日商簿記検定試験の3級と2級の情報をまとめています。頭の整理、試験対策、試験攻略にお役だてください。

関連する勘定科目

  • 積送品(資産)
  • 積送品売上(収益)
  • 積送諸掛(費用)
  • 受託買付(費用)
  • 受託販売(収益、または、その他)

用語

  • 売上計算書
  • 諸掛 (引取費、保管料、手数料など)

委託販売の例

問題

  • 5月3日、委託先へ商品450個(原価@350、売価@600)を発送した。発送の費用1350円は現金で支払った。
  • 5月20日、委託先から売上計算書が届いた。
売上計算書
売上高 256個@\600\153,600
諸掛
 引取費\2,100
 保管料\3,150
 手数料\7,680\12,930
手取金\140,670

仕訳

借方貸方
5/3積送品\158,8505/3仕入\157,500
現金\1,350
5/20売掛金\140,6705/20積送品売上153,600
積送諸掛\12,930
仕入\90,368積送品\90,368

ポイント

  • 積送品の対照勘定は「仕入」。
  • 商品を委託先へ送るときの経費は「積送品」勘定に合算。「配送費」を立てるのは間違い。
  • 「積送品売上」を使えないときは「売上」でOK。
  • 委託先が申請した諸掛は「積送諸掛」勘定にまとめて記入。
  • 売れた数に応じて「積送品」を「仕入」勘定へ逆仕訳。

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