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npcの小説



『賭けをしましょう、お兄さん』
 そうリィラに提案されたのが丁度一週間前のことだった。
『私たちはお兄ちゃんともっとエッチなことをしたい』
『でもお兄さんはそれは駄目だって言うんですよね?』
 当然だ、二人と同時に関係を持つなんてことが良い結果をもたらすとは思えなかった。
『賭けの内容はシンプル、私達がお兄さんを一週間誘惑します』
『その間にお兄ちゃんがびゅーってするのを我慢出来たらお兄ちゃんの勝ち』
『びゅーびゅーしたら私達の勝ちです』
『賭けに勝ったらお兄ちゃんは私たちのモノだよ♥️』
『これは『予告状』です。必ずお兄さんを私達が、奪い取ってみせましょう』

 それからは忍耐の連続だった。彼女らを悲しませないよう露骨に避けたりは出来ない。彼女らを不幸には出来ない、その一心で誘惑に抗い続けた。
 そして賭けの最終日、自身の理性に最大の危機が訪れていた。
「撫でただけでこんなに大きくなってる。一週間我慢したんだもんね、偉いぞ〜♥️」
「そこの頭をよしよしってしただけで出そうになってますね、我慢しなくて良いんですよ♥️」
 ラッピングテープを巻き付けただけのキスキルとリィラ。『プレゼントはキスキルとリィラの両方です』と言われ、自分はその甘く柔らかいプレゼントを断ることは出来なかった。
「ねー、何で嫌なの? 私たちのモノになればこの身体と毎日エッチ出来るんだよ?」
 裸になった自分の胸板に、しっとりしたキスキルの胸が触れ合う。テープ程度では隠し切れない豊満なバストが、むにゅーっと自分の胸板に合わせて柔軟に形を歪めた。
「この身体は上から下まで、全てお兄さんだけが味わえるんですよ。お兄さんだけの特権なんです」
 背後からリィラに抱き締められ、大きな柔肉が背中で潰れる感触がする。前後からキスキルとリィラに抱き締められたまま、二人はそれぞれ耳元に顔を寄せる。
「しこしこ、しこしこ。気持ち良いですか、お兄さん」
「気持ち良さそうだよリィラ。お兄ちゃん目をぎゅっと閉じて我慢しちゃってる」
「我慢しなくていいんですよ。我慢しなければもっと気持ち良くしてあげます」
「我慢しないでお兄ちゃん。私お兄ちゃんと毎日気持ち良くなりたい」
「気持ち良くなることは悪いことじゃないんですよ」
「悪いことじゃないなら我慢しなくてもいいよねー?」
「しこしこ、しこしこ。お兄さんのそこがビクビクしてきましたよ」
「しこしこ、しこしこ。もっと手を速めてあげるね」
「ほらっお兄さん。気持ち良いですよね。その気持ち良さに体を委ねて下さいっ」
「気持ち良いねお兄ちゃんっ。我慢しなくて良いんだよー?」
「出ちゃう、出ちゃうっ」
「もう無理ですか、良いですよっ」
「「出る出る出る出る――」」

「「――はい、すとっぶ♥️」」

「駄目じゃないですかお兄さん、出したら私達のモノになっちゃうんですよ」
「お兄ちゃんは私たちの誘惑には負けないんだもんねー?」
「出したらきっとすごーく気持ち良いですけど、お兄さんは我慢出来ちゃうんですもんね?」
「私たちはそれも仕方ないかな、って思うよ。悲しいけど、お兄ちゃんの嫌がることはしたくないから」
「私達っていう『贈り物』。受け取れないなら、無理矢理にはしないんですよ」
「それでもお兄ちゃんは、欲しがっちゃう?」
「それでもお兄さんは、出したいですか?」
 ――自分は、キスキルとリィラが、欲しい。
「嬉しい、本当に嬉しいよお兄ちゃん。大好きっ」
「ずっと、ずーっと一緒ですからね。その証に今から最後まで、してあげます」
「気持ち良いねお兄ちゃんっ、もうすぐに出ちゃいそう?」
「いつでも出して良いんですよ、出したらお兄さんは私達のモノですけど」
「でも私たちもお兄ちゃんへの『贈り物』なんだから」
「お兄さんはキスキルと私の恋人(モノ)で」
「私とリィラはお兄ちゃんの伴侶(モノ)なんだから。ほらっ出して――」

「「――っ♥♥♥」」

「出しちゃったね、お兄ちゃん。これでお兄ちゃんは私とリィラのモノだよ」
「でも私達もお兄さんのモノですからね」
「いっぱい出して汚れちゃったよね、綺麗にしてあげる」
「3人でお風呂なんて子供の頃以来です。お風呂でも気持ち良くしてあげますね」
 こうして、キスキルとリィラの『予告状』通り、自分の心は完全に奪われてしまった。

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