架空国家を作ろう　第伍世界線

ウーロス王国(ウーロスおうこく、ウーロス語:Эрос Царская страна、メングゥ語:乌螺斯立宪王国)は、ニクショキア大陸北東部に位置する立憲君主制国家。
首都はラスヴェトナヤグラード。

ウーロスの語源には諸説あるが、原住部族であるメングゥ族の古語で、この地における初の統一国家であった"ロキア人の国"を意味するという説が有力である。

サンシャモン星における地殻変動期、北極でのゲートの存在に気付いた極一部の古代ルシーク系民族によるダイナ星への植民が、ウーロスのルーツであると論じられている。
メングゥ族の文献によると、当時この地には"シボリドゥ(西伯利都)"と呼ばれる部族連合が形成されていたが、突如北極から現れた植民者達は少数ながら高度な科学技術を背景に瞬く間にシボリドゥを掌握、メングゥ族達に代わって、自らを支配階層とした中央集権国家を樹立した(ウーロス帝国?)。彼らは"ロキア連邦の末裔"を自称したという。

ウーロス帝国建国後、この地は植民者達の高度な技術や文化を享受することで急速な発展を遂げた。これと同時に、植民者は自分達に比べ多数派であったメングゥ族との混血、同化が進み、現在のウーロスの基盤とも言うべき独自の文化が形成された。

現在、ウーロスの政治体制は立憲君主制である。したがって、国家元首はツァール(皇帝)であるものの、その権限はウーロス王国憲法の原則のもと、非常に制約されたものとなっている。

王国議会は二院制であり、元老院(定員128人)と代議院(定員216人)からなる。いずれも任期は4年であるが、代議院は全議席が比例代表選挙から選出される一方で、元老院はうち100議席を間接選挙による選出、残りの28議席は、地方長官からの推薦やツァールの親族から選出される。
行政機関の長である首相は、王国議会による総選挙の上、ツァールに指名された者が務める。任期は6年(再選可)で、最大18人の内閣を組織することが出来る。

山脈と北極海に囲まれた地理的要因もあり、クルニコフ朝成立後は孤立主義に近い外交政策をとってきた歴史を持つ。
しかし、近年ゲートからサンシャモン星の新入植者が頻発して以降は一転し、対外的な外交措置が目立ってきている。
緊急時の対応策として北極艦隊の軍拡を進めると同時に、各地に樹立された新政府へ使節団の派遣を検討するなど、外交路線を改めようとする動きが見られる。

詳細はウーロス王国の地方行政区分?を参照。

一級行政区画	州都
ラスヴェトナヤグラード州?	ラスヴェトナヤグラード
スドストロエフスク州?	スドストロエフスク?
ヌォウェイ州?	アオスル?
バイウロス州?	スヴェトイ ニコライグラード?
チェルニゲフ州?	チェルニゲフ?
アルハンガルスカヤ州	ジェレズノゴルスク?

国教は定めていないが、多神教を信仰する者が国民の大多数を占めている。
現在まで原住部族土着の精霊信仰が根付いており、都市ごとに多少の差異はあるものの、総じて風の神 アヌーモイの信仰が盛んな傾向にある。アヌーモイ信仰には、古来より冷風が毎年の豊作に大きく影響していたこと、またある時は"冬将軍"として大寒波をもたらし、侵略者から国家を守ってきたことなどが関係すると考えられる。

一方で、社の建築様式はダイナ星ではあまり類をみないものであり、その様式からは、古代ルシーク系入植者が信仰していた一神教の影響を垣間見ることができる。

詳細はウーロス王国の軍事?を参照。

詳細はウーロス王国の鉄道?を参照。

詳細はウーロス王国の道路?を参照。

詳細はウーロス王国の航空?を参照。