あにまん掲示板の各種スレッドに掲載されているR-18小説を保管するためのwikiです。

日付が変わる直前になんとか自宅へ帰ってこれた。
ただいまなど言っても何も帰ってこないのだから、そんな挨拶はしない。
もうなにもする気が起きない。シャワーさえも浴びる元気がない。そのままベッドに向かうとそのまま眠れそうだが、そこまで向かうことすら億劫で、立っていることさえやっとなほどに疲労しきっていた。原因は思い返すまでもない。連日の残業だろう。
やめてしまいたい。残業もさることながら、あまりに現場の空気が悪い。上司が部下を怒鳴りつけ、同僚同士で陰口を言い合う。そんな光景ばかり見ていれば、仕事への意欲なんて保てるはずもない。
就活に失敗して何とか拾ってもらった恩もある企業であるが、今の仕事には不満しかない。
膝から崩れ落ちる。そのまま床に突っ伏してしまうところだったが、誰かが壁になってくれた。

「大丈夫……?」

聞きなれない女性の声、強盗の存在を疑うが、もしそうだとしても抵抗する力はない。

「私は久遠の魔術師ミラ…の精霊……」

そもそも動いていなかった脳がフリーズする。その名前には聞き覚えがあった。昔遊んでいたカードゲームのキャラ。当時デッキのに入れていたお気に入りのカードだったから、今も棚に保管していたはずだ。
顔を上げると、その白い髪、整った顔、白を基調とした露出の多い服。確かにカードのイラストと同じ女性がそこにいた。
それがどうしてここにいるのか、そしてなんでしゃべっているのか、まるで理解できない。

「あなたは…疲れているのね」

頭を彼女の胸元に抱き寄せられる。突然の出来事にパニックになるが、その感触が妙に心地いい。

「大丈夫。私が君のことを癒してあげる」

こうして女性に抱きしめられたように人のぬくもりを感じているのはいつ以来だろうか。それすら思い出せなくなっているほどに、俺は他人とのコミュニケーションをとっていなかったのだ。とたんに瞳が潤む。涙が止まらない。こんな年になって恥ずかしいとは思うのだが、それを拭うこともできなかった。

「好きなだけ泣いていいよ。私だけは君の味方だから」

優しく頭を撫でられる。その手つきがまた心地よくて、より彼女の服を涙で濡らしてしまう。それでも彼女は嫌な顔をせず、ただ俺が落ち着くまで頭を撫で続けてくれた。



「お帰り。その様子だと、良い報告はなさそうだね」

玄関を開けてただいまと挨拶をすると部屋の奥からミラが出迎えてくれる。
それから一週間がたち、元居た職場をやめて次の就職先を探していた。ミラのおかげでだいぶ心労も和らいだが、やはりあの環境で働くことはできそうになかったからだ。
とはいってもすぐに再就職先が見つかるわけではなく。今日も一日ハローワークに通ってみたものの、収穫はなかった。
思わず、出迎えてくれたミラに謝る。

「別にあなたが謝ることじゃない。それよりご飯にする? それともお風呂?」

あれからというもの、ミラはこの家に住み着いていた。そもそも、カードに宿った精霊であるらしく他に居場所などないのだという。

「そっか、私に甘えたいんだね…いいよ。ほら、こっち来て。お疲れ様のぎゅ〜…しよ?」

両手を広げてこちら見つめるミラ。淡々とした口調だが、そこに慈愛を感じることができるようになったのは一緒に暮らし始めてすぐのことだったか。今ではすっかり慣れてしまったが、最初は戸惑ったものだと思う。
彼女に促されるまま、体を預けると優しく包み込まれるようにして抱擁された。

「よしよし……お疲れ様……がんばったね……偉かったよ……あんなことがあったのに、すぐにお仕事を探せるの……本当にすごいと思う……君は頑張り屋さんだね……」

耳元でささやかれる言葉の数々が、俺の心を満たしていく。

「君が自分を抑え込むなら…私がその分癒してあげる…君のしたいことを何でもかなえてあげる…ずっと傍にいるから…安心して…ね?」

ミラの言葉を聞くたびに、体が熱くなる。ミラの体温なのか、それとも自分の体の問題なのか、わからないけどとにかく熱くて仕方がなかった。
ミラの顔を見上げる。目が合うと、少し微笑んでくれたような気がした。
思わずしたいことを正直に口にしてしまう。

「キス…?したいの?…いいよ…お疲れ様のチュウ…しよう?」

目を閉じて唇を少しとがらせるミラ。そんな仕草にも興奮してしまい、心臓がバクバクとうなり声を上げていた。
ゆっくりと顔を寄せていき、ミラの唇に口づけをする。柔らかい感触と甘い匂いに包まれて頭がクラクラしてくる。

「んっ……ちゅぷ……れろ……くちゃ…ぴちゃ…れる……はぁ……もっと舌出して……?」

言われるままに舌を伸ばす。そのまま絡めあうように互いの唾液を交換しあい、口内を犯しあっていく。

「あむっ…はむはむはむっ…んちゅっ…れろぉ…」

舌を絡めてこちらの舌を何度も甘噛みして、次第に脳が解けていくような快感に染まっていく。

「んあっ…むちゅっ…ぷはっ…ふぅ…どうだった…?君は満足してくれた…?」

満足なんてレベルじゃない。もう何が何だかわからなくなるくらいに気持ちよかった。

「そんなに良かったんだ…私もうれしい…」

ここまでのことはしてこなかったためか、少し恥ずかしい気分になる。
ただ、こうして舌を絡ませるキスをしてしまったためか、下半身に血液は集中する感覚に襲われる。

「…それ…どうしたの……?」

隠そうとした矢先、ミラに見つかってしまう。必死に弁解しようとするが、うまく言葉が出てこない。

「いいよ…君が…エッチなことをしたいなら…私もしたい…」

そういって服をまくり上げるミラ。散々感じ続けていた柔らかい感触の正体があらわになる。

「私…何をしたらいいのかわからないから…君に教えてほしい…」

そう言われて、少し考えこむ。少し考えるとズボンを脱いで、彼女に耳打ちする。

「手コキ…?おちんちんを手でシコシコしたらいいの……?」

その細く長い指が竿を握る。それだけで果ててしまいそうなほどに気持ちいいのだが、まだ我慢しなければならない。

「こうかな……?んしょっと……痛くない……?」

ミラの手が上下に動き始める。初めてだろうから慣れていないのだろうが、その慣れない手つきが逆に気持ちがいい。

「シコシコシコシコ…どう?きもちいい…?…よかったら…私のおっぱいも触っていいよ…?」

その誘いに乗って、彼女の胸に手を触れる。

「あんっ♡……いいよ……好きに揉んで……好きなだけ吸ったり噛んだりしてもいいよ……?」

彼女の許可も得たため、遠慮なく乳首をしゃぶりつく。母乳が出るわけでもないというのに、その味がたまらなくて夢中になって吸い続ける。

「んっ……はげしい……赤ちゃんみたい……いいよ……いっぱい吸って……おっぱいきもちくしていいよ……?」

彼女の言う通り、胸を揉みながら彼女の乳首を強く吸い続けた。すると、徐々に彼女の息遣いが荒くなり、同時に手のひらに伝わる振動が強くなっていく。

「かわいい…そんなにおっぱい好きなんだ…よしよし…それなら家にいるときはいつでも私のおっぱい吸っていいから…シコシコされていっぱい気持ちよくなろ?」

甘く優しい声で耳元でささやてくるミラ。はたから見たら情けない光景かもしれないがもはやそんなことは気にしない。

「私の前でなら…エッチな赤ちゃんになってもいいんだよ…?だから、今はいっぱい甘えてほしい……」

ミラの声に導かれるまま、俺は欲望のままに腰を振り始めた。

「んふっ……おっきくなった……それにすごくびくんびくん震えてる……そっか……そろそろ出ちゃうんだね……いいよ…今はビュービュー射精して……」

その許しが出た瞬間、彼女の手で勢いよく射精する。快感で腰が抜けそうになるが、ミラが優しく抱きしめて支えてくれていた。

「いっぱい出たね…こんなに射精してえらいえらい……」

子供をあやすように背中を何度もたたいてくるミラ。さすがに射精しただけで褒められるのはさすがに恥ずかしいが、ミラはこう続ける。

「仕事を前はここまで出せてなかったんでしょ…?だんだん体もよくなってきたんだろうね…君が元気になってくれて私もうれしい……」

こうして子供であるかのようにやさしく相手されるのが、だんだん心地よくなっている自分がいる。このままじゃ、ダメになってしまいそうな気もするが、もうそうなてしまってもいい気もしてくる。

「一回射精して気持ちよくなってくれたけど…どうする…?いつでも相手するから…もっとしたいなら…あの頃みたいに私を頼ってほしい…」

頭に?を浮かべるが、すぐに彼女を頼りのカードとして使っていたころを思い出す。

「あの時からずっと君を見てた…君が大切に使ってくれたこと…本当にうれしかったから…その恩返し…になってるかな……?」

そんなレベルじゃない。こちらこそ恩返しをしなくてはならないほどに彼女に救わているのだから。
もう一度彼女にキスをする。少し驚いた反応を見せるが、すぐにすべてを包み込んでくれるようにやさしいキスを返してくれる。
口を離すと、自分が今したいことを正直に言う。

「うん…私も初めてだけど…君のすべてを受け入れて見せるから…しよう…エッチ……」

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