毒蛇神からの施し
最終更新：ID:dEssp+Lp1g 2023年05月22日(月) 04:25:10履歴
ここ最近妙な噂を聞いてしまった。なんでも女性モンスターを狙った特殊デュエルグループの存在を
本来存在しないバグの様なカードを使い対戦相手のモンスターに色々と、そう本当に色々な……例えるなら主に胸部を弄るMMDの様なカードを使って女性モンスターを辱める変な奴らがあちこちに現れた。っと行きつけのカードショップの定員さんから聞いた。正直、話半分に聞いて詳細までは知らなくてもいいだろうと高を括ってカードショップから出て１０分程でまさか自分がその当事者で被害者になるとは思いもよらなかった
見た目は目元まで隠れる黒いフード付き外套を着こんだ文字通りの変質者だった…「俺と戦え」とだけ言って何かのカードを発動したら奇妙な風が通り抜け、シャボン玉の中の様な空間が形成され出られなくってしまった。ただただ、最初と同じ言葉を繰り返し埒が明かないので仕方なく俺もデュエルディスクにマイデッキをセットしディスクを起動させた。
(……マジで意味わかんねぇカードばっかり使ってきやがる。カウンターを使うデッキでライフ差を取るみたいだけど流石に３万以上のライフを削る手段は確かに厳しいぞこれ)
相手の主なモンスターは全部女性しかも誰も彼もみんな胸がめっちゃデカい。てか、乳首が丸見えでそこから白い液体がぽたぽたと漏れ出てる。どこをどう弄ったらこんなソリッドビジョンになるのか興味はあるが戦況は俺の手札は３枚フィールドはがら空きで伏せが二枚……相手は女性モンスター三体にフィールドも含めて６枚で手札は１枚……確かサーチ宣言してたなんたらボウインのシレイっとか言ってたかな？
相手の表側表示のカードはどれもこれも知らないカードでカウンターを乗せると胸がデカくなったり母乳が出たりする効果があるカウンターを使ってライフ差をガンガン取りつつ墓地のカードをデッキに戻す遅延デッキだと思う。モンスターは基本カード効果で攻撃できないとか言ってたから……あぁ、もうちょっと店員さんの話を真面目に聞いてればよかったけど当事者が俺で良かったよ、普通ならこんなライフ差をひっくり返すのは骨が折れるだろうが……久々に出せそうだ毒蛇神様をよ
「ターンエンド、永続罠の効果でエンド時にフィールドの搾乳カウンター×５００のライフを回復する。三ターン経った為この罠カードはデッキの一番下に置く」
「俺のターンドロー。とうとうライフ５万かよ…てか、なんなんだよこの妙に甘い香りは！」
悪態を付いて愚痴を零すが相手は何も答えないし、ただただライフだけを回復していく…この匂いでなんかもやもやするがやっと欲しいのが来たしそろそろ動くとするか
「永続罠、リミットリバース！効果で墓地の毒蛇王ヴェノミノンを蘇生！そんでオマケにダブルサイクロン！俺のリミットリバースとお前のその搾乳なんちゃらを対象にして破壊だ！」
チェーンもないのかそのまま通されフィールドに出てきて即墓地に戻されるヴェノミノンだが、まぁこうでもしない出てきてくれないから許してくれよ！
「ヴェノミノンが戦闘以外で破壊された為罠発動！蛇神降臨！デッキから毒蛇神ヴェノミナーガを降臨！」
ずるりと俺の背後から毒々しい空間を通り俺の前に降臨するヴェノミナーガ。墓地には爬虫類族１１枚で攻撃力は５５００、これだけあれば後は殴るだけだ！
「バトルだ！ヴェノミナーガでゴーストリックの堕天使に攻撃！」
「永続魔法、膨乳促進装置の�△妨�果で膨乳カウンターを一つ取り除く事でフィールドの膨乳カウンターを置かれたモンスターこのターンはフィールドを離れない」
「だが、ダメージは受けてもらうぜ。そんでヴェノミナーガにハイパーヴェノムカウンターを一つ乗せる！メイン２に移行してカードを一枚伏せてターンエンドだ」
「…こちらのターンドロー。やっと女を出したか全く外れかと思ったぞ」
「なんだって？」
「永続魔法、膨乳者 暴院の指令を発動！これでお前のモンスターはこちらのモノになるのだ！」
カッ！っと眩い光に思わず目を背けるが俺のヴェノミナーガがアイツのモノになる？何言ってるんだアイツ、ヴェノミナーガのテキスト知らんのか？
大笑いしてるアイツの声が聞こえ光も弱まり目を開けてヴェノミナーガと相手のフィールドを見るが……なんの変化もないヴェノミナーガは俺のフィールドに居るし特に変化は……多分ないな！
「な、何故た！このカードで膨乳カウンターを乗せればこいつら同様になる筈なのに！何故だ！？」
「……ヴェノミナーガは効果の対象にならんし、ヴェノミナーガ以外効果は受けねーぞ？」
俺の言葉にそいつは一旦動きを止めてこちらと自身のディスクを交互に見つける、俺も一応ディスクに目を落とすが……あれ？ハイパーヴェノムカウンターが一個増えてね？なんでだ
「チッ！屑カードが！ターンエンド！」
「俺のターン、なんだか良く分かんねーが……これで終わりだな。バトルだ、ヴェノミナーガでもう一回堕天使を攻撃」
「膨乳カウンターを取り除いてフィールドを離れない。ダメージは受けるがそんなものすぐに回復出来る」
「いや、俺の勝ちだ。ハイパーヴェノムカウンターが何故か三個あるから毒邪神ヴェノミナーガの効果で俺の特殊勝利だ。おつかれー」
何であるかは三つあるかは分からないが効果処理が進んでるしバグカードを使ってるイカサマ野郎だから気にしないで居たらアイツの足元がヴェノミナーガが降臨した時みたいな毒々しい沼の様になった。え？ヴェノミナーガの特殊演出にこんなのあったっけっか？
「ぐ！なんだ、なんなんだこれはー！！！どうなってるんだこれ！」
もがくイカサマ野郎だがどんどん沼に沈んでいく、こっちに助けを求めてるが珍しい演出っぽいので俺はそのまま観戦を続けて最終的になぞの手みたいな感じになったイカサマ野郎はそのままトプンと音を立てて沼に沈んでいった……その直後パァンっと周りを覆っていたシャボン玉も割れて元の裏路地に戻ってこれた様だ
「んー、見たことなかった演出だけどこんな変態イカサマ野郎がまだまだ居るのか？一応店員さん言う事だけ言っとくか」
その後ショップに戻り色々聞かれたがデュエルログもなく相手も消えた為か後日調査する時に同行してくれと頼まれそのまま帰路に付き、ベッドに倒れ込んだら……
目を開けたら目の前にヴェノミノンが居た
「…お目覚めですな神官。御身がお待ちですどうぞこちらへ」
「……ココドコ」
「それに関しましても御身からのお言葉をお待ち下さい。どうぞ奥へ」
そう言ってにゅるにゅると奥へと進むヴェノミノン……周りは樹海で薄暗くなんか見覚えがあるデカい爬虫類達がこっちを見てる。ここに居ても碌な事がなさそうなので振り返って立ち止まっているヴェノミノンへと俺は歩き出した
「お連れしました」
「うむ、神官だけ入るがよい」
そんな樹海の奥でヴェノミノンが誰かと話し扉を開けてこちらを進む様に佇んでいる……ヴェノミノンが居て見覚えがある爬虫類達に更にその上っぽい言い方に相手が誰か思い浮かべながら俺は扉の中へと入った
「よくぞ参った、我が神官よ」
「やっぱりヴェノミナーガだったか、ここは何処でなんなんだ？」
目の前にはさっきも決闘で使ったヴェノミナーガが扇子で口元を隠しながらこちらを見つめている……てか、この部屋もなんか甘い匂いが充満してる
「うむ、ここは精霊界と言われる神官の居る世界とは異なる別世界。今回の我が喰った奴に関しての件と神官への褒美と思い神官であるそちをこちらまで来てもらった」
「別世界か……え？てか喰ったってあのイカサマ野郎？」
「うむ、不敬にも我を手籠めにしようと禁術を使った為代償としてその身で罪を贖わせはしたまでは良かったのだがな。ほれ、我の特殊勝利に扱うカウンターがあるじゃろ？あやつはアレににた力で我を手籠めにする算段だった様じゃが我が干渉してこちらのモノに書き換えたのまでは良かったのがの。あやつめ、相当使い込んでおったのか我には多少の影響が出てのう……ほれ」
色々と許容を超える情報に困惑しながらもヴェノミナーガが腕を避けると、見慣れたイラスト以上に大きくなった胸が露わになっていた
「あの禁術の影響が我にも現れこの様に実ってしまい、更にこの身に溜まりしこちらの穢れと混ざり我から漏れ出ようとしておる。すまぬが神官よ、その身で我を清めてはくれぬかの？」
ヴェノミナーガが言い切るとその長い尻尾で俺の胴体に巻き付き引き寄せられ俺の目の前にヴェノミナーガの胸まで運ばれた
「え！き、清めるって何をどうやって……」
部屋に充満しているこの匂いは恐らくあの時イカサマ野郎と決闘した時と同じ匂いつまり母乳の匂いだと思われるが……一般人の俺にどうしろと？
「何、神官よ。そなたは我の胸に吸い付きそのまま身を委ねればよい。我ら精霊の毒は神官には芳醇で極上なモノであると言われておるからな…さぁ、これが普段から我らを扱ってくれておる褒美でもある。しかと受け取れい」
人肌より少しだけ冷たくツルツルしてるヴェノミナーガの肌と鼻孔から脳へと刺激する母乳の匂い、こちらを慈悲深い目でこちらを見つめる目に……俺は乳房へと吸い付いた
ちゅうちゅうと音を立てて乳に吸い付く俺、こっぱずかしさと湧き上がる安心感に包まれながら口に何かが入ってくる……どうやら母乳が出たようだ
「ん♡よいぞ、そのまま続けよ」
ヴェノミナーガの声が心地よく聞こえながら俺は夢中で乳房に吸い付き、コクコクと喉を鳴らして母乳を飲み続ける
言ってた通り美味い。牛乳とは違いコクが深く程よい甘さが口に広がり飲んでも飲んでも飲み足りなくなる……もうちょっと強く吸ってみよう
「ふふふ♡よいぞよいぞ。ほれこっちも頼むぞ♡」
一度乳房から離されてもう片方を差し出され、俺はまた美味なる母乳を飲みつつ身を委ねている
ちゅうちゅうと吸い付く度、ピクピクとたまに震えるヴェノミナーガに妙な感情が湧きそうだがそれよりもっとこの母乳を飲みたい……
「ふぅ♡……うむ、どうやら粗方消費出来た様じゃ。ほれそろそろ離さんか♡」
「いて……あー、なにやってるんだおれ……」
ヴェノミナーガのデコピンで意識が戻り自己嫌悪に陥る俺にヴェノミナーガは語り掛けて来た
「そう気負うな、神官は我の為にその身を使い、我はそんな神官への褒美としてこれを行ったのだ♡神官はしかと働いてくれたわ」
「なら、いいんだけど…」
母乳ってあんなに美味いかったのが嬉しいのか恥ずかしいのか目を反らす俺にヴェノミナーガは俺の頭を撫でながら
「うむうむ、それにな……また、近い内にここに来てもらうかもしれんがの♡」
「はぁ！？」
にまりと笑うヴェノミナーガに思わず素っ頓狂な声を上げる俺、だってまた来る事になるってそりゃ……
「さて、そろそろ刻限の様じゃ。これからも我ら一同を末永く扱ってくれたもう神官よ♡」
ヴェノミナーガの言葉と共に俺の身体は浮遊感に包まれ、目が覚めたら自分の部屋のベットに横たわる俺、そして机にある俺のデッキとデュエルディスク
「夢……にしちゃ妙に現実味がありすぎるしなんか身体がめっちゃ元気なんだが……マジだったら、またアレが飲めるのか」
デッキトップにあるヴェノミナーガを眺めながらあの味と感覚に生唾を飲み込む、そんな俺にイラストのヴェノミナーガは妖艶に微笑んでいた
本来存在しないバグの様なカードを使い対戦相手のモンスターに色々と、そう本当に色々な……例えるなら主に胸部を弄るMMDの様なカードを使って女性モンスターを辱める変な奴らがあちこちに現れた。っと行きつけのカードショップの定員さんから聞いた。正直、話半分に聞いて詳細までは知らなくてもいいだろうと高を括ってカードショップから出て１０分程でまさか自分がその当事者で被害者になるとは思いもよらなかった
見た目は目元まで隠れる黒いフード付き外套を着こんだ文字通りの変質者だった…「俺と戦え」とだけ言って何かのカードを発動したら奇妙な風が通り抜け、シャボン玉の中の様な空間が形成され出られなくってしまった。ただただ、最初と同じ言葉を繰り返し埒が明かないので仕方なく俺もデュエルディスクにマイデッキをセットしディスクを起動させた。
(……マジで意味わかんねぇカードばっかり使ってきやがる。カウンターを使うデッキでライフ差を取るみたいだけど流石に３万以上のライフを削る手段は確かに厳しいぞこれ)
相手の主なモンスターは全部女性しかも誰も彼もみんな胸がめっちゃデカい。てか、乳首が丸見えでそこから白い液体がぽたぽたと漏れ出てる。どこをどう弄ったらこんなソリッドビジョンになるのか興味はあるが戦況は俺の手札は３枚フィールドはがら空きで伏せが二枚……相手は女性モンスター三体にフィールドも含めて６枚で手札は１枚……確かサーチ宣言してたなんたらボウインのシレイっとか言ってたかな？
相手の表側表示のカードはどれもこれも知らないカードでカウンターを乗せると胸がデカくなったり母乳が出たりする効果があるカウンターを使ってライフ差をガンガン取りつつ墓地のカードをデッキに戻す遅延デッキだと思う。モンスターは基本カード効果で攻撃できないとか言ってたから……あぁ、もうちょっと店員さんの話を真面目に聞いてればよかったけど当事者が俺で良かったよ、普通ならこんなライフ差をひっくり返すのは骨が折れるだろうが……久々に出せそうだ毒蛇神様をよ
「ターンエンド、永続罠の効果でエンド時にフィールドの搾乳カウンター×５００のライフを回復する。三ターン経った為この罠カードはデッキの一番下に置く」
「俺のターンドロー。とうとうライフ５万かよ…てか、なんなんだよこの妙に甘い香りは！」
悪態を付いて愚痴を零すが相手は何も答えないし、ただただライフだけを回復していく…この匂いでなんかもやもやするがやっと欲しいのが来たしそろそろ動くとするか
「永続罠、リミットリバース！効果で墓地の毒蛇王ヴェノミノンを蘇生！そんでオマケにダブルサイクロン！俺のリミットリバースとお前のその搾乳なんちゃらを対象にして破壊だ！」
チェーンもないのかそのまま通されフィールドに出てきて即墓地に戻されるヴェノミノンだが、まぁこうでもしない出てきてくれないから許してくれよ！
「ヴェノミノンが戦闘以外で破壊された為罠発動！蛇神降臨！デッキから毒蛇神ヴェノミナーガを降臨！」
ずるりと俺の背後から毒々しい空間を通り俺の前に降臨するヴェノミナーガ。墓地には爬虫類族１１枚で攻撃力は５５００、これだけあれば後は殴るだけだ！
「バトルだ！ヴェノミナーガでゴーストリックの堕天使に攻撃！」
「永続魔法、膨乳促進装置の�△妨�果で膨乳カウンターを一つ取り除く事でフィールドの膨乳カウンターを置かれたモンスターこのターンはフィールドを離れない」
「だが、ダメージは受けてもらうぜ。そんでヴェノミナーガにハイパーヴェノムカウンターを一つ乗せる！メイン２に移行してカードを一枚伏せてターンエンドだ」
「…こちらのターンドロー。やっと女を出したか全く外れかと思ったぞ」
「なんだって？」
「永続魔法、膨乳者 暴院の指令を発動！これでお前のモンスターはこちらのモノになるのだ！」
カッ！っと眩い光に思わず目を背けるが俺のヴェノミナーガがアイツのモノになる？何言ってるんだアイツ、ヴェノミナーガのテキスト知らんのか？
大笑いしてるアイツの声が聞こえ光も弱まり目を開けてヴェノミナーガと相手のフィールドを見るが……なんの変化もないヴェノミナーガは俺のフィールドに居るし特に変化は……多分ないな！
「な、何故た！このカードで膨乳カウンターを乗せればこいつら同様になる筈なのに！何故だ！？」
「……ヴェノミナーガは効果の対象にならんし、ヴェノミナーガ以外効果は受けねーぞ？」
俺の言葉にそいつは一旦動きを止めてこちらと自身のディスクを交互に見つける、俺も一応ディスクに目を落とすが……あれ？ハイパーヴェノムカウンターが一個増えてね？なんでだ
「チッ！屑カードが！ターンエンド！」
「俺のターン、なんだか良く分かんねーが……これで終わりだな。バトルだ、ヴェノミナーガでもう一回堕天使を攻撃」
「膨乳カウンターを取り除いてフィールドを離れない。ダメージは受けるがそんなものすぐに回復出来る」
「いや、俺の勝ちだ。ハイパーヴェノムカウンターが何故か三個あるから毒邪神ヴェノミナーガの効果で俺の特殊勝利だ。おつかれー」
何であるかは三つあるかは分からないが効果処理が進んでるしバグカードを使ってるイカサマ野郎だから気にしないで居たらアイツの足元がヴェノミナーガが降臨した時みたいな毒々しい沼の様になった。え？ヴェノミナーガの特殊演出にこんなのあったっけっか？
「ぐ！なんだ、なんなんだこれはー！！！どうなってるんだこれ！」
もがくイカサマ野郎だがどんどん沼に沈んでいく、こっちに助けを求めてるが珍しい演出っぽいので俺はそのまま観戦を続けて最終的になぞの手みたいな感じになったイカサマ野郎はそのままトプンと音を立てて沼に沈んでいった……その直後パァンっと周りを覆っていたシャボン玉も割れて元の裏路地に戻ってこれた様だ
「んー、見たことなかった演出だけどこんな変態イカサマ野郎がまだまだ居るのか？一応店員さん言う事だけ言っとくか」
その後ショップに戻り色々聞かれたがデュエルログもなく相手も消えた為か後日調査する時に同行してくれと頼まれそのまま帰路に付き、ベッドに倒れ込んだら……
目を開けたら目の前にヴェノミノンが居た
「…お目覚めですな神官。御身がお待ちですどうぞこちらへ」
「……ココドコ」
「それに関しましても御身からのお言葉をお待ち下さい。どうぞ奥へ」
そう言ってにゅるにゅると奥へと進むヴェノミノン……周りは樹海で薄暗くなんか見覚えがあるデカい爬虫類達がこっちを見てる。ここに居ても碌な事がなさそうなので振り返って立ち止まっているヴェノミノンへと俺は歩き出した
「お連れしました」
「うむ、神官だけ入るがよい」
そんな樹海の奥でヴェノミノンが誰かと話し扉を開けてこちらを進む様に佇んでいる……ヴェノミノンが居て見覚えがある爬虫類達に更にその上っぽい言い方に相手が誰か思い浮かべながら俺は扉の中へと入った
「よくぞ参った、我が神官よ」
「やっぱりヴェノミナーガだったか、ここは何処でなんなんだ？」
目の前にはさっきも決闘で使ったヴェノミナーガが扇子で口元を隠しながらこちらを見つめている……てか、この部屋もなんか甘い匂いが充満してる
「うむ、ここは精霊界と言われる神官の居る世界とは異なる別世界。今回の我が喰った奴に関しての件と神官への褒美と思い神官であるそちをこちらまで来てもらった」
「別世界か……え？てか喰ったってあのイカサマ野郎？」
「うむ、不敬にも我を手籠めにしようと禁術を使った為代償としてその身で罪を贖わせはしたまでは良かったのだがな。ほれ、我の特殊勝利に扱うカウンターがあるじゃろ？あやつはアレににた力で我を手籠めにする算段だった様じゃが我が干渉してこちらのモノに書き換えたのまでは良かったのがの。あやつめ、相当使い込んでおったのか我には多少の影響が出てのう……ほれ」
色々と許容を超える情報に困惑しながらもヴェノミナーガが腕を避けると、見慣れたイラスト以上に大きくなった胸が露わになっていた
「あの禁術の影響が我にも現れこの様に実ってしまい、更にこの身に溜まりしこちらの穢れと混ざり我から漏れ出ようとしておる。すまぬが神官よ、その身で我を清めてはくれぬかの？」
ヴェノミナーガが言い切るとその長い尻尾で俺の胴体に巻き付き引き寄せられ俺の目の前にヴェノミナーガの胸まで運ばれた
「え！き、清めるって何をどうやって……」
部屋に充満しているこの匂いは恐らくあの時イカサマ野郎と決闘した時と同じ匂いつまり母乳の匂いだと思われるが……一般人の俺にどうしろと？
「何、神官よ。そなたは我の胸に吸い付きそのまま身を委ねればよい。我ら精霊の毒は神官には芳醇で極上なモノであると言われておるからな…さぁ、これが普段から我らを扱ってくれておる褒美でもある。しかと受け取れい」
人肌より少しだけ冷たくツルツルしてるヴェノミナーガの肌と鼻孔から脳へと刺激する母乳の匂い、こちらを慈悲深い目でこちらを見つめる目に……俺は乳房へと吸い付いた
ちゅうちゅうと音を立てて乳に吸い付く俺、こっぱずかしさと湧き上がる安心感に包まれながら口に何かが入ってくる……どうやら母乳が出たようだ
「ん♡よいぞ、そのまま続けよ」
ヴェノミナーガの声が心地よく聞こえながら俺は夢中で乳房に吸い付き、コクコクと喉を鳴らして母乳を飲み続ける
言ってた通り美味い。牛乳とは違いコクが深く程よい甘さが口に広がり飲んでも飲んでも飲み足りなくなる……もうちょっと強く吸ってみよう
「ふふふ♡よいぞよいぞ。ほれこっちも頼むぞ♡」
一度乳房から離されてもう片方を差し出され、俺はまた美味なる母乳を飲みつつ身を委ねている
ちゅうちゅうと吸い付く度、ピクピクとたまに震えるヴェノミナーガに妙な感情が湧きそうだがそれよりもっとこの母乳を飲みたい……
「ふぅ♡……うむ、どうやら粗方消費出来た様じゃ。ほれそろそろ離さんか♡」
「いて……あー、なにやってるんだおれ……」
ヴェノミナーガのデコピンで意識が戻り自己嫌悪に陥る俺にヴェノミナーガは語り掛けて来た
「そう気負うな、神官は我の為にその身を使い、我はそんな神官への褒美としてこれを行ったのだ♡神官はしかと働いてくれたわ」
「なら、いいんだけど…」
母乳ってあんなに美味いかったのが嬉しいのか恥ずかしいのか目を反らす俺にヴェノミナーガは俺の頭を撫でながら
「うむうむ、それにな……また、近い内にここに来てもらうかもしれんがの♡」
「はぁ！？」
にまりと笑うヴェノミナーガに思わず素っ頓狂な声を上げる俺、だってまた来る事になるってそりゃ……
「さて、そろそろ刻限の様じゃ。これからも我ら一同を末永く扱ってくれたもう神官よ♡」
ヴェノミナーガの言葉と共に俺の身体は浮遊感に包まれ、目が覚めたら自分の部屋のベットに横たわる俺、そして机にある俺のデッキとデュエルディスク
「夢……にしちゃ妙に現実味がありすぎるしなんか身体がめっちゃ元気なんだが……マジだったら、またアレが飲めるのか」
デッキトップにあるヴェノミナーガを眺めながらあの味と感覚に生唾を飲み込む、そんな俺にイラストのヴェノミナーガは妖艶に微笑んでいた
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