日商簿記検定試験の3級と2級の情報をまとめています。頭の整理、試験対策、試験攻略にお役だてください。

仕訳日計表へ合計額をまとめる場合

伝票にすべて数字が記入されており、合計値をまとめればよいような問題の場合です。

仕入伝票と売上伝票で、「返品」「値引き」に注意しよう

逆仕訳になるので注意が必要です。
「返品」「値引き」に気付いた時点で、仕訳日計表へ書き込んでしまいましょう。
あとでまとめてやろうとすると、あせって全部合計してしまかも。

得意先元帳、仕入先元帳への記入がある場合は


仕訳日計表と伝票との相互穴埋め問題の場合

すべての勘定科目についてTフォームを書きます

伝票に出てくるすべての勘定科目についてTフォームを作成しましょう。
第123回の第2問の場合だと、以下のようになります。

左上、右上は、借方、貸方それぞれの合計額を記入します。
仕訳日計表をみると売掛金の貸方に400,000とあるので、これを右上に記入します。

出来上がったらまずTフォームに数字(またはカッコ)が1個だけのものに注目します。
たとえば借受金は1個だけです。そして仕訳日計表に88,000と書いてあります。
よってTフォームの101(借受金と現金)に88,000と記入します。
次に得意先元帳をみると、宮崎商店の入金伝票の行に35,000とあります。
これをTフォームの102に記入します。
また熊本商店の得意先元帳では計算すると入金伝票の行は55,000であることがわかります。
これをTフォームの104に記入します。
ここまでで現金Tフォームの借方が5つすべて埋まったので、借方の合計額338,000を左上に記入します。
また仕訳日計表の現金の借方にも338,000と書き写します。

以上でこのようになります。

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