日商簿記検定試験の3級と2級の情報をまとめています。頭の整理、試験対策、試験攻略にお役だてください。

勘定科目の種類

勘定科目の種類は主に以下の5種類があります。
かりかし
資産負債
純資産
費用収益

「資産」の代表格は「現金」という勘定科目です。
「負債」の代表格は「買掛金」ですが、
簿記をこれから習う人なら「借入金」や「支払手形」という
勘定科目の方がイメージしやすいかもしれません。

「資産」と「負債」は逆の性質を持っています。
数学的には資産をプラスの値、負債をマイナスの値として扱えば、
「資産」なのか「負債」なのかを区別する必要はありません。
しかし「資産」と「負債」の2つを区別することによって、
帳簿にマイナスの数字が出てこなくなる利点があります。

「費用」と「収益」についても同様のことが言えます。
しかしこちらは、期中においてはマイナスの数字が出てきます。
ただし決算などで帳簿の締切を行うときには
かならずプラスの数字になります。
「費用」の代表格は「仕入」という勘定科目です。
「収益」の代表格は「売上」という勘定科目です。

これら5種類に分類できない勘定科目もありますが、
それについては後々書きたいと思います。

勘定科目の統一

複式簿記とは」で仕訳したときに記述した、
「夫小遣い」「交通費」などを「勘定科目」と言います。

「勘定科目」は自由に設定してもいいはずですが、
記帳した書類は最終的に税務署に提出します。
したがって、社内で共通認識となっていればいいだけでなく、
社外の人(特に税務署や銀行)が理解できることも必要です。

そのため、どの企業も使うであろう一般的な勘定科目は、
簿記を習った人なら誰でも意味が分かるように統一されています。

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