2chの「軍人や傭兵でエロ」のまとめwikiです

 「君達はどこの隊だ?」
 咲島は大河と森永へ尋ねた。
 「七五二空、陸攻です」
 大河が答えた。
 「陸攻か。それにしてもお互い酷い目にあったね」
 咲島は親しげに言うと大河は上官に対する緊張が少し解けた。
 「全くです。こっちは戦闘機が1機も無かったから一方的でした」
 「そっちが一番酷いね。まあこっちは零戦が居たけど訓練の未熟な者が多い
 隊が選ばれたからまともな護衛にはならなかった…あの参謀少佐が呼ばなかっ
 たら技量がもう少し高めて少しはマシな戦いができただろうに…」
 咲島は苦い顔をした。
 「お察しします」
 「愚痴をぶつけてしまったね。すまない」
 「いいえ。こちらも同じ思いですから」
 「二飛曹。当分の間は私が君の上官になるな。これからよろしく頼む」
 暗くなる気分を変えようと咲島はニコリと笑う。
 「はい。こちらからもよろしくお願いします」
 大河も覇気のある声で応えた。
 翌日の朝早く。塚作は一晩で修理された九七式艦攻に乗り咲島の操縦で飛び立った。
 昼過ぎに塚作が咲島と戻った時には陸軍の一〇〇式司令部偵察機と九九式双発軽爆撃機それぞれ1機づつを連れていた。
 「陸軍と話をすると陸軍も敵空母の存在に困っていると言うのだ。我らと同じく移動中の航空機が撃墜されてな。それで敵空母をどうにかしてくれるなら協力しますと偵察機を貸してくれたのだ」
 塚作は自慢してこう言った。
 ニューギニアに展開している陸軍航空隊も補充や増援で来る戦闘機などが海上で撃墜されてしまっていた。そこへ塚作がやって来て協力を求められて司偵を搭乗員と整備員と一緒に貸したのだった。
 九九式軽爆は整備の兵と部品や道具を下ろしてから戻った。
 こうして塚作の下には九七式艦攻と一〇〇式司偵がそれぞれ1機。合わせて2機の戦力となった。
 そして次に大河ら搭乗員の役割分担が決められる。
 森永三飛曹が一〇〇式司偵の電信員として乗り込む事となった。これは陸軍には不慣れな洋上飛行での索敵をさせるからだ。この為に陸軍の搭乗員は1人しか来ていない。
 大河は咲島と組む事になった。
 咲島のペアだった2人は虫の息であったが一命を取りとめ海軍の病院が置かれている地域へ送られた。なので大河は咲島の艦攻に乗る事となった。後部の電信員として。
 「連合艦隊司令部に増援を要請したが断られた」
 塚作は搭乗員達へ作戦の説明を始めた。
 連合艦隊司令部は二度の移動中による全滅と言う結果に塚作の所へ航空部隊を送る事を躊躇った。またこれには母艦飛行隊から部隊を三度出すはめになった第三艦隊からの強い反対もあった。これ以上は部隊再建が不可能になると艦隊司令官の名前で拒否がなされた。
だからこれ以上の戦力を送るのを却下したのだ。


 「もはや我らだけでやるしかない!」
 塚作は拳を振り上げた。
 「昼間は陸軍偵察機により索敵を行い。夜間は艦攻が雷装で索敵攻撃を行う。これを敵空母を撃沈または撃破するまで毎日続ける」
 塚作の作戦内容に誰もがこれしかやりようが無いだろうと納得した。なんと言っても2機だけなのだから。
 「もしも昼間の索敵で敵機動部隊を発見した場合は、咲島中尉。頼むぞ!」
 塚作の期待に咲島は冷ややかだった。
 「少佐。いくらなんでも無謀です」
 咲島の反対に塚作は睨む。
 「無謀とはなんだ!臆したか!」
 「臆病になった訳ではありません。昼間であればたった1機で挑めばたちまち敵戦闘機に落とされます。私は確実に敵空母へ魚雷を命中させて戦友の仇を討ちたいのです!ですから夜間での攻撃をしたい。それかせめて薄暮での攻撃にしてください」
 咲島の反論を塚作はじっと睨みながら聞いた。
 「よし分かった!咲島中尉の意見を採用する」
 塚作は睨んだ顔を崩して言った。
 これには大河はほっと安堵した。これで無謀から救われたと。
 
 塚作少佐の作戦は実行に移された。昼間は一〇〇式司偵が索敵し夜間は九七式艦攻が魚雷を提げて索敵攻撃に飛んだ。だが4日過ぎても航跡すら見つからなかった。
 塚作の苛立ちが最高潮の時にラバウルからF4FやTBSアベンジャー艦上攻撃機・SBDドーントレスと言った艦上機による空襲を受けたと言う報告が入り。次いでトラックからニューギニアに飛行して移動中の陸軍一式戦闘機「隼」2機が撃墜された報告が入る。
 「敵はニューギニア沖に空母を置いて我が軍の増援として送られてくる航空機を妨害しているのか」
 ここに来て塚作は米軍の動きを当てた。
 「ますます叩かねばならん。なのにどうして見つからん!」
 とうとう机を両手で叩くようにまでなった塚作を畑山は黙って見つめていた。



 索敵攻撃の任務が終わると塚作少佐への報告が終わると飛行場の主計が用意した風呂へと入り夜間飛行の疲れを取る。とはいえ風呂はドラム缶で1個しかない。空いたドラム缶は幾らでもあったが風呂に回せる余分な水が無いからだ。
 だが畑山中佐の計らいで夜間飛行任務を労う風呂が毎日炊かれた。
 とはいえ入る順番はやはり階級順。咲島からだ。
 大河は兵舎で咲島が上がるのを待っていた。誰もいない兵舎で大の字で横になりしばし待つ。
 だが大河は夜間索敵攻撃任務の5日目にして疲れのせいか妙に性欲が高まった。
 その高まりは大河の行動を大胆にさせる。
 大河は兵舎から外へ出ると密林へと入る。そこにあの風呂があるのだ。
 女性である咲島に配慮しての事であったが特に壁を作る事はしなかった。何故なら所狭しと茂る密林の葉が自然の壁となっていたからだ。
 壁とはいえ隙間は幾つもある。大河が覗くのは簡単だった。
 そして何より大河を大胆にさせたのは見張りが居ない事だ。
 普通ならば武装した兵が覗き防止に置かれる筈だがこの飛行場では1人も置いていない。風呂を使うのが大河と咲島だけのせいだろう。だから近づくといえば風呂焚きの兵合わせても3人であり「言わなくても分かるだろう」と言う
 大人の常識が働いたせいである。
 だから大河の覗きを阻む者は無かった。
 (バレなきゃいいよな)
 風呂の手前でこう自分に言い貸せながら大河は緑の壁の隙間へ視線を通す。
 まずはドラム缶が見えた。まだ咲島は入っていない。薪や火を調整している若い兵の姿がドラム缶の向こうに見える。若い兵は火の調整に集中していて大河に気付いていないようだ。
 「入るぞ」
 咲島の声がして思わず大河は伏せの姿勢をしてしまう。
 (気付いてないな。良し)
 大河はすぐに覗きを再開する。
(おおお!!)
 咲島の背中が見えた。それだけでも久しぶりの女の裸に大河は興奮した。
(なんとも細いな…胸はそこそこ…)
 咲島が大河から見て横向きになるとその体格がより分かるようになった。
 身体は鍛えられたせいか細く胸は手で隠せるぐらいであるが綺麗なお椀型だ。顔や首に腕や脚は陽に焼けて褐色であるが胸から胴体・腰にかけては白く際立っていた。
(胸はもう少し大きければと思うが綺麗だな)
 大河は湯を手で掬い顔や脇の下を洗う咲島をギラギラした目で必死に覗く。もはや誰かに覗きがバレる心配は頭から消えていた。目の前のしなやかな肢体をつぶさに見続ける事。ただそれに全神経を向けていた。
(これは。こんな格好は妙に興奮する)
 大河を一段と興奮させたのは咲島が立って股間をお湯で洗っている姿だった。大股を開き右手で湯を股の全体へかける姿は妙な興奮をもよおした。
 「ねえ…」
 咲島が突然誰かに向けて言うと大河は冷や水を浴びたように興奮が消え失せて緊張で身体と心が固まる。 「二等水兵。君ちょっと来なさい」 
 呼ばれたのは風呂炊きをしている若い水兵だった。大河は自分じゃなくてほっとする。
 「あの…なんでありましょうか?」
 童顔の垢抜けなさが残る若い水兵は立ち上がって咲島の前に立つ。その姿勢はやや前かがみだった。また咲島の顔だけを見て身体を見ないように必死になる猫背に近い妙な格好になっていた。
 「いつも風呂焚きご苦労だ」
 「いえいえ。搭乗員の方が一番苦労しているんです。風呂焚きぐらい苦労にはなりません」
 若いながらしっかりした答えで水兵は返した。
 「私にとって風呂があるのはかなり助かるのよ。今じゃ一番の楽しみになっているし。だからお礼がしたいのよ」
 そう言うと咲島は水兵の右手を取り自分の胸へ引っ張る。
 「ちゅ、中尉!」
 水兵は驚き前かがみな姿勢が一気にピンと真っ直ぐになった。
 「お、やっぱり大きくなっているね」
 真っ直ぐ立った水兵のズボンが盛り上がっているのを咲島が見つけると水兵は顔を真っ赤にして俯く。ただし右手はまだ胸を掴んだままだったが。
 「私が風呂の中に入って君に背中を向けている時。君は自分のをしごいているのを知っているよ」
 「すっすいません。その…つい…」
 恥ずかし過ぎてとうとう水兵は咲島の胸から手を離す。
 「謝る事は無いよ。健康な男ならみんなこんなもんだって。それに女としてはまだ色気があるって見られて嬉しいもんよ」
 咲島は屈託無く笑う。だがそれでも若い水兵は緊張が解けない。
 「だから今日は私からのお礼。私の身体触って良いよ。ほら」
 再び咲島は水兵の手を取り胸を触らせる。
 「本当に良いんですか?」
 両手で胸を押さえる様に掴みながら水兵は咲島へ尋ねる。その目はさっきまでの遠慮したものから飢えた熱い目になっていた。

 「いいよ。好きなだけ」
 許可が出ると理性が飛んだように水兵は咲島の胸を激しく揉み乳首へ吸いついた。咲島は獣となった水兵の頭を優しく撫でてなすがままにしている。
 (くっそう羨ましい!)
 大河は水兵を憎たらしいぐらいに羨ましがった。
 水兵は咲島の胸を貪りながら尻を揉み太腿も撫でた。その一連の動きはまるで咲島を食うかと思うような程に荒々しいものだった。それでも咲島はやや顔を赤くしながらも優しい顔でいる。
 だがその咲島の右手は水兵の股間へ伸びた。
 「う!あう!」
 咲島がズボンの上から固くなった肉棒を触ると水兵は呻いた。
 「すっきりしてあげる」
 悪戯を楽しむような顔で咲島は一旦水兵を引き離すと水兵の前でしゃがんだ。
 「ズボン脱いで」
 水兵は期待から焦りながらもズボンを脱ぎ足下へ落とす。
 「皮被ったままって事はまだだったの?」
 褌の隙間から引っ張り出した水兵の肉棒を目の前にして咲島は尋ねる。
 「はい」
 肉棒を握られ息を荒く吐きながら答えた。
 「君の筆卸をしたいけど、まだ私も体力がいるから今日は口で勘弁してね」
 咲島は肉棒を口に咥えると一気に激しく頭を上下に動かす。
 「うはああああああ。ああ・・・」
 水兵は初めて味わう快感に身体を仰け反らせた。
 咲島は右手で肉棒を握り咥える角度を固定していたが左手は股間を激しく愛撫していた。秘部を伸ばした指でなぞり敏感な部分を擦る。
 (中尉がこんな事をたまらねえ)
 大河は目の前の淫らな光景に本人も知らずの内に鼻息を荒くして見入っていた。大河も股間が大きく痛くなっていたがここで僅かな冷静さから欲望の処理には動けなかった。もしも覗きがばれそうになった時に素早く逃げられないと考えたからだ。
 「中尉…もう…もう…出そうです」
 水兵はうわ言のように限界だと伝える。
 「いいわ出しなさい。遠慮なく」
 咲島は口をすぼめて更に激しく水兵を攻める。それは咲島の口からじゅぽじゅぽと言う卑猥な音を立てる程だ。その動きに合わせて咲島の左手も激しくなる。今度は中指を秘部へ抜き差ししていた。
 「で、出るううう…」
 水兵はその精を咲島の口へ放った。
 初めの口淫に水兵は長く射精を続けた。咲島は精液を口で受けながらイった。
 「すごく気持ちよかった…」
 出し切った水兵は褌のまま力が抜けて地面に座り込んだ。
 咲島は自分の指でイったせいで思わず口の中の精液を飲み込んでしまい咳き込んでいた。
 「大丈夫ですか?中尉」
 水兵はまたいつも通りのスタイルで心配する。ズボンを足に引っ掛け褌のままであるが。
 「大丈夫よ。けど凄い量ねさすがは童貞君」
 咲島がからかうと水兵は恥ずかしくなって俯く。
 「さて、君も洗わないと」
 咲島は水兵に促すと水兵は素直に動こうとしたが股間は不足だと物語るように固さをまた戻す。
 「仕方ないわね」
 咲島は水兵の肉棒を再び握る。水兵の身体を自分と密着させてまた胸を貪らせる。握った右手は激しく水兵の肉棒をしごき水兵の頭を咲島の胸に頭を埋めさせた。咲島の左手は水兵の背中に回っていた。
 「そろそろ…出ます…」
 水兵は胸に挟まれながら最初と変わらないぐらいの精を放った。
 しかも大河の所へも。
 (うわ!汚ねえ!)
 まるで全開にした蛇口のように水兵の放った精液の飛沫が大河の顔にかかってしまった。それに大きく痛くなっていた股間は萎えた。

 その頃。森永三飛曹の乗る一〇〇式司偵は東部ニューギニアより北の海域を飛行していた。
 一〇〇式司偵を操縦するのは野沢陸軍軍曹だ。ベテランの搭乗員であるが陸軍航空隊の常として洋上飛行が苦手である為に森永を電信員兼航法士として乗せている。
 この索敵が6日目に入って海上を飛行する中で2人は陸海軍の隔てを無くして仲が良くなった。それはお互いに操縦と航法で頼っているからだ。
 「あれはウェーキ…。航跡がいくつもある」
 森永が海面に白い筋が何本もあるのを見つけた。
 「野沢軍曹。あの雲の下に行って下さい」
 「よし分かった」
 野沢は機体を左へ捻り流れるように雲の下へ降下させた。
 「敵艦隊だ!空母が居る!」
 雲から飛び出すと眼前には輪陣形の艦隊が現れた。森永は敵艦隊の様子を見ながら電鍵を叩き位置や空母が居る事をモールス信号で発信する。
 敵艦隊からはすぐに対空砲火が撃ち上がり一〇〇式司偵の機体や翼を揺らす。その中で森永は懸命に打電を続けていた。
 「来た!敵機だ!7時方向!」
 森永は敵艦隊を見つつ後方の警戒もさわしなくしていた。
 迫る敵機はF4Fが4機。だが野沢軍曹は余裕の顔だ。
 「来る!来るぞ!」
 つい最近F4Fに撃墜されそうになった恐怖が蘇り森永は恐怖を口に漏らした。
 「大丈夫だ。この司偵は戦闘機よりも速い!」
 野沢はスロットルを全開にしてスピードを上げる。森永はこの急なスピードアップに座席で背中を軽く打ったがF4Fをみるみる引き離している光景に歓喜した。
 「凄い!本当に戦闘機よりも速い!」
 この一〇〇式司令部偵察機二型は最高速度が605km/hである。これは最高速度が515km/hのF4Fを引き離すには充分過ぎる俊足だ。
 「どうだ最高だろこの飛行機は!」
 気分が良い野沢が言うと森永も「全くです戦闘機が追い着け無いんだから」と興奮気味に言った。

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