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「おや…あなたもこの講義を受けていたのですね。お疲れ様です」



講義が終わり講義室を出る中、同じゼミのアリアスに出会った。

淡い色の髪に整った顔立ち。モデルか何かと見まごうほどのスタイル。男の自分でも見惚れるほどだった。

確かどこかの金持ちの家で執事の仕事をしているらしく、その立ち振る舞いからもその気品が出ている。



「もう私は講義がないのですがいかがでしょう。一緒に飲みに行くというのは」



つい驚いてしまう。確かにゼミ生の中でも、アリアスとはよく話していた。

だが、まさか飲みに誘われるとは思わなかった。



「あなたに次の用があるのでなければなのですが…いかがでしょう」

そのすこし寂しそうな表情をつい可愛いと思ってしまった。勘違いしてはならない。こいつは男なのだ。

しかし、これで断るのはさすがに気が引ける。その誘いを受けることにした。



「そうですか。ありがとうございます」



その瞬間、アリアスの表情も少し明るくなる。またその顔にドキリとしてしまう。

勘違いしてはいけない。こいつは入学初日に同級生の工学部の姫様ことラビュリンスさんをお持ち帰りしたヤリチン野郎だ。



「では、早速向かいましょうか」



アリアスに案内されるまま、大学を出て駅前の居酒屋へと向かう。

なんてことはないチェーン店の居酒屋。メニューもどこにでもあるようなものが揃っている。



「注文はお決まりでしょうか?」



店員がアリアスに問う。焼き鳥やサラダ、枝豆など注文が決まったようだ。



「私は焼き鳥を塩で、あとこのサラダと……あなたはどうしますか?」



アリアスに問われたが、特に決めていない。とりあえずビールでも頼んでおこう。



「なるほど。では私はピーチサワーで」



注文が終わって店員が離れる。アリアスに促され、取り合えず乾杯をする。



「では、お疲れ様でした」



グラスを合わせ、お互いに口をつける。そして注文した料理が運ばれてくる。焼き鳥を手に取り口に運び、ビールで流し込む。

アリアスの方を見ると、サラダを食べていた。相変わらず上品な食べ方だ。

こいつのモテ方は半端じゃない。正直女の子の扱いも相当慣れているんじゃないかと思う。

ピーチサワーのグラスに口をつける姿なんて色っぽく見えてしょうがない。



「そういえばですが、どうしてあなたはこの学部に?」



アリアスに聞かれる。うちは工学部の中でもさらに機械系で、あんまり女子には人気がない。

そんな中でも姫様のような変わり者はいるが、基本は男ばかりだ。

対した理由はない。たまたま行けるところで偏差値が高かったのがここだっただけだと、アリアスに話す。大学の講義というのは、そこまで熱心に勉強するものではない。単位さえ取れればそれでいいのだ。

アリアスに理由を話しながら、焼き鳥をもう一本頼む。

それにつられてか、アリアスがサラダを食べる手を止めてピーチサワーに手を伸ばす。

あまり酒には強くないのだろう。グラスの三分の一ほどを飲むと頬が赤くなっているのが分かる。



「あ…これおいしい。姫様にも作ってさしあげましょう…」



時折そんなことを言っているが、きっと執事として働いているときの話なのだろう。

だが、色っぽい表情はそれだけでは終わらない。今度は唐揚げを口に運び、またグラスに口をつける。その仕草が妙に艶めかしい。思わず見惚れてしまった。

何度も何度もこいつは男だと言い聞かせる。それなのにそう言い聞かせるほどそのしぐさが女性っぽく見えてしまう。



「それではそろそろ二件目でも……」



アリアスが席を立つ。そういえばそろそろいい時間だ。

特に用事もないし、このまま一緒に飲みにいくのもいいだろう。

店を出ると、アリアスが手を引いて歩き始めた。



「大丈夫ですか?あまりアルコールに弱いご様子ですが…」



アリアスの言う通り、すこし酔いが回っているのか頭がぼおっとしている。

アリアスに手を引かれて徐々に街の郊外へ向かっていく。



「それでは、すこしお休みしていかれますか?」



その言葉をそのまま受け取って同意する。飲食店では店員にも迷惑をかけかねない。

アリアスに導かれるまま、ラブホテルへ入っていった。

これはまずいと気づいたのは部屋に入ってから。



「はい、こちら、酔い覚ましのお水です」



ベッド横のサイドテーブルに水の入ったコップが置かれる。それを飲む前に意識ははっきりしているのだが、もう少し冷静になるために一気に喉に流し込む。

水を飲んで落ち着くと、改めて状況を確認するが、その前にアリアスが服を脱ぎ始める。

このまま抱かれるのか!?と、落ち着いた頭の中が再び混乱する。

男同士というものに関心がなかったが、ここまでの色男なら…とも思ってしまう自分もいる。

しかし、その考えは予想外なことで裏切られる。



「どうでしょうか…あなたはこういった白の方が好みかと思ったのですが……」



視界に入ったのは白い下着に身を包んだアリアス。見慣れた男性用の物ではない。胸もそう大きいものではないが、ブラ越しにそのふくらみが確認できる。

つまり、アリアスは女だった。その事実に頭が混乱して言葉を失う。

だったら入学初日のうわさは何だったのかと聞くと、



「自分の主人が酔いつぶれてしまったので介抱してそのまま連れ帰ったのです」



と返ってくる。それなら確かに納得できる。というか姫様のもとで執事をしていたのか…

いや、そんなことは今はどうでもいいのだ。



「ごめんなさい、最初からこうして…貴方の『女』になりたくて声をかけたとしたら…幻滅してしまいますか…♡」



顔を赤らめて扇情的な顔をするアリアス。居酒屋で見た色っぽい雰囲気が今の彼女からあふれ出ている。

そんなことないと、考えるよりも先に口に出てしまう。



「よかった……では、このまま……」



下着姿のままベッドに押し倒される。そして唇を交わしながらアリアスの舌が自分の口の中に入ってくる。

舌を絡めながら口内を犯されていく。初めてのキスがこんな形になるとは思わなかったが、気持ちよくて何も考えられなくなってしまう。



「んっ……ちゅっ……ちゅぱっ♡キスするの気持ちいいでしょう……?もっとしてさしあげますね♡ちゅ…ちゅ…♡んれぇろ♡」



口内を舐めまわされてしまうと、思考が快楽で溶かされてしまうような感覚に襲われる。

アリアスが女とわかった瞬間、遠慮なく興奮している自分が少し嫌になる。

キスをしながらアリアスは自分の股間に手をやる。その刺激に腰が跳ねてしまう。



「ふふ……もう大きくされているのですね……♡それほど私の興奮してくださっているのでしょうか♡」



興奮しているのを指摘され、思わず顔を手で覆ってしまう。だが、それはアリアスの興奮を煽るだけだった。



「もっと気持ちよくなってください……もっと……」



耳元で囁かれ、体が反応してしまう。それに気をよくしたのか、ブラを外しつつ耳を舐めてきた。ゾクゾクと快感が体を走っていく。もうされるがままだった。

そんな中でもアリアスの手は止まらない。ズボン越しに自分の股間へと手をやり、そこを優しく撫でてくる。

もうそこには完全に勃起している肉槍が、アリアスの柔らかな手で刺激される。



「ズボンの上からでもすごい熱いです……♡あなたにご奉仕したくてたまらなくなっています♡」



こちらの首に沿うように舌を這わせる。体のゾクゾクがより強くなる。



「いかがでしょう…?今この夜だけ、あなたの呼び方を変えてみるのは…例えば、私は執事なので…ご主人様、とか……」



いつもの低音で、それでも男に媚びるような声でアリアスは耳元で囁く。

ご主人様。その響きが鼓膜を震わせた瞬間、頭の中の何かの糸がプツンと切れた気がした。

アリアスを力一杯組み伏せる。そして強引に下着を脱がせ、その小さくも膨れている乳房を舐めまわす。



「あっ!だめですっ、いきなり……んっ!」



女だということを意識してしまって、いつもより興奮している。そんな興奮がアリアスを乱暴にしてしまっていた。だが、その乱暴ささえ彼女は受け入れてくれているようだ。

乳首を舌で転がすたびに体が反応してしまっているのが分かる。そのまま胸にしゃぶりつき、空いた手で彼女の秘部を責め立てると喘ぎ声が激しくなっていく。



「やっ、あぅ♡ダメですご主人様♡そんなに激しくされたら♡あぅん!♡」



乳首がぷっくりと膨れ上がっていく。それを舌で転がしながら、秘部をまさぐる指を増やす。下着の上からでも分かるほどアリアスの入り口はぐしょ濡れだった。



「だめですご主人様♡こんなのすぐにイかされてしまいますからぁ♡」



口では静止させようとしているが、一切抵抗のそぶりを見せない。それどころか理性を飛ばすきっかけになったご主人様呼びをやめず、何度も連呼している。

彼女のショーツを脱がせる。脱がせた途端にむわっとした熱気と雌の芳香が漂う。その香りにあてられて興奮をさらに高めていく自分がいた。



「あぁ……♡見られてしまいました♡私が女の子である証…♡でも…構いません♡あなたに…ご主人様には見てほしかったですから♡」



アリアスの一言一言が、こちらの理性を粉々にしていく。とはいってもこちらも女性経験はない。これから先何をすればいいのか、あまり知識がないのだ。

それを察したのか、アリアスはすこし口角を上げてこちらの首に腕を回す。



「大丈夫ですよ♡私がご奉仕するので、ご主人様はそのまま気持ちよくなってください♡」



そう言ってアリアスは上体を起こし、足を開く。秘部が露わになり、指でそれを開いて見せる。



「ここです♡ここにご主人様のオチンポを入れてください♡」



ゆっくりをアリアスに近づき、それに肉棒を挿入する。妙な引っ掛かりも、アリアスの「もっと勢い良く入れてください♡」という言葉でそのまま挿入してしまった。

一瞬アリアスの表情がゆがむ。それを見て引き抜こうとする。しかし、



「ダメです…このまま…あなたを感じさせてください♡」



足を腰に回されてがっちりと固定される。少しの間、アリアスの膣壁になじむまで彼女と身体を抱き合うだけで動かない。



「チュッ…好きです♡ご主人様のことが好きで好きでたまらない♡ご主人様はどうですか?私のこと…好きですか?」



抱き合ったまま、キスを交わす。アリアスの問いに答える。それを聞くとアリアスは嬉しそうに笑みをこぼす。



「そうですか♡…あぁ、幸せすぎて死んでしまいそうです♡私は……ご主人様をずっと愛しております♡…ちゅっ♡」



アリアスは再びキスをすると、その腰を動かし始める。アリアスの中に入っていくときはすべてを包んでくれるような快感、中から出す時は名残惜しそうに絡みついてくる快感の、二つの快感が肉竿に襲い掛かる。



「ンあぁ♡ご主人様のが…引っ掛かりが気持ちいいですっ♡」



腰が砕けそうなほどに気持ちが良い。だがそれはアリアスも同じようだ。お互いその快楽に溺れるように腰を動かす。アリアスの腰使いの激しさが増していく。それに合わせてこちらも腰を打ち付ける速度を上げていく。



「もっと♡もっと突いてくださいっ♡もっとあなたを感じていたいんですっ♡」



必死に射精感を抑え、アリアスの乳首を爪でカリカリと引っ掻く。



「んひぃ♡それだめっ♡普段からいじって敏感になってるからっ♡あっ、あぅ♡」



爪でいじったことでよりアリアスの中の締め付けが強くなる。それでも腰の動きは止まらない。



「これすごいです♡こんなの知ってしまったら…ずっとあなたを求めてしまいます♡」



アリアスの言葉に同意する。この快感を知ってしまえばアリアスと二人きりの時にどこでもエッチしかねない。

そんなことを考えていると、そのまま口にしていた。



「あははっ♡お互い同じ思いなら…もう我慢する必要はなさそうですね♡大学の人気のないところで…デート中に路地裏で…もちろんご主人様のお宅やラブホテルでも♡お互いムラムラしたらエッチしましょう♡きっと私はご主人様の顔を見るだけでエッチなことをしたくなってしまいますから♡」



そんなことを言われてもう我慢することはできない。アリアスの腰をつかんで腰を打ち付ける。一定のリズムで上がるアリアスの嬌声をキスをして止める。必死に酸素を取り込もうとしてお互い鼻息が荒くなる。



「出して♡ください♡中にっ!一番奥にぃ♡」



アリアスは足を腰の後ろに回して、完全に固定してくる。それにこたえるようにピストンを早めていく。

アリアスと舌を絡めあう。何度も何度も唾液を交換し合ったから、二人の唾液は完全に混ざり合っていた。



「んあっ!あぁっ!ダメッ!もうイく♡イきますご主人様ぁ♡」



もう、我慢する必要はない。思い切り最奥を突くと、締め付けが一層強くなる。そしてそのままアリアスの子宮口に鈴口を押し付けた瞬間、たまりにたまった劣情があふれだす。



「んんっ!♡♡あぅう♡♡♡♡」



ビクンッと痙攣しながら精液を受け止めるアリアス。射精は長く続き、精液が子宮に入っていくのが分かるほどに出ていた。



「んっ……ちゅぷ♡……はぁ♡すごいです……こんなに出されたら絶対妊娠してしまいます♡」



キスをしながら、お互い絶頂の余韻に浸る。これ以上ない快楽を味わえたと断言できる。

アリアスの顔はいつもの男のように璃々良いものではなく、恋する乙女のようだった。







「アリアス〜!次の講義までにカフェテリアに行きますわよ〜!!」



講義が終わり、姫様ことラビュリンスさんが声を上げる。教壇の真ん前に座っているアリアスへの誘いだった。

アリアスはいつも通りのマニッシュな私服でそのデニムは彼女の長い脚を強調させている。



「申し訳ありません姫様。私はこの後用がございまして…」

「あら、それならしょうがないですわね…それなら一人で……」



そうつぶやく姫様に男たちが群がる。それをよそ眼にアリアスはこちらに近づいてくる。

姫様に注目が集まっていることを確認すると、アリアスはひっそりとこちらの腕を抱いてくる。



「講義中我慢の限界を迎えていたので…個室トイレで一発…いかがでしょう、ご主人様♡」



耳元で媚びるような声で誘ってくるアリアス。それについ股間を膨らませながら個室トイレへ向かうのだった。

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