目を丸くした。
「それはいけないです、お兄さん。私、上に部屋を取ってるのでそちらで休みませんか?」
「えぇ……お嬢ちゃん、何を言って」
少女の言わんとすることに気づき、男は困惑を滲ませる。
いいことがないかと愚痴ったばかりだったが、美味すぎる話に身構えるだけの理性は彼にもまだ残っていたのだ。
しかし、彼女は微笑むと男の背に身体を寄せて背後から耳元に顔を近づける。
少女の見た目以上にたわわに実ったおっぱいが男の背に当たってむにゅぅと形を変え、それは酔った彼に想像以上の熱を一気にもたらした。
「夜を寂しく過ごす女の子を助けると思って。ね、お兄さん?♡」
彼女の熱を帯びた囁きがゆっくりと耳の表面を撫で、その吐息が男の脳を直接揺さぶるように吹きかけられる。
酔った男がそんな誘惑に抗えるはずもなく、彼は気づけば首を縦に振っていた。
■
青年が少女に半ば介抱されるように客室に連れられて来てみれば、部屋の奥にあるベッドでは裸の男女がすでにまぐわっていた。
髪の薄い腹の出た男が横になっており、その股座に少女と同年代の女の子が顔を埋めている。
頬を窪ませた彼女が顔を動かす度に室内には卑猥な水音が響き、男は情けない声を漏らしながら肥えた身体を震わせた。
「あぁ……あぁっ、さすがは勇者様っ。棒の扱いがお上手でぇ!」
「じゅぽ、ぎゅぷぅ……れろれろぉ♥♥ ちゅぷ、じゅぷぅ……ぷはぁ♥♥♥ あぁ、水遣い。おかえり♡」
勇者と呼ばれた黒髪の少女は咥え込んでいた肉棒から顔を離すと、穏やかな微笑を浮かべた。
その間にも自らの唾液でベトベトに汚れた男の肉棒を特に気にすることもなく包み込むように握り、竿の部分をゆっくりと上下にシコシコと扱き続けている。
「もうっ。ズルいですよ、勇者様! 先に始めてらっしゃるなんて」
「ごめんごめん、宿屋のおじさんがもう我慢できないって言うからつい。私は水遣いを待ってたかったんだよ?」
「もう、そんなことを言って。えっちを我慢できなかった勇者様が仕向けたのはお見通しなんですからね」
少女たちは愉快そうにクスクスと笑っているが、青年の混乱は深まるばかりだった。
彼も勇者様が世界を救うために仲間と共に冒険しているということは耳にしていた。
むしろ武器屋に一応勤める者として、その特徴を多少は聞かされているくらいだ。
少女たちはそれに合致しているからこそ、彼は余計に混乱していた。
「お兄さん、大丈夫……ですか?」
男が顔を上げれば、あまりにも整った顔が間近にあったので思わず飛び退いてしまう。
彼女もいつの間にか一糸まとわぬ姿になっていて、スラッとしていながらも肉付きのいい肢体が露わになっていた。
美しい形をしたおっぱいが彼女の呼吸に合わせるように微かに揺れ、ぷるぷると震えている。
水遣いと呼ばれた少女の淑やかな雰囲気も相まって清流のような清らかさが見える一方で、そのおっぱいの先端は明らかに黒ずんでおり、それが彼女に妖艶な色気を添えていた。
「そ、それよりも……あんた、その……勇者様ご一行、なのか?」
男が内心慄きながら尋ねれば、水遣いはそんな不安を見透かしたかのように口元を緩めた。
「そんなの、どちらでもいいじゃないですか。これから気持ちいいことをするのに、野暮っていうものですよ?♡」
彼女は愛おしそうに微笑むと、男の頭をおっぱいに埋めさせるようにして抱きしめる。
そのままトントンと優しく背中を叩かれていると、男にも水遣いの言うように彼女たちの素性など段々些事に思えてきた。
むしろこの幸運を楽しまなきゃ勿体ないと思い直し、彼は気づけば水遣いをベッドに押し倒していた。
「まぁ♡」
水遣いが目を丸くしている傍らで、女勇者もベッドに押し倒されて脚を大きく開いていた。
宿屋の主人が勇者に覆い被さるようにしながらその秘裂に指を何本も挿入し、彼女の蜜壺を乱雑な動きで掻き回している。
「あぁ、あぁん♥♥ んんっ、あぁ……いぃ、おじさんの極太指で掻き回されるの気持ちいぃのぉ♥♥♥」
「勇者様こそお口同様にま×この締まりもよろしいようで、これは後でいただくのが楽しみですなぁ。ほぉら、もう一本行きますよぉ! そして、ぐちゅぐちゅぐちゅうぅ!」
「あひゅぅ、ひぃん♥♥♥ しょこぉ、しょこをいじいじされるの気持ちいいのぉ♥♥♥」
勇者は甲高い嬌声をあげながら豊かな身体を震わせ、蜜壺から時折愛液を飛び散らせ続ける。
そんな刺激的な光景を間近で見せられて我慢できるはずもなく、男はさっさと服を脱ぐと横になった水遣いの身体の上に馬乗りになった。
「うふふっ。お兄さんったら、おち×ぽをもうこんなにもおっきくしちゃって♡ おっぱいで気持ちよくなるのがお望みですか?」
男が答える代わりに我慢汁が溢れ出た肉棒を水遣いの唇に近づけると彼女は察したように艶やかな微笑を零す。
「……あぁ、ふふっ♡ えぇ、もちろんいいですよぉ♡♡」
水遣いは頷きながら形のいいおっぱいを左右から肉棒を挟み込むように寄せ、口を大きく開く。
彼女の口内で舌が誘惑するかのようにれろれろと動き、唾液が艶めかしく糸を引いていた。
我慢できなくなった青年は水遣いの乳肉の柔らかさを堪能するようにゆっくりと腰を引き、膨れあがったその先端を彼女の口内に突っ込む。
始めこそ動きづらさがあったが我慢汁と水遣いの汗が潤滑油代わりになって徐々に滑りがよくなっていく。
「じゅぽ、ぎゅぷ……じゅぷう♥♥ ちゅぷ、れぷぅ♥♥ ぬぷう、ぎゅぽ……じゅぱあ♥♥」
「あぁ……、あぁ、いい。おっぱいもすげぇ柔らかいし、咥えた顔もエロっ。勇者様のお仲間はなんてエロエロ魔法使いなんだぁ!! うおぉっ、おおっ!」
水遣いが汗で滑らせるようにおっぱい同士を擦り合わせるように揺らせば、男の全身に痺れるような刺激が駆け巡る。
その間も彼女は頬を窪めるようにして青年の肉棒の先端だけは咥え込んで離さなかった。
「そうですよ、勇者様ぁ! このデコボコ乳首、私には勇者様が相当遊んでらっしゃるのが丸分かりです。ぐふふぅ、皆の希望である勇者様がそんな節操無しだったなんて絶望を禁じ得ませんなぁ!」
宿屋の主人は片手で引き続き勇者に蜜壺を掻き回しながら、反対の手で勇者のおっぱいを乱雑に掴んで揉みしだく。
彼の言うように、その先端は若干黒ずんでデコボコしていた。
「っあん、あぁ……あぁん♥♥ 違う、違うのぉ♥♥♥ これは水遣いが色々教えてくれたからでぇ、私はえっちじゃないのぉ……んひぃいい♥♥♥」
勇者の言い訳を遮るかのように男が彼女の乳首を抓れば、少女は情けない声をあげながら思い切り身体を跳ねさせた。
「勇者様ともあろう者が言い訳とは関心しませんなぁ。それに、このだらしないおっぱいも! こんなにも煽情的な乳房を日中から見せびらかされては私たち一般市民の目の毒ですぞ!」
「それも、それもぉ仕方なくぅ♥♥ っああん、あぁん……あっ♥♥♥ でもでも、止まらないのぉ。いっぱいいっぱい揉み揉みされちゃうから、おっきくなるのが止まらないのぉ♥♥♥ あぁっ、っあん……しょこ、しょこはらめっ♥♥♥ 出るっ、出ちゃう、出ちゃうからああぁぁ〜〜〜っっっ!!!!♥♥♥♥」
びゅう、びゅううう、びゅううううう!!!!♥♥♥♥
女勇者は悲鳴にも似た嬌声をあげながら身体を弓なり状に仰け反らせ、蜜壺から愛液を思い切り噴出させる。
そのまま彼女は痺れたように何度も身体を震わせながら、下半身を突き上げるようにして絶頂し続けた。
そんな痴態を間近で見せつけられていることもあってか、男の昂りが猛烈に膨れあがっていく。
彼は水遣いに向き直ると腰を振る速度を一気に速め、弾けるのに合わせて彼女の喉奥を目がけて肉棒を思い切り突っ込んだ。
「っううん、ううっ、んんっ、んんんん〜〜〜〜っっっっ!!!!♥♥♥♥」
びゅう、びゅうう、びゅううううううう!!!!♥♥♥♥
水遣いは目の端に涙を溜めながらくぐもった声をあげ、柔らかな身体を何度も跳ねさせる。
彼女の口内で限界まで膨らんでいた肉棒が弾け、水遣いの喉奥を目がけて白濁液を容赦なく注ぎ込む。
少女は頬を含ませるようにしながらそれを受け止めるが、溢れ出た白濁液が口の端から漏れ出てつぅと白い線を描いていた。
男がその光景に興奮している間にも少女は喉を鳴らして徐々に白濁液を嚥下していく。
そして飲み終えると、咥えたままの肉棒の表面に舌を這わせながら頬を窪ませて今度はお掃除をしていく。
「れろ、れろれろぉ……ずずぅ♥♥ ずぞぉ……、ずぽぅ、じゅぷぅ♥♥ れろれろぉ、ずずう……ぎゅぽんっ♥♥ はい。綺麗になりましたよぉ、お兄さん♥」
水遣いが口を大きく開けるようにして肉棒を解放すれば、彼女の唾液に塗れながらも硬いままの肉棒が姿を見せた。
そのうえで水遣いは白濁液をちゃんと飲んだのを証明するように男に口内を見せ、再び誘惑するかのように舌をれろれろぉと艶めかしく動かした。
「魔法使い様。あんた、ホントにエロいなぁ」
「うふふっ、お褒めに預かり恐縮です♡」
水遣いが照れたように頬を赤く染めたので、青年は呆れたように首を左右に振った。
「いや、褒めてるわけじゃあ――」
「あぁん、あぁ……あ゛あっ♥♥ あ゛あ゛っ、んんっ、あっ♥♥ あぁ、おじさんおち×ぽ……そこっ、しょこぉ♥♥ しょこをおち×ぽでゴリゴリされるの、わたし……らめなのぉ♥♥♥ んああっ、あ゛ぁん……ああぁん♥♥♥」
「むふふふふぅ、やっぱり勇者様のおま×こはキツキツでいっらしゃるぅ。あぁ、あぁ……そのうえ、搾り取らんとするその腰つき。ぐぅ、もっと味わいたいですが……これではぁ!!」
宿屋の主人は四つん這いになった女勇者に背後から覆い被さりながら挿入して腰を振っている。
彼らの身体同士がぶつかり合う度にばちゅんばちゅんと破裂音が響き、卑猥な水音が木霊する。
「うふふっ、お兄さんってばその物欲しそうな目をしちゃって。遠慮なんてしないで、私も勇者様と同じくらいにメチャクチャにしちゃっていいんですよ?♡」
見上げている清流のような透き通った瞳に見透かされて思わずたじろぐが、彼女の言うように宿屋の主人を羨ましいと思う気持ちがあるのもまた事実だった。
それを誤魔化すというかぶつけるかのように、男は身体を横たわらさせたままの水遣いの秘裂にそのまま肉棒を挿入した。
「うぅん、っあん♥♥ あはっ、やっぱりお兄さんおち×ぽおっきいですね♥ あぁん……、っあん、あっ♥♥」
男が腰を打ちつける度に水遣いは上半身を軽く仰け反らせ、美しい形をした乳房がたぷたぷと揺れる。
片手で少女の腰を押さえたまま、彼は吸い寄せられるように手を伸ばして少女の美乳を上部から包み込むようにして握った。
そして指の合間で黒ずんだ乳首を挟むようにしながらおっぱい全体を乱暴に揉んでいく。
「あぁん、んんっ……っああん♥♥ うふふっ、いいですよぉ♥ いいんですよぉ、お兄さん。我慢なんてしないでぇ♥ もっと、もぉっと私の身体でいぃっぱい気持ちよくなってくださいねぇ♥♥ つっう、あぁん♥♥」
水遣いが甲高い嬌声をあげながら身体を震わせる度に、男の体内で昂りが膨れていく。
彼の腰を振る速度はどんどん速まっていき、気づけば瞼の裏が白くチカチカと点滅し始めていた。
「あぁ、あ゛ぁっ……んんっ♥♥ お兄さんのおち×ぽ、おっきくなってぇ♥♥ あぁんっ、っあ……射精そう、射精そうなんですねぇ♥♥ いいですよぉ、このまま……このまま私の膣内にびゅううびゅううって射精して♥♥ それで、いっぱいいぃっぱい気持ちよくなってください♥♥♥」
「あ゛っ、あ゛あ゛っ……ん゛ん゛っ♥♥ だめらめ、イぐイぐイぐぅ♥♥ 私、おじさんおち×ぽでイっぢゃうぅぅ♥♥♥」
勇者の獣のような嬌声を聞きながら、男は水遣いの腰を両手で押さえてラストスパートと言わんばかりに腰を振る速度を更に速める。
間もなく体内で膨らんだ昂りが弾け、青年は彼女の最奥に肉棒を捻じ込むようにして腰を押しつけた。
「あ゛あ゛っ、あ゛っ、あっ、ああ゛〜〜〜っっっ!!!!♥♥♥♥」
「あぁん、あっ、ああっ、ああ〜〜〜〜っっっ!!!!♥♥♥♥」
宿屋のベッドで並べるように犯される少女たちは共に嬌声をあげて豊かな身体を大きく震わせる。
女勇者と水遣いはそれぞれ肉棒を激しく締めつけながら吐き出される精を受け止め続けた。
■
「二人とも遅いにゃ。相変わらず寝坊助さんなのにゃ」
翌朝、女勇者と水遣いが支度を終えて町の出入り口に向かえばグリフォンライダーと魔鉱戦士たちの姿がすでにあった。
二人が男を誘い込むときは気取られないように宿を別にしているのだが、グリフォンライダーたちは女同士二人きりで語りたい夜もあるのだろうと思っているようでそれを止めたことは一度もなかった。
女同士とはいえ勇者と水遣いなのだから余程のことがない限り大丈夫だというのは、その通りではあるのだが。
「ごめんね、グリフォンライダー。その……水遣いの声が大きくて、寝不足だったの」
「それを言うのであれば勇者様こそ。昨夜は大声だったのでは?」
「まぁまぁ、二人ともツヤツヤでリフレッシュできたのは一目瞭然だからそんな細かいことはいいにゃ」
勇者と水遣いが別の宿に泊まった翌朝は寝坊と軽い言い争いまで最早定番みたいなところがあるので、グリフォンライダーの仲裁も慣れたものである。
慣れすぎた結果として雑になっている感じも些か否めないのだが。
グリフォンライダー自身もその自覚があるようで話題を変えるように短く咳払いをした。
「準備も万端なのでそろそろ出発するにゃ」
「そうだね。いい町だったけど次の町を目指してそろそろ出発しよっか」
「はい、勇者様っ。どんな町なのか、いまから楽しみですね!」
「そう……だね。うん、それじゃあ出発!」
勇者は合図代わりに光の聖剣ダンネルを手に取ろうとしていたが、その身体を一瞬強張らせる。
しかし仕切り直すように首を左右に振ると、指針を示すようにダンネルを町の外に広がる野を目がけて思い切り振った。
その横顔が微かに赤く染まっているように見えたのは、水遣いの見間違いでは決してないだろう。
次のエピソード:人攫いの盗賊団編
「はぁぁぁ――――っっ!!」
少女が短く整えられた黒髪を揺らしながら手にした豪華な意匠の剣を振りかぶる。
彼の剣の名は光の聖剣ダンネル。
勇者と認められし者のみが手にすることのできる文字通りの聖剣である。
「……ふぅ」
袈裟切りに斬った熊のような獣型のモンスターがその場にゆっくりと崩れ落ちるのを見て、女勇者は短く息を吐いた。
彼女が戦闘を終えて振り返れば、勇者と背丈が同じくらいの魔法使いと思しき少女がパタパタと慌てたように駆け寄って来る。
「勇者様、お怪我はありませんかっ?」
「私は平気だよ、水遣い。それよりもあの親子は大丈夫だった?」
勇者たち一行は次なる町を目指している最中、道端でモンスターに襲われそうになっていた親子と遭遇した。
一刻の猶予もないと判断した勇者は先陣を切ってモンスターたちの前に突っ込んだので、ほかのことは水遣いたちに半ば任せるような形になっていた。
それでも大丈夫だと仲間たちを信頼している故だったのだが、水遣いは彼女の予想に反して困ったように曖昧な笑みを浮かべた。
「あの方たちでしたらグリフォンライダーさんが。魔鉱戦士さんがその、幼い子にはちょっと……」
「……くすっ。あぁ、確かにね」
女勇者は色々と察して思わず口元を緩めて微笑む。
グリフォンライダーも魔鉱戦士も信頼している仲間ではあるが、子ども受けがよさそうなのはどちらかと問われればグリフォンライダーの方であると認めざるを得ないだろう。
魔鉱戦士も男の子にだったら人気はありそうだが、残念ながら今回助けた親子の子どもは女の子だった。
「それよりも、勇者様。その装備が優れているのはもう分かっていますが、心配なので念のためにお身体を見せてもらえませんか?」
「――あぁ。まぁ、そうだよねぇ」
水遣いの言葉につられるように、女勇者は自分の身体を見下ろして苦笑を零した。
彼女が身につけているのはいわゆるビキニアーマーと呼ばれる装備で、胸部と下腹部の一部が申し訳程度にしか隠されていない。
女勇者のたわわに実ったおっぱいや薄っすらと腹筋の見える腹部、曲線を描く肢体はほぼ露わになっているというのに、何故か高い防御力を誇っている。
装備さえしていれば晒している素肌も傷を負わないのだから不思議であると言うほかない。
もちろん彼女に露出趣味があるというわけではなく、このビキニアーマーは一たび装備してしまったら冒険中は脱ぎたくても脱げない呪われた装備なのだった。
そういうわけで使命も大事だが、彼女たちの目下の目標にはビキニアーマーの呪いを解除できる人を探すことも含まれていた。
「それにしても……初めての冒険で見つけてからずっと使わざるを得ない状態が続いてるけど、未だに使えるなんて物持ちがいいよね」
「私は気が気じゃないですよ、もうっ!」
「あははっ」
勇者は楽しそうに笑みを零すと、診るために寄ってきた水遣いの尖った耳にそっと顔を寄せた。
「……それよりも、水遣い。そろそろ次の町だよね。だから……その、お願いしてもいい?」
「――えぇ、私もそのつもりでしたから。ですから万事お任せください、勇者様♡」
水遣いは囁きを甘く響かせながら、清流のような淑やかな笑みを浮かべて頷いた。
■
「ったく。あぁ、もう。飲まずにやってられっか!」
すでに赤ら顔の青年は酒が並々注がれた樽ジョッキをテーブルの上に勢いよく置く。
男は町の武器屋で働いているのだが、その仕事を一言で言ってしまえばただの雑用だった。
店員として店頭にさえ出ることもなく、裏方で商品の武器を運んだり整理したりするだけの日々。
そんな感じに毎日朝から晩まで店主に顎でこき使われ、その後は宿屋も兼ねた酒場で寝るまでのひと時をせめて酒に浸りながら愚痴を零す。
それが彼の日常なのだった。
「なぁにが、別に嫌なら辞めてくれていいだ。あのクソ親父、いまに見てろよぉ。あぁ、うぅ……でも、でもよぉ雑用かもしんないけど、俺だって精いっぱい頑張ってんだしよぉ。何かいいことの一つくらい、あってくれてもいいじゃねぇかよぉ」
「もし、お兄さん?」
男が酔いに屈して堪らずテーブルの上に突っ伏していると、清流のような清らかな声が彼を呼んだ。
目覚めるように顔を上げると、先の尖った長い耳の少女がいつの間にか傍らに立っていた。
青と白を基調とした清楚な出で立ちに緩くウェーブしたロングヘア、佇まいからも淑やかな雰囲気が感じられる。
喧噪に包まれた酒場において清廉そうな彼女は逆に浮きすぎていて、ついに幻覚を見始めたのではないかと男は半ば自分を疑い出していた。
「うぅん。どうしたんだい、お嬢ちゃん」
「いえ。お兄さん、悪酔いしてらっしゃるんじゃないかって心配になっちゃいまして」
「悪酔いなんてしてねぇ……あぁ、頭がいてぇ。ったく、なんでこんなにうるさいんだよぉ」
彼女の言葉で意識させられたからか、周りの賑やかさが急に刺さるように響き始めた。
男が頭を押さえながら顔を顰めていると、少女は驚いたように目を丸くした。
「それはいけないです、お兄さん。私、上に部屋を取ってるのでそちらで休みませんか?」
「えぇ……お嬢ちゃん、何を言って」
少女の言わんとすることに気づき、男は困惑を滲ませる。
いいことがないかと愚痴ったばかりだったが、美味すぎる話に身構えるだけの理性は彼にもまだ残っていたのだ。
しかし、彼女は微笑むと男の背に身体を寄せて背後から耳元に顔を近づける。
少女の見た目以上にたわわに実ったおっぱいが男の背に当たってむにゅぅと形を変え、それは酔った彼に想像以上の熱を一気にもたらした。
「夜を寂しく過ごす女の子を助けると思って。ね、お兄さん?♡」
彼女の熱を帯びた囁きがゆっくりと耳の表面を撫で、その吐息が男の脳を直接揺さぶるように吹きかけられる。
酔った男がそんな誘惑に抗えるはずもなく、彼は気づけば首を縦に振っていた。
■
青年が少女に半ば介抱されるように客室に連れられて来てみれば、部屋の奥にあるベッドでは裸の男女がすでにまぐわっていた。
髪の薄い腹の出た男が横になっており、その股座に少女と同年代の女の子が顔を埋めている。
頬を窪ませた彼女が顔を動かす度に室内には卑猥な水音が響き、男は情けない声を漏らしながら肥えた身体を震わせた。
「あぁ……あぁっ、さすがは勇者様っ。棒の扱いがお上手でぇ!」
「じゅぽ、ぎゅぷぅ……れろれろぉ♥♥ ちゅぷ、じゅぷぅ……ぷはぁ♥♥♥ あぁ、水遣い。おかえり♡」
勇者と呼ばれた黒髪の少女は咥え込んでいた肉棒から顔を離すと、穏やかな微笑を浮かべた。
その間にも自らの唾液でベトベトに汚れた男の肉棒を特に気にすることもなく包み込むように握り、竿の部分をゆっくりと上下にシコシコと扱き続けている。
「もうっ。ズルいですよ、勇者様! 先に始めてらっしゃるなんて」
「ごめんごめん、宿屋のおじさんがもう我慢できないって言うからつい。私は水遣いを待ってたかったんだよ?」
「もう、そんなことを言って。えっちを我慢できなかった勇者様が仕向けたのはお見通しなんですからね」
少女たちは愉快そうにクスクスと笑っているが、青年の混乱は深まるばかりだった。
彼も勇者様が世界を救うために仲間と共に冒険しているということは耳にしていた。
むしろ武器屋に一応勤める者として、その特徴を多少は聞かされているくらいだ。
少女たちはそれに合致しているからこそ、彼は余計に混乱していた。
「お兄さん、大丈夫……ですか?」
男が顔を上げれば、あまりにも整った顔が間近にあったので思わず飛び退いてしまう。
彼女もいつの間にか一糸まとわぬ姿になっていて、スラッとしていながらも肉付きのいい肢体が露わになっていた。
美しい形をしたおっぱいが彼女の呼吸に合わせるように微かに揺れ、ぷるぷると震えている。
水遣いと呼ばれた少女の淑やかな雰囲気も相まって清流のような清らかさが見える一方で、そのおっぱいの先端は明らかに黒ずんでおり、それが彼女に妖艶な色気を添えていた。
「そ、それよりも……あんた、その……勇者様ご一行、なのか?」
男が内心慄きながら尋ねれば、水遣いはそんな不安を見透かしたかのように口元を緩めた。
「そんなの、どちらでもいいじゃないですか。これから気持ちいいことをするのに、野暮っていうものですよ?♡」
彼女は愛おしそうに微笑むと、男の頭をおっぱいに埋めさせるようにして抱きしめる。
そのままトントンと優しく背中を叩かれていると、男にも水遣いの言うように彼女たちの素性など段々些事に思えてきた。
むしろこの幸運を楽しまなきゃ勿体ないと思い直し、彼は気づけば水遣いをベッドに押し倒していた。
「まぁ♡」
水遣いが目を丸くしている傍らで、女勇者もベッドに押し倒されて脚を大きく開いていた。
宿屋の主人が勇者に覆い被さるようにしながらその秘裂に指を何本も挿入し、彼女の蜜壺を乱雑な動きで掻き回している。
「あぁ、あぁん♥♥ んんっ、あぁ……いぃ、おじさんの極太指で掻き回されるの気持ちいぃのぉ♥♥♥」
「勇者様こそお口同様にま×この締まりもよろしいようで、これは後でいただくのが楽しみですなぁ。ほぉら、もう一本行きますよぉ! そして、ぐちゅぐちゅぐちゅうぅ!」
「あひゅぅ、ひぃん♥♥♥ しょこぉ、しょこをいじいじされるの気持ちいいのぉ♥♥♥」
勇者は甲高い嬌声をあげながら豊かな身体を震わせ、蜜壺から時折愛液を飛び散らせ続ける。
そんな刺激的な光景を間近で見せられて我慢できるはずもなく、男はさっさと服を脱ぐと横になった水遣いの身体の上に馬乗りになった。
「うふふっ。お兄さんったら、おち×ぽをもうこんなにもおっきくしちゃって♡ おっぱいで気持ちよくなるのがお望みですか?」
男が答える代わりに我慢汁が溢れ出た肉棒を水遣いの唇に近づけると彼女は察したように艶やかな微笑を零す。
「……あぁ、ふふっ♡ えぇ、もちろんいいですよぉ♡♡」
水遣いは頷きながら形のいいおっぱいを左右から肉棒を挟み込むように寄せ、口を大きく開く。
彼女の口内で舌が誘惑するかのようにれろれろと動き、唾液が艶めかしく糸を引いていた。
我慢できなくなった青年は水遣いの乳肉の柔らかさを堪能するようにゆっくりと腰を引き、膨れあがったその先端を彼女の口内に突っ込む。
始めこそ動きづらさがあったが我慢汁と水遣いの汗が潤滑油代わりになって徐々に滑りがよくなっていく。
「じゅぽ、ぎゅぷ……じゅぷう♥♥ ちゅぷ、れぷぅ♥♥ ぬぷう、ぎゅぽ……じゅぱあ♥♥」
「あぁ……、あぁ、いい。おっぱいもすげぇ柔らかいし、咥えた顔もエロっ。勇者様のお仲間はなんてエロエロ魔法使いなんだぁ!! うおぉっ、おおっ!」
水遣いが汗で滑らせるようにおっぱい同士を擦り合わせるように揺らせば、男の全身に痺れるような刺激が駆け巡る。
その間も彼女は頬を窪めるようにして青年の肉棒の先端だけは咥え込んで離さなかった。
「そうですよ、勇者様ぁ! このデコボコ乳首、私には勇者様が相当遊んでらっしゃるのが丸分かりです。ぐふふぅ、皆の希望である勇者様がそんな節操無しだったなんて絶望を禁じ得ませんなぁ!」
宿屋の主人は片手で引き続き勇者に蜜壺を掻き回しながら、反対の手で勇者のおっぱいを乱雑に掴んで揉みしだく。
彼の言うように、その先端は若干黒ずんでデコボコしていた。
「っあん、あぁ……あぁん♥♥ 違う、違うのぉ♥♥♥ これは水遣いが色々教えてくれたからでぇ、私はえっちじゃないのぉ……んひぃいい♥♥♥」
勇者の言い訳を遮るかのように男が彼女の乳首を抓れば、少女は情けない声をあげながら思い切り身体を跳ねさせた。
「勇者様ともあろう者が言い訳とは関心しませんなぁ。それに、このだらしないおっぱいも! こんなにも煽情的な乳房を日中から見せびらかされては私たち一般市民の目の毒ですぞ!」
「それも、それもぉ仕方なくぅ♥♥ っああん、あぁん……あっ♥♥♥ でもでも、止まらないのぉ。いっぱいいっぱい揉み揉みされちゃうから、おっきくなるのが止まらないのぉ♥♥♥ あぁっ、っあん……しょこ、しょこはらめっ♥♥♥ 出るっ、出ちゃう、出ちゃうからああぁぁ〜〜〜っっっ!!!!♥♥♥♥」
びゅう、びゅううう、びゅううううう!!!!♥♥♥♥
女勇者は悲鳴にも似た嬌声をあげながら身体を弓なり状に仰け反らせ、蜜壺から愛液を思い切り噴出させる。
そのまま彼女は痺れたように何度も身体を震わせながら、下半身を突き上げるようにして絶頂し続けた。
そんな痴態を間近で見せつけられていることもあってか、男の昂りが猛烈に膨れあがっていく。
彼は水遣いに向き直ると腰を振る速度を一気に速め、弾けるのに合わせて彼女の喉奥を目がけて肉棒を思い切り突っ込んだ。
「っううん、ううっ、んんっ、んんんん〜〜〜〜っっっっ!!!!♥♥♥♥」
びゅう、びゅうう、びゅううううううう!!!!♥♥♥♥
水遣いは目の端に涙を溜めながらくぐもった声をあげ、柔らかな身体を何度も跳ねさせる。
彼女の口内で限界まで膨らんでいた肉棒が弾け、水遣いの喉奥を目がけて白濁液を容赦なく注ぎ込む。
少女は頬を含ませるようにしながらそれを受け止めるが、溢れ出た白濁液が口の端から漏れ出てつぅと白い線を描いていた。
男がその光景に興奮している間にも少女は喉を鳴らして徐々に白濁液を嚥下していく。
そして飲み終えると、咥えたままの肉棒の表面に舌を這わせながら頬を窪ませて今度はお掃除をしていく。
「れろ、れろれろぉ……ずずぅ♥♥ ずぞぉ……、ずぽぅ、じゅぷぅ♥♥ れろれろぉ、ずずう……ぎゅぽんっ♥♥ はい。綺麗になりましたよぉ、お兄さん♥」
水遣いが口を大きく開けるようにして肉棒を解放すれば、彼女の唾液に塗れながらも硬いままの肉棒が姿を見せた。
そのうえで水遣いは白濁液をちゃんと飲んだのを証明するように男に口内を見せ、再び誘惑するかのように舌をれろれろぉと艶めかしく動かした。
「魔法使い様。あんた、ホントにエロいなぁ」
「うふふっ、お褒めに預かり恐縮です♡」
水遣いが照れたように頬を赤く染めたので、青年は呆れたように首を左右に振った。
「いや、褒めてるわけじゃあ――」
「あぁん、あぁ……あ゛あっ♥♥ あ゛あ゛っ、んんっ、あっ♥♥ あぁ、おじさんおち×ぽ……そこっ、しょこぉ♥♥ しょこをおち×ぽでゴリゴリされるの、わたし……らめなのぉ♥♥♥ んああっ、あ゛ぁん……ああぁん♥♥♥」
「むふふふふぅ、やっぱり勇者様のおま×こはキツキツでいっらしゃるぅ。あぁ、あぁ……そのうえ、搾り取らんとするその腰つき。ぐぅ、もっと味わいたいですが……これではぁ!!」
宿屋の主人は四つん這いになった女勇者に背後から覆い被さりながら挿入して腰を振っている。
彼らの身体同士がぶつかり合う度にばちゅんばちゅんと破裂音が響き、卑猥な水音が木霊する。
「うふふっ、お兄さんってばその物欲しそうな目をしちゃって。遠慮なんてしないで、私も勇者様と同じくらいにメチャクチャにしちゃっていいんですよ?♡」
見上げている清流のような透き通った瞳に見透かされて思わずたじろぐが、彼女の言うように宿屋の主人を羨ましいと思う気持ちがあるのもまた事実だった。
それを誤魔化すというかぶつけるかのように、男は身体を横たわらさせたままの水遣いの秘裂にそのまま肉棒を挿入した。
「うぅん、っあん♥♥ あはっ、やっぱりお兄さんおち×ぽおっきいですね♥ あぁん……、っあん、あっ♥♥」
男が腰を打ちつける度に水遣いは上半身を軽く仰け反らせ、美しい形をした乳房がたぷたぷと揺れる。
片手で少女の腰を押さえたまま、彼は吸い寄せられるように手を伸ばして少女の美乳を上部から包み込むようにして握った。
そして指の合間で黒ずんだ乳首を挟むようにしながらおっぱい全体を乱暴に揉んでいく。
「あぁん、んんっ……っああん♥♥ うふふっ、いいですよぉ♥ いいんですよぉ、お兄さん。我慢なんてしないでぇ♥ もっと、もぉっと私の身体でいぃっぱい気持ちよくなってくださいねぇ♥♥ つっう、あぁん♥♥」
水遣いが甲高い嬌声をあげながら身体を震わせる度に、男の体内で昂りが膨れていく。
彼の腰を振る速度はどんどん速まっていき、気づけば瞼の裏が白くチカチカと点滅し始めていた。
「あぁ、あ゛ぁっ……んんっ♥♥ お兄さんのおち×ぽ、おっきくなってぇ♥♥ あぁんっ、っあ……射精そう、射精そうなんですねぇ♥♥ いいですよぉ、このまま……このまま私の膣内にびゅううびゅううって射精して♥♥ それで、いっぱいいぃっぱい気持ちよくなってください♥♥♥」
「あ゛っ、あ゛あ゛っ……ん゛ん゛っ♥♥ だめらめ、イぐイぐイぐぅ♥♥ 私、おじさんおち×ぽでイっぢゃうぅぅ♥♥♥」
勇者の獣のような嬌声を聞きながら、男は水遣いの腰を両手で押さえてラストスパートと言わんばかりに腰を振る速度を更に速める。
間もなく体内で膨らんだ昂りが弾け、青年は彼女の最奥に肉棒を捻じ込むようにして腰を押しつけた。
「あ゛あ゛っ、あ゛っ、あっ、ああ゛〜〜〜っっっ!!!!♥♥♥♥」
「あぁん、あっ、ああっ、ああ〜〜〜〜っっっ!!!!♥♥♥♥」
宿屋のベッドで並べるように犯される少女たちは共に嬌声をあげて豊かな身体を大きく震わせる。
女勇者と水遣いはそれぞれ肉棒を激しく締めつけながら吐き出される精を受け止め続けた。
■
「二人とも遅いにゃ。相変わらず寝坊助さんなのにゃ」
翌朝、女勇者と水遣いが支度を終えて町の出入り口に向かえばグリフォンライダーと魔鉱戦士たちの姿がすでにあった。
二人が男を誘い込むときは気取られないように宿を別にしているのだが、グリフォンライダーたちは女同士二人きりで語りたい夜もあるのだろうと思っているようでそれを止めたことは一度もなかった。
女同士とはいえ勇者と水遣いなのだから余程のことがない限り大丈夫だというのは、その通りではあるのだが。
「ごめんね、グリフォンライダー。その……水遣いの声が大きくて、寝不足だったの」
「それを言うのであれば勇者様こそ。昨夜は大声だったのでは?」
「まぁまぁ、二人ともツヤツヤでリフレッシュできたのは一目瞭然だからそんな細かいことはいいにゃ」
勇者と水遣いが別の宿に泊まった翌朝は寝坊と軽い言い争いまで最早定番みたいなところがあるので、グリフォンライダーの仲裁も慣れたものである。
慣れすぎた結果として雑になっている感じも些か否めないのだが。
グリフォンライダー自身もその自覚があるようで話題を変えるように短く咳払いをした。
「準備も万端なのでそろそろ出発するにゃ」
「そうだね。いい町だったけど次の町を目指してそろそろ出発しよっか」
「はい、勇者様っ。どんな町なのか、いまから楽しみですね!」
「そう……だね。うん、それじゃあ出発!」
勇者は合図代わりに光の聖剣ダンネルを手に取ろうとしていたが、その身体を一瞬強張らせる。
しかし仕切り直すように首を左右に振ると、指針を示すようにダンネルを町の外に広がる野を目がけて思い切り振った。
その横顔が微かに赤く染まっているように見えたのは、水遣いの見間違いでは決してないだろう。
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